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IKUNAS イクナス vol.18 人生を変える、発酵の世界へ
¥1,320
発酵食は、カラダにいい。 なんとなく知ってはいても、そもそも 発酵の正体っていったい何なのでしょう。 時代は変遷しても、 細く長く現代へつながる発酵食の文化。 それを実践し、次世代に つなごうとしている人たちを訪ねました。 オールカラー サイズ:B5/104P CONTENTS 発酵食や発酵に魅せられた人たちなどを取り上げ、その奥深さを探りました。 [連載] 四国文化遺産 黄昏に舞う鎮魂の太刀 -高知県・根木屋太刀踊り- 写真家 宮脇慎太郎 [特集] ●人生を変える、発酵の世界へ ●工房をたずねて 讃岐桶樽[能祖すし桶製造所(綾川町)] ●讃岐一景をたずねて ●わたしのさぬきもん「讃岐桶樽の弁当箱」オビカカズミ ●瀬戸内国際芸術祭2025年 はじまる……などなど! 讃岐のことがギュッと詰まった一冊になりました。IKUNASとともに、「さぬき時間」をお楽しみください。
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徳島でもてなす、間違いない一軒 連れていきたいうまい店
¥1,320
発行元/株式会社あわわ A4判 104ページオールカラー 2025年3月19日刊 徳島を訪れるゲストをどこのお店に連れて行く? 「観光ガイドによく載っている店もいい けれど、地元に住んでいるからこそ知る名店に案内したい」 。そんな時に手に取ってほしい 一冊が誕生します。日々街を駆け巡る編集&ライター陣のほか、食通の著名人、おいしい 店巡りが趣味である人
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めぐる、 24 特集:徳島のうどん、とは
¥800
版元:株式会社あわわ 104ページ 2025年3月刊 徳島ラーメンと聞けば、甘辛いスープに生卵という鮮烈なビジュアルが浮かびます。 しかし、徳島のうどんには、はっきりとした定義がないように思います。 強い麺のコシを誇るものもあれば、大阪のようにだしを主役にしたものもあり。 お隣の香川ほど名を馳せてはいなくても、食堂の一杯として長く愛されてきました。 いくつもの文化が混ざり合い、店ごとに異なる個性を持つ徳島のうどん。 その一杯を作る人々の手仕事を追いながら、「徳島のうどんとは何か」を探ってみまし た。
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nice things. 79 いつもの、私を、愛そう。暮しの道具店
¥1,980
版元:情景編集舎 A4判変型 112ページ 2025年1月刊 巻頭特集は、 「いつもの、私を、愛そう。 暮らしの道具店」 そこにいるのはいつもの自分。 日々の重なりのなかの自分。 その自分の周りには何が在るだろう? 手にするもの。 側にあるもの。 見つめるもの。 それらと気持ちが通っているだろうか。 身の回りにあるものが自分を描く。 2025 年第1 号は日々の自分を愛するための道具と道具店の特集です。
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本の町は、アマゾンより強い 仲俣暁生出版論エッセイ集
¥1,320
著:仲俣暁生 B6判 62ページ 2025年1月刊 日本全国で書店が減少し続けた2010年代から2020年代にかけて、独立ウェブメディアの『マガジン航』やリトルマガジンに発表した「出版」「書店」「メディア」をめぐるエッセイを精選収録。先行発売した『もなかと羊羹』の前史にあたる時期のエピソードが掲載されています。本と人との関係を根底から考え直すヒントに満ちた、「行動する人」のための小冊子。(B6判・無線綴じ 64ページ) 【本書に収録したエッセイ】 ・本の町は、アマゾンより強い ・アイヒマンであってはならない ・「真の名」をめぐる闘争 ・ZINEの生態系とローカリティ ・論じるよりも、その一部になりたかった ── 一九九〇年代ウェブ私史 ・インディ文芸誌は文芸復興の担い手になるか "新しい古書店がいくつもできたことで、下北沢は「本の町」として、静かに動き始めた。その流れの先に「本屋B&B」が登場したことで、この町の目に見えない〝本をめぐるネットワーク〟が完成した感がある。アマゾンがどんなに便利でも、それに負けない力をこのネットワークはもっている。"(「本の町は、アマゾンより強い」より)
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ドロップぽろぽろ(サイン入り)
¥1,430
私家版 著:中前結花 デザイン:飯村大樹 装画:ちえちひろ B6判 187ページ 2024年12月1日刊 初の単著『好きよ、トウモロコシ。』以来の書籍化。 初の私家版エッセイ集です。 過去の作品に大胆に加筆し仕上げたもの5編と、書き下ろし6編を収録。 「ぽろぽろこぼした涙の記憶」をテーマにしていますが、 ちっとも悲しい本ではありません。 大真面目だけど、ちょっとおかしく、ちょっと切ない。 大人のあなたにこそ読んでほしい1冊です。
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みんなでつくる中国山地 005号
¥2,750
版元:中国山地編集舎 B5判変形 179頁 2024年11月30日刊 過疎の発祥地・中国山地から「過疎は終わった!」と大胆に問いかけ、2020年から100年間の発行を掲げた新しいかたちの年刊誌。過疎=何もない、と思い込んできた中国山地に新たな価値を見いだす営みの記録を通じて、暮らす人たちをつなぎ、ともに次なる社会を提示します。 === 005号のテーマは「移動」。 さまざまな移動手段ができて便利になった分、 身近な地域の人との出会いが減ってしまった昨今。 もう一度、暮らしている地域の中や、隣の町とのネットワークをつなぎ直し、「出会い直す」ことが必要なのでは、とこの本を作りながら編集部みんなで考えました。 本書では、中山間地域で問題になっている地域内交通のことはもちろん、それだけではなく、高度経済成長期以前の地域間の移動はどうだったのか、移動を考えることが、どう地域での暮らしを照らしてくれるのか、さまざまな角度から考えています。
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ペーパースカイ PAPERSKY 宮古島
¥1,980
版元:ニーハイメディアジャパン A4変型判 136ページ 2024年11月刊 旅先として国内随一の人気を誇る沖縄・宮古島。リゾートとしての魅力はもちろんのこと 大小8つの島で構成されたこの島には長い歴史と深い文化があります。 澄んだ海をはじめとする大自然、歴史とともに培われた特有の文化、そしてそこで生きる人々。 そんな宮古島をより心に刻むために、暮らすように旅してみたらどうだろうか。 ある日は、島のスーパーで買い出しをしたら、近くのビーチまで散歩。 ある日は、洗濯物を干し、床屋で髪を整えて、島の映画館で夕涼み。 ある日は、図書館で借りた本を携えて、友人とディナーへ。 ある日は、宿へ島の人が遊びに来て、お茶を片手にじっくりお喋り。 宮古島の文化を体感しながら、日常のあらゆることを1週間。 少しでもその土地に根を下ろした気分で、インスピレーションを受け、分かち合い、思いやる。 旅の後の人生に続く「暮らしの旅」を。
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yon 第2号
¥1,650
四国×アウトドアの雑誌 第2号 ・・・・・・ (創刊号SNSより編集長 日野藍) 名前の由来は、四国の“よん”です。 本のあり方を、すごく迷った。 この時代にあえて作る本だから 限られた人でいいから、 その人たちがわざわざ買いたいものにした。 四国中やゆかりの ヤバい人を集めて協力してもらった。 編集部も、たくさん歩いて撮って書いた。 ガイドブックじゃない四国。 一歩内側の四国。 いい本になった。 喜んでくれる人に届けばうれしいです。 編集長 日野藍 ---
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SHUKYU Magazine JAPAN FOOTBALL ARCHIVE
¥2,970
『SHUKYU Magazine JAPAN FOOTBALL ARCHIVE』は、日本サッカーミュージアムの所蔵品を中心に、日本サッカーの歴史を振り返るたいへん美しい一冊。これぞ日本サッカー⚽️これぞ歴史⚽️ ・・・・・・・・・・・ 価格:2,700円 (税抜) サイズ:210×297mm (A4版) ページ:172頁 言語:日本語、英語(一部) 著者:SHUKYU+Gottingham 発行:SHUKYU ISBN:978-4-9912382–5-3
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MOMENT 4 つくりかたをかえる
¥2,420
発行:リ・パブリック 2024年10月25日刊 B6版変形 168ページ MOMENTは、あらゆる地域や分野を横断しながら、新しい都市のあり方を探索する人たちのためのトランスローカルマガジンです。気候も風土も異なるアジア各地をめぐった4号の特集は「つくりかたをかえる」。 インドネシア生まれの発酵フード、テンペをめぐる紀行文から、タトゥーアーティストをはじめさまざまなつくり手を訪ねたバリ島のバイク旅、山形県大江町での採集とインクづくり、福岡県広川町で久留米絣の「色」を見出す滞在制作、磯野真穂と伊藤ガビンの対談、精神科医・星野概念を迎えた「ひまをとりもどす」座談会などなど、世の中の状況が変わるなかで、しなやかにつくる人たちに出会い、自分たちの取材や制作の方法も大きく変えながら、これからのつくりかたを探ります。
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ちゃぶ台13 特集:三十年後
¥1,980
版元:ミシマ社 四六判変形 192 ページ 2024年10月24日刊 特集:三十年後 大地震、地球沸騰化、食糧危機、生物種激減・・・ こうした事態が確実に起こっている、三十年後。 不安ばかりが先行するが、今、私たちは何をどう考えていけばいいのだろう? ・巻頭漫画 益田ミリ「コーヒーを飲みながら」 ・巻頭インタビュー 松村圭一郎「日本の最先端は周防大島にあり」 ・三浦豊×宮田正樹「森と土を愛してやまない二人が語る『三十年後』」 ・特集「三十年後」書き下ろしエッセイ6本!・・・万城目学/土井善晴/佐藤ゆき乃/上田誠/白川密成/猪瀬浩平 ・尾崎世界観 書き下ろし小説「げーと」 装画:ミロコマチコ
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最後のテレビマンに愛をこめて 「伊丹十三への13の質問」から13年
¥1,650
SOLD OUT
発行 13の質問編集室 編集協力 水本アキラ、谷口愛 デザイン イワフチメグミ 制作協力 浦谷年良、中村佑子、大西隼(テレビマンユニオン) 協賛:テレビマンユニオン 127×188/114p/ソフトカバー 2024年10月刊 映画監督/俳優/エッセイストとして知られる伊丹十三。あまりにも多彩な仕事を遺してきた彼だが、再放送や配信などがままならず、いまだ全貌が明らかになっていないのは、主に70年代をとおして活動した"テレビ・ドキュメンタリスト"としての伊丹の姿だろう。 そんな彼のテレビマン時代を共に歩んだディレクター/プロデューサーたちと若き伊丹ファンたちとの対談や、エッセイをまとめたリトルプレスがこの『最後のテレビマンに愛をこめて 「伊丹十三への13の質問」から13年』である。 伊丹流のTVドキュメンタリー作法を確立した『遠くへ行きたい』ほか、『欧州から愛をこめて』『天皇の世紀』『アートレポート』など数々の名作番組も仔細に紹介。
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うどん県の歩き方 これから香川県を訪れる人に 読んでほしい10の物語
¥880
編著:桑島明大 ペーパーバック 108頁 2024/7/22刊 いつしか讃岐うどんばかりが注目されるようになってしまった香川県。『うどん県。それだけじゃない、香川県』のスローガンのとおり、香川県にはまだまだ魅力的なものがたくさんある!香川県出身の著者が、同じく香川出身の仲間とともに作りあげた、「読む」ガイドブック。 これから香川への旅行を考えている人にぜひ読んでほしい、「うどん県民」ならではのエピソードを詰め込みました。超王道の観光スポットから、グルメ、お土産、さらには地元の人にもあまり知られていない、ニッチな歴史探訪も。県外の人はもちろんのこと、地元の人にも楽しんでいただける、新しい「旅のしおり」ができました。
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わたしの推し本屋
¥600
ブック遍路をつくる会編 著・SAKI,ひぞのゆうこ,TUG BOOKS 田山直樹,ユカリーヌ,みみみ,チノ,しのはらあきひと,#高知の歩き方,春木滉平,ニシハラ,モリコレbooks,エイモリミキコ,MEG,なつきさかな A5 20ページ 2024/7/28(日)発行 四国にある本屋さんへの熱い思いを語りたい! そんな12名が文章やイラストなど思い思いの表現方法で持ち寄りました。 あなたにとっての推し本屋に出会えるかもしれません。
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てくてく瀬戸日記 1巻〜3巻
¥500
自費出版 著・だてまい A5サイズ・表紙カラー/本文モノクロ 20018年5月より宮城県の仙台市から香川県の高松市に移住 宮城県民から見た香川県の暮らしを楽しい4コマ漫画で紹介しています
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IN/SECTS Expanded Edition「本をつくって本を売る」
¥2,475
版元:LLCインセクツ 272ページ B6ペーパーバック 2024年10月刊 本書はIN/SECTS Magazineの中でもスマッシュヒットを記録した vol.13「NEW BOOK SHOP CULTURE」とvol.16「本をつくる」を合本したものだ。合本とは言え、それだけにはとどまらず、新たに誕生したレーベルやブックショップを取材し、さらに販売方法やブックフェアについても追加収録している。 本書からは、vol.13とvol.16をリリースした当時の熱量や現在進行形で変化している本づくりとそれを取り巻く環境について大いに感じてもらえるはずだ。 また、前述の通りつくり手や書店の紹介に加えて、いかにして売るかという方法論と増加している新たな売る場にも着目し、紙面全体を再構成しなおしている。 なぜなら、編集部自体、この1年、さまざまな場で販売を行ったり、つくり手のみなさんの販売を見聞きする中で、ジャンルによって分かれていた売り場に、これまで異質と感じられていたレイヤーの人々が集い、共に本を楽しむという姿をまざまざと実感したからだ。 世間では書店がなくなるニュースが後を立たない、さらに言えば書店に対するトンチンカンな補助の話まで出てくる始末だが、そんな中でも編集部の周りから聞こえてくる声は、とても元気だ。ますます、はつらつとする気配さえ感じずにはおれない。 余談だが、お隣の国、韓国では本を読む行為がかっこいいと、「テキストヒップ」などという言葉も生まれているらしい。 だからと言って手放しで「未来は明るい!」などというつもりはないけれど、工夫やアイデアがたっぷり詰まった本づくり、そして、本を売るを改めてお楽しみください。
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26歳計画
¥2,200
作:椋本湧也 世界各地で暮らす26歳たちによる「26歳」をタイトルにしたエッセイ集。料理人から宇宙工学者、俳優から機動隊員まで、総勢48名の等身大の文章が掲載されています。 ブックデザイン:脇田あすか 印刷・製本:シナノ書籍印刷 W107×H174mm/ガンダレ製本/全212ページ ISBN : 978-4-600-01236-6 2,200円(税込)
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つるとはな ミニ?
¥2,178
SOLD OUT
発行所:株式会社つるとはな 編集人:岡戸絹枝 発行人:佐藤真 A5並製 114P 2024/9/27刊 つるとはなの5号を出してから7年過ぎてしまいました。 コロナ禍などもありましたが 見渡せば溌剌とした80代90代の先輩方が ぐっと増えているではありませんか。 ならば会いにゆかなくては! つるとはなは装いを新たに出発することにしました。 名づけて「つるとはな ミニ?」。 これまでのちょうど半分のA5判サイズです。 軽くて小さくて持ち運びにほどよいミニ。 内容は変わらず魅力的な人生の先輩たちに会って話を聞くというもの。 はたしてミニなのでしょうか。 インタビューに答えてくれたのは 世界的にも有名な建築家の安藤忠雄さん(83歳)。 事務所の別館にて鋭い眼光と熱い言葉で語ってくれた仕事のこと自分のこと。 現代短歌の第一人者である馬場あき子さん(96歳)。 70年以上歌壇を牽引する小柄な巨人の物言いは潔くて惚れ惚れするばかり。 料理研究家のホルトハウス房子さん(90歳)。 内々の大ごちそうというすき焼きを作ってその極意を教えてもらうと。 などなど。もちろんこの方たちばかりではありませんのでお楽しみに。 あわせて。 作家の江國香織さんが選んだ声に出して歌いたい童謡と唱歌と 川上弘美さんの短編小説もあります。 サイズはミニながら盛りだくさんでしょう? ミニとはいえミニ? というわけです。
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黎明通信
¥1,650
海辺を散歩する小説家と、海辺に思いを馳せる詩人。 川野芽生と高田怜央が織りなす「海」の感触。 3点セット仕様: <本体冊子>A6サイズ/中綴じ製本/32p/表紙:特色印刷/本文:二色刷り/帯付き <蛇腹小冊子>112mm×80mm/外五つ折/帯付き <蔵書票 >名刺サイズ/表面:特色印刷 写真:川野芽生 編集:高田怜央 造本・デザイン:霧とリボン 発行日:2024年8月31日 限定 600部 小説家・川野芽生と詩人・高田怜央が「海」をモチーフに書き下ろした詩と短編小説のコレクション。本作では、川野による初の連作詩、高田による初の短編小説も収録。さらに幻のコラボレーション作品「竜胆に就いて/On Rindoh」を巻末に掲載。本体冊子、蛇腹状の小冊子、短歌二首を印字した蔵書票の3点セット豪華仕様(造本・デザイン:霧とリボン)。
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SAUNTER Magazine(サウンターマガジン)07 特集「山と森とトレイルと」
¥2,640
SOLD OUT
日本屋久島発サウンターマガジン第7号、特集「山と森とトレイルと」。パサン・ラム・シェルパ・アキタ(登山家)、東出昌大(俳優)、高野秀行(作家)、ヨシダナギ(写真家)、石川直樹(写真家)、野口健(アルピニスト)、養老孟司(解剖学者)。ネパール、ボルネオ、ブータン、京都、アマゾン、アメリカ、マルク諸島、熊野、そして屋久島。
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色と形のずっと手前で
¥2,530
SOLD OUT
版元:村畑出版 著:長嶋りかこ 128mm×188mm 240ページ グラフィックデザイナーが母になったら、色と形に辿りつかない日々が始まった。妊娠してお腹が大きくなり、のそのそと歩まねばならぬ体に変化していく中で見えてきたのは、ままならない体と足並みの揃わない社会だった。育児が始まると目の前に立ちはだかる仕事と育児の両立という壁。人々の暮らしと地続きであるはずのデザインの仕事と、目の前の家事育児という暮らしの相性の悪さ。子どもの時間と、仕事の時間。子どもを通して見ている世界と、仕事を通して見えている世界。混沌とした曲線の世界と、秩序だった直線の世界。二つの間で立ち往生しながら見えてきたのは、資本主義のレースと止まらぬ環境破壊とジェンダー不平等が一つの輪をなしている景色。そして子どもが手をひいて連れて行ってくれる、土の匂いがする景色。かつて自分も知っていた、あの曲線の景色。
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ポスト・ムラカミの日本文学 改訂新版
¥2,200
版元:破船房 著:仲俣暁生 P136 B6判ソフトカバー 2024年9月刊 2002 年に刊行され、ながらく絶版だった幻の名著を完全復刊! 村上春樹と村上龍はそれまでの日本文学をどのように変えたか。二人の「ムラカミ」に続く世代の作家──保坂和志、阿部和重、町田康、吉田修一、堀江敏幸、星野智幸、赤坂真理はどのように文学を刷新したか。22 年前の本なのに、いまもいちばんあたらしい、現代日本文学理解のための最良の副読本。 ◎本書で取り上げられている主要作品 村上春樹『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『神の子どもたちはみな踊る』、村上龍『限りなく透明に近いブルー』『コインロッカー・ベイビーズ』『愛と幻想のファシズム』、高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』『日本文学盛衰史』、保坂和志『プレーンソング』、『この人の閾』、阿部和重『アメリカの夜』、『インディヴィジュアル・プロジェクション』『ニッポニアニッポン』、堀江敏幸『郊外へ』、吉田修一『最後の息子』『パレード』、星野智幸『最後の吐息』『嫐嬲』、高見広春『バトル・ロワイアル』、黒田晶『メイド イン ジャパン』 etc...
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NEUTRAL COLORS 5 伝わらないから伝えたい言語のふしぎ
¥2,970
父・重徳が韓国で一人暮らしをすると宣言したとき家族は驚いた。60歳を越えていたし、初めての海外暮らし。辛い料理も苦手だったはず。82歳になった父にいまだから聞いてみたかった。なぜ年をとってから新しい言語を学んだのか? ー『NEUTRAL COLORS 5 伝わらないから伝えたい言語のふしぎ』 ・・・・・・・・・・・・ 加藤直徳 (編集) 第5号の特集は「言語」です。言語は個がもっとも顕れるものだと考えます。グローバル化が進んでもスキップできない。土地の固有性や、個別の文化とか、個であることを重視するNEUTRAL COLORSとしては探究したいテーマです。この特集では言語の伝わらなさを認め、どうやったら伝えることができるのかを雑誌全体で考えていきます。いくつの年齢になっても新しい言葉を学ぼうとすること。点字や手話やジェスチャーで伝えるもの。言語とは「伝えようとするもの」すべてです。 出版社 : NEUTRAL COLORS (2024/7/22) 発売日 : 2024/7/22 言語 : 日本語 単行本 : 276ページ