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THE AMERICANS by Robert Frank(追加入荷予定あり)
¥9,900
SOLD OUT
published by APERTURE hardcover 180 pages 184 x 209 mm black and white 2024 スイス人フォトグラファー、ロバート・フランク(Robert Frank)の写真集。史上最も重要な写真作品群のひとつである画期的な一冊の、2024年再販版である。 1958年にフランスの「デルピール社(Delpire)」より『Les Américains』として、その後1959年にアメリカの「グローブプレス社(Grove Press)」より『The Americans』として出版されてから70年が経ち、本書はアメリカの写真作品において最も影響力を持つ不朽の価値を得た一冊となった。アメリカの全土をまわって撮影された83点の作品を通して人種差別、腐敗と不正にまみれた暗部やアメリカン・ドリームの過酷な現実と向き合うことで、作者はそれまでに知られていなかったアメリカの一面を明かした。人情とリリシズムが色濃く、見た者をはっとさせるその強いこだわりを持つ視点で切り取り、歴史の分岐点にあった一国における痛切でかえがたいポートレートを描いた。 1968年に刊行された「APERTURE」と「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」版から半世紀以上が経った現在、新版としてこのアイコニックな本書が「APERTURE」から蘇る。作者の生誕100周年と「ニューヨーク近代美術館」で開催される大規模かつ初の個展「Life Dances On: Robert Frank in Dialogue」に伴い、作者が手ずからデザインと制作のすべての段階に関わった2008年の「Steidl」版(刊行50年を記念に刊行された)の最高のトライトーン印刷をもとに制作された。 作者の緻密な視野、明確なスタイル、詩的な洞察力は20世紀における写真の行く先を変え、リー・フリードランダー(Lee Friedlander)やナン・ゴールディン(Nan Goldin)、ダニー・ライアン(Danny Lyon)、ジョエル・マイロウィッツ(Joel Meyerowitz)、エド・ルシェー(Ed Ruscha)、ゲイリー・ウィノグランド(Garry Winogrand)など、後に続いた世代の写真家たちに影響を与えた。本書はいまや史上最も革新的な写真集の一冊として讃えられ、その出版当時と変わらず力強く、刺激的であり続け、今日のオーディンスと共鳴している。
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ソウルメイト
¥3,300
SOLD OUT
発行:YYY PRESS 著者:川島小鳥・臼田あさ美 寄稿:カネコアヤノ 装丁:米山菜津子 仕様:並製ホローバック、178頁 サイズ:W128mm ×H190mm 2024年10月刊 俳優・臼田あさ美と写真家・川島小鳥がソウルを歩いたフォトセッションが、小さな1冊になりました。ひとりとひとり、それぞれが過ごした季節は、寒さと孤独を抱えつつ、ほどけた春の空気を感じさせてゆきます。
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手の応答 生活工芸の作家たち
¥9,900
版元:新潮社青花の会 著:三谷龍二 写真:菅野康晴 B5判/上製本/カラー128頁 2024年12月15日刊 「生活工芸」の代表作家であり、「生活工芸とは?」という問いにむきあいつづけた木工家・三谷龍二さん監修の展観図録として製作。自身をふくむ12作家を6のテーマ──「生活工芸」の6要素──に分類し、解説を附す。2000年代日本の生活文化を牽引した「生活工芸」の現在地を示し、その意義を再考する書。
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堀部安嗣作品集Ⅲ 2019-2024 全建築と設計図集(3/8当店イベント)
¥8,580
版元:平凡社 著:堀部安嗣 B4判函入り 256ページ 2024/11刊 建築家・堀部安嗣、9年ぶりの作品集の後編。事務所設立30年の節目に完成した自身初の公共建築「さぬき市立『時の納屋』」を含む。自ら撮り下ろした写真、手描きのスケッチ、臨場感溢れるドローイングを交えた各種図面を完全収録し、思索と創造の軌跡を辿る。全29作品を収録。 目次 第1章(城崎温泉 泉翠(改修) 2019 つくばのベーシックハウス 2019 ほか) 第2章(讃岐緑想 2020;瑞穂野の家 2020 ほか) 第3章(吉祥寺の家 2021;白金台のマンション(改修) 2021 ほか) 第4章(自由が丘のテラスハウス 2021;雪ノ下の家 2022 ほか)
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TOKYO STYLE
¥16,500
洋書 版元:APARTAMENTO 著:都築響一 hardcover 388 pages 250 x 250 mm color 2024 日本人作家、編集者、写真家である都築響一の作品集。 「やむをえず、初めて大判カメラを購入した。車は持っていなかったので、原付の足元に機材を載せ、2年以上もの間東京を走り回った。それが私の写真家としての原点だった。初版から30年余りの時が過ぎた今、『Apartomento』から『Tokyo Style』の新版が出るというのは、小さな奇跡のように感じられる」ー 都築響一 カルト的人気を誇る名著でありコレクターズ・アイテムの象徴でもある『Tokyo Style』が、初版の刊行から30年以上の時を経て新版として蘇る。この写真集は不朽の名作であり、本当の意味で人が住まう東京の住居を、ごく親密な距離からありのままに写し出している。初版の贅沢なページ構成はそのままに、装丁を一新して新版を制作。本作のアイコニックなイメージのセレクションが並んだ後には、作者が新たに書き下ろしたあとがきが添えられ、豊かな自己表現をなすアナログ世界を捉えた作品群が喚起するノスタルジアに光を当てて本書は締め括られる。作者の長年の友人であり、アメリカを拠点として活動する作家のバリー・ユアグロー(Barry Yourgrau)が序文を寄稿。「卑猥なものから奇抜なもの、ファンキーなものからKAWAIIもの」にあふれた東京の「雑然としてひどく散らかった」隠れ家について思いを巡らせる。 本書は、世界有数の大都市が孕む日常へと読者を誘い、我々自身やそのコミュニティとより繋がりをもって生きるための雛形を紹介する。「ほら、座りなよ」と作者は手招きする。「こんな生活も、まあ、悪くないから」と。
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NOGUCHI'S GARDEN LANDSCAPE AS SCULPTURE
¥15,400
洋書 版元:ORO EDITIONS 作品:イサム・ノグチ 著:Marc Treibhardcover 304 pages 254 x 254 mm 2024年刊 ロサンゼルス生まれの日系アメリカ人アーティスト、イサム・ノグチ(Isamu Noguchi)の作品集。 作者の持つ関心と生んできた作品を考察すると、彫刻がその芸術活動の中心であることに変わりはないが、家具や照明、舞台芸術、広場、中庭、そして庭園など、非常に幅広い分野に及んでいる。その美的な特質が、単純な必要性への対応から生み出されるものを十分に超越するのであれば、デザイン、工芸、いわゆる美術を区別することなく、すべてを芸術とみなすことができると作者は考えていた。 作者が創作した庭園には20世紀を代表する景観デザインがいくつもあり、全世界から広く賞賛されているが、それでも通常の造園建築の実践からはかけ離れた場所にいる。芸術家として、客観的な分析よりも研究が支えてきた直感に頼り、空間を主要な手段とする「彫刻」として風景を形作った。ランドスケープ・デザインは空間芸術であり、形式芸術であった。初期の環境計画から晩年の作品に至るまで、我々を驚かせる場所を構想し、見事に造設してきた。 本書は包括的に作者の庭園作品をまとめており、その内容や構成は多様で、数章にわたり地形、水、中庭などのテーマをまとめて扱っている。「イサム・ノグチ財団(Isamu Noguchi Foundation)」と「イサム・ノグチ庭園美術館(The Isamu Noguchi Garden Museum)」のアーカイブから抜粋した図版と自身の写真とともに「ノグチの庭園」の物語が展開される本書は、造園、美術史、庭園デザイン、そして広く美術に興味を持つ人々を納得させる一冊であろう。
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しめかざり探訪記(しめかざり年賀状つき)
¥3,300
版元:工作舎 著:森須磨子 B6判並製 256頁 2024年11月刊 お正月に年神を迎えるために飾るしめかざりは、地域や家によってさまざま。宮城、福島、岐阜、愛媛、鹿児島……日本各地のしめかざりを訪ね歩き、作り手たちの心を伝える旅のエッセイ。写真多数。
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色と形のずっと手前で
¥2,530
版元:村畑出版 著:長嶋りかこ 128mm×188mm 240ページ グラフィックデザイナーが母になったら、色と形に辿りつかない日々が始まった。妊娠してお腹が大きくなり、のそのそと歩まねばならぬ体に変化していく中で見えてきたのは、ままならない体と足並みの揃わない社会だった。育児が始まると目の前に立ちはだかる仕事と育児の両立という壁。人々の暮らしと地続きであるはずのデザインの仕事と、目の前の家事育児という暮らしの相性の悪さ。子どもの時間と、仕事の時間。子どもを通して見ている世界と、仕事を通して見えている世界。混沌とした曲線の世界と、秩序だった直線の世界。二つの間で立ち往生しながら見えてきたのは、資本主義のレースと止まらぬ環境破壊とジェンダー不平等が一つの輪をなしている景色。そして子どもが手をひいて連れて行ってくれる、土の匂いがする景色。かつて自分も知っていた、あの曲線の景色。
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小島一郎 Solitude Standing
¥5,995
『Solitude Standing』 青森に生きる人々の姿を、深い共感と共に焼き付けた写真家・小島一郎。彼の作品に存在する孤独、孤高な側面から作品を見つめ直し、未発表の作品を含めて新たに編集したのが「Solitude Standing」です。 ・・・・・・・・・・・・ 出版社 roshin books roshin books 2024 ISBN 978-4-909742-05-6 1924年に青森で生まれた小島一郎は、卓越した構図力と覆い焼き等を駆使した暗室技術で日本の東北地方の厳しい環境に生きる人々の営みを描きました。壮大な空のもと、眼前に広がる大地の光景に小島はカメラを手に向き合います。 写真家としての活動期間は僅か10年ほど。39歳で急逝した小島が残したドラマティックな世界は、今を生きる私たちの心にいまだ響き続けます。roshin booksでは、そんな小島の作品の中に見つけた「孤高」という側面に注目し、青森県立美術館に保存されている未発表作品を1から見直した上で、新たにSolitude Standingとして編みました。 小島一郎 1924 - 1964 1963年『津軽 ―詩・文・写真集―』新潮社 2004年『hysteric eleven』ヒステリックグラマー 2009年『小島一郎写真集成』インスクリプト 2014年『津軽』IZU PHOTO MUSEUM
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佐野繁次郎装幀集成 西村コレクションを中心として 増補版
¥6,930
SOLD OUT
版元:みずのわ出版 編著:西村義孝 構成・装幀:林哲夫 B5判並製本 143頁 2024年6月刊 ものすごい値段に跳ね上がっていた『佐野繁次郎装幀集成 西村コレクションを中心として』が増補版で復刊。マティスに教えを受け、彼が装丁を手がけた本のコレクターも数多くいるほど。昭和の出版史を辿る上で欠かせない重要すぎる一冊。
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生活工芸と古道具坂田
¥3,960
著者|菅野康晴 発行|2024年6月1日/新潮社青花の会 A5判/上製本/136頁 2000年代は「生活工芸」と「古道具」の時代でした。前者の代表が木工家の三谷龍二さんで、後者は古道具坂田の坂田和實さんです(当人はそう思っていないかもしれませんが)。「生活工芸」も「古道具」も、既存の権威にたいする抵抗、挑戦という側面がありました。その構図は明快で、しかも奏功します。そういう時代がきていた、ということだったのだろうと思います。いまはあのころのような構図のわかりやすさはうしなわれている気がします。2000年代と2010年代以降をくらべて、決定的な差は、SNSの普及と出版業の衰退でしょう。構図の消失、もしくは氾濫。本書におさめた文章の多くは、2010年代以後に、2000年代を回顧したものです。挑戦者が挑戦される側に、あえていえば弱者が勝者になったあとで、その成果の中身を考えようとしたものです。(「あとがき」より)
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Ilmm(アイエルエムエム) Design Journal #0-cover_B
¥4,620
0号刊行:2024年4月 (春/秋の年2回発行) アドバイザリーチーム:吉田裕美佳(FLOOAT)、石野田輝旭(FLOOAT)、山本考志 エディター:土田貴宏 エディトリアルマネージャー:西山萌 アートディレクター:加納大輔 発行:FLOOAT デザインジャーナル『Ilmm』の第0号。2024年秋の本格的な創刊のプロトタイプであるとともに、本誌の方向性を明確に伝える内容になっています。世界の第一線で活躍するフォルマファンタズマ、サビーヌ・マルセリス、セシリエ・マンツ、コンスタンティン・グルチッチといったデザイナーについて、独自のインタビューに基づく長編記事を掲載。巻頭ではベルリンを拠点とするゴンザレス・ハーゼAASをフィーチャーし、これから注目を集めそうな世代にもフォーカスしました。デザイナーの三澤遥による作品「ものうちぎわ」や、デザイン評論家の藤崎圭一郎によるエッセイも収録。2種類の表紙をご用意しています。 ■#0 Contents Gonzalez Haase AAS - 構造、光、素材がつくる形ある美しさ。 Sabine Marcelis & Paul Cournet - ふたつの輝く個性とひとつの暮らし。 ものうちぎわ / 三澤遥 Cecilie Manz - 静けさのなかに潜む確かさ。 Cure.tain / Ksenia Oganesyan - すべてがカーテンになる。 Overtreders W - 仮設から探る、循環型建築の未来。 1995 歪んだ夢の終わりと始まり / 藤崎圭一郎 NM3 - ミラノ発、メイド・イン・イタリーの新しいモダニズム。 Uncapturable / 井手裕介 Konstantin Grcic - 抽象とともにあるクリエイション。 Giustini / Stagetti - ローマから過去と未来を繋ぐコレクティブルデザイン。 Formafantasma - 人と、人を超えた外世界との仲介者、フォルマファンタズマの向かうところ。 FLOOAT / 吉田裕美佳 - すべての本質は、見えない部分に隠れている。
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みずのした オリジナルポストカードSIDE A/SIDE B各種
¥1,980
『みずのした』オリジナルポストカード 中川正⼦ 全17篇からなるエッセイの、各ストーリーからイメージを膨らま せながら、中川正⼦がセレクトした撮り下ろしとともに、タイト ル『みずのした』の世界を映す表紙写真を加えた全18点を、9枚 組みのセット×2種にまとめました。 中川正⼦が写し出す微細な光の粒を美しく表現しつつ、触れたと きに柔らかな⼿触りと⾃然な⾵合いが感じられるように、⽤紙に はすぐれた発⾊性と画⽤紙のようなやさしい感触をあわせ持つ 「アラベールスノーホワイト」を採⽤。 『みずのした』を⽚⼿に、それぞれのポストカードに選ばれてい る写真がどのストーリーから発想したものなんだろう、と想像し ながら楽しんでいただければ幸いです。 1種ごとに送料はかかります。
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祈りの言葉は向かって行く線、今日も同じかたちをしている朝の挨拶
¥2,750
発行:絵画検討社 著:高田マル A5変判 140p 2024年3月刊 高田マル個展「祈りの言葉は今日も同じかたちをしている」への応答 キアスムからの解放―高田マルの絵画をめぐって 高田マル個展「祈りの言葉は今日も同じかたちをしている」への応答 影と祈り、反復の絵画 高田マル個展「向かっていく線、朝の挨拶」への応答 描くことをひもとく 対談 森脇透青(哲学研究、批評家)×高田マル
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UTOUTO 柳本史小版画集
¥4,400
版元:未明編集室 著:柳本史 B6変型上製本 256P 2024年4月刊 <いつからわたしはうとうとしてるのだろう?> 版画家・柳本 史は、ぬくもりとひだまりを記憶の中から拾いあつめて暮らす作家である。 現実(うつつ)では時にうとうとしながら、記憶世界でのまなざしはきわめて覚醒している。 本書は、家族やどうぶつたちとの生活と並行し、スケッチするように日々彫っては刷る小さな作品114点を採集した版画集。 巻頭口絵には柳本作品を語る上で欠かせないアンティーク・フレームによって額装された作品を7点掲載。 さらに、作家のアトリエや日常風景を写真家・清水はるみが収めたスナップショットや、自身による散文一編を添えた付録および詳細な作品リストを巻末に収録。 小部数でひっそりと作品集を発行してきた柳本 史はこれまで〝知る人ぞ知る〟版画作家だったが、個展では作品が常に完売。昨年あたりからInstagramを中心にその作風が世界中に拡散され、国内外を問わずフォロワー数が6万人を超えた。こうした流れも受け、今回の版画集では作品名に英語を併記。ささやかな記憶とぬくもりの断片が、かなしみにあふれるこの世界を少しづつ温めてくれることを祈って綴じられた一冊となっている。<未明編集室>
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ひとりみんぱく
¥3,520
版元:国書刊行会 著:松岡宏大 256 頁 四六変型判 2024年2月刊 「ひとりみんぱく」とはなにか? 写真家・編集者・ライターとして 世界中を旅してきた松岡宏大氏の部屋には、 世界各地の文物であふれている。 みんぱく=国立民族学博物館。 すなわち、わが家の民族学博物館、 それが「ひとりみんぱく」だ。 1990年代よりバックパッカーとして世界をめぐり、 現地で出会った人々や景色、 そして蒐集してきた数々の物もの。 土器、漆器、仮面、仏像、絨毯…… どこか不思議な魅力をもつ工芸、民藝の数々。 インドで、チベットで、ミャンマーで、リビアで、サハラ砂漠で、 文物からは旅の記憶があふれだし、 含蓄? 蘊蓄? 軽快なるエッセイを挟みつつおくる本書は、 物の本か? 旅の本か? 地球をまるごと感じる、 The Museum of Ethnology in My Hands!
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夜の木 第12刷
¥3,960
インドの手製絵本のマスターピース、『夜の木』の第12刷が入りました。刷ごとに変わる表紙は「闇夜に光る木」。静かな青が美しいです。 ・・・・・・・・・・・・・ 今回の第12刷の表紙は、この絵本の冒頭に登場する物語「闇夜に光る木」の場面です。 2008年のボローニャ・ブックファアで絶賛され、ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)に輝いたインドの絵本The Night Life of Treesの日本語版が2012年7月にタムラ堂より出版されました。(画像は12刷の表紙。版ごとに表紙の絵柄が変わります。) 世界中で注目されたこの絵本は、中央インド出身のゴンド民族の最高のアーティスト、シャーム、バーイー、ウルヴェーティの3人によって描かれた木をめぐる神話的な世界です。 夜になるとその本性を現すという聖なる木。人々から畏れられ、また崇められている木。神が住むと言われる木。そのような木々が、ページを繰るたびに目を見張る美しさで次々と姿を現します。プリミティブでありながら洗練され、繊細でしかも力強く美しい世界です。 全てがハンドメイドという画期的な絵本。手漉き紙に、シルクスクリーンで一枚ずつ刷られ、製本は手製本。インドのチェンナイ郊外の工房で、一冊ずつ丁寧に仕上げられました。まさに工芸品とも言うべき絵本(シリアル・ナンバー入り)。ずっと手元においていつまでも眺めていたい一冊です。 刷り部数3,000部限定
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ISAMU NOGUCHI by Isamu Noguchi [SOFTCOVER]
¥10,450
softcover 320 pages 225 x 266 mm color 2022 ロサンゼルス生まれの日系アメリカ人アーティスト、イサム・ノグチ(Isamu Noguchi)の作品集。彫刻家、造園家、作庭家、インテリアデザイナー、舞台芸術家と、分野を横断して活動したそのキャリアを概観した決定版的作品集。ヨーロッパでは20年ぶりとなる、作者の大規模な巡回回顧展に伴い刊行された。 彫刻、陶芸、写真、建築、デザインはもちろん、遊具、庭園、モダンダンスや劇場でのパフォーマンスの舞台セットまで、ありとあらゆる作品を網羅し、創作プロセスやあまり知られていない側面、幅広い表現手段や文化との関わり、60年間に渡る制作活動を通じて達成した革新的な業績の数々に光を当てている。また、世界各国の識者による寄稿文と豊富な写真を収録し、屋外に設置されたものからギャラリーで展示されるものまで、その作品の多様性とパターンが分かりやすく解説されている。彫刻に対する実験的なアプローチを垣間見ることができる、スタジオ所蔵のアーカイブ写真は必見である。 一連のエッセイでは、二重の生い立ちと国籍を持つ葛藤、日系アメリカ人としての体験、世界を跨いで旅した経験と多様な影響を考察し、その世界観の中心にある「調和と不調和」というテーマを探求している。また、デザイナーのバックミンスター・フラー(Buckminster Fuller)、モダンダンス界のパイオニアのマーサ・グレアム(Martha Graham)、建築家のルイス・カーン(Louis Kahn)など、様々な分野のクリエーターとのコラボレーションも見ることができる。 多様な思想を受け入れ、その生涯とキャリアを通じて芸術、政治、文化の枠を越えたパートナーシップと協力の大切さを示したイサム・ノグチ。その芸術を理解する上で欠かせない背景となるアーティスト自身の言葉がいたるところにちりばめられた1冊。 展覧会は2021年9月を皮切りに、ロンドン「バービカン・センター(Barbican Centre)」、ケルン「ルートヴィヒ美術館(Museum Ludwig)」、ベルン「パウルクレー・センター(Zentrum Paul Klee)」を巡回する。ソフトカバー版。
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マチスのみかた
¥2,970
版元:作品社 著:猪熊弦一郎 A5判並製 208ページ 2023年4月刊 〈いのくまさん〉が教えてくれる 〈マチス先生〉の芸術と生涯。 戦時下フランスに遊学し、「世界で一番すばらしい芸術家」に直接教えを受けた洋画家による、評論/エッセイを集成。 最初期の油絵から晩年の切り絵まで、100点超の作品を収録。
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エルメスのえほん おさんぽステッチ
¥2,640
出版社:講談社 著:100%ORANGE 32頁 A4変形 2022年11月刊 首輪を作ってくださいと犬がやってきました。りすはかばんを、カンガルーはポケットを。ものづくりの精神が描かれるエルメスの絵本。
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エルメス ポップアップ
¥5,170
出版社:大日本絵画 著:ステファン・フェンキノス ベルナール・デュイジ 25頁 縦217 × 横216 × 厚さ32 2020/12/12刊 エルメスを代表するスカーフ「カレ」の歴代のデザイン、14種類が飛び出す絵本に! ブランドイメージを大事に原文のままです。 日本語訳(訳:Tetsuo Kinoshita キノシタ テツオ)のリーフレット入り。
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おてんばルル
¥3,190
版元:河出書房新社 著:イヴ・サンローラン A4変形 128頁 2023/12/04刊 モードの帝王、イヴ・サンローランが唯一残したとっておきの絵本。かわいくて、少しエロチックで、おしゃまなルル。キュートな姿とは裏腹にいけないことしかしない彼女が大活躍。新装版。
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歩いて、食べる 京都のおいしい名建築さんぽ
¥1,760
甲斐みのり (著), 鍵岡龍門 (写真) 京都では、風情ある街並みの中に、 数々の見事なモダン建築がしっくりと溶け込んでいます。 レストラン、ホテル、学校、美術館……。 その用途はさまざまですが、 歴史ある美しい建物が、細部まで丁寧に保存・改修されて 今もなお、日常の暮らしの中にしっかりと息づいている。 これは、一千年余りの間古いものと共存し続けてきた、 京都ならではの光景と言えるのではないでしょうか。 この本では、 ドラマ「名建築で昼食を」(池田エライザ、田口トモロヲ主演/テレビ大阪)の 原案となった前作『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』と同様に、 中でおいしい食事・お茶・持ち帰りを味わえる、 30軒超の名建築をご紹介しています。 この本と一緒に、名建築やまちあるきを楽しむうちに、 さらなる京都の魅力に引き込まれること、間違いなしです! 出版社 : エクスナレッジ (2022/4/2)
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李禹煥
¥3,630
李禹煥の作品集、入りました。美しい… 国立新美術館 (編集), 兵庫県立美術館 (編集) 「もの派」を代表する世界的なアーティスト・李禹煥。 60年代の初期作品から、彫刻の概念を変えた 〈関係項〉シリーズ、最新の絵画作品を収録。 国立新美術館、兵庫県立美術館での展覧会公式図録。 出版社 : 平凡社 (2022/8/16)