-
おさまる家 井田千秋作品集
¥2,750
版元:実業之日本社 著:井田千秋 B5判変型 192ページ 2026年01月22日刊 この家に、帰りたい。」 空想に浸る。本を読む。食べる。眠る。 ただ、なんとなくそこに居る。 するりとおさまる。 ここは、たいへん居心地の良い とっておきの場所。 同人作品7本に加え、描きおろし漫画やエッセイまでたっぷり収録! 『家が好きな人』井田千秋のすべてが詰まった初の作品集。
-
東欧センチメンタル・トリップ
¥2,090
版元:草思社 著:イスクラ 四六判並製 240ページ 2025年12月刊 「旅に出たい。でも今すぐは難しい…」「東欧に行ってみたい。でもちょっと敷居が高くて……」―そんな方におすすめしたいフォトエッセイです。 ワルシャワ、プラハ、モスクワ——。子どもの頃、図鑑で見たぼんやりした写真の向こうにあった“鉄のカーテン”の世界。なんだか謎めいている…でも、強く惹かれてしまう。著者はそんな憧れをずっと抱えたまま、民主化直後の90年代、20歳のときに短期留学のサマーコースでドイツ東部を選び、単身で旅立ちました。 旅はやがて「その土地が抱えてきた時間を感じる」方向へと変わり、長い時間をかけて続いていきます。懐かしさと発見が交錯するページをめくるたび、自然と心が東へ向かうような旅情が広がっていきます。 この本の魅力をひとことで言うなら、「記憶が濃い」こと。旅先で出会った人の笑顔や親切。食堂や鉄道の旅で供される料理や家庭料理のあたたかさ。“記録”というより、“体の中に染み込んだ記憶”が、丁寧に掘り起こされたエッセイとなっています。 旅先で出合った料理を再現した文字レシピも収録しており、読むだけでなく“味わう旅”ができることも大きな魅力です。著者の撮影による巻頭カラーページの美しい写真も要必見。東欧を愛する方はもちろん、これから東欧を知る方にとっても、新たな扉を開いてくれる1冊になることでしょう。
-
なぜ「地方女子」は呪縛になるのか
¥1,045
版元:集英社 著:寺町 晋哉 新書判 206ページ 2026年1月刊 大学進学において、生まれ育った地域、性別、通っている高校、保護者の学歴など、特に多くの壁=社会的諸条件を乗り越えなければならないのが「地方女子」。 個人の努力や意志の問題に矮小化すると、「壁を乗り越えられないのは自己責任」という重荷を子どもたちに背負わせかねず、「地方女子」を呪縛にしてしまう。 選択の背景にある「当たり前」はどのようにつくられているのか──。 本書では「地方女子」の置かれた現状を教育、制度、経済、社会意識、ジェンダーなど多角的な視点から分析し問う。
-
ひのえうまに生まれて 300年の呪いを解く
¥1,815
SOLD OUT
版元:新潮社 著:酒井順子 四六判並製 160ページ 2026年1月刊 六十年に一度巡ってくる丙午。この年に生まれた女性は「男を食い殺す」と忌み嫌われ、大きな苦しみを味わってきた。自らも丙午生まれの著者が、六十年ずつ時代を遡り、史料・新聞・雑誌・小説・芝居等に残る驚きの丙午エピソードを発掘。この迷信が生き永らえてきた社会的背景を解き明かすと共に、次代の糧ともなる一冊。
-
現代の道具のブツリ
¥2,640
版元:雷鳥社 文:田中幸・結城千代子 絵:大塚文香 A5判変形(200×100)コデックス装 292ページ 2026年1月刊 私たちの生活をとりまく便利な道具と目に見えない力。 そこには光、音、熱、波、粒の世界がある。 知れば知るほど暮らしがもっと「愉快」になる! 型破りで、親しみやすい、物理学の副読本。 待望の『道具のブツリ』第2弾! テーマは、現代の暮らしを支える道具たち。 冷蔵庫、スマホ、時計、日傘、体温計、電子レンジ……。 本書では、電磁波から放射線、原子や電子の世界まで、 「目に見えない力」をあつかう25個の道具のブツリを紹介します。 見えない体の中を覗くX線、水分子を揺らして温める電子レンジ、 気化熱で冷やし続ける冷蔵庫、300億年に1秒しか狂わない時計……etc. 見たいものを見たい、より美味しく食べたい、外部の脅威から身を守りたい――。 そうした人間の欲望から生まれた生活道具を、 「みる」「つたえる」「たべる」「ふせぐ」「はかる」の5つの章に分け、 物理を専門とする教師ふたりが、道具とブツリの面白い関係について語ります。 難しい公式や計算はいっさい出てきません。 一見すると「複雑でしょ」と思われがちな道具も、 そのしくみを解きほぐせば、素朴な「物のことわり(自然法則)」が潜んでいるものです。 前作『道具のブツリ』の仕様はそのまま! パタンと勢いよく開くコデックス装、開くと正方形になる縦長の判型、 色やテクスチャを版画のように重ねた大塚文香さんの挿絵も、 ページ数増量でお愉しみいただけます。
-
道具のブツリ
¥2,420
SOLD OUT
版元:雷鳥社 文:田中幸・結城千代子 絵:大塚文香 A5判変形(200×100)コデックス装 272ページ 2023年8月刊 理にかなったものは美しい 25個の生活道具とそこに隠されたブツリをひも解く、 風変わりで、やさしい、物理学の入門書。 身の回りのものはすべて自然の原理や法則のもと成り立っています。 役に立たないと思われがちな中学・高校で習うブツリが、 実はさまざまな道具がもつ「用の美」の基礎になっているのです。 本書は、誰もが一度は使ったことのある生活道具を 「ながす道具」「さす道具」「きる道具」「たもつ道具」「はこぶ道具」の5つの章に分け、 物理を専門とする教師ふたりが、ああでもない、こうでもないと呟きながら、 道具とブツリの面白い関係について語ります。難しい公式や計算はいっさい出てきません。 点で突き刺すフォーク、慣性の法則で水を切るざる、 無限の刃渡りをもつピザカッター、空中の支点でてこを動かすハサミ…etc. 紀元前に生まれたスプーンや車輪など、 今なお変わらない道具の形やしくみにもう一度目を向けることで、 長い年月を経ても廃れない道具のデザインや機能が見えてくることでしょう。 開くと正方形になる縦長の判型、開きのよいコデックス装。 そして色やテクスチャを版画のように重ねた、 独特な風合いのある大塚文香さんの挿絵にもご注目!
-
まちに生きるローカル商店 14事例にみる生き残りかた
¥2,530
版元:ユウブックス 編著:URローカル商店研究会 四六変形判 228ページ 2026年1月刊 銭湯、駄菓子屋、豆腐屋、文具店…。まちに暮らす人々とともに生きながら、その“まち”らしい風景を生み出す“ローカル商店”は、まちの魅力をかたちづくるもの。 本書では経営危機を乗り越えた14軒のローカル店の復活ストーリーと生き残りの工夫をまとめた。各店の生き残り術を抽出したポイント、年表やデータも掲載。 まちづくり・事業承継に興味のある人に向けた、魅力的で持続可能なまちの実現を目指すための一冊。
-
エイジ・オブ・ケイジ ニコラス・ケイジとハリウッドの40年
¥3,080
版元:左右社 著:キース・フィップス 四六判並製 348ページ 2026年1月刊 「やりすぎという言葉はぼくの辞書にはないんだ」 ──ニコラス・ケイジ 出演作は100本を超え、誰もがその名を知るハリウッド・スター、ニコラス・ケイジ。 オスカー俳優、アクションヒーロー、一風変わったコメディ俳優、ひいてはゴシップ紙のターゲット、ネット上の笑いの種……さまざまな顔をもつ異色の俳優の40年にわたるキャリアをたどり、ケイジのその稀有な才能に迫る。 本書はまた、彼のキャリアを通してハリウッドの移り変わりも描く――80年代のハリウッド・コメディ(『ヴァレー・ガール』『ペギー・スーの結婚』『月の輝く夜に』)、90年代のインディーズ映画や超大作アクション映画(『ワイルド・アット・ハート』『リービング・ラスベガス』『フェイス/オフ』)、そしてフランチャイズ映画の台頭、ストリーミング映画について。映画技術や観客の好み、視聴スタイルまでもが目まぐるしく変化していくなかで、ケイジはどのような選択をし、100本以上もの映画に出演するにいたったのか。 唯一無二のハリウッド・スター、ニコラス・ケイジの本格評伝。
-
体育会系 日本のスポーツ教育が創った特異な世界
¥1,056
版元:中央公論社 著:小野雄大 新書判 240ページ 2026/1/22刊 大学をはじめ学校の運動部出身で特有の価値観・行動様式を持つ体育会系。厳格な上下関係、集団規律・根性重視などを特徴とし、爽やか、暴力的、勉学が苦手、就活に有利など様々に語られてきた。本書はその起源から、先輩・後輩関係の調査、スポーツ推薦入試の軌跡と現状、就職後のキャリア形成の困難などを多角的に描く。近年、深刻化する不祥事の歴史も追い、数百万人規模とも思われる日本独自の体育会系の実態を描く。
-
【サイン本】そいつはほんとに敵なのか
¥1,870
SOLD OUT
版元:hayaoki books 著:碇雪恵 四六判並製 176ページ 2026年1月刊 SNSを捨て、喧嘩を始めよう。 “合わない人”を遠ざける人生は、心地いいけどつまらない。 もっと沸き立ちたいあなたに送る、現代人必読の〈喧嘩入門エッセイ〉誕生! 駅でキレているおじさん、写真を撮りまくる観光客、理解できない政党と支持者、疎遠になった友だち、時にすれ違う家族や恋人……。 「敵」と決めつけて遠ざけるより、生身の体でかれらと出会い直し、逃げずにコミュニケーションをとりたい。 ZINE『35歳からの反抗期入門』が口コミで大ヒット中の書き手・碇雪恵による、待望の商業デビュー作。 憎みかけた「そいつ」と共に生きていくための思考と実践の記録をまとめた14編を収録。
-
自己決定の落とし穴
¥990
版元:筑摩書房 著:石田光規 新書判 208ページ 2025年8月刊 自分で決めたはずなのに息が詰まるのはなぜ? 自分のことは自分で決める。ひとりを尊重する――善いことのはずなのにどこか息苦しいのはなぜ? 「自己決定」をめぐるこの社会の自縄自縛をときほぐす。
-
ハンス・ウェグナー 至高のクラフツマンシップ
¥4,345
版元:青幻舎 著:織田憲嗣 編: Bunkamura ザ・ミュージアム A4変並製 412頁 2026年1月刊 世界的椅子研究家のコレクションより 重要作品200点以上を収録した大決定版 家具に裏面があってはなりません。 あらゆる角度から観察されて、どの側面も視線に耐えるようでなくてはならないのです。 (ハンス・ウェグナー) Yチェアやザ・チェアなど日本でも高い人気を博す、北欧モダンチェアの巨匠ハンス・ウェグナー。 世界的にも注目される著者のコレクションから重要作品となる160点の家具を筆頭に、図面や貴重な資料写真で構成。 長年の研究からウェグナーの膨大な作品を体系的にまとめた解説や、約500点のイラストレーションも必見。A4ワイド版412頁という保存版的な一冊です。 ハンス・ヨルゲンセン・ウェグナー(Hans Jørgensen Wegner) 1914-2007年。デンマークとドイツの国境の町トゥナーに生まれる。デザイナーであり家具職人として、素材に対する深い洞察と職人技に基づく独創的なデザインで数々の名作椅子を生み、今日まで国際的に高い評価を受けている。日本でもYチェアやザ・チェアなどで人気を博す。 織田憲嗣(おだ・のりつぐ) 椅子研究家・東海大学名誉教授。1946年高知県生まれ。髙島屋宣伝部に勤務する傍ら、椅子の収集活動を開始。以降半世紀以上にわたり近代家具、特に20世紀の北欧家具を研究・収集し、日用品として実際に使用することを基本理念としながら活動を続けている。1994年にコレクションと共に北海道へ移住。1997年、デンマーク家具賞受賞。2015年に「ウェグナーに関する研究成果を世界に対して発表し続け、ウェグナーの今日的な評価の向上に大きく寄与した」ことにより、審査員全員一致にて第1回ハンス・ウェグナー賞を受賞。
-
禅COJI コジコジと禅のことば
¥1,540
SOLD OUT
版元:イースト・プレス 著:さくらももこ B6判変並製 112ページ 2026年1月27日刊 うまくできない日も、答えが出ない夜も いつも心にコジコジを。 この本は、コジコジとその仲間たちのことばと、 古くから伝わる禅のことばを重ねた一冊です。 なにかを目指すわけでもなく、超マイペースで自由気ままに生きるコジコジ。 将来の夢を聞かれても「将来もコジコジはコジコジだよ」と答えます。 禅もまた、「本来のありのままの自己こそが真実である」と説いてきました。 その教えの中から伝えられてきた禅のことばには、日々を生きるためのヒントがつまっています。 「コジコジ」×「主人公」 ―誰もが持っているまっさらな自分― 「ハレハレ君」×「山是山 水是水」 ―ありのままを見る心― 「ミミズ君」×「宇宙無双日 乾坤只一人」 ―どんな命もただ唯一の尊い存在― ふたつの世界は、まるで違うようで、じつはとても似ているのかもしれません。 どのページを開いても、ふっと笑えて、ときにハッとする。 あなたにとって「おまもり」になることばが見つかるかもしれません。 自分への一冊に。 大切な誰かへの贈りものに。
-
【サイン本】自炊の風景
¥1,760
版元:NHK出版 著:山口祐加 四六判並製 208ページ 2026年1月刊 生活も人も料理も毎日少しずつちがう。その日にしかない偶然があるから、自炊は面白い 食、暮らし、旅、家族・友人などさまざまな場面で料理の片鱗に触れて心が動いた瞬間を、ありのままに綴った自炊料理家・山口祐加初のエッセイ集。初めて料理をした7歳の頃から、料理家としての独立を経て、世界の自炊を求めて海外を訪ね歩いた現在までに食べてきた食卓の数々の風景を凝縮し、豊富な写真とともに17のレシピも収載。「自炊」にとことん向き合い、著者と料理との関係性を浮き彫りにする、いま最注目の料理家の日常の記録。
-
nice things 83 まだ見ぬ景色と、まだ見ぬ自分と出会う。旅の宿。
¥1,980
版元:情景編集舎 A4変形 124ページ 2026年1月刊 日常の景色は変わるもの。 日常の輪郭も揺らぐもの。 あなたの景色はどうですか? 今日の自分はどうですか? 明日の自分はどこに向かっていますか? 日常の縁(へり)を歩くように旅する。何かを感じる宿の特集です。
-
女性が建てた家と間取り
¥1,980
版元:エクスナレッジ 著:田中厚子・松下希和 A5判並製 144ページ 2025/12/26刊 小説家、画家、女優、デザイナーの モダンな住まいを拝見! 女優や作家などの職業をもつ女性が登場すると、 女性が主導して家を建てるケースが 見られるようになる。 茨木のり子、いわさきちひろ、水の江瀧子、 桑沢洋子、宇野千代、林芙美子、吉屋信子、 川上貞奴etc.…… 彼女たちが手に入れた住まいは、 これまでの慣習にとらわれない 新しいライフスタイルを象徴するものだった。 【目次】 第1章 女性と建てる理想の家 ・茨木のり子 ・いわさきちひろ ・エロイーズ・カニングハム ・土浦信子 第2章 憧れのモダンなライフスタイル ・水の江瀧子 ・桑沢洋子 ・宇野千代 ・三宅やす子・艶子 第3章 新しい和のデザインへの探求 ・坂西志保 ・林芙美子 ・吉屋信子 ・川上貞奴 (番外編) ・女性画家たちのアトリエ 三岸節子、仲田菊代、上村松園 ・女性実業家と建築家 廣岡浅子、羽仁もと子、馬場はる (コラム) ・日本の女性建築家はいつ現れた? ・婦人雑誌がつくった住まいの理想像 ・和洋のはざまに揺れた日本の暮らし
-
スペクテイター 55 にっぽんの漂泊民
¥1,320
版元:エディトリアル・デパートメント B5変型 160頁 2026年1月刊 かつてこの国には、社会の枠の外側でひっそりと、しかし確かな意志をもって自由に生きた「漂泊民」と呼ばれる人々がいた。 彼らはいつ、どこから現れ、どのような道を歩んだのか。 個人の行動が可視化され、管理が加速する現代において、定住を拒む「漂泊」という生き方は、いかなる意味を放つのか。 日本の歴史と民俗を辿り、現代人が失った精神の根源を掘り下げる、あらたな旅への案内。 *導入まんが「漂泊民って、なんだろう?」アシタモ *図解「絵でみる漂泊民」河井克夫 *インタビュー ・「サンカの民ってなんだろう?」磯川全次(在野史家) ・「人はなぜ、サンカに自由を見るのか?」今井照容(もとサンカ研究会) ・「サンカたちとの短かい交流」清水おさむ(劇画家) ・「21世紀 民俗巷談」堤邦彦(国文学者) *まんが「木霊」勝又進 *まんが「丘の向こう」まどのかずや *論考「未来はノマド? 移動する人々の過去・現在・未来」長沼行太郎 *寄稿「サンカサークルを こうして立ち上げた」アラカワ(サークル代表) *講座「民俗学のABC」ノンバズル企画
-
お金信仰さようなら
¥1,980
版元:穴書 著:ヤマザキOKコンピュータ 四六判 並製(ビニールカバー) 224ページ 2026年1月刊 働いて働いて働いて働いて働いて、 収入を伸ばし、貯蓄を増やし、経済最優先の社会の中で、 成長と労働ばかりが求められてきた。 私たちは、「お金信仰の時代」に生まれ育った。 どれだけの資産があれば人は幸せになれるのか? 売れないものには価値がないのか? 経済成長すれば私たちの暮らしは豊かになるのか? 投資家やバンドマンとして、金融界のみならず国内外のパンク・シーンや多種多様な地下カルチャーを渡り歩いてきた著者が、 そこで培ってきた独自の視点でひとつひとつの疑問を解き、 貯蓄でもなく、選挙でもない、新しい選択肢を提示する。 『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』(6刷)で話題をさらった、 ヤマザキOKコンピュータの最新作。 今度こそ、くそつまらない未来は変えられる。 お金信仰が終わったあとの時代で、 何を指針に生きるのか? まだ名前の付いてない、新たな時代へと突き進む私たちのための入門書。
-
遥かな都
¥3,300
SOLD OUT
版元:作品社 著:池澤夏樹 四六判上製 304P 2026年1月刊 書物の中と博物館の遺物の間にしかない幻影の都市、アレクサンドリア。 その蜃気楼のような姿を追って遊歩する歴史紀行。 池澤訳、E・M・フォースター『ファロスとファリロン』を併録 《アレクサンドリア。紀元前三世紀にアフリカの地中海岸に造営されたこの都は二千数百年に亘って次々に支配する民族を替えながら繁栄し、一九五二年に至って本来の主人であるべきエジプト人の手に渡った。/それまでの間、文化的なものはすべて地中海の北岸からあるいは東のアラビア半島からやってきて、エジプト人はただ住民に穀物を供することだけを求められた。/だから、エジプト革命で都市の相貌はすっかり変わり、それ以前の姿は文学の中にしか残らなかった。華麗で壮大な、言葉だけで築かれた大厦高楼の集合。古代の詩人や思想家に始まって近代ギリシャ語の詩人K・P・カヴァフィス、イギリス人であるE・M・フォースターとロレンス・ダレルの作品群。/ぼくは若い時にこの文学の都市に出会って夢中になり、いくつかの文章を書き、翻訳もした。気がつけばこれが相当な量になる。そこでこれを一巻に纏めようと思い立った。》││本書「はじめに」より
-
低気圧の日、甘いミルクコーヒーの調べ
¥1,760
版元:KADOKAWA 著:onyoro 四六変形判 272ページ 2026年01月21日刊 揺らぐままのあなたのことを、世界は歓迎していますよ 「変わらない私も、変わってゆく私も、いつだって選べる。私は私の面影を残したまま、新しくなれるのだ。」 ☆ -------------------- ☆ 旅先の銭湯、 海辺でかじったクロワッサン、 ファミレスのおもちゃ売り場の指輪。 いつだって心の温度をあげてくれるのは ささやかだけど尊い、生活の手触りだ。 ☆ -------------------- ☆ あたたかなまなざしで綴られる、珠玉のイラストエッセイ集
-
北海道の生活史
¥4,950
SOLD OUT
版元:北海道新聞社 監修:岸政彦 編:北海道新聞社 A5判上製本 1280頁 2026年1月刊 「北海道の生活史」プロジェクトは、北海道の様々な人の人生を聞き取り、記録することを目的としてスタートしました。京都大学大学院文学研究科教授の岸政彦先生に監修いただき、聞き取りの手法も岸先生が編集した『東京の生活史』『大阪の生活史』(いずれも筑摩書房刊)、『沖縄の生活史』(みすず書房刊)のスタイルを取り入れました。 事務局の北海道新聞社は「身近な人の人生を書き残しませんか?」と、新聞紙面やネット上で「聞き手」を募集しました。応募者が多数いたため、岸先生と北海道新聞社は150人を決定するための選考会と抽選を行い、「聞き手」を決定しました。 その後、「聞き手」を対象に、取材する際の準備や心構え、聞き取りの進め方などを岸先生から教わる研修会を開催。語りの音源を文字に起こし、原稿にまとめる過程では「相談会」を複数回開催し、その都度、岸先生からの助言を受け、一次原稿を執筆しました。「聞き手」による編集作業、「語り手」による掲載内容の確認を経たうえで、修正を加え、それぞれ作品として仕上げました。 150本の作品は、このようなプロセスにより完成されたものです。
-
子どもでいられなかったわたしたちへ ヤングケアラー「その後」を生きる
¥2,090
版元:子どもの未来社 著:高岡里衣 四六判並製 246ページ 2025年11月刊 「わたしはずっと不思議だった。体の悪い家族がいないって、どんな感じなんだろう。自分のことだけ考えればいいって、どんな気持ちなんだろう。」 9歳の頃から難病の母の介護を担い、学業や仕事のかたわらで命を支える緊張と不安を抱え続けた著者。 24年にわたるケア生活が終わった後も、人生を再構築するための模索は続く。 元ヤングケアラー当事者が思いを込めて語る、過酷だが愛情に溢れたケア生活の真実。 【推薦コメント】 「ただ生きる」ことは、こんなにも難しい。だから、私たちは一緒に生きるのだと思う。 「強く生きなくてもいい、生きてさえいればいい」 子どもでいられなかった彼女は今、命を全肯定している。 ――土門蘭さん(文筆家、『死ぬまで生きる日記』ほか)
-
問いつめられたおじさんの答え
¥2,420
版元:石原書房 著:いがらしみきお 四六判 並製 144ページ 2026年1月刊 耳の聞こえないひとは、どうやって聞くの? どうしてみんな、携帯ばっかり見てるの? 家族って、なんですか? どうして嘘をついちゃいけないの? どうしてこんなに暑いの? 友だちって、必要? 勉強って、役に立つの? 人はどうして死んじゃうの? ――子供に訊かれたら困るその質問、おじさん=いがらしみきおが答えます。「webちくま」(筑摩書房)の人気エッセイ連載、待望の書籍化! 『ぼのぼの』『I【アイ】』の漫画家・いがらしみきおがまっすぐ、そしてユーモラスに綴る、素朴な疑問への答え。 東日本大震災とコロナ禍を経て、いがらしさんの世界との向き合い方がやさしく灯る、子どもにも大人にも面白い「人生の最初の問い」に寄り添う一冊。 各界の大人たちからの書き下ろし質問への回答を併録。
-
本を作るのも楽しいですが、売るのはもっと楽しいです。 韓国の文学を届ける
¥2,420
版元:岩波書店 著:金承福 四六判並製 212頁 2026年1月刊 出版社をおこし、書店をひらき、日本と韓国文学との架け橋として奔走する日々。読めば出版の未来が輝きだす、希望のエッセイ集。 大学の先輩が手書きで韓国語に訳してくれた吉本ばななの『キッチン』、茨木のり子の詩に重ねた民主主義への思い、ハン・ガンの初邦訳作品『菜食主義者』刊行の舞台裏――互いの国の物語をつないできた人々の情熱が、日韓文学の未来をひらく。出版社クオンの社長による、読むことへの愛と信頼に満ちたエッセイ!
