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昔の会社員はどうやって仕事していたのか? vol.3 平成編

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版元:DIY BOOKS 著:平田堤 文庫判 118ページ 2026年8月刊

波平さんとマスオさんの机に、パソコンはなかった。

このZINEシリーズは、アニメ『サザエさん』を見ていて浮かんだ、そんな小さな疑問から始まっています。

昔と今で、会社員が何をしているか(What)はそこまで変わっていないかもしれません。でも、どうやって仕事をしているか(How)は大きく変わっている。そしてその分かれ目は、パソコンが一人一台配られはじめたころではないか——。

シリーズ3冊目となる本書では、日本のオフィスが一人一台パソコンを持つようになる、その直前の1990年代。平成を駆け抜けた3人の会社員の方々にお話を伺いました。

あわせて、「失われた30年」と就職氷河期世代の当事者として、この20年の仕事の変化も振り返っています。

『Vol.1』『Vol.2』を読んでいなくても意味が分かるように構成しています。

登場する「昔の会社員」

野村康さん(元NTT/N COFFEE FACTORY店主)
平成元年にNTTに入社し、平成31年に退社。ちょうど平成を丸ごと1社で過ごされた方です。入社式で言われた「私たちの会社は10円で成り立っている」という言葉。T型定規と製図台で図面を引いていた日々。データセンターの仕事。そして、通信インフラで見えない相手をつなぐ仕事から、一人ひとりと顔を合わせる仕事へ。

黒川信也さん(元ダイナウェア)
中学生のとき、CGアプリがないのでプログラムでベジェ曲線を生成してラムちゃんを描いたのが人生初のCG。総合ソフトウェアメーカー・ダイナウェアでDTP黎明期を過ごし、ネットスケープナビゲーターの日本語マニュアルを手がけた方です。「AIにできない仕事とは何か」という話が、本書の芯のひとつになっています。

小池晴子さん(元ベネッセコーポレーション/アドビ)
就職氷河期の第一世代。「たまねぎの皮をむくように」自己分析した先に見つけたもの。誰もやったことのない木製玩具・布製玩具の開発。名刺交換で「女の子の名刺は受け取れないな」と言われた時代のこと。そして、30年経ってもワクワクし続けていられる理由。

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