一人称単数

版元:文藝春秋 著:村上春樹  四六判上製 240ページ 2020年7月刊

ほとんどが文芸誌で既に読んだ短編なのだけど、改めてまとめて読み直すと、驚くほどに根底に同じモードが流れているように感じました。

それは「あの時起きた出来事は何だったんだろう」と反芻する態度、自分の人生に起こった「どうしても私の頭から去らない」出来事の意味を、何とかして解読しようとする態度、とでもいえそうな気がします。また、語り手が作者自身であると読めるような、エッセイとフィクションの境界を曖昧にさせるような語り口が採用されている短編が多いように感じました。

私たちの人生には、本当に重要に出来事はひとつかふたつしか起こらず、その意味を問い直し続けるて死んでいくのが人間なのかも知れない…そんな事を思いました。

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