【初版・特典付き】Haru and Mina
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版元:青艸堂 写真:濱⽥英明 ◎Format/布張りハードカバー ◎Pages/504 ◎Photos/313 ◎Size/255×255×34mm 2025年12月刊
写真家・濱⽥英明が⾃⾝の⼆⼈の⼦どもを撮影したシリーズ
台湾で同名の写真集が発⾏され、⼤きな反響を呼んだのが 2012 年。その後も濱⽥英
明はずっと Haru と Mina を撮り続けています。
本作は 2009 年 7 ⽉から 2020 年 4 ⽉までの約 11 年間に撮影した 8000 余点の中から
濱⽥⾃⾝が 313 点を厳選し、504 ページに収めた作品集となります。
淡々と綴られるのは、終わりがないように⾒える⼆⼈の⼦どもの平凡な⽇常。瞬時に
忘れ去られてしまうようなありきたりの光景は、何度もめぐる春夏秋冬とともにゆっ
くりと穏やかに流れ、しかしそれはいつか訪れる別れに向かって進んでいきます。
時系列で並ぶ作品の根底に横たわるのは「⼈と⼈が共に過ごす時間の儚さ」。それが
いかに普遍的な体験として受け⽌められ、「誰か別の⼈のもの」になっていくかが、
本作の主軸となっています。
撮影に使われているのは PENTAX67 II と標準レンズ。カメラの特性を活かし、⼦ど
もに近づきすぎることなく、客観的な視点を持った絶妙な距離感が⼀貫して保たれ、
それが濱⽥特有の淡い光と相まって、独特の世界観を描きだしています。
どこかで誰もが⾒たことのある景⾊。それは⼼のずっと奥の⽅にある⼤切な何かを呼
び覚ます不思議な感覚を鑑賞者にもたらし、気がつけば、うっすらと朧げに脳裏に残
る遠い⽇々に⼼地よく耽溺するかのように、引き込まれていく。
写真を撮って記憶を残す。時間をいまに呼び戻す。その⾏為の本質にあるものを、こ
の作品集は静かに物語っています。
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