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あさってのニュース
¥1,760
版元:筑摩書房 著:北村みなみ A5判並製 144頁 2024/12/09刊 あさっては明日よりきっとおもしろい 生成AI、自動運転車、遺伝子操作ベビーetc. 近未来のテクノロジーが実装された社会をニュース仕立てでマンガ化。北村みなみが描く少し不思議な未来へGO!
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文学者とは何か
¥1,650
SOLD OUT
版元:中央公論新社 著:安部公房/三島由紀夫/大江健三郎 B6判変型 200ページ 2024/12/6刊 我々は何のために小説を書くのか。良い批評とは何か。重要なのは細部か全体か――。世界的な日本人作家三人が語り合う鼎談「文学者とは」をはじめ、文学をめぐる対話全五編を初集成。
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現代生活独習ノート
¥1,815
版元:講談社 著:津村記久子 四六版並製 266ページ 2021年11月19日刊 偶然録画していた興味のない番組 冷蔵庫内の陣地争い 貧弱な食事ばかりのSNS画面 資料室の籠城騒動 キラキラはしていなくても、 冴えない日常は、案外愛しく、悪くない。 短編の名手がおくる 私たちの‘今’が詰まった8つの物語 怒り、あきらめ、情けないこと、ときどきは幸せなこと “通り過ぎていくものたちのどれかは、手になじんで輝いてくれるだろう”
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物語ることの反撃 パレスチナ・ガザ作品集
¥2,992
リフアト・アルアライール 編 藤井 光 訳 岡 真理 監修・解説 単行本 46 ● 268ページ ISBN:978-4-309-20911-1 ● Cコード:0097 発売日:2024.12.03 版元:河出書房新社 リフアト・アルアライール 編 藤井光 訳 岡真理 監修・解説 四六版 268ページ 2024.12刊 現代パレスチナを代表する詩人が編み遺した、ガザの若き作家たちによる23篇。過酷な「日常」を書き留め、暴力と占領に物語ることで抵抗する、魂の作品集。 2023年12月、イスラエル軍の空爆によって命を落としたパレスチナの詩人、リフアト・アルアライール。忘却に抗うため、そして想像力によってあたらしい現実を立ち上げるため、彼が私たちに届けた、23の反撃の物語。
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マムアンとララちゃん
¥1,980
版元:宝島社 著者:ウィスット・ポンニミット B5判 176P 2024年11月13日刊 雑誌『リンネル』で2015年10月号から2023年4月号まで連載されていた人気漫画「マムアンとララちゃん」を書籍化! 全80回分の漫画に加え、新たなお話や、遊び心が詰まった描きおろしイラスト、著者のタムくんからのメッセージも収録。 ちょっと疲れた心を癒やしてくれる、ホッとする一冊です。
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星のみえない夜は砂糖菓子につつまれて
¥1,320
版元:オーバーラップ レーベル:はちみつコミックエッセイ 著:まつざきしおり A5判並製 2024年11月15日刊 心の傷を癒してくれたのは甘くて優しい砂糖菓子でした―――。 浮かんでくるまで安心してまちましょう 時間が経てば必ず浮かんでくるから だいじょぶです―――。(第5話 ふわりと浮かぶみたらしだんごより) しょんぼりと落ち込んだ日に作りたい砂糖菓子のレシピエッセイ集 気持ちが沈んでしまった夜に辿り着いたのは、星空に佇む「喫茶星屑」。 店主の女の子から砂糖菓子のレシピが入った小瓶を手渡され――? 心にかつての傷を抱えるすべての人を星屑のようなお砂糖でお手当てします。 フルカラー&おやつレシピ付き
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私という猫 完全版(サイン入り)
¥2,640
イシデ電 (著, イラスト) 2007年から2019年にかけて著者ブログで描かれた『私という猫』。 手塚治虫先生における『火の鳥』のような、著者渾身の畢生の一作です。 本作は、冒頭に引いたように「もしも私(著者)が猫だったなら」というモノローグから始まるものの、「人間の知識で窮地を脱する」的ファンタジー展開は一切ありません。 むしろ、著者の前世が野良猫であったかのような、リアルな野良猫社会が描かれます。 野良猫「私」の生活は、マンガならではのダイナミズムに満ち溢れています。 その理由は、野良猫のリアルがそうであるからなのか。 あるいは、著者がリアルではなく、リアリティを帯びた物語を描いているからなのか。 猫に詳しくないヒトの担当者にはわかりかねますが、このマンガには、人間の心を揺さぶる強い力があります。 そして、その力の立脚点は、冒頭のモノローグにあると考えます。 本作を読まれて、「自分が猫だったら」と考えたとき、主人公「私」の過酷な猫生と、自身の人生を重ね合わせる方もいるかもしれません。 実は「もしも私が猫だったなら」という設定は、内容のために考えられたものではなく(その理由は著者あとがきに書かれています)、実際に物語は人間の「私」と無関係に進んでいきます。 ですが、そんな本作は「もしも私が猫だったらば」と描き始めた時点で、こう終わらせると著者が決めていたかのようなラストを迎えます。 また完結に至る道中には「ただ生きること」の価値や美しさが織り込まれています。 そんなマンガが、人間と猫を重ね合わせた始まりと終わりになっていることで、より読者に訴えかける力を獲得している。そして社会情勢が年々厳しくなる中、結果的には今こそ読まれるべき作品になっている――と考えます。 とはいえ、野良猫「私」の猫生は、ただ辛いだけのものではありません。 かわいい内容を期待して読むと、喜怒哀楽を全身に浴びて火傷するような異形の猫マンガですが、喜も楽もあります。 「私」とその仲間たちの躍動感溢れるアクションや、コミカルな掛け合いも盛りだくさんです。 厳しくも楽しい、悲しくも美しい、唯一無二にして空前絶後の猫生讃歌。ぜひ、ご一読ください。 ※本書の売上の3%は、保護猫活動や地域猫活動を行うNPO法人に寄付されます。 出版社 : ことさら出版 (2024/11/1) 発売日 : 2024/11/1 言語 : 日本語 コミック : 528ページ ISBN-10 : 490996701X ISBN-13 : 978-4909967015 寸法 : 14.8 x 3.5 x 21 cm
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すべての、白いものたちの
¥935
版元:河出書房新社 著:ハン・ガン 文庫版並製 200ページ 2023.02.07刊 アジア初のブッカー国際賞作家による奇蹟の傑作が文庫化。おくるみ、産着、雪、骨、灰、白く笑う、米と飯……。朝鮮半島とワルシャワの街をつなぐ65の物語が捧げる、はかなくも偉大な命への祈り。
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菜食主義者
¥2,420
版元:クオン 著:ハン・ガン B6判並製 304頁 2011/05刊 「新しい韓国文学シリーズ」第1作としてお届けするのは、韓国で最も権威ある文学賞といわれている李箱(イ・サン)文学賞を受賞した女性作家、ハン・ガンの『菜食主義者』。韓国国内では、「これまでハン・ガンが一貫して描いてきた欲望、死、存在論などの問題が、この作品に凝縮され、見事に開花した」と高い評価を得た、ハン・ガンの代表作です。 ごく平凡な女だったはずの妻・ヨンヘが、ある日突然、肉食を拒否し、日に日にやせ細っていく姿を見つめる夫(「菜食主義者」)、妻の妹・ヨンヘを芸術的・性的対象として狂おしいほど求め、あるイメージの虜となってゆく姉の夫(「蒙古斑」)、変わり果てた妹、家を去った夫、幼い息子……脆くも崩れ始めた日常の中で、もがきながら進もうとする姉・インへ(「木の花火」)― 3人の目を通して語られる連作小説集。
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少年が来る
¥2,750
版元:クオン 著:ハン・ガン B6判並製 280頁 2016/10刊 『菜食主義者』でマン・ブッカー国際賞に輝いた、ハン・ガン渾身の物語 あの光州で起きた民主化運動の鎮魂曲 光州民主化抗争から約三十五年。あのとき、生を閉じた者の身に何が起きたのか。 生き残った者は、あれからどうやって生きてきたのか。 未来を奪われた者は何を思い、子どもを失った母親はどんな生を余儀なくされたのか。 三十年以上の月日を経て、初めて見えてくるものがあるーー。 丹念な取材のもと、死者と生き残った者の声にならない声を丁寧に掬いとった衝撃作。
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今日の人生 シリーズ3巻BOX
¥5,500
「今日を生きる」を描く大人気コミックエッセイ、永久保存版セット! 【内容】 『今日の人生』 『今日の人生2 世界がどんなに変わっても』 『今日の人生3 いつもの場所で』 [限定冊子]かき下ろし「絵日記」付!(16頁) むなしい日も、幸せな日も、おいしいものを食べた日も、世界が大きく変わった日も…… 10年を超える「今日」(2013年~2024年)を収録。 ご自身や大切な方への贈り物に、ぜひ。 著: 益田ミリ(マスダミリ) ミシマ社 定価 5,000 円+税 発刊 2024年11月14日 ISBN 9784911226070
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天国ではなく、どこかよそで
¥2,200
発行:twililight 著:レベッカ・ブラウン 翻訳:柴田元幸 B6変形判 136ページ 2024年10月25日刊 『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』などで知られるアメリカの作家、レベッカ・ブラウンの最新物語集『天国ではなく、どこかよそで』。 「三匹の子ぶた」を踏まえた「豚たち」、「赤ずきんちゃん」を踏まえた「おばあさまの家に」をはじめ、ピノキオ、ヘンゼルとグレーテルなど、さまざまな伝統的物語やキャラクターを、レベッカ流に夢見なおした物語が並びます。 語り直しの切り口は作品によってさまざまですが、単一のメッセージに還元できない、怒りと希望をシンプルな文章で発信しつづける作家の神髄が伝わってくる、豊かな「サイクル」が出来上がっています。 訳者の柴田元幸が「この人の文章は言葉というよりほとんど呪文のようなリズムを持っている」と評するレベッカ・ブラウン独自の文体によって、 読者を暗闇から光へ、厳しさから愛へ、私たちが今いる場所から私たちが行くべき場所へと導きます。
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次郎にもきいてみた。ブツブツ問答集
¥1,100
「コジコジにきいてみた。」と「次郎にもきいてみた。」 あわせて読みたい。 ・・・・・・・・・ 文・その他 さくらももこ 編集 永岡綾 出版社(メーカー名) ブルーシープ 本体価格(税抜) ¥1,000 発行日 2024/10/25 頁数 112 サイズ(mm) 縦148 × 横105 × 厚さ9 「勉強しないとダメですか?」「気楽でうらやましいよ」「いつか立派になれるよね?」 みんながモヤモヤする100の問いに、今度は次郎がブツブツ答えます。 さくらももこさんが大切に描いた『コジコジ』のエッセンスを凝縮したポケットブック『コジコジに聞いてみた。モヤモヤ問答集』に続く第2弾。 ナンセンスギャグや、キャラクターたちのモヤモヤをシュールな目線で描く漫画『コジコジ』。コジコジのツッコミ役・半魚鳥の次郎は、カッコつけてもカッコつかない。面倒くさがりなのにやさしく、ツンデレ。そんな次郎の言葉はいつも等身大で親身なもの。次郎が口をツンととがらせブツブツ答えれば、何も解決しなくても、励まされた温かみがじんわりと残る、不思議な1冊です。 お笑いコンビ・シソンヌのほうの「じろう」さんからも、あったかいエッセー「コジコジと隣の席になる以前の次郎について考える」を寄稿いただきました。
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ポスト・ムラカミの日本文学 改訂新版
¥2,200
版元:破船房 著:仲俣暁生 P136 B6判ソフトカバー 2024年9月刊 2002 年に刊行され、ながらく絶版だった幻の名著を完全復刊! 村上春樹と村上龍はそれまでの日本文学をどのように変えたか。二人の「ムラカミ」に続く世代の作家──保坂和志、阿部和重、町田康、吉田修一、堀江敏幸、星野智幸、赤坂真理はどのように文学を刷新したか。22 年前の本なのに、いまもいちばんあたらしい、現代日本文学理解のための最良の副読本。 ◎本書で取り上げられている主要作品 村上春樹『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『神の子どもたちはみな踊る』、村上龍『限りなく透明に近いブルー』『コインロッカー・ベイビーズ』『愛と幻想のファシズム』、高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』『日本文学盛衰史』、保坂和志『プレーンソング』、『この人の閾』、阿部和重『アメリカの夜』、『インディヴィジュアル・プロジェクション』『ニッポニアニッポン』、堀江敏幸『郊外へ』、吉田修一『最後の息子』『パレード』、星野智幸『最後の吐息』『嫐嬲』、高見広春『バトル・ロワイアル』、黒田晶『メイド イン ジャパン』 etc...
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一年前の猫
¥2,200
近藤聡乃 (著) 『A子さんの恋人』『ニューヨークで考え中』で人気の漫画家・アーティストの近藤聡乃さん。 一緒に暮らす猫たちとの生活を描いたエッセイ7編と、 魅力的なカラーイラスト約20点を、本文、巻末の蛇腹、特典シールなど随所に収録した小さな作品集です。 【仕掛けが盛り沢山!】 文庫サイズの上製本に、金の箔押し、巻頭と巻末にはそれぞれ、二つ折り、蛇腹(四つ折り)の別丁扉付き。 さらに、特典シールも全ての本に挿み込み。すてきな小箱のような一冊です。 【本文より】 ニューヨークはもう冬である。今日の猫たちは一年たったら一年前の猫になる。来年もたぶん私は猫たちの誕生日を祝うのを忘れてしまうけど、一年前の猫たちの小さな声やあたたかさを忘れることはないだろう。 出版社 : ナナロク社 (2024/8/29) 発売日 : 2024/8/29 単行本 : 120ページ ISBN-10 : 4867320269 ISBN-13 : 978-4867320266 寸法 : 1.1 x 11.2 x 15.5 cm
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誕生日のアップルパイ
¥2,420
SOLD OUT
作家夫婦が子どもたちに、うれしいことがあったらその日のうちに、つまり、よろこびが減らぬうちにお礼の手紙を書きなさい、と教えたように、千寿子さんもまた、うれしいことがあったら、その日のうちに娘に向けて葉書を書き、手紙を書きました。 ー『誕生日のアップルバイ』(庄野千寿子) 庄野千寿子 著 庄野潤三(1921-2009)が残した小説のほとんどには、作家の家族が登場します。 彼らは明るく、快活で、ユーモア精神にあふれ、ときに作家に小説の話題を提供 し、ときに小説の主人公となります。子どもたちの生命力があふれる初期の作品 もいいですが、老夫婦の日々を描いた晩年の連作もまた、庄野文学の大きな魅力 といっていいと思います。なかでも、作家の生活を陰でささえる千寿子夫人 (1925-2017)は、連作のなかで特別な存在です。 本書はこれまで発表されてこなかった千寿子夫人から長女夏子さんへの書簡で す。手紙をいろどるたくさんの料理と、娘への感謝の気持ちを綴った数々の手紙 は庄野潤三の文学そのもので、読んでいるこちらも幸せな気持ちになります。手 紙は昭和48年に始まり、作家が亡くなった2009年に終わります。日々のよろ こびを反芻するために綴った、家族の些細な記録は、庄野文学を読み解くヒント であり、同時に、毎日の生活を楽しむためのヒントになっています。 価格:2200+税/224頁 発行 夏葉社
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城崎にて 四篇(サイン本)
¥2,530
森見登美彦 (著), 円居挽 (著), あをにまる (著), 草香去来 (著) 「城崎は、カニがうまい」 大和八木駅近くの焼き鳥屋に、奈良県ゆかりの作家が何人か集まり、しょうもない話をしていたときのことである。森見登美彦氏の何気ない一言をきっかけに、われわれは城崎温泉を訪れることとなった。宿は川口屋城崎リバーサイドホテル。カニ料理のフルコースに舌鼓を打ち、遊技場でスマートボールや射的に興じ、ロープウェイに乗って温泉寺に詣で、城崎文芸館を訪問した。実にユカイな旅行であり、その旅の思い出としてここに本書を刊行する。 装幀・川名潤 出版社 : 志学社 (2024/6/6) 発売日 : 2024/6/6 言語 : 日本語 単行本 : 160ページ
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私の猫(サイン本)
¥2,420
十文字青 (著) 表題作を含む四篇を収録。 「書肆imasu」レーベル第一弾。 収録作品: 父と猫 19981999 愛はたまらなく恋しい 私の猫 装画・タダジュン 装幀・名久井直子 出版社 : 志学社 (2024/6/6) 発売日 : 2024/6/6 言語 : 日本語 単行本 : 192ページ
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うどんリープ 香川に帰ったらタイムリープから抜けられなくなった件
¥550
版元 : U-NEXT 著:森晶麿 文庫版並製 2024年3月刊 大学進学を機に郷里の香川を出、東京の企業に就職した達也はある日縁談を進められる。乗り気になったものの、地元には遠距離恋愛中の恋人がいた。大型連休の金曜に香川へ帰省し、別れ話をするはずが、気がつくと帰省最終日の日曜朝になっている。何とか恋人に別れを告げるものの、時間はなぜか金曜夜に戻ってしまい、やり直しの会話の中で、達也は恋人の秘密に気づく。本当に彼女とは終わりなのか。達也の本当に望む未来はどこに——?
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古本屋台2
¥1,650
版元:本の雑誌社 著者:Q.B.B. 作・久住昌之、画・久住卓也 A5判並製 184ページ 2024年2月刊 夜中になるとどこからともなく現れる。本好きのオアシスが帰ってきた!2018年に刊行され「本の雑誌」の年間ベスト1に輝いた『古本屋台』の第2弾が本の雑誌社へと版元を移し、待望の刊行。 屋台中に古本が並び、一杯百円で白波のお湯割りが飲める(ただし飲み屋じゃないから一杯だけ)「古本屋台」に集うのは本とお酒を愛する老若男女。ひげのサラリーマンから、新婚夫婦、反社(?)のアニキと舎弟などのなじみ客にに加え、ギョラちゃん(荻原魚雷)、オカタケさん(岡崎武志)、ロバート・キャンベルなども登場。隠れキャラとして「重松」も背中を見せる。頑固そうだけど、どこか憎めないオヤジさんのキャラもますますパワーアップ。客にかけるひと言ひと言が心にしみわたる。
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ね、この素晴らしき世界
¥1,320
SOLD OUT
ねこの絵で埋め尽くされた花原史樹さんの『ね、この素晴らしき世界』、愛おしすぎて頬ずりしたい。 ・・・・・・・・・ 著・文・ 花原 史樹 ねこばかり描きつづけて、2222日。 毎日のなにげない日常のなかで生きてる ねこたちの姿をシンプルに、優しいタッチで描いた SNS花原史樹初のイラストブック登場。 描き下ろしイラスト&オリジナルのまんが多数収録 出版社(メーカー名) KADOKAWA 本体価格(税抜) ¥1,200 発行日 2024/02/14 頁数 208 判型 A5
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palmstories あなた
¥1,980
版元:palmbooks 著:津村記久子、岡田利規、町田康、又吉直樹、大崎清夏 文庫版変形上製本 152ページ 2023/8/30刊 palmbooksの『palmstories』は、手のひら(palm)にすっぽりとおさまる小説集。 「あなた」と「きみ」をめぐる、5つの“てのひら”の小説たち(パームストーリーズ) ちいさなハードカバーの単行本でお届けする掌篇アンソロジー あなたが私に寄越してくれたさまざまな物が、もしその時に手に入らなかったとしたらと考えると、ちょっと恐ろしいなという気がしてくる。 --津村記久子「六階を見習って」 なんであれば出来事とも呼べないかもしれないくらいのもの、きわめてうっすらとした出来事のようなものからでさえ、忘れがたい印象をふいに得る、ということはきみにももちろん時々起こる。 --岡田利規「一月、生暖かい月曜日の午後のこと」 此の度は機会を与えてくれてありがとう。本当に感謝している。(…)そんな僕がつい、本当に、と書いてしまったのはマジで貴殿に感謝しているからだ。 --町田康「言ひ譯」 あなたは引っ越してきたばかりの街を一人で歩いている。真っ直ぐな道の果てに寺院と思しき白い塀が見える。 --又吉直樹「行列」 茂呂来さん、茂呂来さん、聞こえますか。(…)きっとそちらはいま、おくつろぎタイムですよね。 --大崎清夏「眼鏡のバレリーナのために」
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私のアルバイト放浪記
¥2,197
SOLD OUT
版元:土曜社 著:鶴岡いづみ A5判ペーパーバック 2023年 4月刊 『私のアルバイト放浪記』 頭部モデル、測量会社従業員、水道検針員、梅調査員、お掃除スタッフ… そんな、ちょっと変わったアルバイトのフィールドワークぽくもあり、同時に人生にさまようひとりの人間のドキュメントのようでもあり。 土曜社から出ている、いくつかの整体の本でチラッと知っていた鶴崎いづみさんの、アルバイト体験をマンガで描いた本書。職場の人間関係や、働く人のひととなり、空気感が伝わってくる感じが、とても良い。鶴崎さんは「観察の人」なのだなぁ、と。 とはいえ、お金をもらうためと割り切ってはじめたアルバイトでも案外に、生活にまで心配事やら何やらが侵食してくるのが大変にリアル。割り切り、を許さない何かが職場というものにはあるのだな、と。 そして、そういう諸々が「己の必然を発見する自己観察の過程」だったという一文には深く動かされました。そう、働いてみてはじめて、自分が仕事のどの部分がダメとか苦では無いとか、発見できるんだよな〜。
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夜ふけに読みたい 森と海のアンデルセン童話
¥2,530
著・文・その他 H. C. アンデルセン 著・文・その他 アーサー・ラッカム 翻訳 吉澤 康子 翻訳 和爾 桃子 「夜ふけに読みたいおとぎ話」シリーズ最新刊は、森と海のアンデルセン童話。みにくいアヒルの子、人魚姫… デンマークからやってきた、春と夏のお話。 出版社(メーカー名) 平凡社 本体価格(税抜) ¥2,300 発行日 2024/4/26 頁数 264