-
暮らしの信じ方
¥1,870
版元:ダイヤモンド社 著:古賀及子 四六判並製 220ページ 2026年6月刊 特別なことがなければ、語れるものがなければ「ダメ」なのか、そんな風潮を吹き飛ばすように、軽やかに今日を生きるあなたを全肯定する。自分らしさはこれまでの日々や、思いがけず掴んできた選択の中にあるかもしれない。日常に隠れた主義を巡りながら、「意外とこんなことができてしまう自分!」を一緒に見つけませんか。
-
はい、移民です。文句あるかい? ひとりの帰化者の日本文化雑考
¥2,200
版元:光文社 著:マイク・モラスキー 四六判並製 280ページ 2026年6月刊 八年前のある日に、私は一応「日本人」になった。つまり、帰化することによって日本国籍を取得したわけだ。そして、日本の法律に従い、さっそくアメリカ国籍を放棄する手続きに乗り出した。 もちろん、法律上「日本人」になったとはいえ、依然として風貌は欧米人、話す日本語は立派に訛っており、歩き方やボディランゲージは普通の日本人とは違うようだ。そのため、大半の国民から見れば、私は「ガイジン」に変わりない。あるいは、「日本国籍を持つガイジン」と見なす人もいるかもしれない。それでも、帰化してから現在に至るまで、一度もその決断を後悔したことはなく、周囲の友人・知人は素直に祝福してくれたので、なおうれしい。(本文より) 「移民問題」って私のこと? ――寅さん、昭和、テレビ、夏目漱石、落語、野坂昭如、ブギウギ、赤線、溝口健二、将棋、尺八、ブルース・リー&大山倍達、熱海、そばvs.ラーメン、伊丹十三、カストリ雑誌、東京オリンピック、市川崑、井上ひさし、スマホ、女性ファッション誌、五木寛之etc.
-
おだしのシアワセ (鰹節旅・昆布旅の 2 冊セット)
¥2,000
発行: BOOKLUCK Publishing room 文: 一井伸行 絵: マメイケダ A5 4/1C 中綴じ(2 冊合本 4C カバー付き) おうどんやお味噌汁など、せわしない日々のなかで飲むおだしは、くたくたになった心と身体をじんわりゆるめてくれる、とりわけ日本人にとっては救いの存在です。なのに私たちはおだしについて、あまりにも多くのことを知りません。 おだしの「もと」である鰹節や昆布は、いずれも温暖化による海や森の変化や人手不足など、めぐる状況と環境は厳しさを増しています。そんななか、うどんを愛してやまないおじさんが一念発起。「ほんまのところ、どうなってるんか」を、実際に鹿児島・枕崎と、北海道・川汲に行って確かめきた紀行エッセイです。 鰹節や昆布を作る人、育てる人、守る人たちの今。旅先で見たもの、感じたこと、人との出会い。 あたかも関西弁で耳打ちされているようなやわらかな文章はしごく読みやすく、くすりと笑え たり、グッと胸がアツくなったり、かつ、その後に飲むおだしはきっと深くなる、そんな「つ るっと読めて、じわっとくる」一冊です。
-
アダムとイブの対話
¥1,320
SOLD OUT
版元:中央公論新社 著:谷川俊太郎 絵:和田誠 文庫判 336ページ 2026年6月刊 男女の関係をテーマとしたエッセイ、6つの対話篇、英単語をテーマとする「アルファベット26講」を収録。清冽なことばがきらめく作品集。〈解説〉小池昌代
-
本棚の記憶 みなか先生の読書人生と「みなか食堂」の自炊爛漫
¥2,530
版元:灯光社 著:三中信宏 B6変形判上製 312ページ 2026年6月刊 「食べることと読むことは“根”はひとつである気がしてしかたがない。どちらもあるひとりの人間が経験してきた自分だけの“生まれ”と“育ち”の反映といえるからである」 (P.161 自分だけの読書空間を確保する より) 「読書」と「自炊」というふたつのテーマを織り交ぜてつづる自伝的エッセイ。 本を読むこと、料理をつくることを生きがいにする研究者のユーモアも交えた人生譚であり、読書案内でもあり、自炊レシピでもある前代未聞の本です。 忘れがたいあの味の記憶に誰かを思い出したり、ある人生の断片から一冊の本につながったり、「食と本」の記憶に付随するような思い出が立ちあがってくることはありませんか。 「蒐集癖」を患った幼少期、たまごサンドからつながる母という最強の京女に震えあがった日々の追憶。学校にはほとんど通わず、孤独に生きた高校時代。東大駒場寮、谷根千の生活と自炊への開眼。古書店店主の「神業」を体感したあの日、難航した約6000冊の「蔵書じまい」プロジェクト。研究を生業にしながら、読書と自炊に明け暮れる著者の原風景を描きます。 本書のなかで咲き乱れる、著者の読書遍歴とこだわりの自炊レパートリーをとおして、 料理をすることや食べること、そして本を読むことが人生にとって大きな糧となることを感じさせる1冊です。 「食」も「本」も「人」も、みな一期一会。まだ自分しか知らないその味やあの本、その「唯一性」に人生の価値がある。孤独耐性、「外れ値」としてのわたし。そして、自分の居場所となる「サードプレイス」という存在。刻まれた過去を振り返ることは、個人が何を想い生きてきたかを知ることでもある。 人それぞれの胸の内に眠っている「食と本の記憶の断片」を呼び起こしてくれそうです。 「あの本、この味、あのお店」から紡がれる日々の断片を収録した「本と人生」第2巻。 著者の45品の自炊料理レシピと料理イラスト(盛り付け設計図)を掲載!
-
美しさをすべての人に
¥1,760
SOLD OUT
版元:konst 著:エレン・ケイ 四六判変形並製 154ページ 2025年5月刊 籠いっぱいに盛られたブルーベリー。手工芸に囲まれた、ゆったりとした日々。 北欧の人々の暮らしぶりは、まるで絵本の世界のように、あたたかく、幸せに満ちています。 そんな幸福な暮らしの中から生まれたからこそ、北欧のデザインは、時を超えてもなお色あせることなく、人々を魅了し続けているのでしょう。 実は、このことを100年以上も前に語っていたスウェーデンの思想家がいました。 女性や子どもの権利運動でも知られる、エレン・ケイです。 AIの進化や不安定な社会情勢により、私たちの道徳観や美意識が揺らぎやすい今だからこそ、あらためて「幸福とは何か」を見つめ直すことが大切なのではないでしょうか。 エレン・ケイの言葉には、心豊かに、美しく暮らすためのヒントがたくさん詰まっています。 ぜひ手に取って、そのメッセージに耳を傾けていただけたら嬉しく思います。
-
会社ではおならをしてはいけません
¥1,760
版元:双葉社 著:上坂あゆ美 四六判並製 156ページ 2026年6月刊 愛すべき友人との心温まるエピソード、初めての挑戦で得た気づき、生きづらい世界の中でも光る人のいとなみの尊さ。各種メディアへの出演も多数の今をときめく歌人・エッセイストである上坂あゆ美が、日々のつれづれを書き綴った連載が待望の書籍化! 時に愉快で、時に心の奥底にさざ波を生む、さながらふと立ち寄った喫茶店で、傍らから聞こえてくる話に耳を傾けるような読み心地の傑作エッセイ。
-
犬のうんちとわかりあう
¥2,200
版元:ミシマ社 著:三好愛 四六判並製 168 ページ 2026年06月刊 「うんちは、寡黙で実直に、世界を伝えてくれています。」 絵と言葉が、それぞれ別の道をたどりながら、濃淡ある日々の中で交差する。 稀代のイラストレーターによる、「人とものとの距離」をめぐる待望のエッセイ集。 子どもと、他人と、ものと、自分自身と… 日常の見慣れた関係が、ちょっと動き出す。
-
言葉と出来事
¥2,860
版元:作品社 著:阿部大樹 四六判並製 192ページ 2026年6月刊 精神科医の哲学的断想集。 「この日記にしか見つからない、ここだけの言葉が、 さまよう心のいくつかに、はじめて住処(すみか)を与えてくれた。」 ――古田徹也(哲学者) 「私たちの言葉には、どんな結論にも奉仕してしまうような優柔不断な一面があります。ひとの首に手をかけてはならない理由を挙げるのは易しく、同時に、手をかけるべき場面を挙げるのもまた容易である、というような…。」――本書より ◎附録:特別対談 阿部大樹×古田徹也
-
絶不調にもほどがある 傷病エッセイアンソロジー
¥1,540
版元:BREWBOOKS 企画・編集:尾崎大輔・星野文月 136ページ サイズ:165mm × 110mm 2025年10月刊 生きていれば、予期せぬ苦難に見舞われることがある。 心も体も、いつも健康でいられるわけじゃない。 孤独や不安、思わぬ心境の変化や、誰にも言えない気持ち―― 病気や怪我に直面したときの心模様のリアルを、15名の書き手が綴った。 生きることの痛みと希望を映し出す、傷病エッセイアンソロジー! 【目次】 上坂あゆ美 起きてしまったことはどうしようもないから 金川晋吾 繊細な私の胃 尾崎大輔 明るくなっただけだった 堀道広 鎖骨の思い出(漫画) 鳥井雄人 血、恐い こだま せっかく病気になったので 星野文月 骨折と婚約 武田砂鉄 サボってるって思ってるみたいよ 碇雪恵 1997年8月11日 中村一般 歯医者ビビリが外科手術で親知らずを抜いたレポ(漫画) 三田三郎 人間的な「悪意」の気配 小原晩 ぬう 玉置周啓 玉置 いとうひでみ 心のゆくえ(漫画) 飯村大樹 おいしそうな怪我
-
失恋カルタ
¥1,650
版元:Gakken 著:又吉直樹・たなかみさき A5変上製本 112頁 2026年06月刊 お笑い芸人で芥川賞作家のピース・又吉直樹と、 人気イラストレーターのたなかみさきが初めての豪華コラボ! 失恋は、無理に終わらせなくていい。 とらわれず、向き合いすぎず、でも手放さず、心にしまっておいていい。 まっすぐ共感できる軽やかな言葉と、 可愛くてちょっと切ないイラストがたくさん詰まった、 失恋を乗り越えるための、新しい道しるべのような一冊ができました。 カルタの絵札・読み札がページを鮮やかに彩り、 加えてふたりの共作ミニまんが、 又吉直樹による書き下ろしショートストーリーも収録。 ごく短いストーリーの中に、楽しかった恋の瞬間、 手放したくない切ない思いが詰まっています。
-
米原万里 新装版
¥1,870
版元:河出書房新社 A5 ● 244ページ 2026年5月刊 天才ロシア語通訳者であり作家だった米原万里。没後20年の今、さらに輝きを増す魅力に迫る。【対談】ガセネッタ×シモネッタ【エッセイ】沼野充義、亀山郁夫、斎藤美奈子ほか。 巻頭カラー 米原万里アルバム ◎発掘コレクション◎ ・エッセイ ビリの超能力 叱る方も叱られる方も思わず笑ってしまうというのにどうやら効果的な叱り方 忘れ得ぬ映画 10本プラス1 ・対談 山本美香×米原万里 戦場の女たち ボリス・ポクロフスキー×米原万里 美が世界を救う ・スピーチ 誤訳のおかげで命拾いをした話 ・翻訳 サーシャ・チョールヌイ 米原万里訳 風刺(「昔の風景」) ◎特別対談◎ 福岡伸一×河野通和 米原万里、言葉をめぐる愛と闘い ガセネッタ(横田佐知子)×シモネッタ(田丸公美子) エ勝手リーナがいた頃 井上ユリ×宇野淑子 激しくて繊細だったひと ◎回想◎ 井上ユリ 万里の爆買い 亀山郁夫 マージナリア―二〇〇六年の追悼文に寄せて 沼野充義 さらに思い出すこと ロジャー・パルバース 米原万里が遺したもの 大沼有子 まりちゃんの思い出 ◎エッセイ◎ 斎藤美奈子 交差点に立つ人 姫野カオルコ ふだんの日に垣間見た米原さん 武田砂鉄 なんと、美しく下品であるのだろう 田村さと子 万里さんとご両親 李賢進 韓国版『米原万里』の旅立ち ◎考察◎ 小森陽一 米原万里の文学七変化 東海晃久 バベル万世 米原万里ブックガイド(赤塚若樹・岩本和久・亀澤美由紀・福田浩之) 米原万里略年譜
-
私、山小屋はじめます
¥1,980
版元:山と渓谷社 著:小宮山花 四六判並製 232ページ 2025年5月刊 アウトドア情報サイト「ブラボーマウンテン」に連載中の「わたし、山小屋はじめます」を書籍化。光小屋に山小屋主人として入ることになった小宮山花さんが、山小屋暮らしのあれこれを綴ります。
-
みずのした
¥2,300
版元:くも3 著:中川正子 B6変型判 272ページ 2024年4月刊 辿ってきた道は、いまにどうつながっている? 過去の自分に宛てた、現代の私からのメッセージ。 「ある日、短い水路を豪速で往復する白鳥を見た。前傾姿勢になって、水面の下ではがむしゃらに脚をバタつかせている。そうせずにはいられないのがよくわかる。だって、わたしもそうだから」 中川正子はプロのフォトグラファーとして写真を撮り続けるかたわら、日記、ブログ、SNSを通じて、 ほぼ毎日のように自身の思いを言葉に書き残してきた。 なぜそんなにも表現し続けるのか。 50歳になったいま、過去に綴った自身の言葉を改めて振り返ってみる。甘くて、情けなくて、狂おし く、そして純粋な記憶のかけらが蘇る。水路で必死にもがく白鳥に苦笑いしながら小さな声で「がん ばれ」と応援するように、脇目も振らず走り抜けてきた自分にそっと言葉を投げ返してみよう。 ______ 中川正子にとって、本格的なエッセイ本の刊行は初の試み。本著を執筆するにあたり、過去に自身が 綴った日記やブログ、SNSの投稿を読み直し、記憶に強く残る17篇の“昔のわたし” をセレクト。発言 のひとつひとつにときおり茶々をいれつつも冷静に俯瞰。そのときに巡った感情や体験のすべてが“い まの私”にどう繋がっているのかを考えていく。 過去の自分と現在の自分の往復書簡。 進路、結婚、出産、育児、仕事。中川正子のするどい視点とまっすぐな気持ちが、あたりまえの日常を色鮮やかな思い出の波へと変えていく。
-
感傷は僕の背骨
¥1,980
版元:本の雑誌社 著:世田谷ピンポンズ 装画:市村柚芽 四六判変型仮フランス装 200ページ 2026年5月刊 些細な思い出を胸に抱えて生きていく。 吉祥寺、下北沢、高円寺、京都、高知... 歌を歌わせてもらった店、ふと訪れた喫茶店や書店。そこで出会った人たちの顔。いつか確かに存在した誰かとの時間。街を思うことは人を思うこと、過去を思うことはいまと向き合うこと。 言葉を大切にするフォークシンガー、待望の随筆集第2弾。
-
都会なんて夢ばかり
¥1,980
版元:本の雑誌社 著:世田谷ピンポンズ 四六判変型仮フランス装 208ページ 2026年5月刊 幻の名随筆集、待望の復刊 大学では友達が一人もできなかった。 劇的なことが何ひとつない自分の人生が いつもコンプレックスだった。 波瀾万丈に生きている人がただただ羨ましかった。 言葉を大切にするフォークシンガーの幻の名随筆集、待望の復刊。 装画 waca
-
夫は松田龍平じゃないけれど
¥2,200
版元:百万年書房 著:堀静香 四六変形判並製 208ページ 2026年5月刊 思ったことをそのまま書く。 家庭内で王様と呼ばれる歌人・エッセイストの、いきいき元気に考え過ぎる日々。 『せいいっぱいの悪口』『がっこうはじごく』著者、最新エッセイ集--。
-
六人部屋の十三年間 病室で出会った忘れられない人たち
¥1,980
版元:晶文社 著:頭木弘樹 四六判並製 276頁 2026年5月刊 入院という激震! 何が壊れ、何が残るのか? おかしくも哀しい、病室の人間模様 「入院とはどういうものか? 入院病棟はどんなところで、医師や看護師や同室の患者との、どんな出会いが待っているのか?」 二〇歳の時に潰瘍性大腸炎を患い、十三年間の闘病生活を送り、その間のほとんどを病院の六人部屋で過ごした著者。病室という、ある種非日常な空間で、人がどんな本音を吐露するのか、人生がどんな別の顔を見せるのか、家族がどんなふうに激震に耐えるのか、それを書き綴るエッセイ。 「病気というのは、ある個人、その家族にだけ、大震災が起きるようなものだ。そこにはさまざまなドラマ、人間模様がある」 入院する予定のある人、今まさに入院中の人にも、入院している家族がいる人にも、さらには入院している人のお見舞いにも最適な、おかしくも哀しい病室文学。
-
深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと 増補新版
¥2,200
版元:太田出版 著:スズキナオ 四六判変形並製 340ページ 2026年5月刊 お金はないけど時間はあった。訪れるのは、地味で控えめな場所ばかり。だけど、「これは絶対楽しい」。 老姉妹で営む喫茶店、昼スナックでのカラオケ、廃車バスのラーメン屋、銭湯鏡広告の代理店、四つ手網小屋での宴、誰も知らないマイ史跡……。「日常」を切り取るライター・スズキナオによるなにげない旅と生活の記録。 高橋源一郎、岸政彦、平松洋子らに激賞されたデビュー作に書き下ろし「深夜高速バスに7年ぶりぐらいに乗ってわかったこと」を加えた、待望の増補新版ついに刊行。
-
新幹線から見えたすき家へカレーを食べに行く
¥2,200
版元:太田出版 著:スズキナオ 四六判変形 340ページ 2026年5月刊 新幹線の車窓からの風景。誰かが暮らす町、自分の知らない店、会ったことのないたくさんの人々。 ちょっとセンチな気分で「眺めていただけ」のそんな場所へ、実際に行ってみたらどんな気持ちになるだろうか――。 旅・人・店・趣・食……歩いて飲んで記録する、<令和エッセイの名手>スズキナオのなんだかちょっと不思議な「旅」の記録。 話題となったデビュー作『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』の続編となる最新エッセイ集。
-
カナシイホトケ
¥3,740
版元:みすず書房 著:奥山淳志 A5変型 304頁 2026年5月刊 岩手に移住後、カメラを携えはじまった東北の祭礼への旅。そこで目の当たりにするのは、遠い時代の人が創り出し、信じられてきた、神々や仏を迎え送る豊穣な物語が役割を失い、消えゆこうとしている光景だった。 だが、今も変わらぬかたちで祭礼を続ける人たちもいる――北辺の地で死者と共に生きてきた人びとの営み、その地で己の魂と向き合い祈る人の姿。 東北の風景と人の語りが抱く死者たちを想い、今日の死生観を問う17篇。
-
何も起きない夜日記
¥1,980
版元:月と文社 編:月と文社 B6変形判並製 192ページ 2026年5月15日 平凡な夜の、切実な話――自分と向き合う17人が、平日終わりに思うこと 誰かにとっての日常は、誰かにとっての安らぎになる。版元としてその思いに至ったのは、1年前に出版したエッセイ・アンソロジー『私の孤独な日曜日』が多くの人に読まれていることがきっかけです。本書はその姉妹本として「平日の夜」をテーマに企画しました。 心が躍るような特別な出来事も、大きなトラブルもなく過ぎた平日の夜、何を思い、どのように過ごしていますか? 本書は、介護ヘルパー、カフェ店主、会社員、ミュージシャン、大学院生、農業従事者、デザイナー、ヘアメイク、書店店主、出版社経営者など、さまざまな人生を送る17人が「平常運転の1日の夜」に思うことを、日記をまじえて綴ったエッセイ・アンソロジーです。 憂鬱になったり、小さな喜びを味わったりしながら、明日もなんとか生きていけるように自分をなだめすかして夜を過ごしているのは、私だけじゃない。 そう思えたら、何も起きない平凡な夜を少しだけ愛せるかもしれません。
-
昼間のスターゲイザー 占いと心理学の対話
¥1,980
SOLD OUT
版元:集英社 著:鏡リュウジ・東畑開人 四六判並製 320ページ 2026年5月刊 占いと心理学は混ぜるな危険、でも親戚 !? 「昼の空は、太陽の大きな光で明るいから、星々の小さな光は普通は見えません。しかし、本当のところ、星は宇宙の向こうで変わらずにまたたいています。占いと心理学は同じように見えないものを見ることに関わっているから、僕らは古今東西、縦横無尽にスターゲイズすることについてお喋りしたわけです。」 古代の鳥占いや肝臓占い、占星術からユング、夢分析まで語り尽くす――。 才気と笑いと、そして親愛に満ちた異色の対談本が誕生!
-
たった一人の読者を生きる
¥1,980
SOLD OUT
版元:柏書房 著:荒井裕樹 B6判並製 222ページ 2026/05刊 もう誰にも動員させられたくない。この心は私のもの。あなたのもの。小さな「自分」を守ることで、誰かとつながる12の内緒話。 例えば、「世界で自分だけしか読んでいないかもしれない物語」に出会ったとき、「こんなマイナーな作品について書いたり語ったりしても無意味だよな……」と思うか、「自分が書かなければ/語らなければこの作品は存在しなかったことになってしまう」と思うかは、それぞれだと思います。 もし、あなたが後者の側に立つとして、いざ何か書き残そうとしても、そういう些細で、身近で、時に儚い出会いのエピソードは、論文のようなかっちりした形式には馴染まなかったりするものです。だから本書では「エッセイ」、それも「おしゃべり」するような言葉づかいで、少なくない読者がきっと抱いたことがあるであろう「この物語をなかったことにしたくない」というあの感覚に、迫ってみたいと思うのです。 こちらの感情や心を動員するための言葉や映像が氾濫する社会の潮流に、気づかぬうちに吞み込まれてしまわぬように、自分にとって本当に大切な「物語」について語ること、そのための居場所をつくること。そうやって大切な領域を守ることができてはじめて、私たちはきっと、ほかの誰かが大切にする「物語」のことも大切にできるのではないでしょうか。 ロングセラー『まとまらない言葉を生きる』を著した「声の小さな文学者」が新たに綴るのは、これまで語られてこなかった「たった一人の読者を生きる」という経験について。小さな「自分」を守ることで、誰かとつながる12の内緒話。
