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ウィメンズ・ムービー・ブレックファスト 女性たちと映画をめぐるガイドブック
¥2,530
グッチーズ・フリースクールさんの『ウィメンズ・ムービー・ブレックファスト 女性たちと映画をめぐるガイドブック』が入荷しました。カジュアルだけど濃密。楽しいけどちょっと真面目。そして相変わらずの圧倒的な情報量。すごい…! ・・・・・・ 降矢聡 (編集), 吉田夏生 (編集), グッチーズ・フリースクール (監修) この一冊で、映画との毎日がちょっぴり変わる。 映画とともに生きる女性たちと、 女性たちとともに生きる映画と。 『USムービー・ホットサンド 2010年代アメリカ映画ガイド』を刊行したグッチーズ・フリースクールによる、「女性たちの映画史」をめぐる第2弾書籍企画! 映画史における「女性」、スクリーン上に存在する女性たち、あるいはそのイメージを紡ぎ上げる作り手、映画表現における女性存在をめぐる思考、あるいはその先で映画を広げようとする方々まで、「女性たちの映画史」に向き合うための方法を、この本と共にみつけよう。グッチーズ・フリースクールの降矢聡氏とさまざまな形で映画に携わる吉田夏生氏による、女性たちの映画史へのアプローチを考える、あたらしくたのしいガイドブック、お届けします。 出版社 : フィルムアート社 (2024/4/26) 発売日 : 2024/4/26 単行本(ソフトカバー) : 224ページ ISBN-10 : 4845923203 ISBN-13 : 978-4845923205 寸法 : 2 x 17.8 x 22.6 cm
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デヴィッド・ストーン・マーティンの素晴らしい世界
¥2,530
版元:文藝春秋 著:村上春樹 A5判 160p 2024年2月刊上製 「僕の?好きなジャズ・レコード188 枚のことを書きました」 チャーリー・パーカー、カウント・ベイシー、ビリー・ホリデイ、スタン・ゲッツ……ジャズの??時代に数多くのジャケット・デザインを?がけた伝説的アーティスト、デヴィッド・ストーン・マーティン。彼がデザインしたレコードを敬愛し蒐集してきた村上さんが、所有する盤すべてをオールカラーで紹介。 ?にとって?ているだけで素敵な?楽が聞こえてくる、極上のジャズ・エッセイ。 「デヴィッド・ストーン・マーティン(DSM)のデザインしたレコード・ジャケットを手にとって眺めているだけで、なんだか人生で少しばかり得をしたような気がしてくるのだ。(…)本書はあくまで、DSMのデザインしたジャケットをひとつの柱として、僕がジャズへの想いを自由に語る本、という風に考えていただけると嬉しい」(まえがきより)
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ソングの哲学
¥4,180
ものを書くということはおよそそういうことなのだろうが、ソングライティングの正否は、削除の術にかかっている。思考を本質へと煮詰めること。 ー『ソングの哲学』(ボブ・ディラン) ・・・・・・・・・ ボブ・ディラン (著), 佐藤 良明 (翻訳) ディランが66の曲を選びポピュラー音楽の奥義を明かす。詞の世界にきみを導く抒情的散文、社会や制度に切り込む精緻な楽曲分析、150点余の豊富な図版──突っ走る詩人/世界的な文学者による音楽批評の到達点。神秘的にして闊達自在、辛辣にして深遠。アメリカの内奥に分け入り、うたのなかに存在の意味、時の超越を透かし見る。 出版社 : 岩波書店 (2023/4/14) 発売日 : 2023/4/14 言語 : 日本語 単行本 : 350ページ
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ビデオのメディア論 (青弓社ライブラリー )
¥1,980
「ビデオ時代」の前後に、人々が映像の保存や所有に対してどのような欲求を抱いていたのか、またその欲求は社会のなかでどのように顕在化し、結果的にそれが人々の映像体験をどのように変えたのか ー『ビデオのメディア論』(永田大輔・近藤和都・溝尻真也・飯田豊) ・・・・・・・・・・・ 永田 大輔/近藤 和都/溝尻 真也/ 飯田 豊 (著) 1980年代以降、テレビ番組を録画・再生できるビデオデッキが普及したことでタイムシフト視聴が可能になり、ビデオは私たちの映像経験に大きな変容をもたらした。ビデオはどう受容され、メディアとしてどのような射程をもっていたのか。 放送技術であるビデオがニューメディアとして注目されるプロセス、教育現場での受容から家庭への普及、音楽ファンのエアチェック文化とミュージックビデオ受容の連続性、アニメファンのビデオ受容、レンタルビデオ店の成立とそれを可能にした条件――。録画・編集・流通・所有・交換・視聴・消費など、様々な視点からビデオのメディア史に光を当てて、ビデオの社会的な受容の複数性と映像経験の多層性を明らかにする。 DVDの登場や「Netflix」などの定額制の動画配信サービス、各種の動画共有サービスに目配りしながらも、ビデオというメディアの固有性とかつてあった可能性を歴史から掘り起こす。 出版社 : 青弓社 (2022/10/11)
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ソ連メロディア・ジャズ盤の宇宙
¥2,200
版元:カンパニー社 編:岡島豊樹 小B6判並製 288頁 2021年4月刊 いまだ全貌把握の困難なソヴィエト連邦の国営レコード会社=メロディヤ(Μелодия)。一説によると400枚近くあると言われるメロディヤ・ジャズ盤の主要タイトルをほぼ網羅し、充実の解説とともに紹介する世界初のソ連ジャズ・ディスクガイド。1964年メロディヤ設立から1991年ソ連解体までの四半世紀あまり、15の共和国を有する巨大な多民族共産主義国家ではどのようなジャズのレコードが作られていたのか。鉄のカーテンの隙間から覗き見る米国のスタイルを規範としながら、いまや世界音楽となったジャズは冷戦体制下の微妙な蠢きとして多様な発展を遂げていた。「ジャズはオデッサで生まれた」と豪語したレオニード・ウチョーソフから「ジャズは死んだ」と言い放ったセルゲイ・クリョーヒンまで、レコード盤に刻まれた知られざるジャズ史。 (版元紹介より)
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AA 五十年後のアルバート・アイラー
¥4,180
SOLD OUT
版元:カンパニー社 編者:細田成嗣 装丁・組版:田中芳秀 四六判並製 512P 2021年1月刊 ニューヨークのイースト・リヴァーで変死体が発見されてから半世紀——未だ謎に包まれた天才音楽家アルバート・アイラーの魅力を解き明かす決定的な一冊が登場! 34歳で夭折したフリー・ジャズの伝説的存在、アルバート・アイラー。ジャズ、ロック、ファンク、R&B、カリプソ、民謡、ノイズ、インプロ、現代音楽、または映画や文学に至るまで、ジャンルを飛び越えて多大な影響を与え続けるアイラーの全貌を、2020年代の視点から詳らかにする国内初の書籍が完成した。 総勢30名以上のミュージシャン/批評家/研究者らによる、緻密な音楽分析をはじめ、既存の評論やジャーナリズムの再検討、または社会、文化、政治、宗教にまで広がる問題を多角的に考察した“今読まれるべきテキスト”を収録。さらに初の邦訳となるアイラーのインタビューのほか、アイラーのディスク紹介、ポスト・アイラー・ミュージックのディスクガイド、アイラーの年譜、全ディスコグラフィー、謎多きESP盤に関するマニアックなウンチクまで、500頁以上にも及ぶ超濃密な内容! 「今アイラーについてあらためて考えることは、“偉人”をその偉大さにおいて再評価することではなく、むしろわたしたちがどうすればよりよく生きることができるのかといった、きわめて卑近な問題について考えることでもあるのだ」——序文より
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ライブ漫筆
¥1,650
版元:誠光社 著:安田謙一 装画・イラスト:辻井タカヒロ A6判ソフトカバー262P 2020年9月刊 ライブ評をまとめて読む事ってあまりなかったから、なんか不思議な読後感。 普段愛聴してるミュージシャン(Lampとかシャムキャッツとかカーネーションとか…)のライブ評を読んでいる時は「頭の中で音が鳴っている」感じがするし、よく知らないミュージシャンの箇所も、フムフムと楽しく読み進められるから不思議。 そして何より、ロック漫筆家・安田謙一さんの文章自体が面白いし、読ませる。音とは直接関係ない、クスッと笑える細部の詰め込み方も最高なのです。