-
ある日 読書と断片
¥2,200
版元:ヒロイヨミ社 著:山元伸子 160P 四六変形判ソフトカバー 2025年11月刊 あたらしい本ができました。『ある日 読書と断片』という本です。日付のある散文集で、拾い読みのための本です。印刷・製本は、リソグラフ印刷のJAMにお願いしました。自分で書いて自分で作った本が、綴じられた状態でまとまって届くことは、ほとんどおそろしいようなことで、しばらくは、うまく、ねむれませんでした。でも、よかったです。本文紙もいろいろだったり、インクの濃淡もあったりで、ヒロイヨミ社らしい、ゆるくてかるい感じの仕上がりになりました。本が読みたいのに読めない人に読んでもらえたら、いいなあ、と思います。(著者ブログより)
-
移民・難民・アート 越境する想像力
¥3,520
版元:ヘウレーカ 編:川上幸之介・髙谷幸 四六判並製 376ページ 2026年2月刊 移民・難民の経験とアイデンティティを アートはどう表現してきたのか 移民や難民をめぐる問題は、制度や政策の課題にとどまらず、私たちが生きる社会の前提や価値観そのものを問い返す。本書は、アートがこの問いにいかに応答しうるのかを、多様な論考と対話を通して探る。 第Ⅰ部「アートの実践と倫理」では、アートが世界に介入することの意味を問い、表現と倫理、実践と責任はいかに交差するのかを検討する。当事者との協働を通じて制度の外部に連帯を築き、不可視化された声を可視化してきた各地のコレクティブやプロジェクトの紹介、美術館という制度の暴力性への批判、移民に依存する社会構造の検証、政治的実践としての表現などの論考を通じ、アートは単なる鑑賞対象を超え、生や倫理に触れる営みとなることを明らかにする。 第Ⅱ部「周縁からの美術史」は、移民や難民がいかに表象され、あるいは不可視化されてきたのかを、美術史の視点から問い直す。近年のトランスナショナルな視座やディアスポラ研究の潮流を踏まえつつ、19世紀フランスから現代日本までを射程に、帝国主義、亡命、周縁的実践などを扱う諸論考が、美術史の枠組みそのものの再検討を試みる。そこでは、「異質」が芸術実践にもたらす緊張と創造性、そして歴史から消去されてきた表象の力が再発見されていく。 第Ⅲ部「移民・難民をめぐる感性の政治」では、制度的なカテゴリーの手前、あるいはそこからこぼれ落ちる身体の記憶や感情、経験に焦点を当てる。映像や語り、哲学的思考、制度批判的美学、さらにはAIをめぐる実践までを視野に入れながら、移動の時代において、移民・難民の声なき声がいかに芸術を通じて立ち上がるのかを探究する。
-
いちえふ 福島第一原子力発電所労働記 上下セット
¥1,584
SOLD OUT
版元:講談社 著:竜田一人 文庫判 2026年2月刊 「暑い」「息苦しい」「鼻が痒い!」。 東日本大震災後に始まった福島第一原発の廃炉作業。 実際に現場で働いてきた作業員である著者が、 その目で見てきた「福島の現実」と「作業員の日常」を淡々と描く。 国内だけでなく、大英博物館に展示されるなど 国際的な評価も高い、大傑作原発ルポ漫画。 タイトルの「1F(いちえふ)」は福島第一原子力発電所の通称。 「1」は第一、「F」は福島。現地の作業員や地元住人は、 ここを「フクイチ」ではなく「いちえふ」と呼ぶ──。 作品が発表されるや、読者、SNSで大反響を呼んだだけでなく 国内外メディアから取材が殺到し国内版だけで累計40万部を突破した 話題作が【名作マンガ復刻文庫】レーベルでついに文庫化!
-
すぐに「できません」と言う人たち
¥1,155
SOLD OUT
版元:PHP研究所 著:榎本博明 新書判 240P 2026年02月刊 やりがいよりも安心を求め、失敗を恐れる。雑用は自分の仕事ではないと思っている。やりたい仕事しかしようとしない……。さまざまな理由で、上司から与えられた仕事を断る人が増えている。職場の心理学の第一人者が彼らの心理を分析し、「不安の強い人に『もっと自信をもって、ポジティブにいこう』などと言うと、とんでもないことになったりする」など、知っているのと知らないのでは大違いのアドバイスを行う。
-
けだもの赤子
¥1,540
SOLD OUT
版元: 著:エドワード・ゴーリー 訳:柴田元幸 B5変形上製 72ページ 2026年2月刊 ゴーリー生誕100年! みんなから忌み嫌われる、世にも奇妙な赤ん坊をめぐる救いようのない物語。恐ろしくて過酷で心が痛む赤子の運命。不幸な子どもを描く絵本作家の真骨頂にして衝撃の1作。
-
【サイン本】体の居場所をつくる
¥2,090
版元:朝日出版社 著:伊藤亜紗 四六判並製 312ページ 2026年2月刊 摂食障害、ナルコレプシー、ALSなどの障害や病気の当事者。診断がつかない人、治療の道がない人、人種的マイノリティ―― 本書に登場する11名は、体に「問題」を抱えながら、日々の工夫の積み重ねで、どのように「体の居場所」をつくってきたのか。 一人ひとりから出てくる言葉は、ときに文学のようにファンタジックで、そこには、その人の何十年分かの人生が結晶のように凝縮されています。それに耳をかたむけ、ともに悩み、混沌とした状況を進む手すりとなるような言葉を探すために伴走する――そうして綴られた、生きるための究極の工夫とは?
-
全国ミュージアムガイド
¥1,870
版元:朝日新聞出版 A5判並製 240ページ 2026年1月刊 日本全国から一度は訪れたい美術館・博物館を厳選。絶景の美術館に、美しい名建築。名画、現代アート、個性派、マンガ・アニメ etc……。旅の目的でも、ふらっと立ち寄りでも大満喫できる、展覧会だけじゃない美術館のいいところを詳しく紹介。
-
旧ソビエト連邦を歩く
¥2,420
版元:辰巳出版 著:星野藍 A5判並製 192ページ 2025年12月刊 気鋭の女性写真家による、前世紀の夢の跡をめぐる旅 それはまるで近未来のような、あるいはディストピアのような風景 共産主義を掲げ理想の国家建設を目指すも、1991年に崩壊を迎えたソビエト連邦。直後の混乱も30年以上経過した現在ではほぼ収束し、立ち入りが難しかった旧ソ連の構成国に興味を持つ人や、失われた国家の痕跡を見るために実際に足を踏み入れる人も増えています。 本書は、旧ソビエト連邦に何度も足を運んできた経験を持つ女性写真家・星野藍による旅行記です。彼女は、旧ソ連の構成国15カ国をすべて旅して写真に収めてきました。さらに、国として認めておらず、入国が極めて困難な“未承認国家”4カ国(ナゴルノ・カラバフ、アブハジア、南オセチア、沿ドニエストル)にも入っています。 フォトグラファー・星野藍がこれまで撮影してきた“巨大建造物”をはじめ、旅を進める中で目にしてきた景色や街中の生活風景、人々との出会いなど、多数の写真と紀行文で構成する一冊です。
-
変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館
¥2,200
SOLD OUT
版元:CEメディアハウス 著:ミンパクチャン 監修:樫永真佐夫 四六判並製 349P 2025/09刊 展示の背後(うら)には、人がいる—— 世界最大級のコレクション数を誇る日本の至宝・国立民族学博物館、通称「民博(みんぱく)」。クセ強研究者たちの素顔と展示のヒミツに迫る。 各界の著名人たちを惹きつけ、 広報誌には秋篠宮殿下が寄稿!? 太陽の塔の背後にあるモダン建築 それが民族学と文化人類学の聖地 国立民族学博物館(通称「民博」だ!) ——展示の舞台裏と クセ強な研究者たちの日常に迫る 世界最大級のコレクション数をほこる民族学と文化人類学の聖地は、大阪吹田市の万博記念公園にある。黒川紀章による初期の代表建築。特撮ものの悪の秘密組織としてロケ地に使いたいというオファーもあったとか。 民博には、自分の目で確かめないと実感できないカオスが広がっている。 おびただしい数の仮面、民族衣装、儀礼のための怪しげな道具、世界のパンから、墓標まで……「なぜこれを持ってきた?」と言いたくなる不思議な資料の数々を、剥き出しで展示している。 民博は世界を見つめる異世界だ。 にもかかわらず、民博には学芸員がいない。なぜ?
-
いそのけい 小さいトートバッグ
¥2,500
【いそのさんによる紹介より】 アグレッシブな人の絵が描いてある 小さいトートバッグ いわゆるランチトートと呼ばれるサイズです。 犬の散歩やジム、サブバッグなどなど便利なミニトート。 私は家で鞄の中身(お財布やイヤホンなど出かけるときに持ちたいもの)をしまっておくのにこのサイズのトートバッグを使っています。 赤、青、黒の3色 両面にシルクスクリーンプリントです。
-
かっこいいピンクをさがしに
¥1,430
SOLD OUT
版元:福音館書店 著:なかむらるみ 40ページ 26×20cm 2026年2月刊 ピンクは“女の子の色”ってほんと? ピンク色は、今の日本では“かわいい色”“女の子の色”といわれるけど、それってほんと? 古今東西、多様多彩、魅力的なピンクがあることを、絵本の中で子どもたちに発見してもらえたら、とつくられました。著者のなかむらさんが、建築、植物染色、口承文芸、化学、服飾、美術、写真、色彩論……様々な分野の方に「ピンク」をテーマにお話を伺うルポルタージュ。
-
焔に手をかざして 新版
¥990
版元:筑摩書房 著:石垣りん 文庫版 320ページ 2026年2月刊 14歳から定年まで単身勤め上げた詩人が灯す小さな焔たち 一人暮しという“ぜいたく”――14歳から定年まで単身勤め上げた大正生まれの詩人が灯す、小さな焔たち。生活を巡る傑作エッセイ。解説 田尻久子
-
重箱のすみから
¥2,530
版元:筑摩書房 著:金井美恵子 四六判上製 256頁 2026年2月刊 この人だけは、それを忘れてくれない。 また、不快ないつもの見世物がはじまる。「外出を控える」から『虎に翼』まで、20年代前半の日本に繁茂した愚直な言葉に苛立つ作者、10年ぶりの時事エッセイ!
-
おばけのおいしいひとり旅
¥1,540
版元:KADOKAWA 著:のもとしゅうへい A5変形判 152ページ 2026年2月刊 道に迷っても、立ち止まってもいいじゃない。回り道こそ、至福のひととき。 人生に迷った時は、おばけと一緒に気軽でのんびりとした「旅」に出よう。 注目の作家、のもとしゅうへい氏によるコミック作品第2弾! 発売即重版した作品の完全新作が、描き下ろし50pを加えて書籍化。 【あらすじ】 地方から上京し、就職活動中の大学生の主人公「私」は、「人生このままでいいのかな?」と悩みを感じ、気づいたらおばけの姿になってしまう。そんな将来への不安と向き合いながら、日々の中で、気分転換に私は小さな「旅」に出る。その過程で出会う人々や旅先でのおいしいごはんを通じて、少しずつ自分らしい生き方を選んでいく。そんな悩める「おばけ」の姿を描いた、あたたかくて優しい物語。
-
とある都市生活者のいちにち
¥1,540
発行・著:植本一子 文庫版 416 ページ 2025年11月刊 日記ブーム到来!の最中、日記からエッセイに舵を切った植本が、久しぶりに日記本を作りました。 『それはただの偶然』『ここは安心安全な場所』という2冊のエッセイ集を出した、この一年に並走する、制作中の心境を綴った1冊です。2冊のエッセイ集を読んだ方はもちろん、文章を書くこと、本を作ること、都市で暮らす自営業者の謎の生活が気になる方にも、ぜひチェックしていただければと思います。 子どもたちもずいぶん大きくなり、あの頃の状況とは全く変わったけれど、案外こうして日記を書く理由は、あまり変わっていないかもしれない。 もしかしたら本を作りたいけれど、どうしていいかわからない人に向けて、わたしはこんなふうにしているよ、と伝えるため。そして、もし作ること、書くことに躊躇しているなら、あなたにもきっとできるよ、と伝えるため。自分のためであり、同時に誰かのために、という根底の部分は変わらない。 中学生と高校生の娘二人と都市に暮らす、収入の安定しない自営業の写真家。それだけでも一般的と呼ばれる生活とは違う。けれど、普通とはなんだろうとも思う。100人いれば100通りの生活があり、そのどれもがきっと面白さを秘めている。だからわたしはすべての人に日記を、エッセイを、文章を書くことをお勧めしたい。あなたのことはあなたにしか書けないのだから。 (まえがきより) noteで掲載していた2024年10月22日から2025年8月14日までの日記を大幅加筆修正し、創作についての書き下ろしエッセイを挟みました。
-
批判的日常美学について 来たるべき「ふつうの暮らし」を求めて
¥1,980
版元:晶文社 著:難波優輝 四六判並製 256頁 2026年2月刊 現代は「ちゃんとする時代」。「ちゃんと働く」「ちゃんとした格好をする」……私たちはいつのまにか、ちゃんとすることを当然視し、それができない自分を責めながら生きている。だが、本当にちゃんとしなければならないのだろうか。 社会が要請する「ちゃんとしなければならない」に対して、自分の理由で反抗し、受け流し、交渉するための「道具」を追求すること。それが「批判的日常美学」の試み。 生活にまつわる様々なアイテム──料理、労働、ファッション、清潔感、コミュニケーション、性愛──などを題材に、「丁寧な暮らし」の呪縛から逃れ、いまだ到来しない「ふつうの暮らし」を模索する哲学的考察。他人と世界と自分をより自由に愛せるようになるためのメソッド。
-
かわいい中年
¥2,090
SOLD OUT
版元:中央公論新社 著:久保ミツロウ・能町みね子・ヒャダイン 四六判並製 216ページ 2026年2月刊 雑談がこんなに面白いの、反則だと思います!――岸本佐知子さん悶絶。ふいに出来る友達、家族の見知らぬ顔……ほろ苦い人生こそ愛おしい、中年期の心をほぐす処方箋。
-
11人の本棚と愛読書 私たちの読書生活
¥1,650
SOLD OUT
版元:大和書房 編:大島梢絵 A5判並製 128ページ 2026年2月刊 年間読書量150冊以上!大の本好きインフルエンサーである著者が読書家の方々の大切な本、読書スタイルについて教えてもらう。 じっくりと時間をかけて味わう読書。 インテリアや空間にもこだわった「本のある暮らし」― yukariさん 自分なりの視点や言葉のセンスを磨きたい。 読書で出会う個性豊かな表現に酔いしれる。― JIRIKOさん 明治時代の全集から現代のエッセイ、詩集まで。 ジャンルや時代を超えたストイックな読書 ― ゆい奈さん エッセイ、日記本、食にまつわる本。 誰かの生活が垣間見える本は日常を楽しむヒントになる。― 愛さん 本は救いであり、癒し。 読書セラピーで心を潤す言葉を届けたい ― ことさん 「読書ってかっこいい」から始まった読書習慣。 フィジカルな体験でもある読書という行為そのものが好き ― しんやさん 海外文学の魅力は、「違う」と「同じ」の共存。 知らない世界の価値観を文学を通じて感じたい。― マヤさん 本は波乱万丈な子育てからひと息つける静かな世界。 「読んで損はない」子どもたちと共に楽しむ読書 ― misakiさん 作家と共に生き、 染み入る言葉を味わい尽くす日々 ― 仙波義規さん アメリカに住んでいたからこそ日本語力を落とさないために始めた読書。 文章を書くことに興味を持ち、今はコピーライターに ― ひかりさん 読書と対話で「人に向き合う」 人それぞれの価値観やドラマを知りたい ― 大島梢絵
-
レコード店の文化史 グローバル・ヒストリー コミュニティ、都市、文化が交差する場所
¥4,620
SOLD OUT
版元:DU BOOKS 編:ジーナ・アーノルドほか A5版上製 376ページ 2026年2月刊 レコード店は「音楽を買う場所」を超え、共同体、記憶、文化が交錯する<社会空間>である。 本書は、世界各地のレコード店をめぐりながら、そこに生まれる関係性や階級、ジェンダー、サブカルチャー、 そして地域文化を多角的に分析。 デジタル時代における「場所」の意味を問い直す、 社会学・文化研究の新しい視座を提供する一冊。 ロンドンのレゲエ店からナイジェリアのジャズホール、東京の輸入盤店、革命前後のイラン、 ポルトガルやスペインの観光地化するレコード店、 ナイジェリアやルーマニアの音楽インフラまで。 22章のケーススタディは、レコード店がどのように人びとの文化生活を支え、 文化の公共圏として機能してきたのかを明らかにする。 レコード店には、人びとの趣味が交差し、見知らぬ者どうしが語り合い、 都市の片隅から文化が立ち上がる瞬間が息づいている。 音楽研究・社会学・文化史・都市研究に携わる多国籍の研究者・批評家が、 ポピュラー音楽研究、レコード産業史、都市文化論、若者文化史、社会主義圏の文化政策、 ディアスポラ研究などを背景に、レコード店という“小さな場”を多角的に読み解いた一冊。 店舗と共同体のヒントとなる書。
-
返さない借り つながる贈与 資本主義を克服する、新しい共同性
¥2,090
版元:朝日新聞出版 著:岩野卓司 四六判並製 248ページ 2026年2月刊 資本主義を支える「借りを返す」原理を問い直し、返礼に回収されない「贈与の連鎖」の可能性を探る。災害時の相互扶助や「恩送り」的なコミュニティーの実践、さらに、デヴィッド・グレーバーらの思想を手がかりに、共同性の新しいかたちを描き出す。
-
書店員の怒りと悲しみと少しの愛
¥2,090
版元:knott books 著:大塚真祐子・水越麻由子・篠田宏昭・前田隆紀・笈入建志・モーグ女史・小国貴司・嶋田詔太・大塚真祐子 四六判変形並製 256ページ 2026年2月刊 出版不況といわれて久しく、売り上げがピークの半分になってもいまだ改善する兆しは見えない。 その状況はとくに紙の書籍の市場で顕著であり、人件費や賃料、光熱費の高騰もあって、新刊書店の商売はすでに成り立たなくなりつつある。現場で働く書店員は、少ない人手で、毎日大量に入荷してくる新刊をさばき、レジをまわすだけで手いっぱいで、売りたい本のための販促にまわす余力もなく、疲弊している場合も多い。 そんな状況に加えて、本屋なのに入荷数が分からないから新刊の予約が受けられない、注文していない本が勝手に入荷する、人手が足りないのに雑誌に付録までつけなければならない、出版社の帯にコメントが採用されたのに報酬がない、などなど、書店員のやる気を削ぐような無駄や理不尽がまかり通っているのもまた書店の現場である。 だが、書店員自身が、その不満や怒りを吐露する場は多くはなく、大っぴらにするのが憚られる雰囲気があるのもまた事実である。いまどれほど書店の現場が疲弊していて、書店員が何を考えて仕事をしているのか、何に怒っていて、何に不満があるのか、それはほとんど知られないままである。 この本は、さまざまな立場の書店員による、書店の苦境や書店員であることへの思い、出版業界の不満や出版社への不信感、本や読者への思いを一人称で綴った怒りと悲しみと愛の記録である。
-
90's MOVIE BOOK
¥990
版元:Filmmarks イラストレーション:朝野ペコ サイズ:A5サイズ 32ページ 2026年のFilmarks90’s上映企画「30th×3」に合わせて発行される、1990年代映画特集のリトルプレス。 本書では、数多くの人気過去作のリバイバル上映を手がけてきたFilmarksリバイバルの中でも、特に人気を集めている上映シリーズ「Filmarks 90’s(フィルマークスナインティーズ)」を中心に特集。 2026年にリバイバル上映される作品紹介はもちろん、90年代の映画を取り巻くカルチャーや時代背景までを幅広く収録しています。 90年代映画の魅力を、いまの視点であらためて読み解く一冊です。
-
ぼくたちはどう老いるか
¥1,155
版元:朝日新聞出版 著:高橋源一郎 新書判 376ページ 2025年12月刊 72歳になった著者が他人事ではなく、鶴見俊輔『もうろく帖』の「老い」をじっくり考えぬく。家族にとっての老いは不朽の名作『恍惚の人』、谷川俊太郎の棺のそばで思ったこと、3歳下の実弟の死から身近な血縁、ひとりで死ぬことを思う。注目の思索エッセイ。
-
今日もぼーっと行ってきます
¥2,200
SOLD OUT
版元:KADOKAWA 著:中島京子 四六判並製 240ページ 2026年2月刊 直木賞作家による、極上のお散歩エッセイ。 「われわれには、「ぼーっとする時間」が必要だ。というわけで、ぼーっとする小さな旅に出ようではないか、というのが、このエッセイの企画趣旨なのである。」 情報や仕事、雑事に追われる日常生活から離れ、気持ちのいい空間を、ただひたすらぼーっと散歩したい。 野鳥公園に天文台、植物園、水族館、美術館。大山詣りに雨の梅園、時にはフェリーに乗って、あるいは天然の冷蔵庫、石の採掘場へ。 日本地図を作った歴史的人物に思いを馳せたり、ハイキングをしたり。 ささやかなお土産を買い求め、銭湯に入り、居酒屋で一杯。直木賞作家の描く、極上のお散歩エッセイ。
