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酒場とコロナ あのとき酒場に何が起きたのか
¥2,200
版元:本の雑誌社 著者:大竹聡 四六判並製 320ページ(カラー256ページ)2025年2月28日発売 僕らにとって一番辛いのは、忘れられてしまうことです」 酒場取材30年の「酒とつまみ」創刊編集長が聴き歩いた生の声。 コロナに翻弄された酒場の記録。 当面の間、休業いたします。 緊急事態宣言、まん延防止等重点措置、休業、時短営業、ソーシャルディスタンス、酒類提供禁止、人数制限、90分、感染対策、テイクアウト、お弁当、ランチ、検温、消毒、アクリル板、マスク飲食、ノンアル、酒類提供午後7時まで、飲食店8時閉店、持続化給付金、雇用調整助成金、営業自粛協力金... 酒場の主たちは何を考え、どう過ごしてきたのか。
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徳島でもてなす、間違いない一軒 連れていきたいうまい店
¥1,320
発行元/株式会社あわわ A4判 104ページオールカラー 2025年3月19日刊 徳島を訪れるゲストをどこのお店に連れて行く? 「観光ガイドによく載っている店もいい けれど、地元に住んでいるからこそ知る名店に案内したい」 。そんな時に手に取ってほしい 一冊が誕生します。日々街を駆け巡る編集&ライター陣のほか、食通の著名人、おいしい 店巡りが趣味である人
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湯気を食べる
¥1,760
版元:オレンジページ 著:くどうれいん 四六判並製 212ページ 2025年3月刊 幅広い分野で活躍する注目の作家・くどうれいんによる「食べること」にまつわるエッセイ集。「オレンジページ」の人気連載と河北新報での東北エッセイ連載に書き下ろしを多数加えた、心にひびく48編。
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カフェの世界史
¥1,100
版元:SBクリエイティブ 著:増永菜生 新書版 336ページ 2025年2月刊 一杯が豊かになる、新たな歴史案内 普段身近に楽しんでいるカフェというものは、どのような歴史的なルーツを持っているのか、どのような文化的背景とつながっているのか、飲み物とお菓子を片手に「なるほど」と思えるような、いつものカフェタイムがちょっと楽しくなるような世界史の話。 ザッハトルテはアルプスを越え、バームクーヘンは海を越えた。 ロンドンのコーヒーハウスは社会を変えた。パリのカフェは芸術を支えた。 カフェ誕生前夜から、現代の最新事情まで。 カフェとそれを取り巻く飲み物やお菓子を切り口にした歴史案内。
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ユリイカ 特集:自炊
¥1,980
SOLD OUT
版元:青土社 四六判変形 270P 2025年2月27日 これがわたしたちの自炊だ! 日々続けなければならない作業が退屈だからこそ、自炊という創意工夫のありようは常に洗練と混沌をきわめている。テクノロジーとサービスのひたすらな発展、他者の営みを覗き見て誘発される欲望が、「自分」という目的に立ち戻りただ一人の生活へと収斂していくことの贅沢さと寂しさを、孤独に味わい尽くすにはどうすればよいのか。個人による食の理論と実践の様態をひらく自炊特集
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刑務所ごはん 受刑者200人にアンケート取材。料理レシピ掲載。
¥1,980
版元:K&Bパブリシャーズ 著:汪楠 A5判並製 127p 2024/11刊 全国の受刑者200人にアンケート取材!! 料理家が再現した刑務所のごはんの写真(カラー)77点、調理レシピ27食分、各料理についての解説、受刑者からの手紙(肉筆)13点も掲載!! 外の食事とは何が違う? どこの刑務所が美味しい? 楽しみにしている食事は? 嫌いなおかずは? 好きなデザートは? 出所して最初に食べたいものは? 食からわかる受刑者の日々の心情。
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酒を主食とする人々 エチオピアの科学的秘境を旅する
¥1,980
SOLD OUT
版元:本の雑誌社 著:高野秀行 四六判並製 280ページ 2025年1月22日発売 本当にそんなことがありえるのか? 世界の辺境を旅する高野秀行も驚く " 朝昼晩、毎日、一生、大人も子供も胎児も酒を飲んで暮らす" 仰天ワールド! 話題騒然の「クレイジージャーニー」の全貌が明らかに! 幻の酒飲み民族は実在した! すごい。すごすぎる......。 改めて私の中の常識がひっくり返ってしまった。 デラシャ人は科学の常識を遥かに超えたところに生きている── 朝から晩まで酒しか飲んでいないのに体調はすこぶるいい! 出国不能、救急搬送、ヤラセ、子供が酒を飲む... まさか「クレイジージャーニー」の裏側で、 こんな"クレイジー"なことが起こっていたとは!? 目撃者たった一人のUMA状態の酒飲み民族を捜しに、 裸の王様に引率された史上最もマヌケなロケ隊が、 アフリカ大地溝帯へ向かう!
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暮しの手帖 34 早春 2025
¥1,100
版元:暮しの手帖社 2025年2月-3月号 A4 184頁 1月24日発売 あなたがそこにいるだけで わたしの手帖 小川洋子さん 早春の出合いもの (料理 こてらみや/有賀薫/今井亮/渡辺麻紀) 手巻き寿司は楽しい (料理 今井真実) あんこを極めた、あわぜんざい (料理 石原謙:御菓子処 ちもと) 春はすぐそこ、路傍の芽吹き (写真・文 鈴木純) 浅田政志の 家族写真を撮ろう (写真 浅田政志) 折り紙みたいなランプシェード (指導 西村優子) 合羽橋でインドを探す (小林真樹 稲田俊輔) ふたつの中心 第16回「土から育つ」 最終回 (写真・文 茂木綾子) あの人の本棚より (酒井駒子) わたしの仕事 第32回「製本業」 (取材・文 阿部直美) 古美術好きの問わず語り 生活雑貨と並べてみれば (文 タナベシンスケ:画室 ART&ANTIQUES) また旅。 第30回「岡山へ」 (文・写真 岡本仁) ごっちぼっち――家族五人の五つの人生 第34回「まあ、いっか」 (写真・文 齋藤陽道) ミロコマチコ奄美大島新聞 第31回 (絵・文 ミロコマチコ) ずっと、そばにいる 第3回 (室井滋) エプロンメモ 家庭学校 読者の手帖 考えの整とん 最終回 (佐藤雅彦) 暮らしのヒント集 すてきなあなたに 私の愛する料理本史/良い里帰り/上下2巻の国語辞典/うわさ話/塀のない庭/「混ぜてね!」/森を送る/卒業記念/逆上がりの空 空気さわやか床掃除 (監修 植木照夫) 愛子さんの なんか変だな? 第3回 「しつけは、おしつけ?」 (語り 柴田愛子) 気ぬけごはん 第93回 マッシュポテトみたいなポテトサラダ/ババガヌーシュ/じゃがいも入りフジッリ (文・料理 高山なおみ) 今日拾った言葉たち (武田砂鉄) 随筆 風よけ(高瀬隼子)/「見る」安心、「見られる」不安(岩松了)/ほほえむ水面(向坂くじら)/人類史上未曽有の破局的事態のなかで(岡真理)/弱った時に食べるもの(スズキナオ)/愛着の海(ふかわりょう) みらいめがね 第53回「場面で決めよう」 (文 荻上チキ×絵 ヨシタケシンスケ) からだと病気のABC 「軟骨がすり減り、膝が痛む 変形性膝関節症」 (監修 田代俊之:JCHO東京山手メディカルセンター整形外科部長) 香りをまとうヘアアイテム (指導 牧野秀美:FLOAT) わたしの大好きな音楽 オールタイムベスト10 「一瞬で青い春へ舞い戻る10曲」 (内田也哉子) 映画のアン/ラーニング 第20回「この人生は映画とともに」 最終回 (三浦哲哉) 目利きの本屋さんに聞いてみた −−今号の本のテーマ「おなかがすいてくる本」−− 『アメリカ南部の台所から』 アンダーソン夏代 著(アノニマ・スタジオ) 選者:花田菜々子(蟹ブックス) 『玉村豊男のポテトブック』 玉村豊男 著(朝日出版社) 選者:早坂大輔(BOOKNERD) 『誕生日のアップルパイ』 庄野千寿子 著(夏葉社) 選者:黒田杏子(きょうこ)(ON READING) 『サレ・エ・ペペ 塩と胡椒』 四方田犬彦(よもた・いぬひこ) 著(工作舎) 選者:中村勇亮(ゆうすけ)(本屋ルヌガンガ) ピエールさんと両親の凸凹三人暮らし (文 伏見操) 黒田征太郎さんの絵手紙 (取材・文 岡野民) 編集者の手帖
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ロイヤルホストで夜まで語りたい
¥1,760
版元:朝日新聞出版 四六判並製 208ページ 発売日:2025年1月20日 ロイヤルホストを愛する書き手17人が集った、エッセイアンソロジー!ここでしか食べられない料理メニュー、来店の度に心地よさを覚えるサービスで多くのファンがいるロイヤルホスト。そんな特別な場での一人ひとりの記憶を味わえる一冊。 【執筆者(50音順、敬称略)】青木さやか/朝井リョウ/朝比奈秋/稲田俊輔/上坂あゆ美/宇垣美里/織守きょうや/温又柔/古賀及子/高橋ユキ/似鳥鶏/能町みね子/平野紗季子/ブレイディみかこ/宮島未奈/村瀬秀信/柚木麻子
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キッチンに住みたい
¥1,430
版元:オーバーラップ 著:サトウユカ A5判並製 160ページ 2025年01月刊 あったかくて おいしい 幸せが生まれる場所 キッチンは人生だ! 食べるのも作るのも好きな鶴子の「食を楽しむキッチン」 身体を整え自分と向き合うエリナの「バランスキッチン」 猫と楽しく暮らすつつじの「ワクワクDIYキッチン」 恋は稲妻!そらの「妄想暴走キッチン」 50代、第3の人生を歩みはじめた碧の「お母さん卒業キッチン」 家を捨てた正香の不自由で自由な「どこでもキッチン」 料理だけじゃない。6人の女性が織りなす日常の小さな楽しみを描いたキッチン物語。
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KISSA BY KISSA 路上と喫茶 僕が日本を歩いて旅する理由
¥2,500
版元:BOOKNERD 著:クレイグ・モド B6版・仮フランス装・160ページ 2024年刊 喫茶店。パチンコ店。田園。山道。シャッターの降りた商店街。 アメリカ人である著者が徒歩で古き良き日本の街道を歩き、見つめた失われゆく日本の姿を、写真とテキスト、そしてたくさんのコーヒーとピザ・トーストとともに文化考現学的視点で捉えた、日本在住の作家・ライター、クレイグ・モドによるまったくあたらしいロード・エッセイ。 2020年に彼が英語版で自費出版した『KISSA BY KISSA』を、当店出版部より装いも新たに日本語版として刊行。日本版独自のあとがきを追加。
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続 おいしい景色
¥2,200
版元:スイッチパブリッシング 著:坂田阿希子・皆川明 B5変形 176ページ 2024年11月1日刊 坂田阿希子(洋食KUCHIBUE)と皆川明(ミナ ペルホネン)による料理と器のエッセイ&写真集、第2弾! 坂田阿希子の料理に合わせて、皆川明が器を選び、景色を作る。 20のメニューについてのエッセイ・写真・レシピで構成される一冊です。料理はエビフライや豚汁などの定番から、ボルシチやガスパチョ、レモンパスタなど挑戦したい憧れのメニューまで。そこに作家の一点ものやアンティークなど個性豊かな器を、皆川が自身のコレクションからセレクトし、一皿の“おいしい景色”が完成します。 その一皿の写真とともに、各料理についての思い出やエピソードを綴ったふたりのエッセイをご堪能ください。 雑誌『SWITCH』連載の単行本化、2022年刊行の『おいしい景色』に続く第2弾。
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おいしい景色
¥2,200
出版社:スイッチ・パブリッシング 著:坂田阿希子 皆川明 B5変形/176ページ 2022年4月15日発行 デザイナー・皆川明(ミナ ペルホネン)と料理家・坂田阿希子による初共著。 料理と器のエッセイ&写真集 雑誌『SWITCH』の人気連載「おいしい景色」がついに単行本化。 ハンバーグやマカロニグラタン、ナポリタンなどの洋食を中心に、料理家・坂田阿希子が作るどこか懐かしく誰もが愛する料理たち。デザイナー・皆川明(ミナ ペルホネン)が、料理に合わせ自らのコレクションから器を選り出し、とっておきの一皿を作り上げます。息ぴったりのクリエイションから生まれた「おいしい景色」の写真を、ふたりの料理や器にまつわる思い出やエピソードとともに味わう一冊です。連載未収録のレシピ全20品も収録。
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好きな食べ物がみつからない
¥1,760
版元:ポプラ社 著:古賀及子 四六版並製 287頁 2024/12発売 「好きな食べ物は何ですか?」 この問いに、うまく答えられないあなたへ。 “やっぱりみつけたい。 「好きな食べもの」は、どこかにきっと、あるはずなのだ。” 自分のことは、いちばん自分が、わからない。 どうでもいいけどけっこう切実。 放っておくと一生迷う「問い」に挑んだ120日を 濃厚かつ軽快に描いた自分観察冒険エッセイ。
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僕が食べてきた思い出、忘れられない味 私的名店案内22
¥1,980
版元:オレンジページ 著:麻生要一郎 四六 アジロ綴じ 188 ページ 2024年10月刊 麻生要一郎の思い出を彩るおいしい名店案内 人気の料理家・エッセイスト麻生要一郎の思い出を彩る飲食店案内。自らの経験とともに綴られる文章は、読む人を温かく、時に切ない麻生要一郎ワールドに誘い、その味を疑似体験させてくれます。人とのつながり、日々生きることの大切さ……心潤う、温かいスープのような一冊。
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韓国の味 食とはつまるところ記憶である (別冊 中くらいの友だち)
¥1,650
SOLD OUT
版元:クオン 編:『中くらいの友だち』編集部 A5判並製 144ページ 2024年11月刊 韓国を語らい・味わい・楽しむ雑誌『中くらいの友だち』。長年韓国とかかわってきた人々が、詩、エッセイ、翻訳、街歩き、韓国伝統食や韓国ロックなど、ユニークな視点で韓国を綴ってきました。 ファンに惜しまれつつ2023年に最終号が刊行されましたが、別冊として復活! 今回は「韓国の味」をテーマに、豪華執筆陣がさまざまな思い出や経験について綴ります。巻頭カラーで豊富な写真も掲載。
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のみ歩きノート
¥1,980
版元:筑摩書房 著:牧野伊三夫 四六変判 224頁 2024/11/11刊 あらゆる酒、つまみ、酒場に真摯に向き合い、純に愉しむ画家による「のむ」を味わうためのエッセイ集。挿絵も多数収録した『POPEYE』人気連載の書籍化。
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明けても暮れても食べて食べて
¥2,310
SOLD OUT
版元・筑摩書房 著:はらぺこめがね A5変判 128頁 2024/09刊 はらぺこな夫婦、はじめての「絵本じゃない本」 根っからの食いしん坊の人気イラストユニットが、日々の生活の中で「食べる」ことに真正面から向き合い、それを描いた。絵と文章を詰め込んだ初のイラストエッセイ集。
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レシピ以前の料理の心得 日々の料理をもっとおいしく
¥1,980
版元:青幻舎 著者:上田淳子 デザイン:渡部浩美 A5並製 264頁 2024年10月刊 簡単なのにオシャレなフレンチから、家族に振る舞う日常の料理まで、 シンプルで作りやすいレシピとわかりやすい説明で、テレビや雑誌で大人気の上田淳子さん。 本書は、通常のレシピで触れられないレシピのことわり(理由)の部分を丁寧に解説した、著者初となる「読む料理本」です。 調味料を入れるタイミング。食材の切り方の理由。 そうしたレシピの裏側を理解することで、おのずと応用力が身につき、レシピに捉われすぎることなく自分の料理が確立するようになります。 自分や振る舞う相手が何をどう食べたいか。 そのうえで、どういう調理法を採用するか。 日々なんとなく作っていた料理の味が、ぐっと見違えるようになるはずです。
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cook 新装版
¥2,420
版元:晶文社 著:坂口恭平 B5変型並製 160頁(うちカラー112頁)2024年10月刊 やってみよう、やってみよう。 やれば何か変わる。 かわいい料理本のはじまりはじまり。 「料理をすると、『さぁ、明日どうする?』ということを考えるようになる。考えることが楽しい。僕は明日どうするって、これまであんまり考えてこなかった。この考え方が鬱に効く。鬱の時、明日が来なければいいとばかり思う。どんな明日か、なんて想像しない。想像すると楽しいことを忘れてた」 色とりどりの料理と日々の思索を綴った、写真付き30日間自炊料理日記「cook1,2」と料理の起源へと立ち戻るエッセイ「料理とは何か」を収録する新世紀の料理書。
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大人ごはん vol.5 料理がしんどい
¥1,320
SOLD OUT
発行:Incline 編集:室谷明津子、マスダユキ 制作:宮本陽子 A5並製 98ページ 2024年5月刊 食を通して、人、社会、文化を考える雑誌『大人ごはん』。第5号の特集は「料理がしんどい」。 働きながら子育てをする女性たちの座談会「私たちの現実(と理想)」のほか、スープ作家・有賀薫さんや、地域で福祉施設を運営する時田良枝さんのお話を伺いました。 絲山秋子さんによる巻頭エッセイ、柚木麻子さんへのインタビューなど、豪華作家陣も登場。また、参加者が料理をして話しあう座談会「つくるってなんだろう?」、釈徹宗さんの蔵書を納めた「ふるえる文庫」取材記事、マンガ、エッセイなど、今回も盛りだくさんです。
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広いキッチン 長いレシピ
¥1,200
SOLD OUT
香川県の男木島にあるダモンテ商会 当商会は、おいしいものを生み出す過程で、つくること・育てること・なおすことを大切にする場所です。この三つを抽象化すれば、ダモンテ商会は、「世界に触れること、あるいは世界と出会う経験を大切にする場所」だとも言えそうです。 ー『広いキッチン 長いレシピ』(ダモンテ海笑 二宮将吾) 発行:ダモンテ商会出版部 著:ダモンテ海笑 二宮将吾 2024年3月刊
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伊丹十三の台所
¥2,860
版元:つるとはな 編者:つるとはな編集部 2023年6月刊行 食いしんぼうですね、伊丹さん! 映画監督、俳優、エッセイスト、なによりひとりの生活者。 表紙のイエローの洋皿は、伊丹十三が独身時代から愛用し、カレーのCM出演の際も自ら持ち込んで使ったもの。子どもたちが小さな頃は納豆スパゲッティを盛る定番でもあったといいます。 若い頃から好みの器を揃え、吟味した道具を使い、家族はもちろん、来客にも料理の腕をふるっていた伊丹十三。 この本では、食にまつわるエッセイをひもときながら、いかに伊丹さんが食べること、作ることを楽しんだかをお伝えします。そして、伊丹さんに影響を受けたさまざまな方々のお話も。 スパゲッティのおいしい召し上り方――細川亜衣 伊丹さんと台所――中村好文 池内家、父の料理――池内万平 ぼくらの好きな伊丹さん――宮脇誠・吉田昌太郎 伊丹十三の料理本――高橋みどり 風邪のときにつくってくれた親子丼がほんとうにおいしかった――宮本信子 (登場順、敬称略) ほか、映画『お葬式』の舞台となった湯河原の台所の全景、愛用の器、道具類も多数紹介。
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桃を煮るひと
¥1,760
わたしはこれからもだれかのおすすめのお店に行って「へえ!」「うわあ!」「おいしすぎる!」と鼻の穴をまあるく広げて、おいしさに仰け反りながら食事を続けたい。 ー『桃を煮るひと』(くどうれいん) ・・・・・・・・・ くどうれいん著 衝撃のデビュー作『わたしを空腹にしないほうがいい』から5年。 小説、エッセイ、絵本、児童書、歌集…多方面で活躍する気鋭の作家が、 満を持して、2作目の「食エッセイ集」を解禁。 日経新聞「プロムナード」(2022年7月〜12月)に掲載されたエッセイに、 書き下ろしをたっぷり加えた、珠玉の41編。 ミシマ社 判型四六判並製変形 頁数136 ページ 発刊2023年06月14日