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刑務所の文章教室 言葉が心をほどくとき
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版元:紀伊國屋書店 著:大塚敦子 四六判並製 256ページ 2026/07刊
窃盗、特殊詐欺、覚醒剤、殺人……
受刑者たちは、どのような文章を紡ぎ、どのように変わっていったのか
心に沁みるノンフィクション!
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「自分を大切にするって、どういうことかわからない」
「生まれてきてよかったのかっていうのが小さい頃からあります」
自分などどうでもいい存在だと思っていたら、
他者の存在を尊重することも、
他者の痛みを創造することもできない――
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私はこれまで、罪を犯した数多くの人々の話を聴いてきました。三〇年間の取材をとおして実感しているのは、他者を傷つけた人は自分自身も深く傷ついているということ、そして、まずは自らの回復のプロセスを経なければ、更生するのはむずかしいということです。自分などどうでもいい存在だと思っていたら、他者を尊重することも、他者の痛みを想像することもできません。(本文より)
ほとんどの受講生にとって、詩を書くなんて、小学校以来か、まったく初めての経験です。それが、すぐれた詩の言葉に耳を澄ませながらほんの少し心のドアを開けると、そこから心の奥にしまってあった想いが詩のリズムに乗ってあふれ出してきたのです。(本文より)
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