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霧の中の展望台
¥4,400
版元:BON BOOK 著:マイク&友理・エーブルソン A5サイズ上製 168ページ 2025年9月刊 2000年にニューヨークのブルックリンでマイク・エーブルソンとエーブルソン友理夫妻が創業したPOSTALCO(ポスタルコ)。流行から距離を置き、自分たちが長く使いたいと思えるものだけをつくってきたポスタルコは、マイクと友理の「観察する目と心」を羅針盤に、ほかのだれも思いつかないような数々のプロダクトを生み出してきました。創業25年という節目に刊行される本書は、ポスタルコの舞台裏が覗きみえる仕立てになっています。
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なにぬね のばなし
¥2,200
■タイトル|なにぬね のばなし ■発行年|2025年6月 発行 ■作/絵|出口かずみ ■発売元|果林社 ■発行元|えほんやるすばんばんするかいしゃ ■装 幀|サイトヲヒデユキ ■印刷所|加藤文明社 ■製 本|大観社 ■プリンティングディレクター|平井彰 < 仕様 > ■印刷 | オフセット印刷(本文:4色 / 表紙&裏表紙:特色3色) ■製本 | 並製本(ソフトカバー)※糸かがり ■サイズ | 195×135mm ■ページ数 | 96ページ ■ISBN|978-4-910735-04-7 |内容| 五十音(「あ」~「ん」まで)の46文字に それぞれ短いお話と絵があり 画像のように見開きで構成されています。
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『世界名作劇場』の家と間取り
¥2,090
SOLD OUT
版元:エクスナレッジ 著:ちばかおり B5変並製 128ページ 2025/08刊 『赤毛のアン』のグリーン・ゲイブルズ、 『母をたずねて三千里』のイタリア・ジェノバの集合住宅、 『フランダースの犬』のネロとおじいさんの茅葺きの家、 『ペリーヌ物語』の家馬車……。 懐かしの名作の舞台となった家の数々を、当時の設定資料から起こした詳細な間取りとイラストで再現。著者による当時の制作スタッフへの丹念なインタビューをはじめ、ここでしか読めない貴重な資料も多数収録! 物語の舞台となった国々にスタッフが実際に足を運び、徹底したロケハンをもとに作り込まれたリアリティのある建築物や風景の数々。日本のTVアニメの金字塔とも言える名作シリーズを「家」という切り口で解き明かす、ファン必携の一冊。
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柳宗悦 美を生きた宗教哲学者
¥1,980
版元:NHK BOOKS 著:若松英輔 B6判並性 352ページ 2025年08月25日刊 「民藝」という言葉が生まれて百年、日本を代表する批評家がその本質に挑む本格評伝 民衆の日常で使われていた雑器を「民藝」と名付け、その美の中に「救い」を見出した柳宗悦。なぜ柳は民藝に究極の美を見いだしたのか、なぜ美は人を癒やし、救いへと導くのか。文学・哲学・宗教など様々な分野の人物と交流のあった柳の生涯と彼の代表作を時系列で追いながら、近年知られるような美術評論家としてではなく、宗教哲学者としての柳宗悦の全体像を描く。
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別冊太陽 世界の呪術と民間信仰 国立民俗学博物館コレクション
¥2,750
版元:平凡社 A4変 160ページ 2025/09刊 呪術に関わる研究の最前線がここにある! 人類にとって最も基層的な宗教現象である呪術と民間信仰。 その実践的な在り方を、みんぱくが所蔵する膨大なコレクションとともに紹介。 文化人類学者がめくるめく世界へと誘う。
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絵の音
¥3,575
版元:新潮社 著:大竹伸朗 四六判並製 416ページ 2025/08/27刊 正直と勇気、絵はいつもそこに行き着く──。地上のありとあらゆるモノを画材に、圧倒的な質・量の最新作を生み出し続ける唯一無二の画家、その無尽蔵のモチベーションの秘密とは? 海外プロジェクトを打ち砕くコロナ禍との戦い。大回顧展に向けた果てしない道のり。1年365日作り続けた画家の精神のドキュメント。
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TOKYO JAZZ JOINTS 消えゆく文化遺産 ジャズ喫茶を巡る
¥4,180
版元:青幻舎 著:フィリップ・アーニール B5変並製 176頁 2025年8月刊 日本独特の文化地点 「ジャズ喫茶」 を北アイルランドの写真家が記録した写真集。 北アイルランド出身の写真家フィリップ・アーニールによるプロジェクト「Tokyo Jazz Joints」。 店という意味を表すスラングの「Joint」をプロジェクト名に入れたこの活動は、東京からはじまり北海道から沖縄までさまざまな土地を訪れた、愛すべきジャズ喫茶、ジャズバーの記録である。訪れた先には、岩手のBASIEや京都のjazz spot YAMATOYA、東京のジャズ喫茶 いーぐる、直立猿人、そして神奈川のダウンビートなどの名店も。 ジャズ好きが耳を傾け、時にその愛を語らうこの空間は、日本特有の文化であり、アーニールは日本で暮らしていくなかでその興味深さに魅せられてきた。 そして2015年、友人であり協力者のアメリカ人放送記者、ジェームス・キャッチポールと時代とともに次々に姿を消してゆくこの市井の文化的遺産を撮影するプロジェクトを始動した。 2023年にドイツの出版社から刊行し、世界中の読者を魅了した本作。日本語版オリジナルの仕様で、待望の刊行! コーヒー一杯のお金があれば高級オーディオで聞き放題、日本ならではのジャズ喫茶は素朴に贅沢なもの。 その文化が衰退する今こそ記録することに大きな意義があると思います。 ——ピーター・バラカン フィリップ・アーニール(Philip Arneill) ベルファスト生まれのドキュメンタリー写真家兼ライター。ロンドン芸術大学でフォトジャーナリズムとドキュメンタリー写真の修士号を取得している。数々のメディアで作品を発表、世界各地でグループ展や個展を開催。現在、アルスター大学でAHRC Northern Bridgeの博士課程に在籍。
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Tシャツの日本史
¥2,200
版元:中央公論新社 著:高畑鍬名 四六判並製 256ページ 2025/8/21刊 夏目漱石の「赤シャツ」、石原裕次郎と太陽族、そして菅田将暉が変えた運命――ファッション史の壮大な死角であるTシャツには、日本の同調圧力と美の仕組みが隠されていた。〈裾〉をインするかアウトするか? 激動の150年を記録した前代未聞のTシャツ史。
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NEUTRAL COLORS 6 滞在で感じたあの特別な時間はなんだ
¥3,300
版元:NEUTRAL COLORS 著:加藤直徳 276P B5 H257㎜× W182㎜ 2025年8月8日刊 第6号の特集は「滞在」。観光で立ち寄る場所でも移住でもなく、ある一定期間留まった時に起こる、静止したような時間と、偶然隣りあった人との関係性について思いを巡らせた。書店ON READINGに11日間滞在し雑誌をつくったとき、たまたま手伝いに来てくれた年齢もばらばらな人が、作業をしながら生い立ちや好きなことを自由に語り始める様子を見て、不思議な連帯感を感じた。なんて静かで特別な時間なんだろう。いまの世界から少し離れて留まることができる、戻ることを意識しながらも没頭している、ものをつくったり、なにもせずすごす時間から生まれる、自分にとっての特別な滞在なのだと。あの時間はもう戻ってこないけれど、目の前には紙の束が集積して存在している。だから私たちは何度もその時間に出会うことができる。滞在で生まれる特別な場所と時間に——。 長島有里枝/吉田勝信/デレク・ジャーマン/逆卷しとね/Reading Room & Nem Space/たけし文化センター/インド/札幌/ダブル手帳/新島龍彦(篠原紙工)&Wytze Forpma/奥誠之 ベトナム・ホーチミン/高知・土佐市/岐阜・美濃/オランダ・アムステルダム/メキシコ・オアハカ/パレスチナ・ドバイ 特別綴じ込み: 山形で採集したNC特別カラーを シルクスクリーンで刷った紙が中央に綴じ込まれています
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夜の木 第13刷
¥4,400
インドの手製絵本のマスターピース、『夜の木』の第13刷が入りました。 刷ごとに変わる表紙は「蛇の女神」。インド神話などで重要な存在の蛇の神。水と豊穣と守護を象徴し、信仰の対象として崇められてきました。 この蛇の女神が、皆様のお守りとなり、幸福をもたらしてくれますように。 --- 2008年のボローニャ・ブックファアで絶賛され、ラガッツィ賞(ニューホライズン部門)に輝いたインドの絵本The Night Life of Treesの日本語版が2012年7月にタムラ堂より出版されました。 世界中で注目されたこの絵本は、中央インド出身のゴンド民族の最高のアーティスト、シャーム、バーイー、ウルヴェーティの3人によって描かれた木をめぐる神話的な世界です。 夜になるとその本性を現すという聖なる木。人々から畏れられ、また崇められている木。神が住むと言われる木。そのような木々が、ページを繰るたびに目を見張る美しさで次々と姿を現します。プリミティブでありながら洗練され、繊細でしかも力強く美しい世界です。 全てがハンドメイドという画期的な絵本。手漉き紙に、シルクスクリーンで一枚ずつ刷られ、製本は手製本。インドのチェンナイ郊外の工房で、一冊ずつ丁寧に仕上げられました。まさに工芸品とも言うべき絵本(シリアル・ナンバー入り)。ずっと手元においていつまでも眺めていたい一冊です。 刷り部数3,000部限定
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森のはずれの美術館の話
¥2,200
版元:ブルーシープ 著:梨木香歩 絵:ゲオルグ・ハレンスレーベン B5変型上製 50ページ 2025年8月20日刊 本書は、国立西洋美術館を題材とした2部構成の絵本です。作家の梨木香歩が文を紡ぎ、「リサとガスパール」シリーズでお馴染みの画家ゲオルグ・ハレンスレーベンが絵を手掛けました。 第1部は「電車に乗って美術館にきた ある母子の話」。美術館にきた男の子がお母さんとはぐれてしまうところから物語がはじまります。あひると印象的な瞳の女の子、謎めいた紳士に導かれ、やがて男の子は一枚の絵と出会います。 第2部「西洋美術館クロニクル」は、大人の読者に向けたエピローグとしてお楽しみいただける物語です。遥か東の国に、西洋絵画を展示する美術館が生まれるまでの歴史を、ファンタジーと現実が交錯する詩的な語り口で描きます。 数奇な運命を辿ってやってきたコレクションは、森のはずれの美術館で「西洋のかけら」としてきらめき、そこでは“東”と“西”が静かに見つめ合っています。そんな特別な場所で、人が絵と結ばれることの喜び、そして大切なものを見出すことの幸せを、二人の名手が静かな力強さで描き出しました。美術館で絵画と向き合う時間の豊かさを深く感じることのできる絵本です。
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銀座
¥1,870
版元:未明編集室 著:柳本 史・外間隆史 B6変型 中綴じ(32P/オールカラー)+厚紙表紙+カバー(オビ) 版画:11点(表紙含む) 8月15日刊 舞台は、戦前から戦中にかけての銀座。 詩を綴りながら静かに暮らしていた純は、1945年の銀座空襲の直前、黒猫とともに忽然と姿を消します。 彼女の面影を追い続ける年老いた夫とその孫娘・野々による対話。ふたりのあいだに交わされる、過去と現在/言葉と沈黙の往復……。 ■未明編集室ロングセラー『雨犬』の版画家・柳本 史と想像家・外間隆史とのコラボレーションによる新作。 柳本 史の新境地とも言える渾身の彫り下ろし版画が言葉では触れられない感情をそっと描き出し、外間隆史の文章はまるで塵をあつめて音に変えていくように過ぎ去った時間を美しく拾い上げます。 ■初の試みとして英訳の掲載が実現。 松本清張、青山七恵、滝口悠生らの翻訳を手掛ける英国人翻訳家・ジェシー・カークウッドによることばの余白に詩が宿るような訳業は「日本語原文よりも感動する(外間談)」ほどの名訳。もうひとつの『G I N Z A』が息づいています。 【HOMEMADE series】 ●通常なら埋もれてしまうような些細なアイデアも最小限の単位で具体に転じていく試み。 ●共著者ふたりが『雨犬』の次作となる作品の来年1月発表に向けて準備を進めていく中、まったくべつのストーリーが立ち現れ、シンプルなつくりの書籍化を試みようとHOMEMADEの発想が生まれました。 ●音楽で言えばシングル盤や、2分にも充たないピアノ曲のように繰り返し楽しむことをめざした小品です。
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柳原良平 仕事と作品
¥3,630
版元:玄光社 著:柳原良平 A4並製 208ページ 2025年8月刊 国民的キャラクター「アンクルトリス」の生みの親・柳原良平の活動を俯瞰する作品集。 1950年代に登場し、今なお愛され続けるトリスウィスキーの広告キャラクター「アンクルトリス」の生みの親として知られる柳原良平。イラストレーター/グラフィックデザイナーとしてさまざまな広告や雑誌等のイラストレーション、書籍の装丁、絵本などを手がけ、漫画やアニメーション、文筆業でも活躍。大の船好きでも知られ、「船の画家」として切り絵や水彩画、油彩画を数多く制作し各地で展覧会を開催しました。本書は、没後10年を迎えた柳原氏の多岐にわたる制作活動の全貌を俯瞰する作品集です。
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せとうち建築 海の道が紡いだ暮らしと建物
¥2,420
版元:TWO VIRGINS 建築監修:釜床美也子 A5判並製 192頁オールカラー 2025年7月刊 大庄屋建築からモダニズム公共建築、近代化産業遺産に、再生する建築まで瀬戸内海が育んだ土地と人の暮らしが息づく建物たち ■岡山・広島・香川・愛媛の建築を、産業の歴史と暮らしの視点から紹介 古来より交通の大動脈だった瀬戸内。 人とモノが行き交うなかで生まれた独自の文化や、古い港町の景色が残り、豊かな歴史が連綿と息づいています。 地形や風景の変化に富み、地域文化の多様性を誇る瀬戸内エリアの建築と、 そこに営む人々へのインタビュー取材を通して、瀬戸内の歴史と生活史をたどります。 8月1日から夏会期が始まる「瀬戸内国際芸術祭2025」など、国内外から注目を集めている瀬戸内エリア。 本書では、岡山・広島・香川・愛媛の建築物を、その地で発展した産業との関わりとともに紹介しています。 <インタビュー収録 建築物> 岡山:旧野﨑家住宅/倉敷アイビースクエア/近代化産業遺産 犬島製錬所 広島:世界平和記念聖堂/新光時計店/一棟貸し宿 松本邸 香川:香川県庁舎東館/瀬戸内海歴史民俗資料館 愛媛:臥龍山荘/つたや旅館 ■著者プロフィール 建築監修:釜床美也子(かまとこ・みやこ) 香川大学 創造工学部 建築・都市環境コース 准教授 徳島県出身。2009年筑波大学大学院人間総合科学研究科博士課程終了。博士(デザイン学)。 2013年に香川大学に着任。地域の風土に根差した「建物のつくり方(=構法)」をテーマに、 伝統民家や集落を対象に調査研究を行う。建築の伝統技術の応用や継承の問題にも取り組んでいる。
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Troublemakers No2
¥2,970
版元:Troublemakers Publishing 言語:English & Japanese Size: 171mm × 240mm 176p 2025年刊 今号のインタヴュイーたちは、もう自分の居場所を見つけているように見えた。文学研究者の小林富久子さんはアメリカでアジアの女性作家たちとジェンダー批評に出会うことで、難民としてアメリカに渡った両親をもつリンダはアイルランドへ飛び出すことで、「喫茶壁と卵」のふたりはちいさくてあたたかい喫茶店を開くことで、それぞれの居場所をつくってきた。家族、ルーツ、学問、喫茶店──あらゆるものが誰かにとっての居場所になりうるのだと教えてくれる、はみ出し者たちのストーリー。さらに、李琴峰のジェンダーディストピアSF短編『女崩れ」、沖縄にルーツをもつアメリカ人フォトグラファー、渡久地トリによる日系アイデンティティを捉えたフォトストーリー、東京在住のイギリス人ライター、ウィリアム・アンドリューズが東京で働くクルド人労働者との出会いを振り返ったエッセイも掲載。
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別冊太陽 建築家 堀部安嗣
¥2,420
版元:平凡社 A4変 128ページ 2025/07刊 人と自然のあいだに、ずっとあるもの 数々の美しい住宅を手掛けてきた、注目の建築家・堀部安嗣。その全作品を紹介しながら、あるべき住宅と建築の未来を問い直す。 地方、自然、木材、職人、伝統工法、建物の継承──。数々の名作住宅を手掛けてきた建築家・堀部安嗣。これまでの全作品を紹介しながら、あるべき住宅と建築の未来を問い直す。
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福田利之作品集3
¥2,970
版元:玄光社 著:福田利之 A5判 208ページ 2025/07/29刊 イラストレーター福田利之による、待望の作品集第3弾。『福田利之作品集2』以降に制作したパーソナルワークとクライアントワークを300点以上収録しました。
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活字を拾う グラフィックデザインと活版印刷をつなぐ
¥2,530
版元:灯光舎 著:村田良平 写真:マツダナオキ B5判変形並製 2025年7月刊 カチャン、カチャン 活版機「チャンドラー」の乾いた音が、今日も工房に響いている。 ―――― 2012年、京都のある活版印刷所がその歴史に幕を降ろした。 大量生産と均一な品質を担保するオフセット印刷が主流の時代に、活版印刷所の存続は難しかった。しかし、その活版印刷所の道具や活版機が、ある人物によって引き継がれ、今もなお、活版機の心地よい音を響かせながらせっせと活字を刻んでいる。 グラフィックデザイナーであり、活版印刷工でもある「りてん堂」店主・村田良平さんが、活版印刷とそれに関わる道具や職人の姿への思いを綴り、写真家・マツダナオキさんの写真を添えて贈るフォト・エッセイを刊行します。 合理性が謳われる時代になぜ彼は活版印刷を始めたのか。グラフィックデザイナーとして出立した村田さんと活版印刷との出会い、「りてん堂」開業の決意、活版技術者としての独学の日々。 現代の印刷と対極にあるような活版を通して、デジタル化と合理化のなかで失ってしまったものがあるのではないかと村田さんは感じます。例えば、職人たちの手を渡ってきた道具そのものの存在だったり、活字の重みだったり――そういう本になりました。
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ユリイカ 特集:佐藤雅彦
¥1,980
版元:青土社 キク判 289p 2025年7月刊 「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」開催記念 「ポリンキー」「バザールでござーる」等のCMプランナーとして始まった佐藤雅彦の仕事は、教育番組『ピタゴラスイッチ』『0655/2355』、書籍『プチ哲学』『新しい分かり方』、ゲーム『I.Q IntelligentQube』、展示「"これも自分と認めざるをえない"展」等と多岐にひろがっている。あらゆるメディアが持つ性質、制作者と鑑賞者とのコミュニケーションを解体し、新たに構築し直すことでもたらされる発見――「作り方を作る」とはどのような行いであるのか。表現研究者/教育者としての佐藤雅彦の足取りを辿る。
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織田憲嗣の世界の名品・定番品 その愛される理由
¥2,979
版元:札促社 著:織田憲嗣 A5判並製 196ページ 2025年3月刊 時代を超えて愛される名品・定番品には理由があります。 本書籍の著者である織田 憲嗣氏は、50余年にわたり世界の名品・定番品を収集・研究してきた椅子研究家です。今は、より多くの人に「美しく丁寧に暮らす」喜びとヒントを伝えられるよう、その中核となる椅子約1,350種類を北海道東川町が公有化して文化財登録しています。 織田 憲嗣氏は、北海道を拠点に、地域に根ざした住まい・暮らしの情報を発信し続けている札促社が発行する住宅雑誌『Replan』を通じて、これまで20年以上にわたり、寄稿を掲載してきました。 本書籍は、住宅雑誌『Replan』掲載のこれまでの寄稿を一冊の本にまとめたもの。チェア、ソファ、テーブル、デスク、照明、時計、木製玩具、ワゴンなど…、氏厳選の家具・日用品「90点」をご紹介します。また、氏が半世紀をかけて築き上げた哲学がそのまま溶け込んでいる、まるでデザインミュージアムのような織田邸からは、「美しく丁寧に」という、氏の暮らしの流儀がうかがえます。 織田 憲嗣氏がこれまで積み重ねてきたデザインとモノづくり、そして暮らしに対する考え方・想いの集大成となる本です。
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ファッション・スタイルとカルチャーの大図鑑
¥2,750
版元:PIE International 著:Fashionary A5判並製 224ページフルカラー 2025年7月刊 ファッションとサブカルチャーの100年史 さまざまな時代背景の中で生まれ、社会の変化を生み出すきっかけをつくった世界各地のファッション・スタイル。歴史的なトレンドから、知られざるサブカルチャーやSNS上の最新トピックまで、1920年代から2010年代までの、115のスタイルを図鑑形式で網羅した決定版。
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ケの美 あたりまえの日常に、宿るもの
¥4,950
版元:新潮社 編著:佐藤卓 A5判上製 144ページ 石村由起子、緒方慎一郎、小川糸、隈研吾、小山薫堂、塩川いづみ、柴田文江、千宗屋、土井善晴、原田都子、松場登美、皆川明、柳家花緑、横尾香央留――14人の人気クリエイターが表現する、日々の暮らしの中に現れる美しさとは? グラフィックデザイナー佐藤卓のディレクションで話題となった「ケの美」展のすべてが一冊に。
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忙しい人のための美術館の歩き方
¥1,012
版元:筑摩書房 著:ちいさな美術館の学芸員 新書判 224ページ 2025/07/08刊 とある学芸員が「美術館に行く意味って何?」に全力で回答。タイパ志向のご時世、人生に至福の余白を。センスを充電できるコツ、最大限楽しむ秘訣を教えます。 人生のリズムを整える。一生モノの「気づき」がある! 好評既刊『学芸員しか知らない 美術館が楽しくなる話』 『学芸員が教える 日本美術が楽しくなる話』(いずれも産業編集センター刊) 著者の現役学芸員=人気noteライターによる ユーモア溢れる美術館ガイド 「美術館に行く意味って何ですか?」に全力で回答! タイパ志向のご時世こそ人生に至福の余白を。 センスを充電できるコツ、美術館での過ごし方の秘訣を教えます。 美術館に行きたいけど行けていないあなたへ。 忙しいあなたにこそ、至福の余白時間を美術館で過ごすことが人生に必要なのです。美術館を出た後、世界が違って見えるはずです。 時間がなくても、知識がなくても、大丈夫。 とある現役学芸員が、美術館での過ごし方のキモとコツを、最新の美術館事情とともにガイドします。 「語れる」ための鑑賞の心得も、レクチャーしますよ。 さあ、スマホから顔を上げて、出かけましょう。
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海がきこえる THE VISUAL COLLECTION
¥3,520
版元:トゥーヴァージンズ A4判 160P(うちカラー128P) 2024年10月 1993年にTVスペシャル用として制作した長編アニメーション作品『海がきこえる』(原作:氷室冴子)。 31年の時を経て刊行される本書では、現在集め得る限りの膨大なビジュアルを惜しみなく投入されています。 『海がきこえる』の魅力を余すところなく伝える豪華ビジュアルブックです。 望月智充監督自らが選んだベスト30カットでつづるフィルムストーリー、美麗な画質による各種カラーイラスト、キャラクター設定、美術ボードなどに加えて、月刊誌「アニメージュ」での原作連載時に描き下ろされた、140点に及ぶ近藤勝也氏による美しい挿画を、未使用分も含めて、初の全点カラー収録。 さらに近藤氏所蔵のスケッチブックから、連載前に描かれたキャラクター素案や貴重な資料も初掲載しています。 巻末ギャラリーでは、当時のポスターや宣材類、歴代商品などの絵柄を掲載し、望月監督・近藤作画監督・髙橋望プロデューサー各氏への、制作当時と、本書のための新規取材インタビューも収録しています。 ●収録内容● ・カラーイラストレーション ・フィルムストーリー 望月智充監督・自選カット30 ・近藤勝也作画監督/原作連載時挿画+未収録挿画+私蔵スケッチブックより ・キャラクター設定 ・美術ボード ・望月絵コンテ/近藤絵コンテ比較 ・ギャラリー(書籍/原作連載時扉絵精選/ポスター類/劇場関係/ソフトウェア/グッズ/その後の描き下ろし各種) ・望月監督/近藤作画監督/髙橋望プロデューサー新規取材 ほか