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幸あれ、知らんけど
¥1,870
SOLD OUT
版元:朝日新聞出版 著:平民 金子 四六判並製 240ページ 2025年3月21日刊 神戸の街で40歳から子育てを始めた作者の、平凡だけどかけがえのない日常。 集団登校を見守り、50歳を前にラーメン漬け生活を捨て肉体改造に励む。 カレーうどんの汁を捨てる妻と大喧嘩、公園に恐竜がやって来る? 朝日新聞の人気連載を書籍化。帯文は岸政彦氏、柴崎友香氏。
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メルカリで知らん子の絵を買う
¥1,870
版元:文藝春秋 著:藤原麻里菜 四六判並製 208ページ 2025年03月07日刊 無駄づくりで人気の著者による脱力エッセイ 「私は人よりもたくさん余計なことをして生きていこうと思う」 ユニークな無駄発明で人気の著者による脱力系エッセイ集。 じっと天井を見つめ続けてみたり、幼児にまじって砂場で遊んでみたり、まだ名前のついていない行動を探してからだを動かしてみたり、着色料を溶いた水を飲んでみたり……。 じわじわとこみ上げる笑いとともに読み進めると、「余計なこと」を求める著者の心のやわらかい部分が見えてくる。
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毎日読みます
¥1,980
版元:集英社 著者:ファン・ボルム 四六判並製 248ページ 2025年3月5日発売 「本を読みたいけど、読めない!」 日々忙しいわたしたちは、どうすればもっと本を読めるだろうか? または、どんな本を読めばいいだろうか? 『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』の著者が、具体的な方法と作品タイトルをもって贈る、やさしい読書エッセイ。 焦燥感と罪悪感にかられるあなたの背中を、そっとやさしく押してくれる全53章。
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ことばは変わるよどこまでも
¥1,650
版元:毎日新聞出版 著:飯間 浩明 絵:金井 真紀 四六判並製 192頁 2025年3月5日刊 変化するには理由があった! 「エモい」や「映え」など次々生まれる新語や語源がみるみるわかる! 「『県』の名前のつけ方のふしぎ」「『かわちい』の『ちい』って何?」――なんだか気になる身近な日本語を、「ことばハンター」こと辞書編纂者の著者が大追跡! ことばのモヤモヤがワクワクに変わる、ことば知識満載の最新コラム! 毎日小学生新聞の人気連載「日本語どんぶらこ」書籍化第3弾!
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kotoba 野球の言葉
¥1,550
版元:集英社 25.7 x 18.2 x 1.5 cm 228ページ 2025年3月刊 野球には、数えきれないほどの 言葉が詰まっています。 一投一打に込められた選手の思い、 監督の采配が生むドラマ、観客の熱狂と歓声、 そしてそれらを伝えるメディアの言葉――。 野球は単なるスポーツの枠に収まりません。 ノンフィクションや小説、漫画、映画、 さらには選手や監督たちの本を通じて、 数々の名勝負、名場面が語り継がれてきました。 本特集では、野球と言葉の 深い結びつきにスポットを当て、 どのように野球は描かれ、語られ、 物語として紡がれてきたのかを探ります。 グラウンドを、スタジアムを飛び越えて 広がり続ける「野球の言葉」。 kotobaならではの角度で、 野球の魅力を存分にお届けします。
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おばけのおいしいひと休み
¥1,485
版元:KADOKAWA 著:のもとしゅうへい A5変形判並製 152ページ 2025年02月26日刊 辛い時も、不安な日々も、おいしいごはんがあれば、たぶん大丈夫。 毎日がんばりすぎていませんか? これはそんなあなたへ贈る物語。 疲れたら、おいしいごはんを食べて、おばけといっしょにゆっくりしよう。 今注目の作家、のもとしゅうへい氏による初コミック。 心と体が温まるレシピ15品や、毎日を心地よく生きる暮らしのヒントを収録。 【あらすじ】 ある日、僕は気づいたら感情のない、おばけの姿になっていた――。 大学卒業後、入社した会社で、 仕事をがんばりすぎて心の調子を崩してしまった「僕」は、 気づいたらおばけの姿になっていた。 おいしいごはんを食べ、周りの人と触れ合う日々の中で 少しずつ心を取り戻していく「僕」の姿を描いた、優しい物語。
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暮らしは、ことばでできている
¥2,200
【編集・発行】言葉の遊び場(谷川嘉浩、lotus) 【執筆者一覧】塩谷舞(文筆家)lotus(会社員)吉田ボブ(編集者)ぃぃ(デザイナー)夜の羊雲(クリエイター)谷川嘉浩(哲学者など)山本ほら(札幌市民)松本昨(会社員)昼間(イラストレーター)木澤佐登志(文筆家)渡辺祐真(書評家) 【イラスト】昼間 B6版、178ページ 2024年9月刊行 SNSの騒がしい自己アピールの言葉ではなく、言葉を遊ばせておく庭のようなZINEを作りました。 漫画家・クリエイター、哲学者、会社員、書評家、編集者、デザイナー、文筆家など、色々な来歴や背景を持っている人たちに、それぞれの暮らしの中で見つけた言葉を持ち寄るようにして書いてもらっています。
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湯気を食べる
¥1,760
版元:オレンジページ 著:くどうれいん 四六判並製 212ページ 2025年3月刊 幅広い分野で活躍する注目の作家・くどうれいんによる「食べること」にまつわるエッセイ集。「オレンジページ」の人気連載と河北新報での東北エッセイ連載に書き下ろしを多数加えた、心にひびく48編。
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陽だまりの昭和
¥2,640
SOLD OUT
版元:白水社 著:川本三郎 四六判上製 224ページ 2025/01/31刊 「昭和100年」記念出版 昭和の暮しの温もりを綴る 時代の変遷とともに人々の生活習慣や価値観も移り変わり、昭和の風物詩が消え去りつつある今、「昭和」といえば、戦争や不況、思想弾圧など昭和史の暗い面に焦点をあてて語られがちである。だが、そんな時代にも市井の人々の暮しには穏やかな時間が流れていた。本書では、「失われた昭和」の温もりを、映画や文学、流行歌や絵画などに「描かれた昭和」から多面的に浮かび上がらせる、著者ならではのエッセイ集。 紙芝居、熱海への新婚旅行、アルマイトの弁当箱、夕暮れ時に傘を持って駅にお迎えに集まる人々の姿など、昭和の失われた風景がある一方で、「外食」や「アルバイト」はいつから始まったのか? 「ハイボール」の起源は? 「名曲喫茶ブーム」の背景は? ラジオの普及を促したのはスポーツ中継だった……など、令和にも息づく流行や事柄も多く、意外な発見がある。また、昭和30~40年代の高度経済成長期には、女性のバス車掌が最も多く、美容師は「キャリアウーマン」の先駆けだったことなど、戦後自立して生活していく女性の姿とその背景を細やかに追う著者のまなざしもあたたかい。人々の生が輝いていた、懐かしい昭和が詰まった一冊。
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大阪環状線降りて歩いて飲んでみる(サイン本)
¥2,420
版元:インセクツ 著:スズキナオ B6判並製 198ページ 2025年2月刊 スズキナオによる人気ウェブ連載が書籍化! 加筆修正を大幅に行ない、「大阪環状線」1周の降りて歩いて飲んでみるが楽しめます。 前情報ほぼなしでとにかく鼻が向く方に歩く。そして、そこでの出会いを大切に、街のことを聞き、最後は飲んで終わるという取材を行い約2年。大阪環状線を1周回り切りました。ぜひその記録をお楽しみください。 また、書籍化にあたり京都の人気イラストレーター/漫画家スケラッコさんによる 特別漫画「スケラッコがスズキナオさんと大阪環状線 降りて歩いて飲んでみる」を収録!
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養生する言葉
¥1,760
版元:講談社 著:岩川ありさ 四六変型並製 256ページ 2025年02月14日 この世界が、あなたにとって、ちょっとでも生きやすくなりますように。 自分自身を優しくいたわる「ヒント」がつまったエッセイ集。 大江健三郎、ハン・ガン、津村記久子、文月悠光、『ブルーロック』、『君と宇宙を歩くために』……文学研究者が出会った、人生に寄り添ってくれる「言葉」と「物語」。 「養生という言葉を私は自分自身の生を養うさまざまな物語とつなげて考えてきた。ちょこんと横に置いて、ヒントとなる物語。自分の感情を教えてくれたり、生きる力をくれるような表現。それらを養生する言葉として捉えてきた。養生する言葉は、生きるための知恵であり、私よりも先に生きてきた人たち、同時代に生きている人たちが重ねてきた、輝くような実践の集積である。」
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わたしの神聖なる女友だち
¥1,210
版元:修正舎 著:四方田犬彦 新書判/312ページ 2024年12月17日発売 「男は女のどこに学び、どこに敬意を抱きつつ、自分を造り上げていくのだろうか。花火のような恋愛とはまったく違った形で、両者は純粋な信頼関係を生きることができるだろうか。わたしはこうした問いを前に、自分がこれまでに出逢った女性の友人たちのことを考えている」(本文より) 昭和の大女優、世界的な革命家、学者、作家、漫画家、陶芸家、『痴人の愛』のナオミのモデル……。著者の記憶を綴る本書は、各領域で先駆者として生きた女性たちの貴重な記録でもある。 ◆本書に登場する「神聖なる女友だち」(登場順) 佐伯順子(比較文化学者)、宮田まり子(人類学者)、カズコ・ホーキ(ミュージシャン)、川喜多和子(映画配給者)、岡田史子(漫画家)、弥永徒史子(比較文学者)、真穂ちゃん(高校生)、若桑みどり(美術史学者)、合田佐和子(画家)、如月小春(演出家)、生田梨乃(詩人)、岡崎京子(漫画家)、四代徳田八十吉(陶芸家)、李香蘭/山口淑子(女優、政治家)、山田せつ子(舞踏家)、伊藤比呂美(詩人)、重信房子(革命家)、鷺沢萠(作家)、矢川澄子(作家)、岡田茉莉子(女優)、葉山三千子(女優)、水原紫苑(歌人)、寮美千子(作家)、ヨンシル(翻訳家)、神藏美子(写真家)、石井睦美(作家)
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ふやすミニマリスト 所持品ゼロから、1日1つだけモノをふやす生活
¥781
SOLD OUT
版元:幻冬舎 藤岡みなみ 文庫版 266ページ 2025.02.06刊 シンプルライフとはほど遠い生活をしていた著者が部屋を借り、所持品ほぼゼロの状態から、「1日1つ道具をふやす」という100日間のチャレンジを始める。1日目に敷布団、7日目に爪切り。スマホは果たして何日目⁉ 電子レンジは不要、タオルと毛布は心の必需品、大切なものの〝普段使い〟で幸福感が増す……など、生活の本質に迫る画期的な一冊。
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ツカレナオース!
¥1,000
佐々木 良(著) 公用語が日本語!? パラオ共和国のアンガウル州の憲法には、公用語のひとつとして日本語が明記されています。世界で唯一【公用語=日本語】の事例です。 それだけではありません。パラオ語の25%(1,000語)ほどが、日本語由来の単語といわれています。 例えば、 「ツカレナオース」は、ビールを飲むこと。 「アタマカトリセンコー」は、混乱すること。 そんな日本語由来のパラオ語の単語をつなぎ合わせれば、日本語として会話が成り立つのでは?という企画。 発売日:2025/01/31 出版社:万葉社 ISBN/JAN:9784910481050
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偉大な作家には病院生活が必要だ
¥2,200
SOLD OUT
中原 昌也 著 四六判並製 192ページ 2024.12.27刊 生死の淵をさまよう闘病生活の果てに、左側麻痺の身となりながら生還した偉大な作家の驚異的な軌跡(奇跡!)。待望の生還第一作にして、病の前後を記録した前代未聞のエッセイ集。 著者 中原 昌也 (ナカハラ マサヤ) 1970年東京都生まれ。「暴力温泉芸者」名義で音楽活動の後、「HAIR STYLISTICS」として活動を続ける。著書に『マリ&フィフィの虐殺ソングブック』『知的生き方教室』ほか多数。
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俺の文章修行
¥1,870
SOLD OUT
版元:幻冬舎 著:町田康 四六判並製 264ページ 2025.01.08刊 ゴミカスみたいなおのれを命懸けで書いてきた。 町田康の文体に宿るその精神と技巧。はじめての告白 「お互い、ええ文章書こうで!」 ・千回読んだ『ちからたろう』がつくった文章の原型と世界観 ・ゴミ捨て場から持ち去った『ことわざ故事金言小事典』の活躍 ・筋道を見せる「プロレス」的文章と敵を倒すための「格闘技」的文章の違い ・文章のいけず――かさね、刻み、間引き、ばか丁寧、無人情/薄情、置換、時代錯誤、がちゃこ、国訛、半畳、ライブ、バラバラ――を使う ・「俺は」と書き始めるか? 「私は」と書き始めるか? その一瞬が次の内容を決める ・「書く姿勢」を取れるのは、いずれ此の世からいなくなる人間だけ この世にある、書くことでしか伝わらない現実。生きるための文章読本。
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へこたれてなんかいられない
¥1,760
版元:中央公論新社 著:ジェーン・スー 四六版並製 207ページ 2025年1月刊 今日もなんとか生きていくのだ! 体のことに親のこと、仕事のことに友人のこと、 中年の毎日にはいろいろあるけれど。 大人を励ますごほうびエッセイ。 思っていた「五十歳女性」とはなんか違う。 馬車馬のように働き、 ストレス発散はドラッグストアでの無駄遣い、 休日はプロレス観戦に血道を上げ、 夫も子どももいないのに常にバタバタの日々――。 それでも、インディペンデントでいたいから。
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いい音がする文章 あなたの感性が爆発する書き方
¥1,870
版元:ダイヤモンド社 著:高橋久美子 四六判並製 314ページ 2025年01月刊 人の心に残る文章に必要なのは、論理でも語彙でもわかりやすさでもなく「いい音がするかどうか」です。小説・エッセイ・詩・教科書・歌詞・絵本・キャッチコピー・SNS・テレビCMなどリズミカルな名文から「言葉のビート」を身につける。元「チャットモンチー」ドラマーの作家が教える、自分の感性を爆発させる書き方。
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正直、親切、笑顔 ぼくが大切にしている125の言葉
¥1,375
SOLD OUT
版元:光文社 著:松浦弥太郎 新書判上製 176ページ 2025年1月22日発売 「この本をあなたの大切な人に、プレゼントしてください」。エッセイスト松浦弥太郎さんが日々書きとめてきた、お守りのような言葉を一冊にまとめました。「弱いってことは強いってことなんだと思う。弱いとわかっている強さってある」「百冊の本を読むよりも、一冊の本を百回読みたい」など、苦しいときに、穏やかな呼吸を取り戻すために、紙の手触りを感じながらページを開いてほしい。紙の本を愛する人に贈る至福の一冊です。
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ロイヤルホストで夜まで語りたい
¥1,760
版元:朝日新聞出版 四六判並製 208ページ 発売日:2025年1月20日 ロイヤルホストを愛する書き手17人が集った、エッセイアンソロジー!ここでしか食べられない料理メニュー、来店の度に心地よさを覚えるサービスで多くのファンがいるロイヤルホスト。そんな特別な場での一人ひとりの記憶を味わえる一冊。 【執筆者(50音順、敬称略)】青木さやか/朝井リョウ/朝比奈秋/稲田俊輔/上坂あゆ美/宇垣美里/織守きょうや/温又柔/古賀及子/高橋ユキ/似鳥鶏/能町みね子/平野紗季子/ブレイディみかこ/宮島未奈/村瀬秀信/柚木麻子
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みんなの校正教室
¥2,420
版元:創元社 著:大西寿男 A5判並製 152頁 2025年1月刊 楽しく学んで仕事や生活に活かす校正の智恵 言葉に関心のある一般の方から実務者まで、わかりやすく基本が身につく、これまでにない校正の教科書。6つのテーマからなる章立てで、各章に親しみやすい実例と実習課題を豊富に付し、初歩から応用まで楽しく学べる構成とした。本・雑誌・新聞から料理レシピや手紙までの多彩なテーマ設定で、さまざまな分野・職種、生活シーンの校正が体験できる。校正という営みが、言葉と上手に付き合い「生きる智恵」となることをめざす。
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増補新版 韓国文学の中心にあるもの
¥1,980
版元:イースト・プレス 著:斎藤真理子 四六判並製 368ページ 2025年1月刊 なぜハン・ガンは、アジア人女性として初めて、ノーベル文学賞を受賞したのか? ・内容紹介 大きな話題を呼んだ原著に、この2年、激動する韓国文学の重要作の解説を加筆、40頁増の新版登場! 韓国文学は、なぜこんなにも面白く、パワフルで魅力的なのか。その謎を解くキーは「戦争」にある。 ・著者メッセージ 本書の初版は二〇二二年七月に刊行された。その後二年と少しの間に、新たに多くの韓国文学が翻訳出版された。増補新版ではその中から注目すべきものを追加すると同時に、初版時に紙幅の関係などで見送った作品にも触れることにした。特に「第7章 朝鮮戦争は韓国文学の背骨である」の章に多くを追補している。 その作業を進めていた二〇二四年十月に、ハン・ガンがアジア人女性として初のノーベル文学賞を受賞した。本書を読めば、ハン・ガンが決して孤立した天才ではなく、韓国文学の豊かな鉱床から生まれた結晶の一つであることがわかっていただけると思う。 海外文学には、それが書かれた地域の人々の思いの蓄積が表れている。隣国でもあり、かつて日本が植民地にした土地でもある韓国の文学は、日本に生きる私たちを最も近くから励まし、また省みさせてくれる存在だ。それを受け止めるための読書案内として、本書を使っていただけたらと思う。(「まえがき」より)
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ムクの祈り タブレット純自伝
¥1,980
版元:リトルモア 著:タブレット純 四六判並製 200ページ 2024年12月刊 あなたは「タブレット純」を知っていますか? テレビ・ラジオ出演、週刊誌・新聞連載などレギュラー多数、 浅草・東洋館や「笑点」にも出演する、歌手にして歌謡漫談家、歌謡曲研究家……。 リサイタルのチケットは秒殺、黄色い声援が飛びかう局地的大スターは、じわじわと一般的人気を得て、噂の人に! 異能かつ異端の存在「タブレット純」は、どのように誕生したのか。 いま一番気になる存在・タブレット純が初めて綴る、泣き笑い青春記。 タブレット純(たぶれっと じゅん) 幼少時よりAMラジオを通じて古い歌謡曲に目覚め、思春期は中古レコードを蒐集しながら愛聴、研究に埋没する。高校卒業後は古本屋、介護職などの仕事をしていたが、27歳の時、「和田弘とマヒナスターズ」にボーカルで加入。以後2年間、和田弘氏逝去まで同グループにて活動した。グループ解散後は、都内のライブハウスにてネオ昭和歌謡、サブカル系のイベント出演の他、寄席・お笑いライブにも進出。ムード歌謡漫談という新ジャンルを確立し、異端な存在と言われながら、ライブ、ラジオ、寄席等々で活躍、人気を得る。2024年現在、テレビ、ラジオのレギュラー番組は「阿佐ヶ谷アパートメント」(NHK)、「タブレット純 音楽の黄金時代」(ラジオ日本)、「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)ほか。著書に『タブレット純のムードコーラス聖地純礼』(山中企画)など。大沢悠里や永六輔、小沢昭一、吉田照美、徳光和夫といった、渋い人たちの声帯模写を得意とする。オリジナル曲に、「夜のペルシャ猫」「おしぼりをまるめたら」「東京パラダイス」「母よ」などがある。
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失われた「実家」を求めて
¥1,320
著:飯村大樹 装画:藤本将綱 B6 120ページ 2024年12月刊 両親の離婚と父親の再婚によって突然失われることになった私の実家。 果たしてあの場所は、時間は、一体何だったのだろうか? なんとなく遠ざけていた「実家」という場所を振り返るべく、私は久しぶりに両親に会うことを決めた。 家族へのインタビューとエッセイをまとめた一冊。 飯村大樹(いいむら・ひろき) 1995年、茨城県水戸市生。フリーランスでデザイン・書籍組版業。好きな食べ物はたこ焼きとモンブラン。