いい匂いのする方へ
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『いい匂いのする方へ』
とてもいい。
ふわふわしたモラトリアム時代の美しさをとらえた『昨日・今日・明日』も、ソロになった「ありのまま」の自分をみずみずしく書いた『虹を見たかい?』もとっても好きな本で、数えきれないほど読み返した。
けどここには、生活やお金や家族や仕事といった「重力」がだいぶ重たくのしかかってもなお、美しく、やさしく、チャーミングな曽我部恵一の姿があって、とてもとても感動的だと思う。
ソロになって以降の彼のキャリアは、「インディペンデント」である事を誰よりも強く体現し、継続していて、かつ3人の子どものシングルファーザーでもあって、強靭すぎるでしょ…と何処か遠くに感じることもあったのだけど、この本を読むと、タフでリアリストではあるんだけど、同時に夢見がちでメロウで寂しげな部分も失われていない。
そんなところが、いろいろくたびれてしまった自分にすんごく刺さりました。ピュアで、ふわふわした美しさもいいけど、ボロボロになっても輝いている、というのが本当の美しさだなぁ、と。
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将来の夢は幸せになることだ。ずっとそうだ。変わらない。幸せでいるイメージがある。そこに一歩ずつ進んでいく。
ー『いい匂いのする方へ』(曽我部恵一)
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曽我部 恵一 (著)
「好きなこと、素敵な予感のする方へと歩いてきただけだ」――
イヤなことから逃げても、幸せに生きるやり方がある。
やってみたら、自分のやり方が見つかる。
みんなそれぞれ、性分に合った生き方をすればいい。
ミュージシャン、カレー店オーナー、シングルファーザーとしての今。
たっぷりの喜びと苦しみ、人生観をつづった待望のエッセイ集。
その表現はみずみずしく詩的で、なにより心がある。
働き方や子育てに思い悩んだときにも
きっと新たな視点をくれる。一歩を踏み出す力をくれる。
出版社 : 光文社 (2023/1/26)
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