-
愛しのボロ 直し、生かし、使いつなぐ21人の暮らしもの
¥2,200
版元:エクスナレッジ 著:おおいしれいこ・大沼ショージ 208ページ A5判 2025/5/1刊 つまるところ、暮らしも人生も、オリジナルがいちばん。 繕う人たちが、愛しまれたボロたちが、そう教えてくれる。 ――――北川史織 『暮しの手帖』前編集長(帯文より) 古びても大事に使っているもの。 直しながら使っているもの。 使い込んでも捨てずになにかに活かしているもの。 そんな家具や日用品、雑貨たちを 「愛しのボロ」と名付けました。 この本では、ものを愛する21人が大切にしている「愛しのボロ」と、 それにまつわる情景、受け継ぐ記憶、暮らしのなかの物語をご紹介しています。 一般的な価値観にとらわれず、自分だけのボロを慈しむ暮らしの在り方からは、 きっとこれからの暮らし方、人生観のヒントが見つかるはずです。
-
巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある
¥1,760
版元:幻冬舎 著:古賀及子 四六判並製 218P 2025.04.16刊 ノスタルジーと、可笑しみと。 池袋、飯能、日本橋、所沢、諏訪、田園調布、高知、恐山、湯河原……。 自分の中の記憶を、街単位で遡る。そこから掘り起こされる、懐かしいだけでは片付かない、景色と感情。 気鋭のエッセイスト、最新書き下ろし。 『好きな食べ物がみつからない』が話題の、最注目のエッセイスト・古賀及子最新書き下ろしエッセイ。 幼い頃からの「土地と思い出」を辿ってみたら、土地土地、時代時代で、切ない! でもなんだか可笑しいエピソードが横溢! 【目次より】 下丸子、二分間、知らない人を大声でほめてけなす 日本橋、来年も買ってやるからな 元加治、真昼の暴走族 所沢店、売れ!私たちの福袋 田無、夏、恋人の家でひとりでエヴァンゲリオンを観た 諏訪、祖父と間欠泉 田園調布、知らない人の家でまずい水を飲む 恐山、会えないイタコと工藤パン 小岩、知らない街が、どんどん私の街になる 盛岡、北上川を走って越えて、母と私とソフトクリーム 曙橋、看護師の格好で登った木をさがす 大森、もう会うこともないだろうけどさ 他
-
生活は物語である 雑誌「クウネル」を振り返る
¥2,200
版元:BOOKNERD 著:木村衣有子 四六判変型(188×115) 並製 160頁 2025年4月刊 上京して半年も経たない2002年春、クウネルの表紙には大きく「こ こから始まる私の生活。」との文言が記されていた。それよりも小さ く、誌名の上にちょこんと配置されており、以後、76号までずうっと掲 げられるキャッチフレーズ「ストーリーのあるモノと暮らし」よりも、そ のときの私には、響いた。 「都市における革新性に対して再発見されたローカルにおける保守性 の新しさ」と、ツバメ田中さんは口早に言い「宛先がわからない雑誌 だったからこそ、僕のような本来手に取らないはずの存在にまで届いた んですよね」と続けた。それから少しだけ間を置いて、こう言い直した。 「僕にとって初期クウネルは、年代、世代、性別を越えた空き地に突 如として現れた小さくて感じのいい家のようだったんです」 (本文より) さよなら、雑誌文化。 ハロー、SNS。 レシピ本。住居。生活。食。モノとの距離。スローライフ。ていねいなくらし。家 事。フェミニズム。ジェンダー。読んでいた人たちの、生き方の変遷。平成から令和へ。 文筆家・木村衣有子がひとつの時代の分水嶺を、雑誌『クウネル』とともに総括する。 文化論のようでいて、極私的な手触りの、ファンタジーと現実を行き来するクウネルと雑誌文化への濃厚なオマージュ。
-
60歳からのあたらしい私
¥1,870
SOLD OUT
版元:扶桑社 著:広瀬裕子 四六判並製 192ページ 2025/03/27刊 〝60歳はあたらしいスタートラインを引き直す時″ 『天然生活』『天然生活web』で人気のエッセイスト広瀬裕子さんの新刊が発売になります。50歳、55歳と年齢をテーマに執筆してきた著者が、60歳を迎えるまでの日々に考え、選択し、アップロードしている暮らしの知恵を1編ずつ丁寧に書き下ろしました。 「抗うことなく、あきらめることなく、自分に合った選択をしていく。気持ちのこと、身体のこと、家族のこと。いままでのことを振り返りながら、60代のために新しいスタートラインを『引き直したい』と思うようになりました」と広瀬さんは語ります。 60歳はあたらしいスタートラインととらえ、これからの生活小さな暮らし、グレイヘア、家族の看取りなどをていねいに一編一編綴ったエッセイ集です。
-
手仕事というもくろみ 暮らしを編み直す
¥2,200
版元:ブルーブラックカンパニー 著:吉田慎司 四六判並製 256p 2025年04月刊 《伝統的な箒づくりを通じて世界との多様な接点を見いだし、生きることの手ざわりを現代社会に回復しようと試みる、注目のつくり手の論考》 かつて日々のくらしに欠かせなかった箒は、電気掃除機の普及とともに需要が低迷し、全国各地の産地は壊滅状態に陥った。ところが近年、電気に頼りすぎないライフスタイルを志向する人、地域の伝統文化や地場産業に価値を見出す人が徐々に増え、職人が手編みした昔ながらの箒への関心が高まりつつある。 なかでも、神奈川県北部の愛川町では、一度途絶えた旧中津村の箒づくりを生業として復活させる取り組みが進む。細やかで繊細なつくりとクリエイティブな意匠を施した中津箒は限りなく工芸的で、「荒物」と呼ばれていた従来の箒とは一線を画すものとして注目されている。 再興の立役者として活躍する著者は、つくり手として伝統を受け継ぎつつ「美しいもの」を人に手渡すことで、大量生産・大量消費に基づく現代の暮らしと社会のありようを問い続けている。初の著作となる本書は、美大の彫刻科に入学してから箒のつくり手となるまでの道のりや、日々のものづくりと先達からの学びを通じて編み出された民藝論や工芸論、また移住先の北海道・小樽でのDIYによる住まいづくりや不耕起栽培による畑仕事、夫婦で営む箒のアトリエと書店・カフェの複合ショップの話など、「ライフスタイルも含めて箒の表現」と考える著者の生き方と暮らしぶりをまとめた一冊となった。 【本書より】 道具は文化や歴史も背負っている。それらを理解し、解釈するには知識やリテラシーが必要なので、使う人々にも自然とそれらを求め、深める機能もあるように思う。歴史を知った上で鑑賞や批評ができる人は、理性と感性を持って物事を判断できるだろうし、究極的には世界にはびこる分断をも解消できると思う。自分自身でさえ、そんな万能なものがあるとは信じがたいところもあるのだけれど、それでも本気で信じている。だからこそ、工芸に夢を見ている。そして、手仕事に何ができるのか、何をしてきたのか、どこに向かっていくものなのか、ということをずっと考えてきた。(第3章「手仕事の見取図を描く」より)
-
nice things. 80 自分の地図
¥1,980
版元:情景編集舎 A4判変型 124ページ 2025年4月刊 創刊から80号の記念企画 巻頭特集は、「自分の地図。」 今、そこに立っている場所は、直線距離でたどり着いたわけではない。 そのときそのときでさまざまな足跡を残してきた。 目指すべき方向が見えていたときも見えないときも、 立ち止まるときも後戻りするようなときも、 壁にぶつかるときも、選択を迫られるときも、 「自分の地図。」には何かが刻まれてきた。 その地図はこれからも続いていくし広がっていく。
-
ひとりがいい旅
¥1,760
版元:ワニブックス 著:まろ(おひとりプロデューサー) A5版並製 176ページ 2025年4月刊 ひとり“でも”ではなく、 ひとり“だから”行きたい旅がある___。 大人気コミックス『おひとりさまホテル』(漫画:マキヒロチ/新潮社)原案者 初めての日本全国ひとり旅ガイド! “おひとりさま”が世間に浸透しつつある昨今、 『おひとりさまホテル』の原案者であり、「おひとりプロデューサー」として活動している著者による、初めての「ひとり旅」ガイドブックが登場! ひとり旅の魅力をたっぷり詰め込んだ、エッセイ&実用が融合した一冊です。 旅で出会って、浸って、ぶらりと、デトックス。 ひとりだからこそできる、「5つの旅」をテーマにした街歩き&お楽しみごとをご提案します。気になるテーマから読み進められる構成なので、旅に出る予定がなくても、読めばきっと“わたしだからできる旅”に出かけたくなるはず。 ボリュームたっぷり! 実際にひとりで足を運んだ、全国28エリア グルメ、ミュージアム、買い物、絶景など約250スポットをオールカラーで美しい写真とともにご紹介。 【目次】 第一章 出会い旅……直感を信じて、わたしの“好き”と出会う 民藝に出会う「ひとり民藝旅」 松本(長野県)/倉敷(岡山県)/鳥取ほか(鳥取県) うつわに出会う「ひとりうつわ旅」 那覇・読谷(沖縄県)/松江・出雲(島根県)/益子(栃木県) 第二章 浸る旅……時間を忘れて、わたしだけの世界へ アートなどに浸る「ひとりアート・建築旅」 前橋・高崎(群馬県)/札幌(北海道)/大分(大分県) レトロに浸る「ひとりレトロ旅」 弘前(青森県)/盛岡(岩手県)/小田原(神奈川県) 第三章 ぶらり旅……気の向くままに、ひとり散歩 街ブラする旅 尾道(広島県)/高松(香川県)/熊本(熊本県)/岡山(岡山県)/浜松(静岡県) 第四章 デトックス旅……肩の力を抜いて、心身を解きほぐす 島でデトックスする「ひとり島旅」 伊豆大島(東京都)/隠岐諸島(島根県) 温泉街でデトックスする「ひとり温泉旅」 別府・鉄輪温泉(大分県)/長門湯本温泉(山口県) 登山・ハイキングでデトックスする「ひとり山旅」 高尾(東京都)/上高地(長野県) 第五章 いつもの街旅……ひとりだから、違う景色が見える “わたし流”で巡る旅 京都(京都府)/軽井沢(長野県)/横浜(神奈川県)/名古屋(愛知県)/福岡(福岡県) さらに巻末スペシャル対談も収録! ベストセラー『50歳からのごきげんひとり旅』の著者・山脇りこさんとの一人旅トークも必見です。
-
私のふたり暮らし
¥1,980
版元:光文社 著:岡本敬子 A5変並製 108ページ 2025/03刊 Chapter1 ふたりの日常……同じ家から出発し、別々の時間を過ごし、また同じ家に帰る。そんなふたりの日常に密着。 Chapter2 ふたりのモノ……二人の自宅にいつもある、定番品、愛用品。一緒に使うもの、別々に使うもの、それらが混ざりあって作られる、ふたりの”くらし”とは。 Chapter3 私たちにまつわる8つの事柄「コーヒー」「仕事」「老い」など、同じテーマでそれぞれが書いた文章と、様々なところから寄せられた岡本夫妻への質問。そこから見える、二人の思考の違い。 Chapter4 ふたりの旅……一緒に訪れる旅先で、同じものを見て別々のことを思い、別のものを見て同じ感想になる。旅がトレードマークの夫妻に聞いた”ふたり旅”についての話。韓国旅行のスナップとともに。 二人の出会いから若かりし日の思い出、これからの人生について考えていることなど、読み応えあるインタビューコラムも。 好きな人と自由に暮らすということ。その先で、愛っていったいどんな形に落ち着いていくんだろう。そんなことを考えさせられる。
-
新・大阪学
¥1,045
SOLD OUT
版元:SBクリエイティブ 著:畑中章宏 新書版 288ページ 2025年4月6日刊 大阪の見方が変わる! 8つのキーワードで旅する 新感覚の民俗学的大阪ガイド 「食いだおれ」のイメージに収まらない多彩な伝統食材、商都大阪をつくった女性たちのまなざし。 京都・奈良に引けを取らない仏教美術、日本を代表する最先端の知的ネットワーク。 主流ではなく非主流、中心ではなく周縁。 大阪生まれの民俗学者が、「美食」「デザイン」「女性」「リベラルアーツ」「非主流」「ハイブリッド」「越境」「多国籍」という8つのキーワードから〈大阪とは何か〉を問いなおし、この街の忘れられた記憶を再発見する。
-
菊池亜希子のありが10(とう)ふくみせて!
¥2,090
版元:扶桑社 著:菊池亜希子 A5判並製 160ページ 2025/03/27刊 菊池亜希子が豪華ゲストを招き、ゲストの私物をもとに、おしゃれについて熱くおしゃべり 読めばおしゃれしたくなるはず! 『天然生活』で連載中の、モデル・俳優の菊池亜希子さんによる人気連載『ありが10(とう)ふく、みせて!』を書籍化しました。 菊池さんがいま会いたいゲスト15人をお迎えし、ゲストが「側にいてくれてありがとう」と思う私物、10アイテムについて、根ほり葉ほり取材しています。 放課後に、友達とおしゃべりしているようなリラックスした雰囲気で、ゲストの本音を引き出していく菊池さん。見えてきたのは、ひとりひとり異なる、ものとのつきあい方、おしゃれに対する考え方や、大事にされている軸でした。 年齢を重ねるごとに、「何を着たらいいのか分からない」「おしゃれが昔ほど楽しくない」と、おしゃれ心が乾きがちの私たち。でも、この本を読めば、気軽におしゃれを楽しんでみようという気持ちになるはずです。中島基文さんによる、愉快なデザインも見所です。 【登場するゲスト】 持田香織さん(アーティスト) 伊藤まさこさん(スタイリスト) 森 祐子さん(フリーランスのPR・編集) 福田里香さん(菓子研究家) 満島ひかりさん(俳優) 山本マナさん(スタイリスト) 引田かおりさん(「ギャラリーフェブ」店主) 髙橋美賀さん(「ムーンミカタカハシコーヒサロン」店主) 渡辺有子さん(料理家) 相川茉穂さん(モデル) 田中美和子さん(スタイリスト) 山本祐布子さん(イラストレーター) 岡本敬子さん(服飾ディレクター) eriさん(「デプト」オーナー) 小谷実由さん(モデル)
-
2024年の本部町営市場
¥1,980
発行元:HB BOOKS 編:橋本倫史 四六判並製 360ページ 2025年3月21日刊 まちに暮らすひとびとの声に耳を傾け、 土地に流れてきた時間に想いを寄せる。 ひとりひとりの語りから、 まちとは何かを問い直す。 2024年9月、突如として解体の方針が発表された、沖縄本島の本部町(もとぶちょう)にある、本部町営市場。そこに店を構える23軒の店主ひとりひとりの語りから、本部町が――ひいては沖縄が歩んできた近代が浮かび上がる。わたしたちにとって今、まちとはどんな場所なのか――? 目次 ◉聞き書き 仲村商店 浦崎精肉店 西平精肉店 古堅精肉店 金城鮮魚店 友寄商事 コスメティックさくら にしき屋 Ribbon 玉城商店 いちばキッチン 島しまかいしゃ Half Time Cafe シーサーや いっぷく家 A Gallery 施術処peaceness トータルビューティーM.LUNE すこやか農場 Black Lives Matter Coffee 「本部町営市場と18年」 知念正作(自家焙煎珈琲みちくさ)、知念沙織(市場豆花店) ◉寄稿・談話 「市場の生まれ変わり」新城和博(編集者) 「1979年、沖縄」岡本尚文(写真家) 「一期生の思い出」知念正昭(元・本部高校校長) 「建築が語る市場の記憶:本部町営市場」普久原朝充(建築士) 「まちづくりはひとづくり」宮島真一(「シアタードーナツ」代表) 「迷子になる」山本ぽてと(ライター・編集) 「安心な市場」宇田智子(「市場の古本屋ウララ」店主)
-
あなたが知っている英国はすべて間違い
¥2,200
版元:原書房 著:マット・ブラウン 訳:風早 さとみ 四六判並製 246ページ 2025/03/10刊 英国君主の公邸はバッキンガム宮殿ではない、ユニオンジャックは本当に国旗か、本当に世界一紅茶を飲むのか……歴史や伝統から日常生活まで、知っていそうで知らないイングランド中心の英国についてのトリビアを紹介。
-
ゴンベの森へ アフリカ旅日記
¥924
版元:筑摩書房 著:星野道夫 文庫版 160頁 2025/03/10刊 最初で最後のアフリカへの旅。 タンザニア・ゴンべの森でチンパンジーの観察研究・保護に取り組むジェーン・グドールと過ごした旅の記録。カラー写真を多数増補した新版。解説 管啓次郎
-
おひとりソウルガイド
¥1,650
版元・編:朝日新聞出版 A5判並製 176ページ 2025年3月7日刊 ますます高まる“おひとりさま”旅に、初のソウルガイドが登場! モデルコースや、おひとりだからこそ行きたい美術館や美容スポットが盛りだくさん。ご飯スポットも渡韓100回を超える編集者厳選の50軒がお守りに。GoogleMapのリンク付きなので検索も楽々。WOWPASS購入や店頭予約などは動画付きなのでこの一冊で安心しておひとり旅が楽しめます!
-
TRANSIT 67 新時代の中欧浪漫紀行 ポーランド、チェコ、スロバニア、ハンガリー
¥1,980
版元:講談社 編集:ユーフォリアファクトリー 21 x 27 cm 204P 2025年03月13日 ロマンチックで耽美、でもどこかミステリアス。煌めく古城や宮殿、その光を妖艶に映し出すドナウ川の景色に、そういったイメージを抱く人も多いはず。 ヨーロッパのちょうど真ん中に位置するポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーの中欧4国。ここでは、荘厳な古城に豪奢な温泉、森と洞窟など豊かな風景に恵まれ、ショパン、リスト、ミュシャ、トルンカといった数々の才能が生まれてきました。そして近年は、ホロコーストや社会主義国時代などの重い記憶を携えながら経済成長を遂げ、多くの観光客が押し寄せています。 ワインに温泉、手工芸など古くから愛される伝統はもちろん、新たに芽吹くカルチャーや人びとのムーブメントまで。今もなお美しく重厚な歴史を紡ぎ、現在進行形で変わりつづける。そんな新時代の中欧を、旅してみませんか?
-
また旅2
¥2,200
版元:暮しの手帖 著:岡本仁 A5判・並製 304頁 2025年3月刊 『暮しの手帖』の長期連載「また旅。」が単行本になりました。 著者の岡本仁さんが日本各地で見つけた風景、名建築や食べもの、地域の人々との交流など、4世紀96号〜5世紀30号に掲載した旅先より全25編を収録しています。 旅のおともに、ぜひお手元でお楽しみください。
-
台湾クラフトへの旅
¥3,300
版元:小学館 著:平野久美子 B5変形 160頁 2025.01.29刊 多文化が共生する台湾の手業の逸品を案内 台湾を取材して30年。著者で作家の平野久美子さんがもっとも台湾らしさを感じるのは食でも街歩きでもなく、現地でつくられ、日常的に使われる暮らしの道具やセンスを感じる雑貨、民族色の豊かな工芸品の数々です。オランダや中国、日本の影響を受けてきた台湾には多文化が共生するモノ作りの伝統があります。台湾原住民による竹や藤、バナナなどの自然の素材や繊維で編む技法や染色した織物はデザインの優れた椅子やドレスになり高い評価を得ています。また、日本統治時代に広まったヒノキの桶や蒸籠をつくる職人技は今も台湾の料理店を支え、イグサを編む技術はモダンなマットやバッグに応用されてSDGsな取り組みとして注目されています。廟に祀られる神々の衣装に用いられる銀や錫の高度な装飾や加工は、台湾のZ世代のデザイナーやクリエイターにより世界的なブランドで商品化され、数々の賞に輝いています。そんなオリジナリティーあふれる逸品を創り出す工房やショップ、クリエイターを台湾各地に訪ねました。その多くが日本初公開です。これらの「Made in TAIWAN」からは、いまの台湾の姿と台湾人のアイデンティティーや生き方が感じられます。
-
大阪環状線降りて歩いて飲んでみる(サイン本)
¥2,420
版元:インセクツ 著:スズキナオ B6判並製 198ページ 2025年2月刊 スズキナオによる人気ウェブ連載が書籍化! 加筆修正を大幅に行ない、「大阪環状線」1周の降りて歩いて飲んでみるが楽しめます。 前情報ほぼなしでとにかく鼻が向く方に歩く。そして、そこでの出会いを大切に、街のことを聞き、最後は飲んで終わるという取材を行い約2年。大阪環状線を1周回り切りました。ぜひその記録をお楽しみください。 また、書籍化にあたり京都の人気イラストレーター/漫画家スケラッコさんによる 特別漫画「スケラッコがスズキナオさんと大阪環状線 降りて歩いて飲んでみる」を収録!
-
ふやすミニマリスト 所持品ゼロから、1日1つだけモノをふやす生活
¥781
版元:幻冬舎 藤岡みなみ 文庫版 266ページ 2025.02.06刊 シンプルライフとはほど遠い生活をしていた著者が部屋を借り、所持品ほぼゼロの状態から、「1日1つ道具をふやす」という100日間のチャレンジを始める。1日目に敷布団、7日目に爪切り。スマホは果たして何日目⁉ 電子レンジは不要、タオルと毛布は心の必需品、大切なものの〝普段使い〟で幸福感が増す……など、生活の本質に迫る画期的な一冊。
-
私の同行二人 人生の四国遍路
¥1,078
版元:新潮社 著:黛まどか 新書版 272ページ 2025年1月刊 一度は父のため、二度は母のため……発心の阿波から修行の土佐、菩提の伊予から涅槃の讃岐へ、歩き遍路はただ歩く。30度を超える連日の猛暑に土砂降りの雨、にわかに降りだした雪、転倒によるケガや山中での道迷いなど相次ぐアクシデントに見舞われながらも、またふたたび歩き出す。自身の半生を振り返りながら、数知れない巡礼者の悲しみとともに巡る一〇八札所・1600キロの秋の遍路道、結願までの同行二人。
-
能登早春紀行
¥1,056
版元:中央公論新社 著:森崎和江 文庫 320ページ 2025/1/22刊 私にとって能登は、やさしい土地だった――。『まっくら』で知られる作家が能登、松前から函館へ。二つの半島を巡る光あふれる旅行記。〈解説〉渡邊英理
-
酒を主食とする人々 エチオピアの科学的秘境を旅する
¥1,980
版元:本の雑誌社 著:高野秀行 四六判並製 280ページ 2025年1月22日発売 本当にそんなことがありえるのか? 世界の辺境を旅する高野秀行も驚く " 朝昼晩、毎日、一生、大人も子供も胎児も酒を飲んで暮らす" 仰天ワールド! 話題騒然の「クレイジージャーニー」の全貌が明らかに! 幻の酒飲み民族は実在した! すごい。すごすぎる......。 改めて私の中の常識がひっくり返ってしまった。 デラシャ人は科学の常識を遥かに超えたところに生きている── 朝から晩まで酒しか飲んでいないのに体調はすこぶるいい! 出国不能、救急搬送、ヤラセ、子供が酒を飲む... まさか「クレイジージャーニー」の裏側で、 こんな"クレイジー"なことが起こっていたとは!? 目撃者たった一人のUMA状態の酒飲み民族を捜しに、 裸の王様に引率された史上最もマヌケなロケ隊が、 アフリカ大地溝帯へ向かう!
-
ファンキー中国 出会いから紡がれること
¥2,530
発行:灯光舎 編集:井口 淳子・山本 佳奈子 著:広岡 今日子・長嶺 亮子・無常くん・宮里 千里・二村 淳子・大友 良英・多田 麻美・中山 大樹・OKI・濱田 麻矢・武田 雅哉 A5変形判並製 320ページ 2025年1月刊 音楽、クラフトビール、TikTok、豆腐屋、祭祀、ロックフェスに伝統劇―― 多彩な書き手が一堂に会し、それぞれの視点と切り口で描く、ファンキーな中国体験記! 音楽家や収集家、映画祭主催者、祭祀採音者、研究者など13人が集まり、自身の体験した「中国」をそれぞれが思う存分に綴ったエッセイ集を刊行。 80年代の「魔都」上海と食の記憶、中国の村に出現したド派手なステージでのライブ、TikTok で見つけた瀋陽公園で溌溂と踊る人々。70年代の文革期から現代中国という時代をまたにかけ、北京の胡同(フートン)から雲南省、 果てはフランスや台湾、モンゴルにまでエッセイの舞台が広がっていく。 報道では伝えられることのない、書き手たちが映し出す中国の姿。「伝統」に新しいものを豪快に取り入れる姿があり、厳しい規制があるなか、生活に染み入る絶妙な「ゆるさ」や「自由」がある。ときにはカルチャーギャップと呼ばれるような衝撃にも戸惑いながら、書き手ひとりひとりが経験した小さな「出会い」を紡ぎます。 中国といえば国家や政治や歴史という大きなイメージをつい頭に浮かべてしまいがちですが、人と人が出会う小さな瞬間にこそ、かけがえのないものがある。そんな、ひとつの希望を感じるような一冊を刊行します。 本文とカバーのイラスト及び装幀は、『送別の餃子』でお馴染みの佐々木優さん。「14人目の書き手」として、自身の記憶に残る中国の街並みをカバーに描いていただきました。
-
アーティストの邸宅 芸術家30人のインスピレーションを生む家
¥3,630
版元:パイインターナショナル 著者:スージー・ホッジ B5判変型 240ページ 豊富な写真で読み解く、アーティストたちの創作活動と住まいの関係 パブロ・ピカソやウィリアム・モリス、クロード・モネ……。世界的な芸術家、総勢30名の創作活動を「住まい」という視点から紹介。彼らのプライベートな空間が、創作活動にいかに影響を与えたかを豊富な写真とともに探ります。