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熊になったわたし 人類学者、シベリアで世界の狭間に生きる

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版元:紀伊國屋書店 著:ナスターシャ・マルタン 四六判並製 208ページ 2025年8月刊

熊に顔をかじられ九死に一生を得た人類学者の
変容と再生の軌跡を追ったノンフィクション

カムチャツカで先住民族を研究する29歳のフランスの女性人類学者が、ある日、山中で熊に襲われて大けがを負う。その日を境に西洋とシベリアの世界観、人間と獣の世界の境界が崩壊し……スパイの疑いをかけられてロシア情報機関の聴取を受け、たび重なる手術と事件のフラッシュバックに苦しみながらも、身体と心の傷を癒し、熊と出会った意味を人類学者として考えるために、再びカムチャツカの火山のふもとの森に戻ってゆく。

「熊は君を殺したかったわけじゃない。印を付けたかったんだよ。
今、君はミエトゥカ、二つの世界の間で生きる者になった」(本書より)

*ミエトゥカ:エヴェンの言葉で「熊に印をつけられた者」。熊と出会って生き延びた者は、半分人間で半分熊であると考えられている。

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