ノスタルジーはスーパーマーケットの２階にある

『ノスタルジーはスーパーマーケットの２階にある』
同じような日常が続くと、どうしても停滞感が漂ってしまったり、ちょっと負のスパイラルに陥ってしまいがち。
そんな時、ちょっとだけ「非日常」を挟み込んで、ふわっと空気を変えられる事ってとても大事だなと。些細なことでも、日常に切断を入れる工夫をいっぱい持っていたいな、と思う。
このバカバカしくも楽しすぎるパリッコさんのエッセイ集を読んで、そんな思いを強くしました。
スーパーの二階のさびれ感を味わう、スーパーのオリジナルトートを愛でる、業務用や魚介充実系など普段と違うスーパーを楽しむ、スーパーのレシピカードを集め珍レシピを作る、中華スーパーでよくわからないものを買ってみる…などなど、スーパーマーケットひとつとっても、いろんな非日常的な楽しみを堪能し尽くしている。
なんだか、バカらしいんだけどすごく楽しそうだ。
いまは、なかなかワ〜っと動くのはむずかしいけど、工夫次第で、日常を楽しむことができることを忘れちゃいけないな、と。小確幸は自分で生み出すしかないのだから。
・・・・・・・・
パリッコ (著)

Kindle本 はじめての購入に使える70％OFFクーポン
日常の中にまだこんな冒険が残っていたなんて。<br /><br /> テレビや新聞でも話題の「チェアリング」を提唱、いまやお酒カルチャー界の最重要人物である酒場ライター・パリッコ。毎夜、酒場の暖簾をくぐる……そんな生活がコロナ禍で一変してしまった!!<br /> 酒場の代わりに通う場所は、生活に密着した身近な存在。そう、スーパーマーケット。<br /> 日常にひそむ胸騒ぎも、胸を締めつけるノスタルジーも、すべてがここにあった。<br /> どんな状況でも、わたしたちの《生活》はこんなにも楽しい。<br /> 「やってみなければわからないことをやってみた」エッセイ集。

出版社 ‏ : ‎ スタンド・ブックス (2021/7/2)