1/2

生活の批評誌 No.5 「そのまま書く」のよりよいこじらせ方

¥1,540 税込

SOLD OUT

¥15,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

別途送料がかかります。送料を確認する

B5判|縦書き|92頁 企画・編集・DTP:依田那美紀 発行:2022年5月25日
装画:平田基 中面挿絵:ぶんちん


「そのまま書く」から離れたくて、離れられなくて、あいまいなままここまできた。

個人的な体験や感情を直接的な言葉で記述すること、自分について「そのまま書く」ことは、文学において、あるいはこの社会において、どこかうっすらと軽んじられてきたように思う。それでも今、ほんの一部かもしれないけど、小さな個人の小さな声を聞き合おうとする方向へと、この社会は進みつつある。

だが、その流れに勇気づけられながらも私は、「どんどん自分のことを書こう」と手放しに言うことができない。ひたすら何かにためらい、何かを危惧しているのだった。
その警戒心を決して的外れとは思わない。しかしそのありふれた危惧は、少しでも油断すれば根深く私たちの中に巣食う「そのまま書く」ことに対する蔑みへと——それは強い何者かにとって都合がいい——簡単に回帰してしまうだろう。

「そのまま書く」ことをなんのためらいもなく称揚するのでもなく、蔑みとも絶対的に距離を取った、「そのまま書く」に対する別の態度はないだろうか。それはきっと傍目から見ればこじらせた態度であるだろう。ならば追求すべきは、”よりよいこじらせ方”だ。

そう呼びかけて、この号を作った。9作品と1インタビュー、1座談会を収録。

(編集長 依田那美紀)

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (215)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥1,540 税込

SOLD OUT

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品