
【サイン本】訳者あとがき選集
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版元:HHブックス 著:越前敏弥 B6判 152ページ 2024年10月刊
この本では、わたしが文芸翻訳の仕事をはじめてから現在までに書いた「訳者あとがき」のうち、計二十一作品のものを選び、刊行順に並べた。選出にあたっては、ひとりの作家について一作品を原則とし、ジャンルや作品のタイプがなるべく異なるものを集めることを心がけた。それぞれのあとがきの末尾には、その作品や作者にまつわる後日談やちょっとした裏話などを追記している。
それぞれが独立した内容なので、順番に読む必要はないが、時代順にながめていくと、文芸翻訳者の仕事や日常、さらには、ひょっとしたらこの四半世紀の翻訳出版の歴史の一端が見えてくるかもしれない。
【目次】
はじめに
『デッドエンド』(マイクル・レドウィッジ、ハヤカワ文庫、2000年2月)
『飛蝗の農場』(ジェレミー・ドロンフィールド、創元推理文庫、2002年3月)
『ボーイ・スティル・ミッシング』(ジョン・サールズ、アーティストハウス、2003年1月)
『天使と悪魔』(ダン・ブラウン、角川書店、2003年10月)
『父さんが言いたかったこと』(ロナルド・アンソニー、新潮社、2004年2月)
『さよなら、コンスタンス』(レイ・ブラッドベリ、文藝春秋、2005年9月)
『ダ・ヴィンチのひみつをさぐれ!』(トーマス・ブレツィナ、熊谷淳子共訳、朝日出版社、2006年5月)
『SIX‐WORDS たった6語の物語』(スミス・マガジン編、ディスカヴァー、2010年11月)
『夜の真義を』(マイケル・コックス、文藝春秋、2011年3月)
『レーン最後の事件』(エラリー・クイーン、角川文庫、2011年9月)
『解錠師』(スティーヴ・ハミルトン、ハヤカワ・ミステリ、2011年12月)
『シートン動物記 オオカミ王ロボほか』(シートン、角川つばさ文庫、2012年12月)
『世界文学大図鑑』(ジェイムズ・キャントンほか、三省堂、2017年5月)
『ダイアローグ』(ロバート・マッキー、フィルムアート社、2017年10月)
『大統領失踪』(ビル・クリントン&ジェイムズ・パタースン、久野郁子共訳、早川書房、2018年12月)
『おやすみの歌が消えて』(リアノン・ネイヴィン、集英社、2019年1月)
『クリスマス・キャロル』(ディケンズ、角川文庫、2020年11月)
『天使と嘘』(マイケル・ロボサム、ハヤカワ文庫、2021年6月)
『ロンドン・アイの謎』(シヴォーン・ダウド、東京創元社、2022年7月)
『オリンピア』(デニス・ボック、北烏山編集室、2023年12月)
『老人と海』(ヘミングウェイ、角川文庫、2024年1月)
あとがきのあとがき
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