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古本屋という仕事 スローリーディング宣言!
¥2,420
版元:青弓社 著:澄田喜広 四六判並製 224ページ 2025年11月刊 時間に吟味された古い本を読むほうが、評価が定まらない新しい本を自分で吟味するよりも有意義だ。ゆっくり味わわないと取りこぼしてしまう事柄がある。話題ばかりを追い求めて、焦って流し読みする消化不良の読書にNOを言おう! 著者が店主を務める東京都・吉祥寺にあるよみた屋は、すべての人のための総合古書店である。心理・思想・趣味・アートの古本、少し手に入りにくい変わった古本をずらり並べた書棚は圧巻だ。 「読む人がいるかぎり、本と読者をつなぐ通路になる」「流行や権威に左右されることなく、どんなジャンルの本でも、どんな著者の本でも扱う」をモットーに古本を仕入れ、1冊ずつ丁寧に販売する店主が書きためてきた古本屋の表と裏の話を公開する。 古本の魅力や読み方、古本の仕入れ、独自の陳列、販売の基礎、店づくり、経営のモットー、古本屋のこれから、開業する心構え――。読書好きや古本屋を始める人に送るよみた屋流の古本屋経営ガイドであり、ゆっくり読書術=古本のスローリーディング宣言の書。
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本が繋ぐ
¥1,320
版元:mille books 著:木村綾子 四六判並製 192P 2025年11月刊 「本をひらけばまたそこに私を動かす言葉がある」本が呼び起こす記憶と、続いていく日々を巡る28の物語。本に真っ向から真摯に向き合い、長年に渡り本にまつわる文章を綴ってきたコトゴトブックス・木村綾子。様々な媒体に掲載された随筆から選りすぐった24編を改稿し再編集。さらに、本書のために書き下ろした新作4編を加えた全28編を収録。装画は人気絵本作家・酒井駒子による描き下ろし。本を読むことでしか得ることできなかった自身の経験を赤裸々に正直に描きながら、本の魅力を再発見させてくれる文章の数々は、読書離れが叫ばれる現代にこそ必要とされるものである。本をひらけばいつだって、あのときの記憶が蘇ってくる。一度でも本に救われた経験のある全ての人におくる、暮らしと本を巡る物語。
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あなたがいたから 45の独立系書店をめぐる旅
¥1,980
版元:Bleu et Rose 著:相田冬二 B6版並製 154ページ 2025年11月刊 2024年11月、映画パンフレットに寄稿した作品評101篇を収録した評論集『あなたがいるから』をはじめての自費出版で刊行した相田冬二が、同書を扱っている全国の独立書店を訪れ、そこで感じたことを主観的に綴った独立書店エッセイ。 これまで独立書店に縁のなかった著者が感じた、その世界とは──。
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編集の明暗
¥2,420
版元:黒鳥社 著:津野海太郎 編:宮田文久 四六判並製 240ページ 2025年10月刊 話題作『編集の提案』の衝撃再び。2025年の世界を問うアンソロジー 伝説の編集者が約半世紀の間に綴った文章が、なぜ“現在“に響くのか。津野海太郎のテクストを集めた話題のアンソロジー『編集の提案』(2022)を経て、単行本未収録多数の本書は新機軸。 鶴見俊輔的「まちがい主義」、テント演劇からインターネットをまたぐ「運動」、編集という仕事をめぐる自他への問いかけが、時代の暗雲を照らす。
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別冊暮しの手帖 あの人の読書案内
¥1,650
版元:暮しの手帖社 21 x 1 x 25.7 cm 136ページ 2025/10/16刊 さまざまな分野で活躍する‟あの人”は、どんな本を読んでいるのでしょう? 若き日に読んだ心に残る一冊や生きるヒントをくれた漫画、ユーモアに心が躍った絵本、人にすすめたい本などについて、お話しを伺いました。次に読む本を見つけるブックガイドとして、読書や本屋さんの魅力を知る手引書として、ぜひお手にとってご覧ください。
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本が生まれるいちばん側で
¥2,310
SOLD OUT
版元:ライツ社 著:藤原印刷 四六版変形並製 232ページ 2025年9月刊 本をつくる人が増えれば、きっと読む人も増える。 そう信じて、個人の本づくりに伴走し続け、 「ZINEの聖地」と呼ばれた印刷会社が長野にある。 ・表紙がダンボールでできた写真集 『隙ある風景』ケイタタ ・個人で1万部以上売っている短歌集 『100年後あなたもわたしもいない日に』土門蘭・寺田マユミ ・大学生がつくった、40ページの初めてのZINE etc… 『300年前のこと』とみたみずき あの本もこの本も、藤原印刷だったんだ! 本書は、長野県松本市にある老舗印刷会社、藤原印刷の三代目・藤原兄弟による、本づくりへの熱い想いを綴った一冊です。 かつては教科書や専門書を中心に黒子として働いていた藤原印刷が、個人の「自分で本をつくりたい」という想いに応え、伴走し続けてきた15年の軌跡。 語られるのは、出版社も書店員も本好きもまだ知らない、印刷所にしか語れない本のこと。 本づくりの常識をくつがえす自由で創造的な取り組みの数々が紹介され、読了後には「こんな本でもアリなんだ!」「わたしでも本をつくれるんだ!」と心が動かされるはずです。 だれかのためでも、売上のためでもない。自分の衝動に従ってつくる。 ――そのよろこびと可能性について、藤原兄弟が自らの言葉でまっすぐに伝えてくれる一冊です。
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「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか
¥1,078
版元:新潮社 著:三宅香帆 新書判 272ページ 2025/09刊 「とっさに言葉が出てこない」「アイスブレイク的な雑談が苦手」「飲み会で昔の話ばかりする大人になりたくない」……そんな時、話題の本や漫画、最新の映画やドラマについて魅力的に語れる人は強い。エンタメには、社会や人生の「ネタバレ」が詰まってもいるからだ。ただ、作品を読み解き、その面白さを伝えるには、実は知る人ぞ知る「コツ」がある。気鋭の文芸評論家が自ら実践する「『鑑賞』の技術」を徹底解説!
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本と校正 増補新版
¥1,100
版元:中央公論新社 著:長谷川鑛平 文庫版 296ページ 2025年9月刊 赤ペンを握って三十有余年。伝説の校閲部部長が、誤植列伝から普遍的な校正の心構えまでユーモラスに綴る。コラムと新校正練習問題を増補。〈解説〉牟田都子
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ヨルダンの本屋に住んでみた
¥1,980
版元:産業編集センター 著:フウ 四六判並製 300ページ 2025年6月刊 「ここで働かせてください!」 アラビア語はおろか、中東・ヨルダンの場所すら知らないのに、行ってみた日本人がいるらしい。私である。 「うわ、何この本屋・・・」。ネットで一目惚れした中東の本屋に長文メールを送ると、その返事は「OK」の2文字。意を決してヨルダンに飛んだジャパニーズガールが、ヘンテコ店長&多国籍書店員と繰り広げるエキゾチックで痛快な日々。
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ただいま装幀中
¥1,100
SOLD OUT
版元:筑摩書房 著:クラフト・エヴィング商會 新書判 160頁 2025年8月刊 二人でデザインすることは、こんなにも楽しい! カバーと本も、装幀家と作品も、つかず離れずがちょうどいい。装幀の仕事を始めて30年を迎えたクラフト・エヴィング商會が、その創作の秘密を語ります。 リボンをかけた小箱をひとつひとつプレゼントするように、ちくまプリマー新書の装幀を続けて20年、500冊。 アイディアは台所のテーブルで生まれる。パソコンは二人で一台。 「ノイズ」や「ほつれ」こそが魅力。愛は必需品――。 二人組創作ユニット「クラフト・エヴィング商會」が語る、装幀という仕事。 ちくまプリマー新書500巻記念!
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活字を拾う グラフィックデザインと活版印刷をつなぐ
¥2,530
版元:灯光舎 著:村田良平 写真:マツダナオキ B5判変形並製 2025年7月刊 カチャン、カチャン 活版機「チャンドラー」の乾いた音が、今日も工房に響いている。 ―――― 2012年、京都のある活版印刷所がその歴史に幕を降ろした。 大量生産と均一な品質を担保するオフセット印刷が主流の時代に、活版印刷所の存続は難しかった。しかし、その活版印刷所の道具や活版機が、ある人物によって引き継がれ、今もなお、活版機の心地よい音を響かせながらせっせと活字を刻んでいる。 グラフィックデザイナーであり、活版印刷工でもある「りてん堂」店主・村田良平さんが、活版印刷とそれに関わる道具や職人の姿への思いを綴り、写真家・マツダナオキさんの写真を添えて贈るフォト・エッセイを刊行します。 合理性が謳われる時代になぜ彼は活版印刷を始めたのか。グラフィックデザイナーとして出立した村田さんと活版印刷との出会い、「りてん堂」開業の決意、活版技術者としての独学の日々。 現代の印刷と対極にあるような活版を通して、デジタル化と合理化のなかで失ってしまったものがあるのではないかと村田さんは感じます。例えば、職人たちの手を渡ってきた道具そのものの存在だったり、活字の重みだったり――そういう本になりました。
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出版という仕事
¥990
SOLD OUT
版元:筑摩書房 著:三島邦弘 新書版 224ページ 2025/07/08刊 出版という仕事は、編集であれ、営業であれ、「おもしろい」を日々扱う。そういう仕事なのです――ミシマ社の代表が綴る「仕事としての出版」の現実とこれから。
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おてあげ 第5号 特集:あきた。
¥1,100
SOLD OUT
発行者:困ってる人文編集者の会(麻田江里子、柴山浩紀、竹田純) デザイン:髙井愛 B6版並製 88ページ 2025年5月11日発行 「おてあげ」特集の第5号は、「あきた。」 会員の柴山さんからこの特集の提案があったとき、 ぼくと麻田さんはドキッとしました。 もしかして編集やめるの?と。 しかし、柴山さんの話を聞くと、つまるところこれは仕事のマンネリ化とどう付き合うか、 本という著者にとっては場合によっては一生に一度の仕事、あるいは読者にとって人生最後の本になるかもしれない1冊の体験なわけですが、自分たち編集は年に10冊くらいつくるわけで、そこで「あきた。」とは口が裂けても言えないのですが、「おてあげ」では、オフラインだし、ちょっと勇気を出して話してみよう!ということで冒頭に鼎談に臨みました。 そのほか、2024年下半期に読んだ本を話したり、 いつも通り、大変豪華な執筆陣から「こまりごと」エッセイをお寄せいただきました。 具体的には、 早川書房の若きミステリ編集者、井戸本さん(麻田依頼)、 ゲンロン編集部であり、「人文ウォッチャー」の植田さん(竹田が依頼)、 リトルモアで「だれのためのサステナビリティ?」などを担当する當間さん 青山の大きな書店で文芸棚を担当する青木さん(いずれも柴山依頼) 「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」を編集した修正者の吉田(ボブ) (竹田依頼) 文芸を中心に活躍するベテランライター長倉るる(麻田依頼) といった陣容です。
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ちょっと本屋に行ってくる。2 ブック・タワーズ・メガシティ
¥1,870
版元:issuance 著:藤田雅史 四六判変形並製 226頁 2025年6月13日刊 本とともにあるなにげない日常を切り取る、人気脱力エッセイ『ちょっと本屋に行ってくる。』に、ついに待望の最新刊が登場です! 前作に引き続き、本や本屋さんへの愛から生まれた共感と苦笑いのエピソードをたくさん収録! 書き下ろしを含めた25篇!
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ちょっと本屋に行ってくる。NEW EDITION
¥1,760
SOLD OUT
出版社:issuance 著:藤田雅史 226ページ 四六判並性 2023年11月刊 "この世界でいちばん好きな場所は、もしかしたら本屋かもしれない。" 「BOOKSELLERS CLOTHING issue」の人気ウェブ連載から、本と本屋さん好きのエッセイが生まれました。本とともにあるなにげない日常を、ちょっとしたユーモアと笑いとともに切り取る、本にまつわる脱力エッセイの新刊。 「本を読むのが楽しい」「本屋さんに行くのが好き」といったライトな「本好き」老若男女の共感を誘う作品です。
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苦手な読書が好きになる!ゼロからの読書教室
¥1,760
版元:NHK出版 著:読書猿 四六判並製 208ページ 2025年05月23日刊 読書猿、初の「薄い」本?! 秘伝の読書術をどこまでもやさしく、深く 読むのが遅い、面倒くさい、何を読んだらいいのかわからない……読書にあこがれはあっても、悩みは尽きないものです。そんな、読書にまつわる悩みの数々を、「正体不明の読書家」読書猿が一挙に解決! 「本は最初から最後まで通読しなくてはならない」「内容をしっかり理解しなくてはならない」など読書への固定観念が、読書に苦手意識を生む原因。そこから自由になる方法をやさしく伝えます。 大ベストセラー『独学大全』をはじめ、圧巻の「大全」を著してきた著者が、自身の「核」となる読書術を、かつてなく薄く読みやすく、それでいてどこまでも深くお届けします。「本は好きだけど読書は苦手……」読書への片想いはもう終わりです!
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町の本屋はいかにしてつぶれてきたか 知られざる戦後書店抗争史
¥1,320
版元:平凡社 著:飯田一史 新書版 352ページ 2025/04刊 かつて本屋は「帰り道にふらっと寄る」場所だった。だが、いつのまにか町から本屋の姿はなくなり、「わざわざ行く」場所になってしまっている。いったいいつから、どのようにして、本屋は消えていったのか? 本書では、出版社・取次・書店をめぐる取引関係、定価販売といった出版流通の基本構造を整理した上で、戦後の書店が歩んだ闘争の歴史をテーマごとにたどる。 公正取引委員会との攻防、郊外型複合書店からモール内大型書店への移り変わり、鉄道会社系書店の登場、図書館での新刊書籍の貸出、ネット書店の台頭――。 膨大なデータの分析からは、書店が直面してきた苦境と、それに抗い続けた闘争の歴史が見えてくる。「書店がつぶれていく」という問題の根幹を明らかにする一冊。
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本屋のパンセ 定有堂書店で考えたこと
¥2,420
版元:作品社 著:奈良敏行 編:三砂慶明 46判並製 243ページ 2025.2刊 定有堂は、本屋が詣でる本屋だった。鳥取まで訪ねていき、奈良さんからふっと宙に放たれて光ることばに、支えられた本屋は自分だけではないはずだ。 NUMABOOKS/本屋B&B・内沼晋太郎さん推薦! 本が好き、という〈初発衝動〉から奈良さんは店を始めた。(…)時空を歪めた奈良さんは、店を閉めてもまだ本屋でいる。 市場の古本屋ウララ・宇田智子さん推薦! 名店の店主の人生の本200点超を一挙掲載。本から誘われた思索の軌跡。 定有堂は、本屋が詣でる本屋だった。鳥取まで訪ねていき、奈良さんからふっと宙に放たれて光ることばに、支えられた本屋は自分だけではないはずだ。オブジェが吊られた定有堂の店内を思い出しながら本書を読み、奈良さんのことばを受け継いで実践を続けようという決心が、青空のようにひらけた。 NUMABOOKS/本屋B&B・内沼晋太郎 本が好き、という〈初発衝動〉から奈良さんは店を始めた。本を並べ、ミニコミを出し、読書会をして、対話と思索を続けた。時流に遅れながら外界につながり、終わりはまた始まりになった。時空を歪めた奈良さんは、店を閉めてもまだ本屋でいる。 市場の古本屋ウララ・宇田智子 本を読むことの先に、本の中のような人生は扉を開いていなかった。とすると本そのものを目的として生きるしかない。本を読むのでもない書くのでもない、本を売るという人生がそこにあった。読むことや書くことは、あまりに一つの人格のもとに緊縛性が強く行き止まりだった。本を売るという人格が、解けなかった人生の問いを一挙に明快なものにしてくれた。(本書「本屋を生きる」より)
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そして奇妙な読書だけが残った
¥1,870
版元:本の雑誌社 著:大槻ケンヂ 四六判並製 272ページ 2025年2月14日刊 本を読んだらどうかな? そんな時は。 僕だけが憶えている本、コロナ禍でのライブと猪木の言葉、栗城和城とプロレスの共通点、発熱時の『闇の左手』現象、目羅博士的跳躍に書店怪談...。 驚いたり、思い出したり、しみじみしたり。本とオカルトを愛するオーケンの奇妙な読書エッセイ。 インタビュー「作家の読書道」、単行本未収録エッセイも掲載。
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絵本戦争 禁書されるアメリカの未来
¥2,970
版元:太田出版 著:堂本かおる 四六判並製 200ページ 2025.1.24刊 アメリカではいま、保守派による禁書運動が暴走している 黒人、LGBTQ、アジア系、アメリカ先住民…マイノリティを描いた絵本がなぜ禁書されてしまうのか NY在住ライターが禁書となった数々の絵本を通して見る、アメリカの姿 非営利団体「ペン・アメリカ」によると2023-2024学校年度に、前学校年度の2.7倍にあたる4231種類の本が禁書指定された。アメリカでいま、何が起きているのか。 この禁書運動は2021年に突如として始まった。ターゲットになっているのは、禁書運動を推進する保守派の親や政治家が理想とする<古き良きアメリカ>にとって都合の悪い、子ども向けの本たちだ。 黒人、LGBTQ、女性、障害、ラティーノ/ヒスパニック、アジア系、イスラム教徒、アメリカ先住民……8つのトピックにわけて、禁書運動の犠牲となった数々の絵本を一冊ずつ見ていくことで、マイノリティの苦難の歴史と、その中で力強く生きる姿、そして深刻化している政治的な対立<文化戦争>の最前線を知る。トランプの大統領再選が決まったいま、必読の一冊。
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文章を書く人のための同人誌・ZINE本文デザイン入門
¥2,420
SOLD OUT
版元:BNN 著:welca、髙山彩矢子 B5判変型 160ページ 2025年1月29日刊 ノンデザイナーに向けた「本文デザイン」の考えかた 小説/雑誌/技術書/シナリオブックなど文字を主に扱う同人誌・ZINEを制作している or したいと考えているノンデザイナーに向けた本文デザインの入門書。装丁のデザインは想像しやすいですが、本文デザインというとなんだか難しそうと考えてしまいがちです。この書籍では、実際に著者がデザインをはじめたころに困ったことや知りたかった情報を「基本の一歩目」ということで、できるだけ簡単に必要な箇所に絞って解説していきます。 6部構成となっており、PART1では主に本文デザインに関する基礎知識を、PART2〜4では小説/技術書・ZINE/シナリオブックと、それぞれのテーマごとに組版のコツと見本を、PART5ではデータを本にするとき、必要となってくる印刷の基礎知識を解説します。また、PART6では優れたデザインの実例をご紹介します。 「何から手を付ければいいのかわからない」「なかなか思うようにデザインできない」「かっこいい同人誌のデザインの詳細が知りたい」といった場面でこの本がお役に立てたらうれしいです。
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火山のふもとで
¥935
版元:新潮社 著:松家仁之 文庫版 512ページ 2025/01/29刊 「ぼく」が入所した村井設計事務所は、毎年7月末になると、北浅間の「夏の家」に仕事場を移動する。その夏は、美しく居心地のいい建築を手がける先生のもと、国立現代図書館の設計コンペに向けての作業がピークを迎えようとしていた。静かな情熱を秘めた先生とともに働く喜び、密やかに進行してゆく恋。浅間山のふもとでのかけがえのない日々と、それぞれの生命の瞬きを綴る、鮮烈なデビュー作。
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もなかと羊羹 あるいはいかにして私は出版の未来を心配するのをやめて軽出版者になったか。
¥880
版元:破船房 著:仲俣暁生 A6判・44ページ・無線綴じ 2024年9月刊 《一匹の妖怪が出版業界を歩きまわっている——軽出版の妖怪が》 『共産主義者宣言』になぞらえてこう嘯きたくなるほど広範囲に波紋を投げかけた。編集者歴40 年の著者はなぜ「軽出版」を始めたのか。その仕組みは書き手にとってどんな意味があり、実際にどうやればいいのか。「宣言+エッセイ+虎の巻」の三層構造でお届けする、実用的でエモーショナルな「軽出版」マニフェスト! "軽出版は、書き手が書くことの自由を取り戻すための仕組みでもある。破船房というレーベルでは、とりあえず自分の書いた文章を少しずつ本にしていくつもりだけど、この仕組みでもよいと考えてくれる人の文章やその他の作品も形にしていきたい。 「軽出版」や「軽出版者」は、私一人だけの言葉にしたくない。 臆することなく、軽々と、ヘヴィな中身の本を出していこうよ。 これが私の軽出版者宣言である。" ──「軽出版者宣言」より"
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本の町は、アマゾンより強い 仲俣暁生出版論エッセイ集
¥1,320
著:仲俣暁生 B6判 62ページ 2025年1月刊 日本全国で書店が減少し続けた2010年代から2020年代にかけて、独立ウェブメディアの『マガジン航』やリトルマガジンに発表した「出版」「書店」「メディア」をめぐるエッセイを精選収録。先行発売した『もなかと羊羹』の前史にあたる時期のエピソードが掲載されています。本と人との関係を根底から考え直すヒントに満ちた、「行動する人」のための小冊子。(B6判・無線綴じ 64ページ) 【本書に収録したエッセイ】 ・本の町は、アマゾンより強い ・アイヒマンであってはならない ・「真の名」をめぐる闘争 ・ZINEの生態系とローカリティ ・論じるよりも、その一部になりたかった ── 一九九〇年代ウェブ私史 ・インディ文芸誌は文芸復興の担い手になるか "新しい古書店がいくつもできたことで、下北沢は「本の町」として、静かに動き始めた。その流れの先に「本屋B&B」が登場したことで、この町の目に見えない〝本をめぐるネットワーク〟が完成した感がある。アマゾンがどんなに便利でも、それに負けない力をこのネットワークはもっている。"(「本の町は、アマゾンより強い」より)
