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「国語」と出会いなおす

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版元:フィルムアート社 著:矢野利裕 四六判並製 296頁 2025年4月26日刊

国語は得意だったけど、文学はよくわからない
文学を読むのは好きだけど、国語はつまらなかった
──でも、どうしてわたしたちは国語を学んだのだろう?

国語と文学の歩んできたビミョウな関係を紐解きながら、
ゆるやかな共同性を育む教室の可能性と、小説のもつ多様でゆたかな解釈を結びつける。
現役国語教師/批評家の著者による、新しい国語/文学論。

★芥川賞作家・滝口悠生が、自作の試験問題を解きながら国語と文学について語る特別対談も収録!

「国語で文学は教えられない」という批判に見られるように、
対立するものとして語られがちな「国語」と「文学」。
けれど果たしてその対立はまっとうなものなのでしょうか?

新学習指導要領に伴って新設された「文学国語」と「論理国語」や、
著者が教室で体験したさまざまな生徒からの反応、
文学研究の成果が反映された現在の指導内容、国語の試験と小説の相性の悪さ、
「文学史」のつまらなさとその必要性……

国語と文学をめぐるさまざまなトピックから、
属性や立場の違いを超えて《同じものを読んでいる》ということのみによって担保された、
共同性を育むものとしての「文学」の意義を再確認する。

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