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百年映画館

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版元:草思社 著:藤井克郎 四六判並製 272P 2026年3月刊

かつて映画館は、街のあちこちで地域文化の鼓動を伝える心臓部でした。時は流れ、シネコンや配信が当たり前になった今も、日本各地にはひっそりと、けれども力強く息づく「百年映画館」が存在します。
著者の藤井克郎さんは、長年映画界を見つめてきたベテラン記者。「実は、創業100年を超える映画館が今も全国に残っているんです」……ご本人から聞いたときは、少々驚いてしまいました。戦争、そして新型コロナ禍。幾多の困難を乗り越え、令和の光を浴びるその姿は、まさに奇跡と呼ぶにふさわしいものです。
「堅苦しい論文ではなく、私的な旅の感想として綴りたい」
著者のそんな想いから始まった本書は、まるで一編のロードムービーを見ているかのよう。閉館の危機を何度も乗り越え、「ここだけは守りたい」と地域の人々がつないできたバトンの重みが、行間から伝わってきます。
映画館のみならず、旅先で出合う旨い酒やご当地料理、そして街と映画をこよなく愛する方たちのさまざまな個性も魅力的。著者の撮影による写真と、ヤマザキゴービンさんのあたたかなイラストが、古き良き「百年映画館」の姿を鮮やかに引き立てます。
読み進めるうちに、配信では決して出合えない「カタカタと音を立てて回る映画の魔法の魅力」に包み込まれ、不朽の名作『ニュー・シネマ・パラダイス』を思い出す方も多いかもしれません。
映画好き、昭和好き、そして旅好きな方に、ぜひお手に取っていただきたい一冊です。

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