-
海のまちに暮らす
¥2,200
版元:真鶴出版 著:のもとしゅうへい B6並製 140ページ 2025年7月刊 イラスト、デザイン、詩、小説をはじめ、最近では漫画まで。 ときには自身で製本し、出版、営業までをも行う弱冠25歳の作家・のもとしゅうへい。 コロナ禍であった2022年、のもとくんは大学を休学し、東京を離れて真鶴に移り住み、町の図書館でバイトし、真鶴出版でインターンをし、畑を耕しながら制作活動を行っていました。 都市を離れ、真鶴という港町で、土を触りながら感じた、日々の些細な生活の記録がさまざまな視点から描かれています。 第2版は、初版のその後の暮らしを描いたエッセイ三編を追加。 真鶴から鎌倉へと拠点を移した、今現在の暮らしから言葉が掬い取られています。 表紙の紙やインクの種類、表紙のイラストまで(!)も変化を加えています。 今後、増刷の度に今の暮らしの記録が継ぎ足されていく、「秘伝のタレ」形式のこれまでにない本です。 それぞれのエッセイには、描き下ろしの4コマ漫画や挿絵が付いています。 装丁ものもとくん自身によるもの。 誰しもの生活を、やさしく肯定してくれるような一冊です。
-
IKUNAS vol.20 古民家とコーヒー
¥1,650
版元:tao. B5並製 104P 2025年10月刊 vol.20となる最新号のテーマは「古民家とコーヒー」。 柱や梁に刻まれた時間の痕跡。古⺠家には、どこか懐かしくて⼼あたたまる空気が流れています。 そんな空間で味わうこだわりのコーヒーは、⼼をふっと軽くしてくれる特別な⼀杯。 そんなこだわりのコーヒーと共に⽊造建築の魅⼒を紹介します。
-
船の体育館
¥1,100
発行者: UDON PRESS 著者:河西範幸 A5並製 カラー 2019年10月刊 1964年、丹下健三が設計した旧香川県立体育館、通称・船の体育館。体育館としては2014年に幕を落とし、現在は入ることができません。その貴重な内部や工事写真などを収めた、記録としても貴重な写真集です。 こうして見ると、「迫力ある全体」と「繊細な細部」のバランスの見事さに気づかされます。
-
めぐる、26 薫るまち
¥800
版元:株式会社あわわ 104ページ 2025年9月刊 徳島には、昔から多くの喫茶店があり、深煎りのコーヒーをゆっくり味わう文化が根づいてきました。いま、その薫り豊かな日常に新しい風が吹き込まれています。街角には小さなコーヒースタンドが現れ、初夏に行われたコーヒーフェスは大にぎわい。店を持たず、イベント出店でその場かぎりの味わいを届ける人も少なくありません。 本特集では、形はさまざまでもコーヒーに向き合う姿が真剣で自由であること、長年積み重ねた時間を大切にする人も、これからを切り拓く人もいることを丁寧に描きます。若手から重鎮まで、多様な一杯が出会い、まちに広がる香りの豊かさを伝える一冊です。
-
SAUNTER Magazine 08 布の旅
¥2,860
版元:kilty BOOKS A4変形(天地282mm×左右210mm)並製本、無線綴じ 148P 2025年9月刊 あちこち旅してきましたが、どこに行っても現地の気候や生活に根ざした布があります。旅先でそういうものに触れたり、買って持ち帰ったりしながら、いつかちゃんと取材したいなと思っていました。 インドは本当にテキスタイル大国で、インドだけでも3回は特集作れるぐらい、地域ごとに違ったものがたくさんあります。そのため、今号ではブロックプリントをメインにしました。一部、北東インドのエリシルクも取材しています。 日本は、サウンターマガジンの拠点でもある屋久島とその南、奄美大島と沖縄本島を訪れました。染色を中心に、芭蕉布や大島紬の話も出てきます。 表紙は、今年ニューアルバム「Luminescent Creatures」やエッセイ集「星沙たち、」などが話題の青葉市子さんです。屋久島で染色体験をしてもらいながら、作品のことなど色々語っていただきました。青葉さんは、第4号に続いて2度目の表紙登場です。
-
NEUTRAL COLORS 6 滞在で感じたあの特別な時間はなんだ
¥3,300
版元:NEUTRAL COLORS 著:加藤直徳 276P B5 H257㎜× W182㎜ 2025年8月8日刊 第6号の特集は「滞在」。観光で立ち寄る場所でも移住でもなく、ある一定期間留まった時に起こる、静止したような時間と、偶然隣りあった人との関係性について思いを巡らせた。書店ON READINGに11日間滞在し雑誌をつくったとき、たまたま手伝いに来てくれた年齢もばらばらな人が、作業をしながら生い立ちや好きなことを自由に語り始める様子を見て、不思議な連帯感を感じた。なんて静かで特別な時間なんだろう。いまの世界から少し離れて留まることができる、戻ることを意識しながらも没頭している、ものをつくったり、なにもせずすごす時間から生まれる、自分にとっての特別な滞在なのだと。あの時間はもう戻ってこないけれど、目の前には紙の束が集積して存在している。だから私たちは何度もその時間に出会うことができる。滞在で生まれる特別な場所と時間に——。 長島有里枝/吉田勝信/デレク・ジャーマン/逆卷しとね/Reading Room & Nem Space/たけし文化センター/インド/札幌/ダブル手帳/新島龍彦(篠原紙工)&Wytze Forpma/奥誠之 ベトナム・ホーチミン/高知・土佐市/岐阜・美濃/オランダ・アムステルダム/メキシコ・オアハカ/パレスチナ・ドバイ 特別綴じ込み: 山形で採集したNC特別カラーを シルクスクリーンで刷った紙が中央に綴じ込まれています
-
IKUNAS vol.19 さぬきの手しごと
¥1,320
版元:tao. B5並製 104P 2025年7月刊 vol.19となる最新号のテーマは「さぬきの手しごと」。 IKUNAS創刊号の際に取材した職人さんたちを、19年越しに訪ねました。 あの時といま、そしてこれからを取材しています。 時代の波に翻弄され たくさんの人の手をたどり それでもなお息づく「さぬきの手しごと」。 知っているつもりでも まだまだ知らないことがある工芸の世界。 その面白さと奥深さを発見するために いま改めて探ります。 [特集] かがわのもの・モノ図鑑 トップシェアを誇る あんなモノ・こんなモノ [連載] 四国文化遺産 光の菩薩、刹那に切り立つ垂直の祈り -小豆島町・夏至観音- 写真家 宮脇慎太郎 ●工房をたずねて 古式畳[ 山下畳商店 ] ●讃岐一景をたずねて ●わたしのさぬきもん「漆の色紙入れ」花澤登人 ●今がおいしい さぬきの野菜……などなど! 讃岐のことがギュッと詰まった一冊になりました。IKUNASとともに、「さぬき時間」をお楽しみください。
-
めぐる、25 涼を届ける
¥800
版元:株式会社あわわ 104ページ 2025年6月刊 2025年の夏も全国的に猛暑が予想されるなか、人が人に届ける“涼”を見つめました。 かき氷をつくる人、風鈴を吊るす人、涼やかな音楽を選ぶ人……。 温度を下げるだけでなく、五感を通して心にやさしく届く“涼”を生み出す、徳島のさまざまな営みを訪ねています。 また、徳島らしい夏の風物詩として、紫陽花咲く高原、動物園の暑さ対策、50年続く海の家なども紹介。 心がすっと軽くなるような一冊に仕上がっています。
-
こんまい高松マップ 中心部
¥1,000
制作:こんまい高松マップ制作室 2025/4発行 高松の中心部(高松港から栗林公園まで)を五感で感じるためのマップです。 ご自身の足で高松を歩いていただき、感じたことを書き(描き)込んで、あなただけの記憶の地図に育ててください。 街の物語すべてを共有できないことの悔しさは、共有できないからこそのチャンスと捉えてこのマップを制作します。五感で感じたことは、過去現在未来の時間軸だけでなく、場を超えて他の街と人をもつなぐかもしれません。一人ひとりが歩き、記した軌跡が、唯一無二の記憶となり、時を超え、土地をまたぎ、誰かのもとへ小さくワープすることを願って。 マップ仕様 ・サイズ 縦16cm×横8cm ・蛇腹折表6P、裏4P ・リソグラフ印刷 表3色 裏2色 ・表紙裏表紙ボール紙
-
IN/SECTS vol.18 特集:THE・不登校
¥2,420
発行・編集:インセクツ A5判並製 132ページ 2025年4月刊 文部科学省発表の「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」によると不登校児童の総数は11年連続で増加、過去最多となっている。ちなみに、不登校とは、文部科学省の定義では"心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者をのぞいたもの"となっている。 今号ではその年々増加の一途を辿っている不登校について考えてみた。 そのきっかけは、編集部の周辺でも不登校児童がいる家庭が増えているという話を聞いたからだ。商売人の子、会社員の子、ライターや写真家の子、フリーランスの両親の子、様々な状況の家庭で不登校児童がいる。それは自分たちが親になったことも大きく関係しているとは思うものの、社会問題としての認識もたかまっているように思う。かくいう小誌編集長の子も不登校だ。 とはいえ、実際に当事者になってみるまで、それがどのような状況なのかはわからない。つまり知らないことが多すぎるということも今回取り上げてみたいと思った理由でもある。当事者になって初めて知る悩みや思考に加えて、不登校というと何か後ろめたい、そんな気持ちにもなるだろう。実際に、不登校児童本人もそう思っているところが少なからずあるようだ。 そこで、学校に行かないということがそもそもどのようなことなのか、不登校は後ろめたいことなのか、みんなにとって学校とは? などの考えるきっかけになればと、不登校児童の親、不登校経験者、学校の先生、そして、不登校児童を中心にいろんな人たちと話してみた。 さて、みなさんにとって学校って? 不登校とはどういうことなのか、一緒に考えてみましょう。
-
せとうちスタイル Vol.17 アートのとなり
¥1,500
出版社:瀬戸内人 編集長:山本政子 160ページ 寸法:25.7 × 18.2 × 0.8cm 発売日:2025年4月刊 瀬戸内の生き方、暮らし方をご紹介する ライフスタイルブック『せとうちスタイル』。 せとうちに暮らす人々の日々の物語をはじめ、 美しい海や島に育まれたモノたちのストーリーもお届けします。 17号の特集は「アートのとなり」。 小豆島で探した、アートのとなり。 どのアートのそばにも、 瀬戸内の風景と人々の暮らしがありました。 海が見えて、オリーブが風に揺れて。 そうめん工場がアトリエになっていたり、 通りを歩くと、お醤油の香りがしたり。 迷路のような路地がある町では、 昔ながらの食堂や和菓子屋さんが美術館のご近所さん。 どれもその場所でなければ生まれなかった、アートのある風景です。 瀬戸内に暮らす人たちにお弁当をつくってもらう「お弁当つくってください」。島に暮らす人に聞いた「おいしいを探すマップ」「役に立たないけど、なぜか歩きたくなる島マップ〜小豆島・沖之島編〜」など、小豆島の魅力いっぱいの一冊です。
-
パソコンとヒッピー
¥1,760
発行:エディトリアル・デパートメント 原作:赤田祐一(スペクテイター編集部) 作画:関根美有 B5並製 132ページ 2025年4月25日刊 「国家や巨大企業だけが利用を許されていた巨大コンピュータを個人が自由に使えるようになったのは、ヒッピーの大胆な発想のおかげである」。 北米西海岸のテック業界で語り継がれるパソコン誕生にまつわる神話の真相と文化的背景をマンガで解説。 サイケデリック、ハッカー文化、カウンターカルチャーとテックカルチャーの関係など。 デジタル社会の今後を考える上で必要な教養が身につく、異色のパソコン文化史。
-
IKUNAS イクナス vol.18 人生を変える、発酵の世界へ
¥1,320
SOLD OUT
発酵食は、カラダにいい。 なんとなく知ってはいても、そもそも 発酵の正体っていったい何なのでしょう。 時代は変遷しても、 細く長く現代へつながる発酵食の文化。 それを実践し、次世代に つなごうとしている人たちを訪ねました。 オールカラー サイズ:B5/104P CONTENTS 発酵食や発酵に魅せられた人たちなどを取り上げ、その奥深さを探りました。 [連載] 四国文化遺産 黄昏に舞う鎮魂の太刀 -高知県・根木屋太刀踊り- 写真家 宮脇慎太郎 [特集] ●人生を変える、発酵の世界へ ●工房をたずねて 讃岐桶樽[能祖すし桶製造所(綾川町)] ●讃岐一景をたずねて ●わたしのさぬきもん「讃岐桶樽の弁当箱」オビカカズミ ●瀬戸内国際芸術祭2025年 はじまる……などなど! 讃岐のことがギュッと詰まった一冊になりました。IKUNASとともに、「さぬき時間」をお楽しみください。
-
徳島でもてなす、間違いない一軒 連れていきたいうまい店
¥1,320
発行元/株式会社あわわ A4判 104ページオールカラー 2025年3月19日刊 徳島を訪れるゲストをどこのお店に連れて行く? 「観光ガイドによく載っている店もいい けれど、地元に住んでいるからこそ知る名店に案内したい」 。そんな時に手に取ってほしい 一冊が誕生します。日々街を駆け巡る編集&ライター陣のほか、食通の著名人、おいしい 店巡りが趣味である人
-
本の町は、アマゾンより強い 仲俣暁生出版論エッセイ集
¥1,320
著:仲俣暁生 B6判 62ページ 2025年1月刊 日本全国で書店が減少し続けた2010年代から2020年代にかけて、独立ウェブメディアの『マガジン航』やリトルマガジンに発表した「出版」「書店」「メディア」をめぐるエッセイを精選収録。先行発売した『もなかと羊羹』の前史にあたる時期のエピソードが掲載されています。本と人との関係を根底から考え直すヒントに満ちた、「行動する人」のための小冊子。(B6判・無線綴じ 64ページ) 【本書に収録したエッセイ】 ・本の町は、アマゾンより強い ・アイヒマンであってはならない ・「真の名」をめぐる闘争 ・ZINEの生態系とローカリティ ・論じるよりも、その一部になりたかった ── 一九九〇年代ウェブ私史 ・インディ文芸誌は文芸復興の担い手になるか "新しい古書店がいくつもできたことで、下北沢は「本の町」として、静かに動き始めた。その流れの先に「本屋B&B」が登場したことで、この町の目に見えない〝本をめぐるネットワーク〟が完成した感がある。アマゾンがどんなに便利でも、それに負けない力をこのネットワークはもっている。"(「本の町は、アマゾンより強い」より)
-
みんなでつくる中国山地 005号
¥2,750
版元:中国山地編集舎 B5判変形 179頁 2024年11月30日刊 過疎の発祥地・中国山地から「過疎は終わった!」と大胆に問いかけ、2020年から100年間の発行を掲げた新しいかたちの年刊誌。過疎=何もない、と思い込んできた中国山地に新たな価値を見いだす営みの記録を通じて、暮らす人たちをつなぎ、ともに次なる社会を提示します。 === 005号のテーマは「移動」。 さまざまな移動手段ができて便利になった分、 身近な地域の人との出会いが減ってしまった昨今。 もう一度、暮らしている地域の中や、隣の町とのネットワークをつなぎ直し、「出会い直す」ことが必要なのでは、とこの本を作りながら編集部みんなで考えました。 本書では、中山間地域で問題になっている地域内交通のことはもちろん、それだけではなく、高度経済成長期以前の地域間の移動はどうだったのか、移動を考えることが、どう地域での暮らしを照らしてくれるのか、さまざまな角度から考えています。
-
MOMENT 4 つくりかたをかえる
¥2,420
発行:リ・パブリック 2024年10月25日刊 B6版変形 168ページ MOMENTは、あらゆる地域や分野を横断しながら、新しい都市のあり方を探索する人たちのためのトランスローカルマガジンです。気候も風土も異なるアジア各地をめぐった4号の特集は「つくりかたをかえる」。 インドネシア生まれの発酵フード、テンペをめぐる紀行文から、タトゥーアーティストをはじめさまざまなつくり手を訪ねたバリ島のバイク旅、山形県大江町での採集とインクづくり、福岡県広川町で久留米絣の「色」を見出す滞在制作、磯野真穂と伊藤ガビンの対談、精神科医・星野概念を迎えた「ひまをとりもどす」座談会などなど、世の中の状況が変わるなかで、しなやかにつくる人たちに出会い、自分たちの取材や制作の方法も大きく変えながら、これからのつくりかたを探ります。
-
うどん県の歩き方 これから香川県を訪れる人に 読んでほしい10の物語
¥880
編著:桑島明大 ペーパーバック 108頁 2024/7/22刊 いつしか讃岐うどんばかりが注目されるようになってしまった香川県。『うどん県。それだけじゃない、香川県』のスローガンのとおり、香川県にはまだまだ魅力的なものがたくさんある!香川県出身の著者が、同じく香川出身の仲間とともに作りあげた、「読む」ガイドブック。 これから香川への旅行を考えている人にぜひ読んでほしい、「うどん県民」ならではのエピソードを詰め込みました。超王道の観光スポットから、グルメ、お土産、さらには地元の人にもあまり知られていない、ニッチな歴史探訪も。県外の人はもちろんのこと、地元の人にも楽しんでいただける、新しい「旅のしおり」ができました。
-
てくてく瀬戸日記 1巻〜3巻
¥500
自費出版 著・だてまい A5サイズ・表紙カラー/本文モノクロ 20018年5月より宮城県の仙台市から香川県の高松市に移住 宮城県民から見た香川県の暮らしを楽しい4コマ漫画で紹介しています
-
IN/SECTS Expanded Edition「本をつくって本を売る」
¥2,475
SOLD OUT
版元:LLCインセクツ 272ページ B6ペーパーバック 2024年10月刊 本書はIN/SECTS Magazineの中でもスマッシュヒットを記録した vol.13「NEW BOOK SHOP CULTURE」とvol.16「本をつくる」を合本したものだ。合本とは言え、それだけにはとどまらず、新たに誕生したレーベルやブックショップを取材し、さらに販売方法やブックフェアについても追加収録している。 本書からは、vol.13とvol.16をリリースした当時の熱量や現在進行形で変化している本づくりとそれを取り巻く環境について大いに感じてもらえるはずだ。 また、前述の通りつくり手や書店の紹介に加えて、いかにして売るかという方法論と増加している新たな売る場にも着目し、紙面全体を再構成しなおしている。 なぜなら、編集部自体、この1年、さまざまな場で販売を行ったり、つくり手のみなさんの販売を見聞きする中で、ジャンルによって分かれていた売り場に、これまで異質と感じられていたレイヤーの人々が集い、共に本を楽しむという姿をまざまざと実感したからだ。 世間では書店がなくなるニュースが後を立たない、さらに言えば書店に対するトンチンカンな補助の話まで出てくる始末だが、そんな中でも編集部の周りから聞こえてくる声は、とても元気だ。ますます、はつらつとする気配さえ感じずにはおれない。 余談だが、お隣の国、韓国では本を読む行為がかっこいいと、「テキストヒップ」などという言葉も生まれているらしい。 だからと言って手放しで「未来は明るい!」などというつもりはないけれど、工夫やアイデアがたっぷり詰まった本づくり、そして、本を売るを改めてお楽しみください。
-
26歳計画
¥2,200
SOLD OUT
作:椋本湧也 世界各地で暮らす26歳たちによる「26歳」をタイトルにしたエッセイ集。料理人から宇宙工学者、俳優から機動隊員まで、総勢48名の等身大の文章が掲載されています。 ブックデザイン:脇田あすか 印刷・製本:シナノ書籍印刷 W107×H174mm/ガンダレ製本/全212ページ
-
校正のたね
¥880
発行:サワラギ校正部 デザイン・組版:コバヤシタケシ 新書判 32ページ 2023年10月刊 目次: 1 誤字脱字がないかをみる 2 誤用の多い言葉をみる 3 本文の文意が通っているかをみる 4 図版やキャプションが本文と合っているかをみる 5 見出しや章名が本文と合っているかをみる 6 事実確認をする 7 引用の仕方を見る 8 引用個所を元と引き合わせる 9 参照的な記述を確かめる 10 差別的な表記がないかを見る 11 実在の事項が特定できることなどで人に迷惑がかからないかをみる 12 表記揺れがないかをみる 13 フォントやレイアウト、ルビなどの形式の揺れや不具合がないかをみる 14 ノンブル・柱が通っているかをみる 15 図版が肖像権・プライバシー権、著作権法などに触れないかをみる 16 薬機法、景表法などに意図せず触れていないかをみる 17 その他炎上しそう、回収になりそうな部分はないかをみる 18 正字と俗字をみる
-
南海5 特集:ジョナサン・デミの音楽、デヴィッド・バーンの映像
¥1,580
雑誌『南海』第5号 特集「ジョナサン・デミの音楽、デイヴィッド・バーンの映像 1980–1989」 【寄稿】大森さわこ 古賀弘幸 松永良平 遠藤倫子 J. Hoberman(翻訳=早川由真) 【対談】渡部幻 佐野亨 【インタビュー】ジョナサン・デミ(聞き手=大場正明) 【記事】80年代デミのVHS、デミのフィルモグラフィ、バーンの監督作品ガイド、サウンドトラック解説 ほか 【付録】デミとバーンを中心とした人物相関図 A5変型判(203 × 119 mm)/並製/160ページ
-
高知日曜市の歩き方マップ
¥330
文:石川藍 かずさまりや イラスト:いそのけい 2024年3月刊 日曜市ファンの編集者・イラストレーター・ライターによる、知れば知るほど面白い高知の日曜市の歩き方マップ。ゆかい。
