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ヤンキーと地元
¥990
SOLD OUT
版元:筑摩書房 著:打越正行 文庫判 368頁 解説岸政彦 2024/11/07刊行 あまりのおもしろさにページを捲る手が止まらず、気がつけば一日が終わっていた。 そして圧倒された放心状態で岸政彦さんのあとがきを読んでいたら、ハタと我にかえり気づいた。そうだよ!そもそもこんな本が書かれたこと自体とんでもないことだと。 沖縄のヤンキーの中に「パシリ」として入り込み、暴走に原付で追走し、イジられパシられ、博打で金を巻き上げられ、おなじ建築現場で一緒に働き、キャバクラの撤収に駆り出されながら、長い長い時間を一緒に過ごす。そうやって信頼を得ながら、彼らのリアルな声を聞きだし、生活史を紐解いていく。 そんなこと、普通できない。なんか、研究者の範疇を超えているというか… でも、そうして拾い集められたヤンキーたちひとりひとりの言葉、彼らの生き方、そこに横たわる暴力的で残酷な構造には、ただただ圧倒される。男社会、沖縄、ヤンキーという共同体、そこにいる女性、暴力の連鎖、搾取の構造…あらゆることに対する解像度がグッとあがる。そして、出てくる一人一人が本当に忘れられなくなるという感じがする。 本書にも何度もでてくる上間陽子さんの『海をあげる』と、併せて読んでほしい。お互いが欠けていたピースを補完し合って、ひとつの大きな絵が見えてくるような2冊だと思うから。
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(サイン付き)私という猫 完全版
¥2,640
イシデ電 (著, イラスト) 2007年から2019年にかけて著者ブログで描かれた『私という猫』。 手塚治虫先生における『火の鳥』のような、著者渾身の畢生の一作です。 本作は、冒頭に引いたように「もしも私(著者)が猫だったなら」というモノローグから始まるものの、「人間の知識で窮地を脱する」的ファンタジー展開は一切ありません。 むしろ、著者の前世が野良猫であったかのような、リアルな野良猫社会が描かれます。 野良猫「私」の生活は、マンガならではのダイナミズムに満ち溢れています。 その理由は、野良猫のリアルがそうであるからなのか。 あるいは、著者がリアルではなく、リアリティを帯びた物語を描いているからなのか。 猫に詳しくないヒトの担当者にはわかりかねますが、このマンガには、人間の心を揺さぶる強い力があります。 そして、その力の立脚点は、冒頭のモノローグにあると考えます。 本作を読まれて、「自分が猫だったら」と考えたとき、主人公「私」の過酷な猫生と、自身の人生を重ね合わせる方もいるかもしれません。 実は「もしも私が猫だったなら」という設定は、内容のために考えられたものではなく(その理由は著者あとがきに書かれています)、実際に物語は人間の「私」と無関係に進んでいきます。 ですが、そんな本作は「もしも私が猫だったらば」と描き始めた時点で、こう終わらせると著者が決めていたかのようなラストを迎えます。 また完結に至る道中には「ただ生きること」の価値や美しさが織り込まれています。 そんなマンガが、人間と猫を重ね合わせた始まりと終わりになっていることで、より読者に訴えかける力を獲得している。そして社会情勢が年々厳しくなる中、結果的には今こそ読まれるべき作品になっている――と考えます。 とはいえ、野良猫「私」の猫生は、ただ辛いだけのものではありません。 かわいい内容を期待して読むと、喜怒哀楽を全身に浴びて火傷するような異形の猫マンガですが、喜も楽もあります。 「私」とその仲間たちの躍動感溢れるアクションや、コミカルな掛け合いも盛りだくさんです。 厳しくも楽しい、悲しくも美しい、唯一無二にして空前絶後の猫生讃歌。ぜひ、ご一読ください。 ※本書の売上の3%は、保護猫活動や地域猫活動を行うNPO法人に寄付されます。 出版社 : ことさら出版 (2024/11/1) 発売日 : 2024/11/1 言語 : 日本語 コミック : 528ページ ISBN-10 : 490996701X ISBN-13 : 978-4909967015 寸法 : 14.8 x 3.5 x 21 cm
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yon 第2号
¥1,650
四国×アウトドアの雑誌 第2号 ・・・・・・ (創刊号SNSより編集長 日野藍) 名前の由来は、四国の“よん”です。 本のあり方を、すごく迷った。 この時代にあえて作る本だから 限られた人でいいから、 その人たちがわざわざ買いたいものにした。 四国中やゆかりの ヤバい人を集めて協力してもらった。 編集部も、たくさん歩いて撮って書いた。 ガイドブックじゃない四国。 一歩内側の四国。 いい本になった。 喜んでくれる人に届けばうれしいです。 編集長 日野藍 ---
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nice things. 78 自ら作る仕事と暮らし。
¥1,980
版元:情景編集舎 巻頭特集は、 「自ら作る仕事と暮らし。」 です。 やりたいことをやろう。 その場所で。 自分たちらしく生きよう。 その場所で。 心が喜ぶ方向へ。 その場所で仕事をし暮らしている人たちの特集です。 この号から表紙を写真から絵に変えます。 荻原美里さんの絵に出会い表紙をお願いすることになりました。
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ここで唐揚げ弁当を食べないでください(サイン・特典ステッカー付き)
¥1,760
SOLD OUT
著・文・その他 小原 晩 出版社(メーカー名) 実業之日本社 本体価格(税抜) ¥1,600 発行日 2024/11/14 頁数 176 サイズ(mm) 縦188 × 横130 累計1万部の私家版がついに商業出版! これは生きるのが下手くそなあなたへの応援歌。気持ちが上向きになる生活エッセイ。
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今日の人生 シリーズ3巻BOX
¥5,500
「今日を生きる」を描く大人気コミックエッセイ、永久保存版セット! 【内容】 『今日の人生』 『今日の人生2 世界がどんなに変わっても』 『今日の人生3 いつもの場所で』 [限定冊子]かき下ろし「絵日記」付!(16頁) むなしい日も、幸せな日も、おいしいものを食べた日も、世界が大きく変わった日も…… 10年を超える「今日」(2013年~2024年)を収録。 ご自身や大切な方への贈り物に、ぜひ。 著: 益田ミリ(マスダミリ) ミシマ社 定価 5,000 円+税 発刊 2024年11月14日 ISBN 9784911226070
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未整理な人生
¥2,310
版元:生きのびるブックス 著:インベカヲリ☆ 四六判並製 240頁 2024年9月刊行 人類って、変。うん、すごく変だ。 不幸の手紙、地蔵の誘拐、街場の怪文書、スーモ泥棒、自殺を誘発する発車メロディ、失踪する芥川賞作家と東京藝大出身者、東京地裁のコッペパン、トイプードルと偽って売られるヤギ… 欲望の迂回して、理屈では説明できないことばかりしでかす人間たち。得体のしれない衝動、小さな狂気、ろくでもない人類。そんな未整理な人類を、じっと観察し、人間のよくわからなさを考察する一冊。 著者のインベカヲリ⭐︎さんは、写真家でありノンフィクション作家。乾いてて、ユーモラスで、鋭い。一度読み出すと、止まらなくなります。 「やっぱ、俺らって変だもんな…」と、不思議と気が楽になるというか、解放された気持ちになる一冊でした。なんか愉快!
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そっと 静かに
¥2,420
ハン ガン【著】/古川 綾子【訳】B6判/ページ数 192p 音楽との出会い、様々な思い出にまつわる歌、著者自身が作った歌…。韓国を代表する作家ハン・ガンの繊細な感性に触れるエッセイ集。「歌は翼を広げて、私たちの生の上へと滑り出す。歌がなくて、その翼で生の上へと滑空する瞬間すらもなかったら、私たちの苦しみはどれほど重さを増すだろうか」――本文より ハン・ガンが「書きたいのに、書けなかった」と回想する時期に生まれた本書には、音楽との出会い、さまざまな思い出にまつわる歌、著者自身がつくった歌について綴られている。著者の繊細な感性に触れるエッセイ集の初邦訳。
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おもちゃのいいわけ
¥2,750
著・文・その他 舟越桂 舟越桂が家族のために木っ端で制作したおもちゃを集め、一冊の絵本のような作品集に仕上げた名作『おもちゃのいいわけ』を、2024年7月から開催される彫刻の森美術館の「舟越桂 森へ行く日」展を記念して復刊します。それぞれのおもちゃにまつわる物語がエッセイとして綴られ、子どもたちを思う父親としての心情がしみじみと伝わってくる味わい深い一冊です。1997年に刊行されたすえもりブックス版の完全復刻に加え、著者がとくに気に入っている4つの作品と、制作にまつわるエピソードを収録し、増補新版として出版します。 特別な思いを込めてつくる。それはおもちゃであっても作品をつくる感覚と何ら変わることはない。これ以上の贈り物はあるでしょうか。桂さん、ありがとう。 ?三沢厚彦(彫刻家) この本が復刊されるとは何と嬉しいことでしょうか。しかもまるで置き土産のように幾つかの作品と桂の言葉も添えて。?末盛千枝子(絵本編集者) 出版社(メーカー名) 現代企画室 本体価格(税抜) ¥2,500 発行日 2024/07/31 頁数 68 サイズ(mm) 縦220 × 横285 × 厚さ13 判型 A4変形
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写真絵本 はたらくシリーズ 3冊
¥7,260
SOLD OUT
本屋、製本所、図書館… 吉田亮人さんと矢萩多聞さんの「写真絵本 はたらく』、地味で、実直で、うつくしい。 ・・・・・・・・・・・・・ 朝から晩まで、 ひとつの職業の人にはりついて、 その仕事や暮らしぶりを見つめてみた。 大人と子どもがともに読みながら 「はたらく」ことの意味を考える あたらしい写真絵本シリーズ(総ルビ)。 ①写真絵本 はたらく 1 はたらく本屋 ISBN(JAN) 9784422701912 写真 吉田 亮人 著・文・その他 矢萩 多聞 出版社(メーカー名) 創元社 本体価格(税抜) ¥2,200 発行日 2024/09/12 頁数 24 判型 B5変形 ②写真絵本 はたらく はたらく図書館 ISBN(JAN) 9784422701943 写真 吉田 亮人 著・文・その他 矢萩 多聞 出版社(メーカー名) 創元社 本体価格(税抜) ¥2,200 発行日 2024/11/10 頁数 28 判型 B5変形 ■第1巻:はたらく本屋 大阪にあるちいさな本屋「長谷川書店」は、 子どもからお年寄りまで 地域の人たちに愛される町の本屋さん。 朝、お店のなかでは、とどいたばかりの 新しい本がぎっしりつまった箱がいったりきたり。 いそげいそげ、もうすぐ10時。 お客さんがやってくる--。 ■はたらく図書館 奈良の図書館「奈良県立図書情報館」。 図書館の仕事ってのんびりしてそう、 と思ったらおおまちがい。書庫から本を取り出して、 返ってこない本をさいそくして 壊れた本を直すこともある。 司書は毎日大忙し、いきつくひまもありません。 図書館の知られざる裏側を覗きます。 ③写真絵本 はたらく はたらく製本所 ISBN(JAN) 9784422701936 写真 吉田 亮人 著・文・その他 矢萩 多聞 出版社(メーカー名) 創元社 本体価格(税抜) ¥2,200 発行日 2024/11/10 頁数 28 判型 B5変形 ■はたらく製本所 埼玉県にある製本所「松岳社」ではたらく 笠井瑠美子さんの一日。 紙を折る人、切る人、あわせる人、綴る人、 運ぶ人……製本工場はおおきないきものみたい。 『広辞苑』から『はてしない物語』まで数多くの本を つくってきた製本所の静かなドラマ。
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女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選
¥1,980
SOLD OUT
版元:書肆侃侃房 著:北村紗衣 四六判並製 224ページ 2024年11月発売 「もうダメかも……」を「楽しく生きよう!」に変える、映画の力でサバイブするための100選 あのヒロインみたいになれたらいいな、私と同じだな、私とは違うけどステキだな……。 映画を見ることで、女性であること、少数派であること、自分自身でいることの楽しさに気づける。 もっと楽しく生きる準備をするために、あなたを待っている映画がきっとある。 クラシックな名作から近年の話題作まで、労働問題、恋愛とセックス、フェミニズム、クィア、人種、民族など、多様な視点から厳選した100本の映画ガイド
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無意味のススメ 〈意味〉に疲れたら、〈無意味〉で休もう。
¥1,430
著・文・その他 川崎 昌平 出版社(メーカー名) 春秋社 本体価格(税抜) ¥1,300 発行日 2019/07/22 頁数 192 サイズ(mm) 縦180 × 横118 × 厚さ12 判型 B6変形 情報が氾濫する現代,私たちは日常を容赦なく襲う過剰な「意味」に,心身ともに疲弊させられている……「意味」の束縛から抜け出し,「無意味」を花開かせるための手引き。
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エルメスのえほん くるくるとステッチ
¥2,860
版元:講談社 作:100%ORANGE 装丁:名久井直子 企画:エルメス A4 変形判 32 ページ 2024 年10月28日刊 2024年10月、エルメスの絵本の第2作目となる『くるくるとステッチ』の誕生です。 今年のエルメスの年間テーマは「フォーブルの魂」。第一号店として長い歴史を持つパリのフォーブル=サントノーレ24番地は、拠点とした時から上階に馬具アトリエを擁し、世界中に「ものづくり」の精神を伝える創造の場所。このアトリエが、今回の絵本の舞台です。 前作同様、職人的なアプローチでグラフィックデザインやイラストを制作する100%ORANGEが描く、 エルメスのアトリエの日々そのものであり、クラフトマンシップにあふれる世界です。
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SHUKYU Magazine JAPAN FOOTBALL ARCHIVE
¥2,970
『SHUKYU Magazine JAPAN FOOTBALL ARCHIVE』は、日本サッカーミュージアムの所蔵品を中心に、日本サッカーの歴史を振り返るたいへん美しい一冊。これぞ日本サッカー⚽️これぞ歴史⚽️ ・・・・・・・・・・・ 価格:2,700円 (税抜) サイズ:210×297mm (A4版) ページ:172頁 言語:日本語、英語(一部) 著者:SHUKYU+Gottingham 発行:SHUKYU ISBN:978-4-9912382–5-3
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天国ではなく、どこかよそで
¥2,200
SOLD OUT
発行:twililight 著:レベッカ・ブラウン 翻訳:柴田元幸 B6変形判 136ページ 2024年10月25日刊 『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』などで知られるアメリカの作家、レベッカ・ブラウンの最新物語集『天国ではなく、どこかよそで』。 「三匹の子ぶた」を踏まえた「豚たち」、「赤ずきんちゃん」を踏まえた「おばあさまの家に」をはじめ、ピノキオ、ヘンゼルとグレーテルなど、さまざまな伝統的物語やキャラクターを、レベッカ流に夢見なおした物語が並びます。 語り直しの切り口は作品によってさまざまですが、単一のメッセージに還元できない、怒りと希望をシンプルな文章で発信しつづける作家の神髄が伝わってくる、豊かな「サイクル」が出来上がっています。 訳者の柴田元幸が「この人の文章は言葉というよりほとんど呪文のようなリズムを持っている」と評するレベッカ・ブラウン独自の文体によって、 読者を暗闇から光へ、厳しさから愛へ、私たちが今いる場所から私たちが行くべき場所へと導きます。
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MOMENT 4 つくりかたをかえる
¥2,420
発行:リ・パブリック 2024年10月25日刊 B6版変形 168ページ MOMENTは、あらゆる地域や分野を横断しながら、新しい都市のあり方を探索する人たちのためのトランスローカルマガジンです。気候も風土も異なるアジア各地をめぐった4号の特集は「つくりかたをかえる」。 インドネシア生まれの発酵フード、テンペをめぐる紀行文から、タトゥーアーティストをはじめさまざまなつくり手を訪ねたバリ島のバイク旅、山形県大江町での採集とインクづくり、福岡県広川町で久留米絣の「色」を見出す滞在制作、磯野真穂と伊藤ガビンの対談、精神科医・星野概念を迎えた「ひまをとりもどす」座談会などなど、世の中の状況が変わるなかで、しなやかにつくる人たちに出会い、自分たちの取材や制作の方法も大きく変えながら、これからのつくりかたを探ります。
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ちゃぶ台13 特集:三十年後
¥1,980
版元:ミシマ社 四六判変形 192 ページ 2024年10月24日刊 特集:三十年後 大地震、地球沸騰化、食糧危機、生物種激減・・・ こうした事態が確実に起こっている、三十年後。 不安ばかりが先行するが、今、私たちは何をどう考えていけばいいのだろう? ・巻頭漫画 益田ミリ「コーヒーを飲みながら」 ・巻頭インタビュー 松村圭一郎「日本の最先端は周防大島にあり」 ・三浦豊×宮田正樹「森と土を愛してやまない二人が語る『三十年後』」 ・特集「三十年後」書き下ろしエッセイ6本!・・・万城目学/土井善晴/佐藤ゆき乃/上田誠/白川密成/猪瀬浩平 ・尾崎世界観 書き下ろし小説「げーと」 装画:ミロコマチコ
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最後のテレビマンに愛をこめて 「伊丹十三への13の質問」から13年
¥1,650
発行 13の質問編集室 編集協力 水本アキラ、谷口愛 デザイン イワフチメグミ 制作協力 浦谷年良、中村佑子、大西隼(テレビマンユニオン) 協賛:テレビマンユニオン 127×188/114p/ソフトカバー 2024年10月刊 映画監督/俳優/エッセイストとして知られる伊丹十三。あまりにも多彩な仕事を遺してきた彼だが、再放送や配信などがままならず、いまだ全貌が明らかになっていないのは、主に70年代をとおして活動した"テレビ・ドキュメンタリスト"としての伊丹の姿だろう。 そんな彼のテレビマン時代を共に歩んだディレクター/プロデューサーたちと若き伊丹ファンたちとの対談や、エッセイをまとめたリトルプレスがこの『最後のテレビマンに愛をこめて 「伊丹十三への13の質問」から13年』である。 伊丹流のTVドキュメンタリー作法を確立した『遠くへ行きたい』ほか、『欧州から愛をこめて』『天皇の世紀』『アートレポート』など数々の名作番組も仔細に紹介。
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次郎にもきいてみた。ブツブツ問答集
¥1,100
「コジコジにきいてみた。」と「次郎にもきいてみた。」 あわせて読みたい。 ・・・・・・・・・ 文・その他 さくらももこ 編集 永岡綾 出版社(メーカー名) ブルーシープ 本体価格(税抜) ¥1,000 発行日 2024/10/25 頁数 112 サイズ(mm) 縦148 × 横105 × 厚さ9 「勉強しないとダメですか?」「気楽でうらやましいよ」「いつか立派になれるよね?」 みんながモヤモヤする100の問いに、今度は次郎がブツブツ答えます。 さくらももこさんが大切に描いた『コジコジ』のエッセンスを凝縮したポケットブック『コジコジに聞いてみた。モヤモヤ問答集』に続く第2弾。 ナンセンスギャグや、キャラクターたちのモヤモヤをシュールな目線で描く漫画『コジコジ』。コジコジのツッコミ役・半魚鳥の次郎は、カッコつけてもカッコつかない。面倒くさがりなのにやさしく、ツンデレ。そんな次郎の言葉はいつも等身大で親身なもの。次郎が口をツンととがらせブツブツ答えれば、何も解決しなくても、励まされた温かみがじんわりと残る、不思議な1冊です。 お笑いコンビ・シソンヌのほうの「じろう」さんからも、あったかいエッセー「コジコジと隣の席になる以前の次郎について考える」を寄稿いただきました。
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冬の本
¥1,870
「小さな本を出したいね」 「小さいけれど、たくさんの人が書いている本」 「たくさんの人が、大切な1冊について書いた本」 ー『冬の本』 青山南ほか83名 冬に読んだ本や、冬になったら思い出す本。冬に出会った本や、冬のような本。冬と一冊の本をめぐる書き下ろしエッセイ集。 執筆者一覧 青山南、秋葉直哉、淺野卓夫、天野祐吉、安西水丸、いがらしみきお、池内紀、池内了、石川美南、井嶋ナギ、伊藤比呂美、伊藤礼、井上理津子、岩瀬成子、上原隆、宇田智子、内堀弘、大竹昭子、大竹聡、大谷能生、岡尾美代子、岡崎武志、荻原魚雷、角田光代、片岡義男、木内昇、北澤夏音、北沢街子、北村薫、北村知之、久住昌之、小林エリカ、越川道夫、小西康陽、近藤雄生、佐伯一麦、柴田元幸、杉江由次、杉田比呂美、鈴木慶一、鈴木卓爾、鈴木理策、曽我部恵一、高橋靖子、高山なおみ、田口史人、竹熊健太郎、武田花、田尻久子、田中美穂、丹治史彦、友部正人、直枝政広、長崎訓子、名久井直子、能町みね子、橋口幸子、蜂飼耳、服部文祥、浜田真理子、早川義夫、平田俊子、平松洋子、文月悠光、穂村弘、堀込高樹、堀部篤史、ホンマタカシ、前野健太、万城目学、又吉直樹、松浦寿輝、町田康、南博、森山裕之、安田謙一、柳下美恵、山崎ナオコーラ、山下賢二、山田太一、山本善行、吉澤美香、吉田篤弘、吉本由美 装丁 和田誠 定価 1700円 刊行日 2012年12月20日 ISBN 9784904816073 C0095 仕様 四六判変形 上製 200頁
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うどん県の歩き方: ~これから香川県を訪れる人に 読んでほしい10の物語~
¥880
桑島明大 (著) いつしか讃岐うどんばかりが注目されるようになってしまった香川県。『うどん県。それだけじゃない、香川県』のスローガンのとおり、香川県にはまだまだ魅力的なものがたくさんある!香川県出身の著者が、同じく香川出身の仲間とともに作りあげた、「読む」ガイドブック。これから香川への旅行を考えている人にぜひ読んでほしい、「うどん県民」ならではのエピソードを詰め込みました。超王道の観光スポットから、グルメ、お土産、さらには地元の人にもあまり知られていない、ニッチな歴史探訪も。県外の人はもちろんのこと、地元の人にも楽しんでいただける、新しい「旅のしおり」ができました。 発売日 : 2024/7/22 言語 : 日本語 ペーパーバック : 108ページ ISBN-13 : 979-8332159169 寸法 : 12.7 x 0.64 x 18.8 cm
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わたしの推し本屋
¥600
著・SAKI,ひぞのゆうこ,TUG BOOKS 田山直樹,ユカリーヌ,みみみ,チノ,しのはらあきひと,#高知の歩き方,春木滉平,ニシハラ,モリコレbooks,エイモリミキコ,MEG,なつきさかな 書籍|A5 20ページ 600円 2024/7/28(日)発行 四国にある本屋さんへの熱い思いを語りたい! そんな12名が文章やイラストなど思い思いの表現方法で持ち寄りました。 あなたにとっての推し本屋に出会えるかもしれません。
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ワンルームワンダーランド ひとり暮らし100人の生活
¥2,200
編著=落合加依子、佐藤友理 エッセイ=100人の皆様 装丁・組版 佐藤友理 編集 落合加依子(小鳥書房)、佐藤友理 印刷・製本 シナノ書籍印刷株式会社 並製、B6、帯あり、240ページ ISBN978-4-908582-12-7 定価:2,000円+税 発行:小鳥書房
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TOKYO STYLE by Kyoichi Tsuzuki [SIGNED]サイン入り
¥16,500
日本人作家、編集者、写真家である都築響一の作品集。 「やむをえず、初めて大判カメラを購入した。車は持っていなかったので、原付の足元に機材を載せ、2年以上もの間東京を走り回った。それが私の写真家としての原点だった。初版から30年余りの時が過ぎた今、『Apartomento』から『Tokyo Style』の新版が出るというのは、小さな奇跡のように感じられる」ー都築響一 カルト的人気を誇る名著でありコレクターズ・アイテムの象徴でもある『Tokyo Style』が、初版の刊行から30年以上の時を経て新版として蘇る。この写真集は不朽の名作であり、本当の意味で人が住まう東京の住居を、ごく親密な距離からありのままに写し出している。初版の贅沢なページ構成はそのままに、装丁を一新して新版を制作。本作のアイコニックなイメージのセレクションが並んだ後には、作者が新たに書き下ろしたあとがきが添えられ、豊かな自己表現をなすアナログ世界を捉えた作品群が喚起するノスタルジアに光を当てて本書は締め括られる。作者の長年の友人であり、アメリカを拠点として活動する作家のバリー・ユアグロー(Barry Yourgrau)が序文を寄稿。「卑猥なものから奇抜なもの、ファンキーなものからKAWAIIもの」にあふれた東京の「雑然としてひどく散らかった」隠れ家について思いを巡らせる。 本書は、世界有数の大都市が孕む日常へと読者を誘い、我々自身やそのコミュニティとより繋がりをもって生きるための雛形を紹介する。「ほら、座りなよ」と作者は手招きする。「こんな生活も、まあ、悪くないから」と。 hardcover 388 pages 250 x 250 mm color 2024