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まだ見ぬソール・ライター THE UNSEEN SAUL LEITER
¥4,180
ソール・ライター (著), マーギット・アーブ (著), マイケル・パリーロ (著) 何の変哲も無いものを写して そのなかに“特別な何か"を見つけるのが好きなのです —ソール・ライター アトリエに遺された未発表スライドから厳選 全世界同時刊行 日本初の写真集『ソール・ライターのすべて』の刊行から5年。 本書では、仕事としての「ファッション写真」、極めてプライベートなモノクロ「ヌード写真」、そして「ストリート・フォト」の3つの柱でソールの全体像を伝えましたが、ソールの真骨頂はなんといっても「ストリート・フォト」といえるでしょう。 2013年、ソールは亡くなる直前、ギャラリストとして晩年深く親交したマーギット・アーブに自分の作品を託しました。その後、マーギットは夫であるマイケルとともにソール・ライター財団を設立。最大の優先課題として取り組んだのが、アトリエに無造作に遺されたままになっていた数万点に及ぶ膨大な数のカラースライドを、デジタル化する「スライド・プロジェクト」でした。剥き出しのままになっていたり、箱と中身が違っていたり、整理は難航を極めながらも財団スタッフと協力者の情熱に支えられ、約10年の歳月を経て、その成果として『まだ見ぬソール・ライター』の刊行に結実しました。 全貌を伝えた『ソール・ライターのすべて』に続き、未公開の「ストリート・フォト」を収録する『まだ見ぬソール・ライター』では、厳選された作品とともに、プロジェクトの経緯で発見された新事実をはじめソールの思考と技術の秘密に迫るエッセイ、アーカイブデータを収録しています。 大判サイズ(A4変型)となる本書で、日常の景色を“一幅の絵画"に変えてしまう、ソールの色彩と構図の妙をご堪能ください。 *本書は、世界6カ国語に翻訳され同時刊行されます。 出版社 : 青幻舎 (2022/8/26)
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世界最高峰の美術大学セントラル・セント・マーチンズで学ぶ デザイン・アートの基礎課程 発想力、共感力、批判的思考、問題解決能力を身につける
¥3,740
この業界で成功する人の多くは内省的であり、他人からどう思われるかではなく、自分がどう感じるかを大切にします。創作のために生きている人も少なくありません。 ー『世界最高峰の美術大学セントラル・セント・マーチンズ学ぶデザイン・アートの基礎課程』 ・・・・・ ルーシー・アレクサンダー (著), ティモシー・ミーラ (著), 野原佳代子 (監修), 倉地三奈子 (翻訳) 英国セントラル・セント・マーチンズのファンデーションコースの公式ブック。ファンデーションコースとは「学部入学準備コース」のことで、ファッション、アート、グラフィック、立体デザイン、建築の主要なレッスンが含まれています。 クリエーティブ業界への道を切り開くために、これまでとは違った考え方をし、能力を磨くための数多くのプロジェクトが紹介されています。本書で紹介されているさまざまな方法を用いれば、自らのアイデアを研究・開発し、自らの実践を評価・考察し、オリジナルのビジュアル言語を開発することができます。クリエーティブなスキルセットを実験、探求、拡大するのに最適な一冊です。 デザイン・アート留学を検討中の方、デザイン・アート教育に携わっている方、学び足りないと思っているデザイナーやアーティストの方におすすめです。 出版社 : ビー・エヌ・エヌ (2022/10/20)
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文具&紙ものグッズのつくり方 納期・単価・最小ロットもすべてわかる!
¥2,750
すんごく重宝しそうな本が入りました。『文具&紙ものグッズのつくり方』。作りたい欲がビシビシ刺激されます。 ・・・・・・・・・ デザインのひきだし編集部 (編集) ※本書は『デザインのひきだし』33号、36号、42号に掲載した特集記事の情報を最新版に更新して掲載した書籍です。 ― オリジナルのグッズをつくりたい。それも「紙」を使った紙ものグッズや、 書き味や形状、使い勝手までこだわった文具など、手に取った人が喜んでくれるグッズが。 本書ではWeb検索等ではなかなか発注先を探せない、本当につくりたいグッズをまとめて掲載。 製作を行っている会社を直にあたって取材し、掲載していますので、こだわったグッズをつくりたいときに、 直接問い合わせができ、仕様変更に応じてくれる会社も多いはず。 どれも「本当につくりたいと思うようなグッズ」を150種類以上について、一番知りたい「単価」「最小ロット」「納期」も掲載。 本書を見れば必ずつくりたくなる魅力的な文具&紙ものグッズが見つかることでしょう。 出版社 : グラフィック社 (2022/12/8)
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『夜の木』第11刷
¥3,960
今回の重版は、3,000部 表紙は、「木の創造」の神話的な場面です。 2022年11月末~12月初旬に販売開始 インドからの船便にて届きました。 出版:タムラ堂
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歩いて、食べる 京都のおいしい名建築さんぽ
¥1,760
甲斐みのりさんの『歩いて、食べる 京都のおいしい名建築さんぽ』、良すぎる… ・・・・・・・・ 甲斐みのり (著), 鍵岡龍門 (写真) 京都では、風情ある街並みの中に、 数々の見事なモダン建築がしっくりと溶け込んでいます。 レストラン、ホテル、学校、美術館……。 その用途はさまざまですが、 歴史ある美しい建物が、細部まで丁寧に保存・改修されて 今もなお、日常の暮らしの中にしっかりと息づいている。 これは、一千年余りの間古いものと共存し続けてきた、 京都ならではの光景と言えるのではないでしょうか。 この本では、 ドラマ「名建築で昼食を」(池田エライザ、田口トモロヲ主演/テレビ大阪)の 原案となった前作『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』と同様に、 中でおいしい食事・お茶・持ち帰りを味わえる、 30軒超の名建築をご紹介しています。 この本と一緒に、名建築やまちあるきを楽しむうちに、 さらなる京都の魅力に引き込まれること、間違いなしです! 出版社 : エクスナレッジ (2022/4/2)
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世界のはじまり 第4刷
¥3,960
バッジュ・シャーム 作・絵 ギーター・ヴォルフ 文 青木恵都 訳 初版発行 2015年10月 第4刷発行 2022年7月 『夜の木』の画家のひとりとして多くの読者を魅了し続けている 現代ゴンド・アートの第一人者バッジュ・シャームが、 中央インドのゴンド民族に伝わる創造神話の豊かな世界に分け入り、 人々の日々の暮らしに息づく数多の物語の本質をすくい上げ、 壮大なスケールで描き上げた画期的な絵本。 ギーター・ヴォルフが紡ぎだす詩的で端正な文章が、 青木恵都のみずみずしい日本語で訳出され、 私たちを深淵な神話的世界へいざなう。 水がほとばしり出て、大気が渦巻き、大地が生まれ、時が刻まれる。 季節がめぐり、命が生まれ、芸術が誕生する。そして死が…。 しかし、終わりの後には新たな始まりがやって来る。 インドのターラー・ブックスで出版された Creation (2014) の日本語版。 『夜の木』(タムラ堂)と同様に、南インドの小さな工房で、 古布を材料とした手漉きの紙に、シルクスクリーン印刷で刷られ、 さらに手作業による製本で、1冊ずつ丁寧に仕上げられている。 手のぬくもりに包まれた、まるで工芸品のような絵本。 (シリアルナンバー入り) 出版社 : タムラ堂
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はじめまして農民美術 木片(こっぱ)人形・木彫・染織・刺繍
¥1,870
『はじめまして農民美術』すごく素朴で、たくましく、かわゆいです。 ・・・・・・・ 宮村 真一 (監修), 小笠原 正(上田市立美術館) (監修) 「農民美術」を知っていますか? 今からおよそ100年前、版画家の山本鼎(やまもと・かなえ)が提唱した「農民美術運動」。 それは、農村部の若者たちに手工芸品の制作技術を手ほどきすることで、農閑期の副業となり、また、それまで無縁であった美術活動への参加を促すものでした。 現在の長野県上田市を拠点として、農民美術練習所で作られた木彫品や刺繍・染織品等の品々はたちまち評判となり、運動は全国へと波及していきます。 しかし、戦争の足音とともに徐々に衰退。戦後、長野以外の地で再興されることはありませんでした。 本書では、このわずか15年の間に全国各地で作られた木片(こっぱ)人形・木彫風俗人形を中心に、様々な制作品をその成り立ちとともに紹介しています。 また、運動全体を俯瞰する解説や、同時期に作られるようになった北海道・八雲町の熊彫との関係、現在長野で作られている作品紹介など、農民美術に初めてふれる人に向けて様々な内容を収録した入門書です。 出版社 : グラフィック社 (2022/10/11)
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切手デザイナーの仕事 〜日本郵便 切手・葉書室より〜
¥1,980
切手デザイナーという職業がある。彼らは日本郵便の社員で、現在8人。1年に約40件発行されている特殊切手、そしてもちろん普通切手も含め、日本の切手は、8人でデザインしている。 ー『切手デザイナーの仕事 ~日本郵便 切手・葉書室より~』(間部香代) ・・・・・・・・・ 間部 香代 (著) 日本の切手をつくるのは、たった8人のデザイナーたち。はじめて本になる、彼らの物語。 ひとりの作家が日本郵便のドアを叩き、丁寧な取材から導き出した、切手デザイナーたちの想いと仕事。 切手やデザイン、印刷、紙ものが好きな人は必読です。 一見すると、遠い存在にも思える珍しい職業ですが、その働く姿には多くの人が共感できるストーリーが詰まっています。毎日仕事と向き合う、すべての働く人に贈る1冊です。 出版社 : グラフィック社 (2022/10/11)
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夢の砦 ___ 二人でつくった雑誌「話の特集」
¥2,310
SOLD OUT
雑誌の中核は、反権力、反権威、反体制の三本の柱。これを芯にしながら、エンターテインメントに徹しようという方針だった。スローガンは「俺たち二人が読みたい雑誌」。「話の特集」は我々にとって「夢の砦」だったんだよ。 ー『夢の砦 二人でつくった「話の特集」』(矢崎泰久・和田誠) ・・・・・・・・・・・ 矢崎泰久 (著), 和田誠 (著) 「アートディレクターのギャラは払えないの? じゃあ、その代わりデザインは勝手にやるし、企画内容も口出しさせてもらうね」この約束から二人の雑誌づくりは始まった。30年間にわたって、和田誠はノーギャラでADを務める。ADというより和田誠は事実上の編集長でさえあったと語る矢崎泰久。雑誌「話の特集」は和田誠なしには存在しなかった。単行本未収録「雪国」、吉永小百合インタビュー、ユージン・スミスとの対談など「話の特集」を舞台に発表された希少な名作を再録。90歳を目前に矢崎が回想する60年代の雑誌ジャーナリズム、半世紀をこえた和田誠との友情。 出版社 : ハモニカブックス (2022/10/10)
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クマのプーさん展公式図録 百町森のうた
¥3,850
『E・H・シェパード クマのプーさん展公式図録 百町森のうた』は、真っ赤な布張りの装丁が美しいのです。内容ももちろん、素敵。 ・・・・・・・ 安達 まみ (監修) ようこそ、プーと仲間たちの森へ 東京・立川のPLAY! MUSEUM で開催(2022年7月16日~10月2日)の「クマのプーさん」展公式図録です。 E.H.シェパードが1950~60年代に描き下ろした、約100点の貴重な原画をすべて掲載しました。ページをめくるたびにあらわれる色鮮やかな原画が、プーたちが過ごす百町森や、モデルとなったアッシュダウンの森を歩き楽しむような世界へいざないます。 展覧会を監修した安達まみさんの解説、50のキーワードで綴られる「プー辞典」、作家・梨木香歩さんの寄稿文「森のなかを行こう」も収録。知っているようで知らなかった「クマのプーさん」を一層身近に感じられる1冊です。 出版社 : ブルーシープ (2022/9/26)
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暮らしの民藝 選び方・愉しみ方
¥1,760
SOLD OUT
1も素敵です。 ・・・・・・・・・ 萩原 健太郎 (著) 暮らしのなかに民藝を上手に取り入れている 哲学者、編集者、デザイナー、料理研究家、民藝店の店主など 14組の愛用の民藝の品々と生活スタイルを紹介します。 民藝の選び方と愉しみ方がわかります。 出版社 : エクスナレッジ (2021/12/4)
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暮らしの民藝2 うつわと食卓
¥1,848
民藝好きにはおなじみ萩原健太郎さんが、暮らしのなかに民藝のうつわを上手に取り入れている12組のライフスタイルを紹介する一冊。どのお宅もステキで眼福です… ・・・・・・・・ 萩原健太郎 (著), 本多康司 (写真) 民藝のうつわを愛する人たちのお気に入りといつも食卓を紹介します。 うつわ店店主、料理研究家、陶芸家、木工作家など 目利きのうつわ選びと、合わせ方のコツがわかります。 出版社 : エクスナレッジ; B5版 (2022/10/2)
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ヘレン・シャルフベック 魂のまなざし
¥2,343
ヘレン・シャルフベック、すごくいい。 ・・・・・・・・・ 佐藤 直樹 (監修) 19世紀末から20世紀初めに活躍したフィンランドの画家ヘレン・シャルフベックの画集。本書は、5つのセクションをとおして、近年世界的に注目されているヘレン・シャルフベックの全貌に迫る。独立前後のフィンランドという新しい国が誕生する激動のさなかで、さまざまな人々と運命を共にしながら、対象をそして自分自身を見つめる、シャルフベックの魂の軌跡をたどる日本初の画集。 出版社 : 求龍堂 (2015/6/8)
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いずみさん、とっておいてはどうですか: こどもの時間のモノ語り
¥1,760
いずみさんがおっしゃいます。「母もきっと喜んでいることでしょう。」わかばさんがおっしゃいます。「わたしは姉とちがって、つい捨てちゃうタイプなので、どれも懐かしいです」。千加子さんがおっしゃいます。「思い出しますねえ。この人形の服なんかは、枕カバーの残り布ですよ」。 高野 文子 (著), 昭和のくらし博物館 (著) 「昭和のくらし博物館」に届いた荷物。その箱に入っていた人形やままごと道具、絵日記から、高野文子と調査員が持ち主の姉妹の物語を読み解き、その記憶の世界を再構成する。 出版社 : 平凡社 (2022/9/24)
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ジャン・プルーヴェ 椅子から建築まで
¥3,080
ジャン・プルーヴェの図録が入りました。 ・・・・・・・・・・・ ジャン・プルーヴェ (著) 20世紀の建築や工業デザインに大きな影響を与えたジャン・プルーヴェ(1901–1984)を紹介する大規模な展覧会の公式カタログ。 プルーヴェが手がけたオリジナルの家具や建築物を豊富な写真によって収録。解説、エッセイ、貴重な資料も多数。 仏Galerie Patrick Seguinとの共同発行。 -目次- 展示風景 高野ユリカ まえがき パトリック・セガン ジャン・プルーヴェ年譜 工芸から工業へ Père spirituel こころの父 ジャン・プルーヴェ 早間玲子 椅子 時代を超えるデザインとものづくりの精神 田村奈穂 出版物 プルーヴェの工場 ファサードとカーテンウォール ナンシーの自邸 プルーヴェの椅子との一日 八木保 アフリカに向けて 組立・解体可能な建築と建築部材 ヴィジョンをカタチにする人 金田充弘 展示風景 ニコラ・ベルジェロ ジャン・プルーヴェ、20世紀のパイオニア ジュリエット・キンチン 作品リスト 主要参考文献 寄稿者略歴 出版社 : millegraph (2022/9/28)
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町田尚子画集 隙あらば猫
¥2,750
町田 尚子 (著) Kindle本 はじめての購入に使える70%OFFクーポン 最新作 描き下ろしミニ絵本(8ページ)収録 人気絵本作家・町田尚子、待望の画集刊行! 町田尚子は、いま注目の人気絵本作家です。緻密な描写、大胆な構図をもつ作品で、絵本の中に奥行きのある世界を描き上げてきました。京極夏彦とタッグを組んだ怪談えほん『いるの いないの』をはじめ、話題の作品を次々と発表し、高い評価を受けています。 そんな町田の座右の銘は、「隙あらば猫」。童話や遠野物語など、一見、猫とは関係のない様々な物語の中でも、よく見ると、脇役として猫を登場させています。近年では、猫が登場する絵本を多数描き、その繊細な筆づかいで見る人を驚かせてきました。絵本の中に描かれた猫たちは、毛並みから仕草まで緻密に表現され、猫と共に暮らす彼女の観察眼の鋭さ、そして猫を慈しむ眼差しが感じられます。 本書では、デビュー作から最新作までの絵本の絵、装画、オリジナルの絵の仕事を収録します! ◉ 最新著者インタビュー収録 ◉ ブックデザイン 大島依提亜 出版社 : 青幻舎 (2022/8/10)
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WindowScape[北欧編] 名建築にみる窓のふるまい
¥3,520
窓のふるまい学『Window Scape』の4冊目は北欧編。アアルトやヤコブセンなどによる北欧の名建築を、「窓」から読み解きます。 ・・・・・・・・・・ 東京工業大学 塚本由晴研究室 (編集) 北欧への憧れは心地よい窓辺から── アアルト、アスプルンド、レヴェレンツ、フィスカー、ヤコブセン、ウッツォン…… 建築家たちだけでなく、生活者の創造力も引き出した窓をめぐる旅へ。 光、風、熱、人、緑……多様な要素の"ふるまい"の生態系のなかで窓をとらえる「WindowScape」シリーズ。 第4弾は北欧の名建築編! 20世紀初頭、それまで民族誌的連関の中にあった建築が産業社会的連関に取り込まれていく移行期に、北欧の建築家たちは両者の衝突や摩擦の中で、民族誌的な質を捨てきれずに工業化を消化し不思議なハイブリッドをつくり出していった......。葛藤しながらもそのハイブリッドに新しい均衡を見出し創造のエネルギーとしたからこそ、彼らの作品は現代を生きる私たちにとっても味わい深い──スウェーデン、フィンランド、デンマークで訪れた73の名建築から114の窓を紹介する。 出版社 : フィルムアート社 (2022/9/6)
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一本の水平線 安西水丸の絵と言葉
¥2,200
こんな風に生きたいと思っていることがある。絶景ではなく、車窓の風景のような人間でいたいということだ。 ー『一本の水平線 安西水丸の絵と言葉』 安西 水丸 (著, イラスト) Kindle本 はじめての購入に使える70%OFFクーポン いずれにしても、ぼくの心のなかにはいつも絵がある。―安西水丸 真っ白な紙に引かれた一本の線。 イラストレーター安西水丸は、そこに愛するモチーフたちを絶妙なバランスで配置し、独自の世界を表現した絵を数多く描きました。 多感な幼少期を過ごした房総半島の南端に位置する海辺の町、千葉県千倉町(現千葉県南房総市)。紙に引かれた一本の線は、そこから望んだ広大な水平線とつながっていました。 残された膨大な“仕事の海”には、海辺にキラキラと光るガラスの欠片や貝殻のような絵と言葉がたくさんあります。 一本の水平線が、広大な海へと連綿とつながるように、そしてゆるやかに季節を追うように本書を編みました。 また、一人のイラストレーターが何を感じ、どのように過ごしてきたのか、珠玉の絵70点に、貴重な言葉を添えてお届けします。 出版社 : クレヴィス (2022/8/30)
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ジョゼフ・コーネル 箱の中のユートピア [新版] 単行本(ソフトカバー)
¥5,500
死にとらわれた芸術家、ジョセフ・コーネルの評伝がはいりました。美しい函入りの蔵本が、「箱」のアーティスト・コーネルによく似合います。 ・・・・・・・・・・・ デボラ・ソロモン (著), 林 寿美 (翻訳), 太田 泰人 (翻訳), 近藤 学 (翻訳) 死にとらわれた芸術家の生涯を辿る。 女優のブロマイド、天体図、貝殻などが箱に収められた作品を、生涯に800点以上制作。そのほか映画制作や雑誌デザインなども手がけたジョゼフ・コーネル(1903-1972)は、デュシャンのレディメイドや、ありふれた廃物を用いたシュヴィッタースなど、すぐれた現代美術の系譜に連なりながらも、ニューヨークの地で新聞や雑誌の切り抜き、衣装の切れ端、B級映画のフィルムといった取るに足らないものに魅せられ、作家人生のすべてを懸け、それらを寄せ集めた作品を作り続ける。「大人のための玩具」やクリスマスの贈り物と見られる一方で、コーネルの作品を見たサルバドール・ダリは羨望から逆上し、「着想はあれとまったく同じで……文字にしたことも誰かに話したこともない。でもまるであいつが盗んだみたいなんだ」と嘆いたという。コーネルはつねに生きている人間を警戒し、安全な距離を保つことを心がけていた。「この世を去った著名人と深く自己同一化し、彼らの人生に自身を没入させるのが大好きだった」。没後50年記念出版。この新版では作品図版の代わりに、原注の翻訳を加え、索引を充実させる。コーネルの生涯を函入りでお届けする。 出版社 : 白水社 (2022/7/30)
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李禹煥
¥3,630
李禹煥の作品集、入りました。美しい… 国立新美術館 (編集), 兵庫県立美術館 (編集) 「もの派」を代表する世界的なアーティスト・李禹煥。 60年代の初期作品から、彫刻の概念を変えた 〈関係項〉シリーズ、最新の絵画作品を収録。 国立新美術館、兵庫県立美術館での展覧会公式図録。 出版社 : 平凡社 (2022/8/16)
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圏外編集者 (ちくま文庫)
¥924
自分がものすごくおもしろいと思ったことは、おもしろいと思ってくれる人がほかにもいるはず。それは25歳の独身女子かもしれないし、65歳のおじいさんかもしれないし、15歳の男子かもしれない。だからそこにいるのは「ひとりひとりの読者」であって、「読者層」じゃない。 ー『圏外編集者』都築響一 ・・・・・・・・・・ 都築 響一 (著) 既存の仕組みにとらわれることなく面白いものを追い求め、数多の名著を生み出す著者による半生とともに「編集」の極意を語る1冊が待望の文庫化。 編集に〈術〉なんてない――。珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける著者は、〈なぜ〉、〈どうやって〉取材し、本を作ってきたのか。自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた「半生」とともに語られる「編集」という仕事の面白さと本質。 既存の仕組みにとらわれることなく面白いものを追い求め、数多の名著を生み出す著者による半生とともに「編集」の極意を語る1冊が待望の文庫化。 編集に〈術〉なんてない――。珍スポット、独居老人、地方発ヒップホップ、路傍の現代詩、カラオケスナック……。ほかのメディアとはまったく違う視点から「なんだかわからないけど、気になってしょうがないもの」を追い続ける著者は、〈なぜ〉、〈どうやって〉取材し、本を作ってきたのか。自分の好奇心だけで道なき道を歩んできた「半生」とともに語られる「編集」という仕事の面白さと本質。
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ちいさなベストフレンド ウッドストック:The Best and Small Friend Woodstock 文庫
¥1,870
ブルーシープ (編集) ちいさくて黄色い、スヌーピーの親友・ウッドストックのポケットブック。ピーター・バラカンさんの解説や、くどうれいんさんの書き下ろし小説も。 スヌーピーの親友・ウッドストックの小さな本。 2022年7月16日から、東京・南町田のスヌーピーミュージアムで開催している「ちいさなベストフレンド ウッドストック」展の公式図録です。 個性豊かなキャラクターの多い「ピーナッツ」。中でも小鳥のウッドストックは、スヌーピーの親友で、最も小さくてかわいらしく、けれどもちょっぴり謎に包まれた存在です。ウッドストックは小さな巣の上で悠々自適に生活するおしゃべりな小鳥ですが、その言葉を理解できるのはスヌーピーだけ。うまくいかない恋をしたり、上手に空を飛べなかったり、事故に巻き込まれたりしますが、スヌーピーと一緒にいればどんな困難も乗り越えられます。 本書はウッドストックの「ピーナッツ」登場からスヌーピーとの愉快な物語まで、代表的なコミックで紹介します。またウッドストックの名前の由来になったウッドストック・フェスティバルをピーター・バラカンさんが解説します。さらに、作家・くどうれいんさんによる書き下ろし小説「ポテト&コーンボーイ」も収録。小さくてもユニークなウッドストックの魅力がたっぷり詰まった一冊です。 出版社 : ブルーシープ (2022/8/3)
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百億の昼と千億の夜 完全版
¥2,750
・・・・・・・・・・・・ お客様方から色々教えていただきながら、昔の少女マンガをいろいろと読んでいる。 きっかけは確か、話題になった萩尾望都さんの『一度きりの大泉の話』でしょうか。そこからお客様に借りたりしつつ、萩尾望都、山岸涼子、竹宮惠子、佐藤史生などの「花の24年組」あたりを読んでいるのですが、ただただ凄すぎて打ちのめされる作品ばかり。 この完全版という形で復刊された『百億の昼と千億の夜』も、お客様から「必ず読みなさい」と厳命された一冊。連載元は「少年チャンピオン」で、少女漫画家が少年誌に描くはしりにもなった作品なのだとか。 …で、これがただただ凄かったです。なんという壮大さ、なんというマンガ的想像力。日本的なものとSF的なものと西洋的なものの、なんと美しき融合。主人公の阿修羅、良い。宗教や生きる意味に対する深い深い考察もある。なんか、圧倒されちゃう、のでした。 ・・・・・・・・・・・ 萩尾望都 (著), 光瀬龍 (著, その他) 光瀬龍の壮大なSFを 萩尾望都が鮮やかにマンガ化した 日本SFの金字塔! 想像力の限界を突き破った、名作中の名作。 壮大なスケール・迫力・美しさを大判サイズで堪能できる完全版。 【完全版スペシャル特典】 ●雑誌掲載時のカラーページを完全再現● 冒頭の美しい2色ページを原画のまま存分に堪能できます。 ●カラーイラストギャラリー16ページ● カバー絵、雑誌の表紙用カット、ポスター用イラストなどを多数掲載。 ●貴重なエッセイ5本● ・光瀬龍/1978年執筆 「孤独と情念の子・萩尾望都」 ・光瀬龍/1984年執筆 「稀有の才能」 ・光瀬龍/1984年執筆 「百億の昼と千億の夜」 ・萩尾望都/1984年執筆 「イマジネーションの海である百億と千億」 ・萩尾望都/2009年執筆 「阿修羅像の問いかけ」 ●初公開を含むイメージスケッチ● 萩尾望都のスケッチブックより、キャラクター設定、プロットなど多数掲載。 ●「萩尾望都に聞く SF100の質問」● 本書のために萩尾望都が「SFに関する100のディープな質問」に回答! ●関連年表● 『百億の昼と千億の夜』にまつわる年表を掲載。初出などの資料も大充実。 出版社 : 河出書房新社 (2022/7/16)
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中国民衆玩具:日本玩具博物館コレクション
¥3,850
尾崎織女 (著), 高見知香 (写真), 軸原ヨウスケ (その他) 大地と民衆が育んだ素朴美が420点大集結!小さな博物館の膨大な玩具コレクションの背景には、激動の時代をこえて玩具文化の灯をつなごうと尽力した人々、素朴な造形美に打たれ、調査・蒐集にのめり込んだ人々があった。中国大陸の東北から西南へと旅して、民衆の手による素朴な玩具をひとつずつ、土地の文化慣習をひもとき紹介する図鑑。満州で蒐集された貴重なコレクション群を含む圧倒的な作品数、玩具学芸員による時代・素材・文化背景をおさえた詳細な解説、美しい造本・写真に加え、歴史に翻弄されながらも玩具を破壊と衰退から命がけで守ろうとした人々の熱い思いが伝わる愛蔵版。 出版社 : 大福書林 (2022/7/12)