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パラレルワールドのようなもの

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人に揉まれて人になる。
見えない場所に身体をしまう。
みんな鍵をかけるよ。
互いに鍵をかけ合えば、
人からぴったり閉ざされて
誰もがすこやかな幼虫となる。

ー『パラレルワールドのようなもの』(文月悠光)
・・・・・・・・・・
文月悠光 (著)
私は今も踊り場に立っているのだ。
幼い自分を受け止めて、
彼女が生きる世界を変えるために。
(「痛みという踊り場で」)
「今日、一篇、文月悠光の詩を読む。すると明日が来る。生きようと思う日が。」(小池昌代)。
「正気でない文月さんの帯を書くなんて私にはできない……。ただ、女に生まれてよかったと初めて思ったの」(夏木マリ)。
中原中也賞詩人、新境地に立つ26篇。6年ぶり、待望の第4詩集! 
装幀=川名潤、カバー写真=小山泰介
出版社 ‏ : ‎ 思潮社 (2022/11/11)

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