送料のお知らせ:書籍購入合計額が10000円以上の場合、送料一律1000円となります。一旦すべての送料が加算されますが、ご注文後こちらで変更いたします。カード決済の方は当店にて金額を変更、コンビニ支払いの方はお支払い前に再度変更した金額でのお支払いのご案内をメールいたします。
定休日の火曜日は発送がお休みになりますのでご了承ください。
-
「書くこと」の哲学 ことばの再履修
¥1,210
版元:講談社 著:佐々木敦 新書判 288ページ 2025年6月刊 読み終えると、なぜか「書ける自分」に変わっている! 37年間、書くことで生きてきた著者が明かす、技術よりも大事な思考と実践。 書くことは考えることーーあなたはなぜ「書けない」のか? 千葉雅也氏、推薦! 「より自由に書くための基礎理論がここにある。 僕も何度も読み返すことになるだろう。 何かを書こうとするすべての人にお薦めする」
-
痛いところから見えるもの
¥1,870
版元:文藝春秋 著:頭木弘樹 320ページ 四六判並製 2025年9月刊 痛みは人を孤絶させる壁。が、そこに岩清水のように滴る言葉があった。 ――鷲田清一(哲学者) ユーモラスで、しみじみせつない、はじめてみる光。 ――伊藤亜紗(美学者) 潰瘍性大腸炎から腸閉塞まで――壊れたからこそ見えるものがある。 絶望的な痛みと共に生きてきた著者がゆく〝文学の言葉〟という地平 ・水を飲んでも詰まる〝出せない〟腸閉塞のつらさ ・痛みでお粥さえ口に〝入れられない〟せつなさ ・オノマトペ、比喩……痛みを「身体で語る」すすめ ・女性の痛みが社会的に「軽視」されてきた理由 ・カントの勘違い、ニーチェの〝苦痛の効用〟…etc. なぜ痛みは人に伝わりづらいのだろう? 「痛い人」と「痛い人のそばにいる人」をつなぐ、かつてなかった本
-
島まみれ帳
¥1,870
版元:ブロンズ新社 著:ミロコマチコ 224P 148×210mm並製 2025年7月刊 絵本作家で画家のミロコマチコが、奄美大島にとっぷりつかった濃厚な時間と、愛猫との暮らしをエッセイ・イラスト・写真で綴った、読みごたえたっぷりの一冊。 4ひきのねこたちとの奄美大島への移住、家づくりや巨大台風、夜中までつづく島のお祭り、島の子どもたちとのワークショップ、メキシコでの展覧会など...ブロンズ新社のWEB連載「ミロコあたり」が書籍になりました。
-
よみがえる美しい島 産廃不法投棄とたたかった豊島の五〇年
¥2,860
版元:日本評論社 著:大川真郎 四六判上製 352ページ 2025年5月刊 わが国最大の産廃不法投棄に見舞われた瀬戸内海の豊島。自然豊かなふるさとを取り戻すために立ち上がった住民たちの勇姿を描く。
-
青葉市子 十五周年
¥2,000
版元:阿檀書房 著:橋本倫史 写真:野田祐一郎 B6サイズ 158ページ 2025年8月刊 活動15周年を記念し、2025年1月に京都と東京で開催されたコンサートの密着ドキュメント。 舞台裏や各公演のレポート、公演直後のインタビューまでを取材した記念本です。
-
物語化批判の哲学 〈わたしの人生〉を遊びなおすために
¥1,056
SOLD OUT
版元:講談社 著:難波優輝 新書判 240ページ 2025年07月刊 物語はなぜ苦しいのか?「物語」が過剰に要求される現代社会で、「人生とはかくあるべきだ」という押しつけに抗う。 新進気鋭の美学者による「次世代の哲学」。
-
ルッキズムってなんだろう? みんなで考える外見のこと
¥1,760
SOLD OUT
版元:平凡社 著:西倉実季 四六判並製 216ページ 2025年8月刊 ここ数年、何かと話題になっている「ルッキズム」。しかし、そもそも「ルッキズム」とはどういう意味で、どんなことを指すのでしょうか。また、「ルッキズム」は何がどのように問題なのでしょうか。中高生だけではなく、大人にいたるまで、多くの人の心をモヤモヤさせる「ルッキズム」。本書では、「ルッキズム」に関する論点を、社会学を専門とする著者が、学校の校則やミスコン、友だちとの会話など、身近な事例をもとにしながらわかりやすく解説します。読者が社会の中で外見をめぐるさまざまな問題に遭遇した際に、「ルッキズム」やそれにまつわるさまざまな問題を俯瞰的に考えられるようになるための“きっかけ”をもたらす1冊です。
-
老いと暮らすヒント
¥1,870
版元:Haza 著:西川勝 四六判並製 160ページ 2025年7月刊 「認知症の人にはさまざまな問題があり苦しいことがある、ということはもちろん知ってほしいと思います。けれども、その中で生きる人の姿を伝えることで、みなさんに「ああ、認知症の人はそんなすごいことをしているんだ。ファンになってみようかな」という気持ちになってもらえれば、と期待しています」 認知症の人たちが懸命に生きる姿から、どれほどの豊かさを私たちは受け取ることができるか――。 看護の現場から臨床哲学へと歩んできた著者が、専門家ではない「ふつうの人」だからこそできるケアについて語り、認知症の人のファンになってほしいと呼びかける。今・ここにある「老い」と真剣に向き合い、丁寧に付き合っていくためのヒント。発達心理学者・麻生武との対談や「家庭介護のポイント 実践編」も収録。寄稿 青山ゆみこ
-
SAUNTER Magazine 08 布の旅
¥2,860
版元:kilty BOOKS A4変形(天地282mm×左右210mm)並製本、無線綴じ 148P 2025年9月刊 あちこち旅してきましたが、どこに行っても現地の気候や生活に根ざした布があります。旅先でそういうものに触れたり、買って持ち帰ったりしながら、いつかちゃんと取材したいなと思っていました。 インドは本当にテキスタイル大国で、インドだけでも3回は特集作れるぐらい、地域ごとに違ったものがたくさんあります。そのため、今号ではブロックプリントをメインにしました。一部、北東インドのエリシルクも取材しています。 日本は、サウンターマガジンの拠点でもある屋久島とその南、奄美大島と沖縄本島を訪れました。染色を中心に、芭蕉布や大島紬の話も出てきます。 表紙は、今年ニューアルバム「Luminescent Creatures」やエッセイ集「星沙たち、」などが話題の青葉市子さんです。屋久島で染色体験をしてもらいながら、作品のことなど色々語っていただきました。青葉さんは、第4号に続いて2度目の表紙登場です。
-
旅の記憶 おいしいもの、美しいもの、大切なものに出会いに
¥1,980
SOLD OUT
版元:講談社 著:有元葉子 A5判並製 200ページ 2025年8月刊 「違う生き方もあるかもしれない。そんな気持ちにさせてくれる旅が好きです」 ・秋のパリ、初めてのひとり旅 ・「世界一おいしい!」ケイパーの島へ ・バインセオの皮の秘密と唐辛子塩で食べるパパイヤ ・タイルとコルクと哀愁の街、リスボン ・オリーブの木材を求めて、ひとりカラブリアへ ・イギリスで知った本物のパンの香り ほか ベトナムにイタリアに、有元葉子さんが語る”おいしい話”に触発されて旅に出たという人は数多くいるのではないでしょうか。実は「私の仕事人生、旅人生がスタートしたのは50代からでした」と有元さん自身は語ります。 子育てが落ち着いてきて、旅に出るのは今だと出かけた秋のパリ。家を持つまでにいたったイタリアで一枚ずつ集めてきたヴィンテージのリネン。本当にいいものづくりとは何かを問いかけてくるブルネロクチネリのブラウス。ロンドン郊外で出会った、挽きたての小麦粉で作られたパンの香り。じゃがいもとケールで作るポルトガル名物のスープ「カルト・ヴェルデ」は日本でも…… 世界中を巡った旅の記憶からは、「どうしたら自分を使い切れるかをいつも考えている」と語る有元葉子さんの人生観が垣間見えます。これから先、何を大切にして、何を楽しみとして生きていくか。ヒントに溢れたエールのような1冊になりました。
-
センス・オブ・ワンダーを語る
¥2,200
SOLD OUT
版元:かもがわ出版 著:上遠恵子・山極壽一・福岡伸一・中村桂子・畠山重篤 四六判並製 216頁 2025年08月刊 レイチェル・カーソンの思いをつなぐ 自然の神秘さに驚く感性の大切さを伝えるレイチェル・カーソンの遺作『センス・オブ・ワンダー』。この本に触発され、生命や自然の分野を切り拓いた5人が、自身のセンス・オブ・ワンダーの体験や地球と人間の現在地を語る。 山極壽一「知識は間違える。気持ちを感じよう」 福岡伸一「死はある意味、最大の利他です」 中村桂子「重ね描きして別の道を」 畠山重篤「三陸沖は光合成をする大森林」 上遠恵子「いのちに軸足を置いて考えたい」
-
その〈男らしさ〉はどこからきたの? 広告で読み解く「デキる男」の現在地
¥990
SOLD OUT
版元:朝日新聞出版 著:小林美香 新書版 280ページ 2025年8月刊 「24時間戦えますか」から 「おじさんの詰め合わせ」まで 栄養ドリンク、缶コーヒー、スーツ、下着、メンズ美容、ホスト看板、選挙ポスター…… CM・ポスターに刷り込まれた“理想の男性”の虚像を暴く! 缶コーヒー広告のスーツ姿と背景の高層ビル群、 「出世」や「モテ」と結びつけられるヒゲ脱毛、 決まって命令口調で真正面から睨みつける本田圭佑。 その〈男らしさ〉のイメージはどこからきて、 男性のみならず見る者の価値観に影響を与えてきたのか。 スーツ/大股/集団/腹筋/白人男性/お笑い芸人/生涯現役…… 街中の広告に潜む、これまで「なかったこと」にされてきた男性表象の問題点を炙り出す。
-
なにぬね のばなし
¥2,200
■タイトル|なにぬね のばなし ■発行年|2025年6月 発行 ■作/絵|出口かずみ ■発売元|果林社 ■発行元|えほんやるすばんばんするかいしゃ ■装 幀|サイトヲヒデユキ ■印刷所|加藤文明社 ■製 本|大観社 ■プリンティングディレクター|平井彰 < 仕様 > ■印刷 | オフセット印刷(本文:4色 / 表紙&裏表紙:特色3色) ■製本 | 並製本(ソフトカバー)※糸かがり ■サイズ | 195×135mm ■ページ数 | 96ページ ■ISBN|978-4-910735-04-7 |内容| 五十音(「あ」~「ん」まで)の46文字に それぞれ短いお話と絵があり 画像のように見開きで構成されています。
-
涙の箱
¥1,650
版元:評論社 著:ハン・ガン 四六判 縦188mm 横128mm 88ページ 2025年08月刊 ノーベル文学賞作家ハン・ガンがえがく、大人のための童話 この世で最も美しく、すべての人のこころを濡らすという「純粋な涙」を探して 昔、それほど昔ではない昔、ある村にひとりの子どもが住んでいた。その子には、ほかの子どもとは違う、特別なところがあった。みんながまるで予測も理解もできないところで、子どもは涙を流すのだ。子どもの瞳は吸い込まれるように真っ黒で、いつも水に濡れた丸い石のようにしっとりと濡れていた。雨が降りだす前、やわらかい水気を含んだ風がおでこをなでたり、近所のおばあさんがしわくちゃの手で頬をなでるだけでも、ぽろぽろと澄んだ涙がこぼれ落ちた。 ある日、真っ黒い服を着た男が子どもを訪ねてくる。「私は涙を集める人なんだ」という男は、大きな黒い箱を取り出し、銀の糸で刺繍されたリボンを解くと、大小、かたちも色もさまざまな、宝石のような涙を子どもに見せた。そして、このどれでもない、この世で最も美しい「純粋な涙」を探していると話す。男は子どもがそれを持っているのではないかと言うのだが――。 「過去のトラウマに向き合い、人間の命のもろさを浮き彫りにする強烈な詩的散文」が評価され、2024年にノーベル文学賞を受賞したハン・ガン。本書は童話と銘打ちながらも、深い絶望や痛みを描き、そこを通過して見える光を描くハン・ガンの作品世界を色濃く感じられる作品です。 幸せな出会いが実現し、日本語版の絵はハン・ガン自身、長年ファンだったというjunaidaさんが担当。ハン・ガンが、「読者それぞれのなかにある希望の存在」としてえがいた主人公や、どこともいつとも特定しない本作の世界を美しく描き、物語とわたしたちをつないでくれます。 2008年、韓国で発売され、本国では子どもから大人まで幅広い年齢層に愛されている本作。ハン・ガン作品との出会いにもおすすめの一冊です。
-
ハムネット
¥3,080
版元:新潮社 著:マギー・オファーレル 四六判変型 416ページ 2021年11月刊 シェイクスピアは、なぜ亡き息子の名を戯曲の題にしたのか? 夫がロンドンで働く父親不在の一家で子ども達を守り、ペスト禍で奮闘する不思議な能力をもった女性アグネス――。史実を大胆に再解釈し、従来の悪妻のイメージを一新する魅力的な文豪の妻を描いて、イギリス中で喝采を浴びた女性小説賞受賞作。
-
Cloud on the 空き家
¥2,475
版元:講談社 著:小池昌代 四六判上製 216ページ 2025年7月刊 幾千年の時を超えて、あなたと恋をしている奇跡。 生き死にの極限に迫る、著者渾身の恋愛小説。 ひと月前に兄を亡くして天涯孤独の身となったわか子は、週に三日、空き家管理の仕事をすることになった。趣味の和歌を思い浮かべながら、何かが死んでいるような腐敗臭のする家で掃除をしていると、「なびかじな……」という藤原定家の和歌がきっかけとなって不意に景色が反転し、気を失ってしまう。目が覚めると、空き家の持ち主の河原さんと見たことのない青年がわか子を心配そうに見下ろしていた。それは時間のなかを旅してきたような、不思議な感覚で――。 雲=クラウド=記憶の保存庫 若さを失うことは、少しも寂しいことではないの―― 過去の恋を思い出しながら、わか子は『源氏物語』の朝顔の君に自身を重ねてみる。 前世か先祖か幻か、わか子のなかに眠っていた女たちの記憶が動き出す。
-
ヨルダンの本屋に住んでみた
¥1,980
SOLD OUT
版元:産業編集センター 著:フウ 四六判並製 300ページ 2025年6月刊 「ここで働かせてください!」 アラビア語はおろか、中東・ヨルダンの場所すら知らないのに、行ってみた日本人がいるらしい。私である。 「うわ、何この本屋・・・」。ネットで一目惚れした中東の本屋に長文メールを送ると、その返事は「OK」の2文字。意を決してヨルダンに飛んだジャパニーズガールが、ヘンテコ店長&多国籍書店員と繰り広げるエキゾチックで痛快な日々。
-
「いきり」の構造
¥1,870
版元:朝日新聞出版 著:武田砂鉄 四六判並製 260ページ 2025年9月5日刊 どうしてあんなに、自信満々なのか――。「迷惑」を忌避する社会で際立とうとして、「いきり」が幅を利かせ、暴走する。「わからないのはバカ」「別に迷惑かかってないし」「政治家になってから言えよ!」「切り取りだろ!」……。「従順」か「居丈高」か。世の中に蔓延(はびこ)る、この二択から逃れ、ちゃんと深く息を吸うために、疲弊した社会の問題点を掴まえる。社会、“私”という個人、日本人論のトライアングルの中に「いきり」を浮かび上がらせることを試みた一冊。
-
カトリーヌ・クラシャの冒険
¥4,950
版元:幻戯書房 著:ピエール・ジャン・ジューヴ 四六変形上製 408ページ 2025年7月刊 彼らの沈黙はふたり分だが、あるのはたったひとつの沈黙だった。なぜなら言葉は発せられ、理解され、そこで止まってしまうけれど、沈黙は広がり、相手に届き、地下に眠る運命的な力で相手を包み込み、抱きしめるから。 ボードレール、ネルヴァル、ヘルダーリンに列せられる詩人・小説家ピエール・ジャン・ジューヴ――映画女優カトリーヌをめぐる三角関係と破局を描く『ヘカテー』。小説の結構が瓦解し、主人公の夢と現が混淆する『ヴァガドゥ』。めくるめく二つの物語がオペラのように紡がれる詩的長編小説。
-
短歌のガチャポン、もう一回
¥1,870
版元:小学館 著:穂村弘 四六判並製 240頁 2025.08.27刊 明治から令和まで、新たな100首が登場! 「バスの中で、或いは珈琲を飲みながら、或いはトイレに起きた明け方に、誰かの短歌を思い出すことがある」(「あとがき」より)。 現代短歌のトップランナー・穂村弘がふと思い出して嬉しくなったり、たまたま目に飛び込んできて「いいな」と思った100の短歌を集めた一冊。話題の前作『短歌のガチャポン』から時を経て、明治から令和までのきらめく100首が新たに登場! 例えば……。 乱気流に突入します、すみません機長は乱気流が好きなので(ぬぬ) 大河に投げんとしたるその石を二度みられずとよくみいる心(中原中也) 枕木の数ほどの日を生きてきて愛する人に出会はぬ不思議(大村陽子) 男性は土俵に入ってよい しかし土俵の外に出てはならない(田村囲) 友達の遺品のメガネに付いていた指紋を癖で拭いてしまった(岡野大嗣) 前作に続きメリンダ・パイノ氏による作品世界を広げるキュートなカラーイラスト25点も収録。 ページをめくるたびに、ガチャポンを回す時のような「わくわく」を感じられる一冊です!
-
1/f vol.11 ものがたる、時間。
¥1,000
SOLD OUT
版元: A5サイズ 96ページ 「あるとき、だれかが何気なく放ったひとことが まだこころのどこかに残っている」 「ほとんど忘れ去られてしまったことだけど じぶんだけは覚えていることがある」 「かたちも意味もわからないし まだうまくことばにできない。 そんなモワモワしたものが たしかにわたしの中にある」 これらに触れるとき 人はあらわしてみよう、とこころみることがあります。 ことば、絵、音、写真、いろいろな方法で。 それが何かをものがたろうとするシルエットをつくります。 エフイチがいちばん目がはなせなくなるのは そんな瞬間です。(本文より) [限定ふろく] (初回150部限定) エフブンノイチオリジナルステッカー(80×60mm)
-
誰でも、みんな知っている これは、アレだな
¥1,760
版元:毎日新聞出版 著:高橋源一郎 四六判並製 264頁 2025年8月刊 終わらない戦争、ネット上での止まない誹謗中傷にデマ拡散――人間はいったい何をしているのか。もはや期待できるのはAIだけなのか。混迷の時代を生き抜く思考のヒントが詰まった著者渾身の最新コラム!サンデー毎日「これは、アレだな」書籍化第4弾!
-
『世界名作劇場』の家と間取り
¥2,090
SOLD OUT
版元:エクスナレッジ 著:ちばかおり B5変並製 128ページ 2025/08刊 『赤毛のアン』のグリーン・ゲイブルズ、 『母をたずねて三千里』のイタリア・ジェノバの集合住宅、 『フランダースの犬』のネロとおじいさんの茅葺きの家、 『ペリーヌ物語』の家馬車……。 懐かしの名作の舞台となった家の数々を、当時の設定資料から起こした詳細な間取りとイラストで再現。著者による当時の制作スタッフへの丹念なインタビューをはじめ、ここでしか読めない貴重な資料も多数収録! 物語の舞台となった国々にスタッフが実際に足を運び、徹底したロケハンをもとに作り込まれたリアリティのある建築物や風景の数々。日本のTVアニメの金字塔とも言える名作シリーズを「家」という切り口で解き明かす、ファン必携の一冊。
-
悲劇とは何か
¥4,950
版元:平凡社 著:テリー・イーグルトン 四六判上製 320ページ 2025/08刊 古代ギリシャ演劇からシェイクスピア、さらには思想史における悲劇論の系譜をたどりながら、人間と文化の根幹に迫る。 神も英雄も消え去り、あらゆるものが無意味に映るいま、〈人間〉の運命はいかにして救われるのか? 『オイディプス王』からシェイクスピア、アリストテレスからニーチェまで、西欧における悲劇の系譜をたどりながら、近代の条件を問い直す。「悲劇芸術のもっとも陰惨な形式が扱うのは、時の流れによっても癒やされることのない深い傷であり、とりかえしのつかないかたちで壊された人間関係であり、あらゆる救いの手をもはねつける荒廃状態である」(本書より)。