1/3

ゼペット

¥1,760 税込

SOLD OUT

¥15,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

別途送料がかかります。送料を確認する

レベッカ・ブラウンが、老人ゼペットの視点から語り直すピノキオの物語が柴田元幸訳で。愛や親切やケアについて、少し混乱させられ、深く考えさせられる優しさと苦さが混じった一冊です。カナイフユキさんの絵もやさしい。
・・・・・・・・・・・

著者:レベッカ・ブラウン
翻訳:柴田元幸
絵:カナイフユキ
装幀:横山雄(BOOTLEG)
判型:w148×h196mm 並製本+両雁だれ
ページ数:28ページ カラー
ISBN:9784600010539
発行:ignition gallery
発行所:twililight
刊行日:2022年9月20日

『体の贈り物』『若かった日々』『家庭の医学』などで知られるアメリカの作家、レベッカ・ブラウンの小品「ゼペット」を、柴田元幸の翻訳、カナイフユキの絵によって、絵本にしました。

レベッカ・ブランが夢見なおした「ピノキオ』です。



人間になんかなりたくない、命なんかほしくないと言い続けるピノキオを抱えた老人のお話。
その悲しみと優しさに、カナイフユキの色彩が寄り添います。

不器用で、弱く、失敗して負けていく人、周縁化されていく人のために、そういう人たちが孤独ではないんだと思えるように描いているカナイフユキと、レベッカ・ブラウンによる、「祈り」にも似た絵本が誕生しました。



レベッカ・ブラウンの「ゼペット」(“Geppetto”)は、2018年に刊行されたNot Heaven, Somewhere Else(『天国ではなく、どこか別の場所』、Tarpaulin Sky Press刊、邦訳なし)に収められている。この物語集には、「三匹の子ぶた」を踏まえた“Pigs”、「赤ずきんちゃん」を踏まえた“To Grandmother’s House”をはじめ、ヘンゼルとグレーテル、ハンプティ・ダンプティなど、さまざまな伝統的物語やキャラクターがレベッカ流に語りなおされた物語が並んでいる。語り直しの切り口は作品によってさまざまで、単一のメッセージに還元できない、豊かな「サイクル」が出来上がっている。100ページに満たない小著だが、怒りと希望をシンプルな文章で発信しつづけるレズビアン作家レベッカ・ブラウンの神髄が伝わってくる。

「ゼペット」は厳しさと優しさが並存していて、中でもとりわけ味わい深い。

柴田元幸
・・・・
《著者プロフィール》

レベッカ・ブラウン

1956年ワシントン州生まれ、シアトル在住。作家。翻訳されている著書に『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』『家庭の医学』『犬たち』、ナンシー・キーファーとの共著に『かつらの合っていない女』がある。『体の贈り物』でラムダ文学賞、ボストン書評家賞、太平洋岸北西地区書店連合賞受賞。

柴田元幸

1954年、東京生まれ。米文学者、翻訳家。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会)でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクスン(上・下)』(トマス・ピンチョン著、新潮社)で日本翻訳文化賞、2017年には早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。文芸誌『MONKEY』の責任編集も務める。

カナイフユキ

長野県生まれ。イラストレーター、コミック作家​
個人的な体験と政治的な問題を交差させ、あらゆるクィアネスを少しずつでも掬い上げ提示できる表現をすることをモットーに、イラストレーター、コミック作家として活動しつつ、エッセイなどのテキスト作品や、それらをまとめたジン(zine,個人出版物)の創作を行う。

—–

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (192)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥1,760 税込

SOLD OUT

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      その他の商品