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大日本いじめ帝国 戦場・学校・銃後にはびこる暴力
¥1,870
版元:中央公論新社 著:荻上チキ/栗原俊雄 四六判並製 224ページ 2025/7/8刊 戦時下、いじめは大量生産されていた。全裸での身体検査、牢獄のごとき学童疎開、自殺率世界一位の日本軍……「女子と女子を向かい合わせて、往復ビンタを食らわせた」「犬の鳴き声を出して班内を回るのだ」「何が戦死なものか。彼は殴り殺されたのです」最新のいじめ研究があぶりだす、戦時下の暴力と現代日本の課題。数多くの証言と時代背景を整理し、陰惨さの実相に迫る。
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ユニヴァースのこども 性と生のあいだ
¥1,870
版元:創元社 著:中井敦子 / 森岡素直 四六判変型並製 160ページ 2025/06/17 シリーズ「あいだで考える」 不確かな時代を共に生きていくために必要な 「自ら考える力」 「他者と対話する力」 「遠い世界を想像する力」 を養う多様な視点を提供する、 10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。 * 敦子さんと素直さんは、互いを大切なパートナーとして、敦子さんが出産した満生ちゃんと3人で暮らしている。素直さんの性は女性/男性のどちらにもとどまらず、3人の関係は〈母親/父親/こども〉の枠に収まらない。性のあり方、関係性のあり方を枠にはめず、名前をつけず、ゆらぎ変化していく全体として日々の生を生きようとしてきた2人が、出会いの頃から満生ちゃんの誕生、現在の暮らしまでの出来事と思いを語った「声のおたより」の記録。(装画:ひうち棚)
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りんどう 第2号 特集:字幕→越境
¥2,500
発行:らんだん・そさえて A5並製 140ページ 2025年5月刊 りんどう第1号『まるごと水木洋子』に続き、今回も上映企画とリンクしたzineを発行。 映画好きならきっとスクリーンで名前を見たことがある字幕翻訳者たちのエッセイと5問の共通アンケート、字幕現場をよく知るレジェンドたちへのインタビュー、字幕の歴史や技術を知れるコーナーや関連書籍の紹介コーナーなどなど、多角的に字幕製作の今昔を学べます。 また、『アイズ・ワイド・シャット』や『ロッキー』、『ベルリン・天使の詩』といった名作タイトルがポンポン飛び出すので映画鑑賞欲も掻き立てられること間違いなし! 字幕の道を志すひとにも、洋邦問わずただ映画を愛するひとにも、是非気負わず読んでいただきたいです。 ◎今回のゲストと主な代表作(敬称略) 菊地浩司(『ゴッド・ファーザー』シリーズ、『エスケープ・フロム・L.A.』) 古田由紀子(『マレフィセント』『コーダ あいのうた』) 石田泰子(『マンマ・ミーア!』シリーズ、『アステロイド・シティ」) 岡田壯平(『許されざる者』『ショーシャンクの空に』) 伊原奈津子(『きみに読む物語』『ヴァチカンのエクソシスト』) 松岡葉子(『ポンヌフの恋人』『奇跡の海』) 島内哲朗(『あのコはだぁれ?』『ほかげ』『国宝』) ドン・ブラウン(『君たちはどう生きるか』『クラウド Cloud』) 髙内朝子(「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」『キャプテン・マーベル』) 横井和子(『最高の花婿』シリーズ、『燃ゆる女の肖像』) 藤井美佳(『バーフ・バリ』シリーズ、『RRR』) 星野智幸(作家) …『俺俺』『焔』『植物忌』『ひとでなし』など。字幕翻訳者としての代表作に『エナモラーダ』など。 ■イラスト・ゲスト参加 根矢涼香(俳優・アーティスト) …Netflixドラマ『極悪女王』(総監督:白石和彌)、『早乙女カナコの場合は』(矢崎仁司監督作品)など。
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りんどう 第1号 特集:まるごと水木洋子
¥1,500
発行:らんだん・そさえて A5並製 62ページ 2024年8月10日刊 豪華ゲスト執筆陣の寄稿とともに、脚本家・水木洋子のフィルモグラフィを見渡せる一冊ができあがりました。 また、市川市文学ミュージアムの全面協力により、市川市における水木洋子コレクションの保存状況や水木邸のルポルタージュも実現。 水木洋子を知りたい方にはぜお手にとっていただきたい一冊です。 ・水木洋子略歴 ・強さと清々しさと/坂口理子(脚本家) ・故郷なき者たちのために─水木洋子脚本・今井正監督作品における若者/大久保清朗(山形県立大学准教授) ・食い気の問題─『驟雨』はいかにして翻案されたか /鷲谷花(大阪国際児童文学復興財団特別専門員) ・『夜間中学』の覚書/荒木裕子(らんたん・そさえて代表) ★水木洋子の映画全作品紹介 ★今井正によるリメイク作品、テレビドラマ・ラジオドラマの一部紹介 ★一問一答 市川市文学ミュージアムとらんたん・そさえて ★そのひとの家/荒木裕子 ★編集部アンケート ★編集後記
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IKUNAS vol.19 さぬきの手しごと
¥1,320
版元:tao. B5並製 104P 2025年7月刊 vol.19となる最新号のテーマは「さぬきの手しごと」。 IKUNAS創刊号の際に取材した職人さんたちを、19年越しに訪ねました。 あの時といま、そしてこれからを取材しています。 時代の波に翻弄され たくさんの人の手をたどり それでもなお息づく「さぬきの手しごと」。 知っているつもりでも まだまだ知らないことがある工芸の世界。 その面白さと奥深さを発見するために いま改めて探ります。 [特集] かがわのもの・モノ図鑑 トップシェアを誇る あんなモノ・こんなモノ [連載] 四国文化遺産 光の菩薩、刹那に切り立つ垂直の祈り -小豆島町・夏至観音- 写真家 宮脇慎太郎 ●工房をたずねて 古式畳[ 山下畳商店 ] ●讃岐一景をたずねて ●わたしのさぬきもん「漆の色紙入れ」花澤登人 ●今がおいしい さぬきの野菜……などなど! 讃岐のことがギュッと詰まった一冊になりました。IKUNASとともに、「さぬき時間」をお楽しみください。
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神秘的で美しい海の生きもの図鑑
¥1,870
版元:ナツメ社 著・写真:茂野優太・石野昇太 監修:井田齊 A5変型判 208ページ 2025年6月刊 ■海の美しさと生きものたちの神秘に癒される、やすらぎのフォトブック 海は、さまざまな表情を私たちに見せてくれます。 鮮やかなサンゴ礁と戯れる魚たちのカラフルな空間、 自然の雄大さを感じさせる大きな群れや海洋動物たち、 行き先や理由もさまざまに漂うクラゲやちいさな浮遊生物たち。 本書は、そんな海に生きる生きものたちの写真をたっぷり収録。 ひとたび本を開けば、まるで海の中にいるような気分で 時間を忘れてやすらぐことができることでしょう。 ■さまざまな姿・生態で私たちを魅了する、約280種の生きものたちを紹介 本書では、図鑑らしからぬユニークな章立てで 海の生きものたちをご紹介します。 それぞれの生きものたちの美しい写真と解説はもちろん、 コラム等も充実。用語等の事前知識はなにもなくて大丈夫です。 水族館を気の向くままに巡るように、 好きなページから気軽に楽しんでください。 神秘的な姿に癒されたり、懸命に生きる知恵に命の愛おしさを感じたり。 きっと、あなたも海の生きものの虜になるはずです。
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tattva 10 わたしたちが普段言葉にする本物について
¥2,200
版元:BOOTLEG 編集長:花井優太 130×175mm右綴じ 224ページ 2025年6月刊 10号の特集テーマは「わたしたちが普段言葉にする本物について」です。 「◯◯の再来」なんていう言葉を聞いた時に、それはオリジナルが先にあったことを意味するはずなのになんとなく「本物」感を覚えます。本物って?ふるさとの味は? 古き良き? 彷彿とさせる?これが本物であると、私たちが思えるものは何なのか。本物と偽物が並んでいたら、多くの人が本物を選び取るでしょう。私たちが大好きな本物は、どうやってできている?
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不機嫌を飼いならそう
¥1,760
版元:主婦の友社 著:藤野友哉 四六判並製 208ページ 2025年6月刊 人気精神科医・藤野智哉先生が提案する、自分や他人の「負の感情」とうまく向き合うメソッド40を紹介。 例)やたらと怒る人はあなたをコントロールしようとしているかも/自分の「べき思考」は誰にでもあてはまるとは限らない/パートナーへのいらいらは月1回の話し合い日設定を/意図的に泣くのは悪いことじゃない/たのまれてもいないのにアドバイスするのは過介入になりかねない/いつも機嫌よくみせなくてもいい など。 負の感情はないほうがいい? あって当然? 小出しにしたほうがいい? 家族や知人の不機嫌さに影響されすぎないためには? など、疑問はつきません。負の感情の上手な出し方、かわし方も紹介。
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文化財に泊まる。
¥1,980
SOLD OUT
版元:エクスナレッジ 著:偏愛はな子 四六並製 156ページ 2025/04/23刊 週末をちょっと特別にする 美しい宿、おいしい旅 名建築のなかには 宿泊できる・食事ができる文化財の建物もあることをご存じですか? 由緒正しき温泉宿に日本建築史に残るクラシックホテル、 昭和レトロな元商店から明治期の学生を支えた元下宿屋の旅館まで、 その個性はじつに豊かで 訪れる人の好奇心を満たしてくれます。 本書は、国指定・重要文化財を含むそんな宿泊施設をご紹介。 どの施設も一度訪れたら忘れがたく、 何度訪れても新たな発見があるのが魅力です。 文化財のまちあるきマップと 知っていると建築がぐんと面白くなる「文化財の宿を読み解くキーワード」も必見! 唯一無二の宿体験で、ワンランク上の旅をお楽しみください。
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マンションポエム東京論
¥2,970
SOLD OUT
版元:本の雑誌社 著:大山顕 A5判並製 344ページ 2025年6月刊 東京はポエムでできている。 空と緑の都市に咲くあだ花か、アーバンライフの幻想か。 マンション広告のコピーに託された〈東京〉の正体を読む。 「本の雑誌」連載および「手のひら1」掲載「マンションポエム東京論」、「手のひら2」掲載「どこまで東京?」を全面改稿、書き下ろしを大幅に加え、再構成。 [著者プロフィール] 大山 顕(おおやま けん) 写真家/ライター。1972年埼玉生まれ、千葉育ち。工業地域を遊び場として育つ。千葉大学工学部卒業後、松下電器産業(現Panasonic)に入社、シンクタンク部門に10年間勤めた後、写真家として独立。団地研究家としの顔も持つ。著書に『ショッピングモールから考える』(幻冬舎新書、東浩紀と共著)、『モールの想像力』(本の雑誌社、監修・編)など、多数。『立体交差/ジャンクション』で令和元年度土木学会出版文化賞を受賞。
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ハナモモ(サイン入・ポストカード付)
¥3,300
版元:点滅社 著:松本剛 B6判並製函入 274頁 2025年6月25日刊 青春漫画の金字塔。 デビュー37周年を迎えるベテラン漫画家、松本剛。 単行本初収録作品を含めた計9編の傑作。 『甘い水』や『ロッタレイン』などで少年少女の痛みと瑞々しさを描き続けてきた松本剛先生の短編漫画集です。 いつまでも本棚に残るような一冊を目指して、函入りの美しい装丁に仕上げました。
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おてあげ 第5号 特集:あきた。
¥1,100
SOLD OUT
発行者:困ってる人文編集者の会(麻田江里子、柴山浩紀、竹田純) デザイン:髙井愛 B6版並製 88ページ 2025年5月11日発行 「おてあげ」特集の第5号は、「あきた。」 会員の柴山さんからこの特集の提案があったとき、 ぼくと麻田さんはドキッとしました。 もしかして編集やめるの?と。 しかし、柴山さんの話を聞くと、つまるところこれは仕事のマンネリ化とどう付き合うか、 本という著者にとっては場合によっては一生に一度の仕事、あるいは読者にとって人生最後の本になるかもしれない1冊の体験なわけですが、自分たち編集は年に10冊くらいつくるわけで、そこで「あきた。」とは口が裂けても言えないのですが、「おてあげ」では、オフラインだし、ちょっと勇気を出して話してみよう!ということで冒頭に鼎談に臨みました。 そのほか、2024年下半期に読んだ本を話したり、 いつも通り、大変豪華な執筆陣から「こまりごと」エッセイをお寄せいただきました。 具体的には、 早川書房の若きミステリ編集者、井戸本さん(麻田依頼)、 ゲンロン編集部であり、「人文ウォッチャー」の植田さん(竹田が依頼)、 リトルモアで「だれのためのサステナビリティ?」などを担当する當間さん 青山の大きな書店で文芸棚を担当する青木さん(いずれも柴山依頼) 「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」を編集した修正者の吉田(ボブ) (竹田依頼) 文芸を中心に活躍するベテランライター長倉るる(麻田依頼) といった陣容です。
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音を立ててゆで卵を割れなかった
¥1,870
版元:アノニマ・スタジオ 著:生湯葉シホ 四六版並製 162ページ 2025/5/27刊 気弱で、繊細で、もがいていた。 「食べられなかったもの」で振り返るエッセイ集 様々なウェブ媒体を中心にライティング、取材で実績のある⽣湯葉シホさん。幼少期から20代までにかけて不安でたまらなかった自己の内面を「⾷べられなかったもの」の記憶とともにふり返る、初の単著となるエッセイ集。繊細な心の機微を捉え、共感を呼ぶ30篇です。
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今日もよく生きた ニューヨーク流、自分の愛で方
¥1,760
版元:光文社 著:佐久間裕美子 四六判並製 184ページ 2025年6月刊 ニューヨークに暮らして約30年。この街で出会った人々から教えてもらい、少しずつ築き上げたセルフケア、セルフラブの道具箱のおかげで、なんとか自分らしく生き抜いてきた。揃えた道具を取り出しては自分という存在を理解すること、許すこと、愛することを身につけるためのすべを、もがきながら習得しようとしてきた著者。呑気に無傷で生きるなんてできない社会の中で、「今日もよく生きた」と自分に言ってあげたくなる一冊。
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君たちの記念碑はどこにある? カリブ海の〈記憶の詩学〉
¥2,530
版元:柏書房 著:中村達 四六判上製 352ページ 2025/06/24刊 西洋列強による植民地支配の結果、カリブ海の島々は英語圏、フランス語圏、スペイン語圏、オランダ語圏と複数の言語圏に分かれてしまった。そして、植民地支配は、被支配者の人間存在を支える「時間」をも破壊した。 つまり、カリブ海の原住民を絶滅に近い状況まで追い込み、アフリカから人々を奴隷として拉致し、アジアからは人々を年季奉公労働者として引きずり出し、かれらの祖先の地から切り離すことで過去との繋がりを絶ち、歴史という存在の拠り所を破壊したのである。 西洋史観にもとづくならば、歴史とは達成と創造を巡って一方通行的に築き上げられていくものだ。ゆえに、過去との繋がりを絶たれたカリブ海においては、何も創造されることはなかったし、「歴史のない」もしくは「世界史的に重要でない」地域としてしか表象されえない。 ……本当だろうか? “海が歴史であります” ――デレック・ウォルコット “「目に見える」歴史でなくとも、ここには歴史がある” ――エドワード・ボウ 本書は、『私が諸島である』で「第46回サントリー学芸賞(思想・歴史部門)」を受賞した著者が、カリブ海の風景に沈む地域的記憶を訪ねゆく試みをまとめた一冊である。 西洋の思想家が信奉する歴史の「外」に置かれてきた、カリブ海作家たちが想像/創造するオルタナティヴな思想の精華は、どのような姿をしているだろうか? “日本には、西洋社会の外から発信される記憶の思想を紹介する本はいまだ少ない。本書は、西洋の直線的な記録に抗い、海のような風景のプリズムを通して屈折し、反射し、揺らぎ重なり合い、形を変えながらも消えることのない記憶の光を描き出す、カリブ海の「記憶の詩学」を紹介する。カリブ海作家たちは、文学を通して歴史を再訪し、解体し、再構築し、そしてその記憶を想像/創造し直す。単線的な時間軸に縛られず、歴史を編み直すことで、かれらは過去へ未来へと縦横無尽に航海する多層的な記憶の物語を紡ぎ出すのである。[…]私がカリブ海のアカデミアに身を浸し、読み続けたカリブ海文学が持つ豊饒さを、読者のみなさんにも体験していただきたい。”――「序章 私たちがいなくなることはない」 かれらの詩学的挑戦に、今こそ刮目されたい。
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作り方を作る 佐藤雅彦展公式図録
¥2,970
SOLD OUT
版元:左右社 著:佐藤雅彦 B5判変形 並製 320ページ 2025年07月03日刊 横浜美術館で開催される初の大規模回顧展「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」(会期:2025年6月28日(土)―11月3日(月・祝))。 『ピタゴラスイッチ』『だんご3兄弟』『0655/2355』などの教育番組、『バザールでござーる(NEC)』『モルツ(サントリー)』『スコーン(湖池屋)』をはじめとする一世を風靡したCMのかずかず、《計算の庭》《指紋の池》に代表される身体表象をテーマにしたインタラクティブ・アートなどを手掛けてきた、表現者・佐藤雅彦。その40年にわたる創作活動について、佐藤雅彦自身が語る。 幅広い活動の全容をつたえる初めての一冊。貴重な図版多数掲載。ポストカード付。
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星になっても
¥1,980
版元:講談社 著:岩内章太郎 四六判並製 256ページ 2025年04月23日 最期に交わした会話、柩に供えたアップルパイ、死後に読んだ父の手記……そうやって、父の死について書いていくうちに起きた心境の変化は、私の、あるいは、私の哲学の核心に触れるものだった。 哲学者の著者が、父の死をきっかけに書き綴った、喪失と回復の道のりを優しくたどるエッセイ。 「どうしてじいじは死んじゃったの?」 息子の問いに、私はうまく答えることができなかった。 大切な人を亡くしたとき、私たちはどうやってそれを受け止めたらいいんだろう?
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エレベーターのボタンを全部押さないでください
¥1,980
版元:集英社 著:川内有緒 四六判並製256ページ 2025年6月26日刊 いつも広い世界を見せてくれるノンフィクション作家・川内有緒、初のエッセイ集。 『パリでメシを食う。』でデビューし、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』で「Yahoo! ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞」を受賞した川内有緒が、連載していた「日経新聞」、雑誌「ひととき」など、さまざまな媒体に寄稿したエッセイをセレクトして収録。 メキシコの走る民族、飼っていた2匹の個性的な猫、大反響を巻き起こした「荒れた海で愛を叫ぶ」……。海外での驚くべき旅や出会い、日常に潜む冒険のような出来事、死生観などを綴り、読者を新しい場所へ誘う。 ユーモラスで味わい深い文章に心が揺さぶられ、温かな感情が湧き上がる。なぜか一歩を踏み出したくなる川内有緒ならではの一冊。
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自然治癒力を上げる ドイツ「緑の薬箱」
¥2,420
SOLD OUT
版元:三笠書房 著:森 ウェンツェル 明華 A5判並製 304ページ 2025/5/28刊 「『お薬を使う前に何かできることないのかな?』。体調を崩した時、そう考えたことはないですか? ドイツでは風邪ぐらいではお医者さまから薬が出ることはありません。 『寝たら治る』という考え方なのです。 薬を使う前には『自然療法』という選択肢があります。犬や猫に自然療法を用いることも多いです。中世ヨーロッパ最大の賢女といわれた修道女ヒルデガルトが約千年前に実践していた自分で自分を治す『セルフケア』。その知識がこの国には今も息づいています」(「はじめに」より抜粋) ■病気になってもすぐ治る、免疫力の高い体を作る。薬漬け現代医療の中で、家庭でのそんな取り組み方が今、新しい。■風邪、頭痛、胃腸・肌・目のトラブル、不妊、ストレス……。薬に頼らず自力で治す習慣をつけましょう。■本物の健康への「緑の薬箱」レッスンが自然療法の本場ドイツから――。一生そばに置いておきたい書。大切な人へのプレゼントにも!
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ワイルドサイド漂流記 歌舞伎町・西成・インド・その他の街
¥1,760
版元:文藝春秋 著:國友公司 四六判並製 228ページ 2025年06月25日刊 ページをめくるたびに恐ろしくなる。 でもその恐ろしさに惹かれて、僕も旅に出たくなる。 國友氏の『冒険の書』は、まるで呪いだ。――清野とおる(漫画家) 歌舞伎町、西成、インド、モンゴル――行く先々で、衝撃的な出来事に次から次へと巻き込まれる。旅の途中で出会うのは、なぜか決まってラスボス級にパンチの効いた人間ばかり。時に命すら危険に晒し、「こんなはずじゃなかったのに……」と愕然とすることもしばしば発生。しかし、カオスで制御不能な状況であればあるほど、面白がって最終的にはすべてを人生の糧にしてしまう。気づけばワイルドサイドを全力疾走している著者のタフな野次馬精神が生んだ、大いに笑えてパワーがみなぎるエクストリームなエッセイ集。
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縄文 革命とナショナリズム
¥3,080
SOLD OUT
版元:太田出版 著:中島岳志 四六判変形 432ページ 2025.6.24刊 戦後日本は何につまずき、いかなる願望を「縄文」に投影したのか。 岡本太郎が縄文を発見し、思想家、芸術家たちのなかで縄文への関心が高まった。柳宗悦ら民芸運動の巨匠たちが縄文に本当の美を見いだし、島尾敏雄が天皇以前の原日本人の姿を託し、吉本隆明を南島論へと向かわせた。縄文は日本赤軍のイデオロギーにも取り込まれ、オカルトを経由しニューエイジ、スピリチュアリズムに至る。梅原猛が霊的世界を称揚する縄文論を展開し、「縄文ナショナリズム」を生み出すことになった。それは、一九九〇年代の右傾化現象のなかでさらに裾野を広げている。 戦後日本人の新たな精神史。
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SISTER"FOOT"EMPATHY
¥1,760
版元:集英社 著:ブレイディみかこ 四六判並製 272ページ 2025年6月26日刊 シスターフッドがポリティカルになりすぎると、それはシスターたちのあいだに分断や対立をもたらすことにもなりかねない。その一方で、シスターフッドが政治に無関心になりすぎると、互いの涙を拭い合うばかりで、「元気を出して明日からまた同じ日常を頑張ろう」という激励会になり、つらい日常を変えていこうという動きに発展しない。 ーー本書「はじめに」より 2022年から雑誌『SPUR』に連載されているコラムを新たに加筆修正。コロナ禍以降の社会の動きを鋭く見つめ、これからの世界とわたしたちを考えるための、エンパワメント・エッセイ集。 ◎アイスランド発「ウィメンズ・ストライキ」の“共謀”に学ぼう ◎シスターフッドのドレスコードはむしろ「差異万歳!」 ◎完璧じゃないわたしたちでいい ◎焼き芋とドーナツ。食べ物から考える女性の労働環境 ◎古い定説を覆すママアスリートの存在 ……etc. 無駄に分断されず、共に地べたに足をつけてつながる。前に進むための力が湧く39編を収録! ブレイディみかこ ライター・コラムニスト。1996年より英国在住。2017年、『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(みすず書房)で第16回新潮ドキュメント賞受賞。19年、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)で第73回毎日出版文化賞特別賞受賞、第2回Yahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞などを受賞。小説作品に『私労働小説 ザ・シット・ジョブ』(KADOKAWA)、『両手にトカレフ』(ポプラ社)、『リスペクト――R・E・S・P・E・C・T』(筑摩書房)などがある。2025年6月現在、近著に『地べたから考える――世界はそこだけじゃないから』(筑摩書房)。
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孤独の時間。
¥1,430
版元:講談社 編: 群像編集部 B6変型並製 192ページ 2025年06月26日 自分自身をひとりじめ。 24時間365日、いつでも何かと繋がる時代。 見えてきたのは、「寂しい」以外の孤独のかたち――。 大好評『休むヒント。』『おいしそうな文学』に連なる、文芸誌『群像』発エッセイ・シリーズ第三弾!! 豪華執筆陣44名が綴る、「ひとりの時間」に向き合うエッセイ・アンソロジー。 豪華執筆陣44名!! 麻布競馬場、阿部加奈子、一川 華、一穂ミチ、伊藤亜和、井戸川射子、稲垣 諭、イリナ・グリゴレ、岩内章太郎、上野千鶴子、加納愛子、上出遼平、qp、くどうれいん、五味太郎、紗倉まな、塩田武士、下西風澄、高瀬隼子、滝口悠生、武田砂鉄、武塙麻衣子、橘 玲、崔 実、千葉雅也、筒井康隆、中島梓織、奈倉有里、西 見奈子、のもとしゅうへい、乗代雄介、東出昌大、平岡直子、平野啓一郎、僕のマリ、堀江敏幸、皆川博子、宮内悠介、宮地尚子、燃え殻、山口未花子、山本アマネ、山本奈衣瑠、ゆっきゅん (執筆者一覧・50音順)
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復活 超麺通団 恐るべきさぬきうどんの世界
¥1,650
版元:西日本出版社 著:田尾和俊(麺通団 団長)四六判並製 260ページ 2025年7月刊 累計15万部突破の『超麺通団』シリーズ、15年ぶりの最新刊! 香川へさぬきうどんめぐりに行くお客様は、今も減っていないのです。 香川に来たら「せっかくだからうどんを食べて帰ろうか」から「うどんを食べに香川に行こう」というレジャーを作り、ブームを牽引した麺通団。その麺通団が長い眠りから覚めて、本書を書き下ろしました。 うどんブーム前史から、突然ブームの主役となった製麺所型さぬきうどん店「レジェンド6」の全て、そして今も続くさぬきうどんブームの深層までを笑い満載で書きつくした、うどんスペクタクル。 最終章には、さぬきうどんブームの火付け役となった1993年刊『恐るべきさぬきうどん』から「レジェンド6」であるうどん店・山越、がもう、谷川米穀店、田村、なかむら、山内の初出の探訪記を再掲。 【巻末付録】 本書に登場した現存するうどん屋のリスト&マップ ーーーーー 田尾和俊 麺通団団長。FM香川『麺通団のうどラヂ』メインパーソナリティ。TJKAGAWA編集長として「恐るべきさぬきうどん」を執筆、発行。退職後「超麺通団」執筆。ここからうどんブームが生まれ日本中からさぬきうどんを求めて香川に人が押し寄せた。さぬきうどんの歴史などを研究中。