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ヒゲのガハクごはん帖
¥2,310
版元:集英社 文:梅村由美 画:山口晃 A5判並製 208ページ 2025年10月刊 画家・山口晃の日常を妻が綴り、それに夫が絵で応える。 山口晃夫妻、初の合作による「食の絵日記」エッセイを書籍化! 人気画家・山口晃のエッセイ漫画『すゞしろ日記』に登場する、「カミさん」こと妻の梅村由美。丸顔で肝が据わっていて、「むはは」と笑い食欲旺盛。夫目線から理不尽の権化のごとく(?)描かれてきた彼女が、ついに筆を執った――! 自宅で、行きつけの店で、旅先で、場所を選ばず発揮される「ガハク」こと山口晃の「食」に対するこだわり。そんな夫との日々を妻目線から綴る文章に、たっぷりの挿画でガハクが応酬する、ウェブメディア「MON ONCLE」の人気連載『ヒゲのガハクごはん帖』を、このたび単行本化。二人の食体験を文と絵の両方から絵巻物のように楽しめる、新感覚のエッセイ本となっています。 収録した17のエピソードは、結婚生活初期の衝撃の料理や現在に至る定番メニュー、チョコやケーキといったおやつ事情、出張制作時のお弁当日記、さらにはヴェネチア、バレンシア、ニューヨークといった海外での体験など、場所もテーマも多種多様。 連載時より大幅な加筆を経て、実に7割超のページが挿画入りという豪華な1冊です。さらに、出張制作時に仕上げた作品1点をカラーで収録。
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コレクターズパレード 100人の収集生活
¥2,200
版元:小鳥書房 編:落合加依子・佐藤友理 B6並製 240頁オールカラー 2025年10月刊 ひとり暮らし100人の生活を綴ったエッセイ集 『ワンルームワンダーランド』に続く待望のシリーズ第2弾! 2歳の男の子から大学生、主婦、会社員、本屋の店主、音楽家、DJ、茶道家、公認会計士、カウンセラーなど、年齢も職業も住む場所もさまざまな100人に「なにか集めているものはありますか?」と尋ねるところからスタート。 「つい集めてしまう」 「なぜか捨てられない」 「自然と集まっていた」 と、それぞれが好きなものをささやかに集めて暮らす、収集生活の楽しさや苦悩。 人知れず集めたコレクションと、それが置かれた部屋の写真をエッセイとともに収録しました。 ページをめくるたびにコレクションたちが次々と姿を現し、個性を纏って歩みを進めていく。 色も形も背景も異なるものたちが連なってゆく光景は、まるでパレードのよう。 「捨てられなくて溜まっていくもの」から「夢を引き継ぐもの」まで、 100人の暮らしに散りばめられた小さな「心のときめき」が、このパレードを彩ります。 「なんかいい」と感じるものたちによって、日々がちょっと豊かになる。 本書は、誰かの瞳を輝かせるものや、誰にも気づかれない日常の断片をすくいあげるコレクションを通して、“好き”に触れるよろこびと、自分を大切に思う感覚を呼び覚まします。 あなたのそばにある、「なんでもないけど、なんでもなくない」ものたち。 その存在もまた、ひそやかなコレクションなのかもしれません。
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本が生まれるいちばん側で
¥2,310
版元:ライツ社 著:藤原印刷 四六版変形並製 232ページ 2025年9月刊 本をつくる人が増えれば、きっと読む人も増える。 そう信じて、個人の本づくりに伴走し続け、 「ZINEの聖地」と呼ばれた印刷会社が長野にある。 ・表紙がダンボールでできた写真集 『隙ある風景』ケイタタ ・個人で1万部以上売っている短歌集 『100年後あなたもわたしもいない日に』土門蘭・寺田マユミ ・大学生がつくった、40ページの初めてのZINE etc… 『300年前のこと』とみたみずき あの本もこの本も、藤原印刷だったんだ! 本書は、長野県松本市にある老舗印刷会社、藤原印刷の三代目・藤原兄弟による、本づくりへの熱い想いを綴った一冊です。 かつては教科書や専門書を中心に黒子として働いていた藤原印刷が、個人の「自分で本をつくりたい」という想いに応え、伴走し続けてきた15年の軌跡。 語られるのは、出版社も書店員も本好きもまだ知らない、印刷所にしか語れない本のこと。 本づくりの常識をくつがえす自由で創造的な取り組みの数々が紹介され、読了後には「こんな本でもアリなんだ!」「わたしでも本をつくれるんだ!」と心が動かされるはずです。 だれかのためでも、売上のためでもない。自分の衝動に従ってつくる。 ――そのよろこびと可能性について、藤原兄弟が自らの言葉でまっすぐに伝えてくれる一冊です。
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お悩み相談 そんなこともアラーナ
¥1,760
SOLD OUT
版元:白泉社 著:ヨシタケシンスケ A5判上製 168ページ 2025年10月刊 すべてのお悩みに言えることですが、「うまくいくはずだ」という前提をまず疑いましょう(本書より)。 元気のない歴50年の著者が「元気のない人の考え方」で数々のお悩みに答えます。 美しい逃げ方、楽しいあきらめ方を、かわいいイラストと優しい語り口で提案。 「まあ、そんなこともアラーナ!」という受け入れ方をめざしましょう!
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結果、からだにいい
¥2,090
版元:暮しの手帖社 著:有元葉子 B5判・並製・144ページ 2025年10月刊 からだにいいものを食べたい、というのは、たぶん頭の声。 おいしいものを食べたい、というのは、たぶん心とからだの声。 この本の出だしは、こんなふうに始まります。 雑誌や本、ウェブなどの各メディア、料理教室などあらゆる方面で、トップランナーとして活躍し続けている料理研究家の有元葉子さん。その人気の理由は、提案する料理のおいしさはもちろん、明るく健やかなお人柄やすてきな暮らし方にもあります。どうしていつもいきいきとエネルギッシュに活躍できるのか。有元さんの毎日の食事のなかから、その秘訣をご紹介いただきました。 玄米ご飯、もち麦入りの白米ご飯、豆、乾物、肉、魚、地中海式食事法にかなったイタリアン……。この本では、有元先生の好きな料理、日常のリアルな食事が紹介されています。それは、「健康にいいから」というものではなく、からだが求めているものを正しく感じて、「おいしいものを食べたい」という声にこたえる料理。それが“結果、からだにいい”食事なのです。ぜひ、みなさんそれぞれの“からだにいい”食事をみつけるヒントにしてください。
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お金の不安という幻想 一生働く時代で希望をつかむ8つの視点
¥1,650
SOLD OUT
版元:朝日新聞出版 著:田内学 四六判並製 256ページ 2025年10月7日刊 「お金さえあれば不安は消える」─そんな幻想に、私たちはいつからとらわれてしまったのか。人口減少、物価高、老後資金……先の見えない時代で必要なのは、不安の正体を見きわめ、社会と向き合う視点だ。ともに生き延びるための生存戦略を描こう。
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それがやさしさじゃ困る
¥1,980
SOLD OUT
版元:赤々舎 著:鳥羽和久 写真:植本一子 195mm x 148mm 232ページ 2025年9月刊 子どもが自分でつかむまで! 大人が「わかったふり」をやめると、対話がはじまる。焦らず、 断ち切らず、観察しつづけるための視点──。学び・進路・日常相談と一年の日記から、関係がほどける瞬間を見つめる教育エッセイ。 『それがやさしさじゃ困る』は、子どもに向けられる「善意」や「配慮」が、時に子どもの心を傷つけ、主体性を奪ってしまうという逆説を、教育現場の最前線で20年以上子どもと向き合ってきた著者・鳥羽和久さんが鋭く描き出す一冊です。「失敗させまい」「傷つけまい」という大人の"先回り"が、実は子どもの可能性を閉ざしてしまう──。本書では「学校」「親と子」「勉強」「受験」といったテーマを軸に、現代教育の盲点と私たち大人が抱える不安の影を浮かび上がらせます。単なる批判にとどまらず、大人の葛藤や弱さへの眼差しがこめられているからこそ、その言葉は深く胸に響きます。 さらに本書を特別なものにしているのは、ページ下部に並走する一年間の日記の存在です。そこには、卒業生との忘れられない一瞬や、親子の関わりの奥に潜む無自覚な"デリカシーのなさ"への気づきなど、教育の現場で生まれた生の思索が断片的に綴られています。論として伝えられるエッセイと、濾過されない日々の記録が呼応し合い、本書は単なる教育論を超えた、立体的で豊かな手触りを届けてくれます。 解決策を提示する本ではありません。むしろ「間違うこと」「揺れ動くこと」を恐れず、子どもを信じて共に歩むことの大切さを、本書は静かに指し示しています。大人として迷い続ける私たちに寄り添い、伴走してくれる一冊です。 そして本書には、写真家・植本一子さんが鳥羽さんの教室やその周辺で撮り下ろした写真が栞のように差し挟まれています。子どもたちの表情や存在は、エッセイや日記で綴られる思索に呼応し、本書を照らし、「いま、ここ」の空気を手渡してくれるでしょう。
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海のまちに暮らす
¥2,200
版元:真鶴出版 著:のもとしゅうへい B6並製 140ページ 2025年7月刊 イラスト、デザイン、詩、小説をはじめ、最近では漫画まで。 ときには自身で製本し、出版、営業までをも行う弱冠25歳の作家・のもとしゅうへい。 コロナ禍であった2022年、のもとくんは大学を休学し、東京を離れて真鶴に移り住み、町の図書館でバイトし、真鶴出版でインターンをし、畑を耕しながら制作活動を行っていました。 都市を離れ、真鶴という港町で、土を触りながら感じた、日々の些細な生活の記録がさまざまな視点から描かれています。 第2版は、初版のその後の暮らしを描いたエッセイ三編を追加。 真鶴から鎌倉へと拠点を移した、今現在の暮らしから言葉が掬い取られています。 表紙の紙やインクの種類、表紙のイラストまで(!)も変化を加えています。 今後、増刷の度に今の暮らしの記録が継ぎ足されていく、「秘伝のタレ」形式のこれまでにない本です。 それぞれのエッセイには、描き下ろしの4コマ漫画や挿絵が付いています。 装丁ものもとくん自身によるもの。 誰しもの生活を、やさしく肯定してくれるような一冊です。
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クリスマス・イヴの聖徳太子
¥2,200
版元:河出書房新社 著:瀬戸夏子 四六判並製 216ページ 2025年9月刊 わたしの言葉を奪いにくるならわたしはお前の命を奪う──。三島由紀夫、穂村弘、BL、タワマン文学、木嶋佳苗etc. 稀代の歌人にして天性の批評家による言葉のレジスタンス。 『はつなつみずうみ分光器』の編者であり 『をとめよ素晴らしき人生を得よ』が話題の 稀代の歌人・天性の批評家 過剰な言葉と繊細なレトリックで オンリーワンの文体を持つ著者による エッセイ、小説、批評、書評を収録 いまを生きるための 言葉のレジスタンス
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【サイン本】オメラスへ行く
¥2,200
版元:典々堂 著:穂崎円 187ページ 2025年9月刊 奪われた自らの声を思うとき、自分が奪ったかもしれない誰かの声を、この人は思わずにいられないのだ。誰の声も奪わず生きていくことは誰にもできないけれど、この人は、少なくともそれを自らの目で見に行くというのだ。「オメラスへ行く」と。(服部真里子・本書「帯文」より) 栞文:佐藤弓生・東直子・岩川ありさ
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となりのオハコ
¥2,200
版元:扶桑社 著:高山なおみ B6判並製 256P 2025年9月刊 高山なおみさんが、気になる十二人のあの人の、これぞという得意料理「オハコ料理」を教わる旅に出かけました。 あの人を訪ねる道中、料理の手順、味わいを、高山さん独自の視点のエッセイと写真でお伝えします。もちろん、高山さんが整理したレシピもたっぷり掲載。高山さんがつくって食べた感想とアレンジのアイデアも。 これは、神戸から奈良、東京、神奈川、そして沖縄へと、高山さんの二年に渡るオハコの旅の記録、「生きてるレシピの本」です。 最後は「となりのオハコ」は高山さんの最近のオハコ料理をご紹介。遠くて身近な、小さいけれどピカリと輝く発見がある、宝物のような旅をご一緒しませんか?
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歌集 八月の書架
¥2,860
SOLD OUT
版元:角川書店 著:片山佳代子 四六判 180ページ 2025年03月25日刊 待望の第1歌集。中高一貫校の図書館司書が詠む歌は永遠の青春! 「ハリポタの貸し尽くされし八月の書架に魔法をとかす風吹く」 7年間で詠んだ歌から約400首を収録。 第1章は真夏の風景から、第2章には秋冬の記憶、第3章で春から夏への憧れを、季節の流れに沿って並べる。 跋文は伊藤一彦、栞は吉川宏志、乃上あつこ、久永草太が執筆。カバー装画は中村雅奈。
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踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君
¥1,980
版元:朝日新聞出版 著:金原ひとみ 四六判上製 288ページ 2025年10月刊 希死念慮に苦しんだ10代、デビュー作による芥川賞受賞、結婚、出産、孤独で自由なパリでの生活、かけがえのない子供たち、離婚、そして新たな場所へ。 作家として、母として、個人として―― 金原ひとみ 魂の遍歴 『蛇にピアス』から『マザーズ』と経て、『アンソーシャルディスタンス』『YABUNONAKA−ヤブノナカ−』へと結実した小説家の軌跡。 朝日新聞掲載からSNSで拡散され大きな話題となった「『母』というペルソナ」ほか、 作家生活20年にわたって書き継がれたエッセイ&掌編小説を完全収録。
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飼い犬に腹を噛まれる
¥1,485
版元:PHP研究所 著:彬子女王 絵:ほしよりこ B6判変型並製 2025年9月刊 プリンセスの日常には何かが起こる! ベストセラー『赤と青のガウン』の「その後」の日常を綴った彬子女王殿下のエッセイ集。 挿絵は『きょうの猫村さん』のほしよりこ氏による描きおろし。 巻末には「絵日記 キャンパスのプリンセスを訪ねて」「スペシャル対談 彬子女王&ほしよりこ」を特別収録!
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小説、この小さきもの
¥2,640
版元:朝日新聞出版 著:鴻巣友季子 四六判上製 376ページ 2025年9月刊 私たちは孤独ゆえに小説を生みだし、小説を読み書きするゆえに孤独を深めてきた――。 小説の本質とは何か。私たちはなぜ物語を必要とするのか。「共感性読書」の波が席巻する現在、小説という散文形式の発展、語り手の位相の変遷を読み解きながら、神なき時代の叙事詩である小説の起源を探り、フィクションの本質に迫る本格文芸評論。
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ルポ失踪 逃げた人間はどのような人生を送っているのか?
¥1,485
版元:星海社 著:松本祐貴 新書判 192ページ 2025年9月刊 失踪の赤裸々な事情を経験者たちが大いに語る! 失踪―それは現在の人間関係や社会的立場を捨て、新たな環境で別の人間として生き直すことである。一見するとわれわれの日常から縁遠いように思われる失踪だが、現在日本の行方不明者は年間9万人、およそ1000人に1人にのぼる。本書はそんな近くて遠い存在である行方不明者や残された人々に取材し、失踪の理由から実行の手順、現在の生活までの一部始終を記した本である。失踪者はいかに生き、何を考えているのか? 人生がつらい、逃げたいと思ったことが一度でもある人に捧げる、失踪のリアルを通じて生きづらさと向き合う術を考え直す新しい人生論にして幸福論。
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ミシンは触らないの
¥1,870
版元:hayaoki books 著:中前結花 B6判並製 256ページ デビュー作『好きよ、トウモロコシ。』が大反響の中前結花、待望の第2作。 不器用で不格好なわたしを"だいじょうぶ"にしてくれた言葉を集めたエッセイ集。 凸凹で傷つきやすい、やさしいあなたへ送る一冊。 <書籍概要> 出会ったばかりの人にもらったラブレター、母の涙とともにかけられた言葉で思い出す後悔、できないことばかりで苦しんだときに光をくれた友人の言葉。 読めばきっと、明日を生きる力が湧いてくる。持ち前のあたたかくやわらかかつユーモラスな筆致で「忘れられない言葉」をまとめたエッセイ集。 装丁は、話題作を多く手がけるブックデザイナー 名久井直子氏が担当。
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ぼくのスパイス宇宙
¥1,980
版元:晶文社 著:矢萩多聞 四六判並製 320頁 2025年10月刊 料理のまんなかには「寛容」がある―― 自然が与えてくれる風味と香りをとことん楽しむ、手のひらから宇宙へ広がるスパイス・エッセイ。クミンシード香るマンゴーでかきこむ飯の味、コリアンダーリーフの知られざる効用、納豆に入れるとおいしいスパイス、京都の自庭で育てるカレーリーフ……長くインドと日本を行き来する生活をしてきた装丁家が綴る、辛くも酸っぱい、ときには甘いスパイスの世界。
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絣の着物 壺井栄戦争末期短編集
¥2,420
版元:琥珀書房 著:壺井栄 B6判並製 194ページ 2025/7/16 『二十四の瞳』の作者として知られている小豆島出身の作家、壺井栄。 戦時下でも精力的に作品を発表しつづけた壺井栄は、日本国内の出版環境が厳しくなる中、毎日新聞社からの協力を得て、本土ではなく「外地」での短編作品集『絣の着物』刊行に踏み切った。 毎日新聞北京支局内に設置された「月刊毎日社」が発行母体となり刊行された『絣の着物』は、戦争末期の混乱のなか、戦後も著者のもとに届けられることもないままに埋もれていた。 全集未収録である4作品(本書が初公開となるのは3作品)を含む全13の短編は、いずれにも戦時下の状況に翻弄される市井の人々の生活や日常が描かれ、そこには確かな戦争批判が通底している。 このたび『絣の着物』を発見した編者による北京刊行の経緯を検証する解説により、戦時下の出版のあり方、そして日中の出版文化史の重要な一面についても考察される。 附録として、壺井栄の戦時下最後の雑誌発表作品となった随筆「初夏を待つ」、そして壺井栄の戦時下日記である「茶の間日記」のうち、本書と関連する10日間の記述を収録する。 戦争に翻弄される人々の日々の営みを細やかにまなざした本書を80年越しに、戦争の直接の記憶が薄れつつある日本社会に届ける。
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恋のすべて
¥1,870
版元:扶桑社 著:くどうれいん 染野太郎 四六判並製 128P 2025/09/19刊 俵万智、推薦! 「素晴らしすぎて、恋の歌を引退しそうになった。言葉の奥に、もどかしい生身の息づかいが聞こえる」 追う恋、待つ恋、甘い恋、怖い恋、苦しい恋… あなたに贈る恋のショート・フィルム。 作家くどうれいんと歌人の染野太朗がタッグを組み、恋の短歌に挑んだ雑誌『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』の短歌連載「恋」に書き下ろしを加え書籍化。 誰も置き去りにしないシンプルな言葉から驚くほど深い情景が浮かび上がる。音や匂い、湿度まで感じられるような体験はまるで映画を観ているかのよう。短歌初心者でも大丈夫。椅子に座り、それを眺めるだけであなたの恋のことを想うはず。
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かみなりせんにょといなづませんにょ
¥2,200
版元:小峰書店 文:ハン・ガン 絵:チン・テラム 訳:斎藤真理子 26×23cm/32ページ 2025年9月刊 空の国で毎日雲をつくるなんて、たいくつ!と、二人のおちび仙女が世界を見物する旅にでた!出発の日、おばあちゃん仙女がくれた箱には…。韓国初のノーベル賞作家、ハン・ガンが子どものために書いた、唯一の絵本。
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ホームレス文化
¥2,640
版元:キュートット出版 著:小川てつオ 四六判並製 382ページ 2025年9月3日刊 都会の公園の一角、ホームレスの集住地。20年前、そのコミュニティの豊かさに衝撃を受け、自らもテントを建てて暮らし始めた小川てつオ。 以来、排除の圧力や社会の変化をくぐり抜け、隣人たちと織りなす生活をブログ「ホームレス文化」で発信し続けてきました。本書はブログより記事を厳選・再構成し、テント村20年の生活史として世に送るものです。 差別や暴力の標的、一方で支援の対象とだけ見なされるホームレスという存在。しかし、ここには生活があり、「見えない豊かさ」がある! 「存在そのもの」で生きる魅力的な隣人たちとの日常や支え合う知恵が、いきいきとした筆致で描き出されます。公共地に暮らすことで見えてくる、この社会の本質もあぶり出されていく。本書はテント村の物語であると同時に、ホームレスの「地点」から紡ぐ、生きた思想の書でもあるのです。
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【サイン本】随風 02
¥1,980
版元:書肆imasu A5判 162ページ 2025年10月刊 随筆復興を推進する文芸誌『随風』 創刊号は刊行後たちまち重版となり話題をさらった。 今号は執筆陣にpha、古賀及子、花田菜々子、絶対に終電を逃さない女、佐々木敦らを迎える。
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海をこえて 人の移動をめぐる物語
¥1,980
SOLD OUT
版元:講談社 著:松村圭一郎 四六判並製 2025年09月26日 人の移動を、ひとりの人生として、世界のあり方として、どう語るか? 「私にとって「移動」という問いは、学問的な探究という枠に収まるものではない。むしろ、互いの人生に巻き込み、巻き込まれた者として課された「宿題」なのだ」(本書「はじめに」より) エチオピアの村で生まれ育ち、海外へ出稼ぎに行く女性たち。長年、村に通う文化人類学者の著者は、その話に耳を傾け、歩みを追いかけてきた。彼女たちの実感やリアリティと、海をこえて移動する人びとを国家の視線でとらえる言説と……。その隔たりをどう問い直し、語るか。考えながら綴るエッセイ。