-
波打ちぎわの物を探して
¥1,980
版元:晶文社 著:三品輝起 四六判並製 244頁 2024年1月刊 物とのつきあい方、物を売り買いする感覚が、ここ20年くらいですっかり変わってしまったようだ。『すべての雑貨』『雑貨の終わり』も素晴らしかった、雑貨屋店主・三品さんによる本書を読むと、そのことに否が応でも気付かされる。 音楽は広大なストリーミングの海から見つけ出すものになり、本の並ぶ空間は格好のフォトスポットになり、お店は「文化を守る」ため皆から支援されるべき存在となり、物のあふれる汚部屋は職住一体化したミニマルな映え空間になり、メルカリは所有感覚を一掃してしまった… そんな、すべての空間とすべての時間(可処分時間…)が市場化される世界で失われつつある物とのつながりを、この本は社会学的な視点と、静かな思い出語りを交えながら、ぼんやりと浮き上がらせる。 本の話も多くて、知の巨匠・松岡正剛の壮大な編集空間・松丸本舗での甘美な経験と、その閉店、そしておなじく松岡氏が携わった角川武蔵野ミュージアムで本棚を背景に写真を撮るインスタグラマー達に遭遇する、という一連の流れは、とても残酷で、本もまた「雑貨化」から逃れられないのだ、という思いを強くするなど。 「正当さも芸術性も歴史も文化も欠いた雑貨という物を、せこせこと売るごっこ遊びのごとき感覚が、気づくと世界のいたるところに広がっている気がした。」とか、ほんと、その通りすぎるよ。
-
町の本屋という物語 定有堂書店の43年
¥2,420
SOLD OUT
版元:作品社 著:奈良敏行 編:三砂慶明 46判 240p 2024年3月刊 鳥取の定有堂書店は、いかにして地域の文化拠点となり、日本中から本好きや書店員が足を運ぶ「聖地」となっていったのか。名店の店主が折に触れつづった言葉から、その軌跡が立ち現れる。〈本の力〉が疑われる今まさに、手に取るべき一冊。 鳥取に根を下ろし、一から自分の仕事を作りあげてきた奈良さんの言葉には、時代と地域を超えた普遍がある。それはとてもシンプルなことで、「本が好き、人が好き」。いつの時代も定有堂書店は本と人とのあいだにあり、そうした素朴なスピリットが、その店を全国から人が集う「聖地」たらしめたのだ。 いま、本の力を疑いはじめた人にこそ読んでほしい。本は、本屋は、これからも大丈夫――そのように思わせてくれる一冊である。 本屋「Title」店主・辻山良雄
-
本屋のミライとカタチ 新たな読者を創るために
¥1,870
SOLD OUT
版元:PHP 著:北田博充 四六判並製 264P 2024年02月 本屋の未来の姿を考えるノンフィクション。 「書店員」だけではなく、「本の魅力を伝える人」すべてを広義の「本屋」ととらえ、未来の読者を創るために、高校の国語教師や、TikTokerのけんご氏など、いまどんな人たちが活躍しているのかをインタビューなどで紹介。さらに、プロレス産業など、衰退産業でありながら復活を遂げた業界を取材し、いまだからこそ示せる書店業界の復活のヒントや将来の可能性を探っていく。 出版業界に関わる人、本と本屋を愛する人すべてが必読の一冊。 本書に登場する方々 芹澤 連 マーケティングサイエンティスト 嘉登 隆 元・高校国語科教諭 田口幹人 未来読書研究所 けんご 小説紹介クリエイター 粕川ゆき いか文庫 瀬迫貴士 ページ薬局 内沼晋太郎 ブック・コーディネーター 高木三四郎 プロレスラー 伊野尾宏之 伊野尾書店 有地和毅 ひらく/日本出版販売 花田菜々子 蟹ブックス 森本萌乃 Chapters書店 山下 優 青山ブックセンター本店 (敬称略)
-
新居格 随筆集 散歩者の言葉
¥2,200
版元:虹霓社 著:新居 格 編:荻原魚雷 B6変判 246ページ 並製 2024年2月刊 戦後初の杉並区長として知られる新居格 随筆家としての名文を荻原魚雷が厳選 戦後初の杉並区長として知られる新居格(にい いたる)。著作リストが作れないほど多くの随筆や評論、批評を遺したものの、代表作と呼ばれるような作品もなく、『杉並区長日記』(弊社刊)と翻訳書(パール・バック『大地』等)を除いて新刊で読める本はない。 アナキストを自称し、議論を嫌い、知識人や文化人と呼ばれることを恥じ、戦時中も市井の人々や日々の生活を大切に生きた新居。そんな新居と同じく、散歩と読書をこよなく愛する高円寺の文筆家・荻原魚雷が、時に弱音や愚痴をこぼす彼の随筆を厳選、今の時代に蘇らせる。42の随筆と1つの詩を収めた名随筆集が誕生。
-
決めつけてはいけません、他人を。何より自分を。 気楽さとやさしさの倫理学
¥1,980
版元:夜間飛行 著:秋田道夫 四六判変型判 305ページ 2024年1月刊 今晩から、あなたが自分のことをもっと「大切」にできますように。「世界」は思うより広く、「細部」は思うよりはるかに美しい。機嫌よく働き、日々を過ごすための言葉集。
-
転職ばっかりうまくなる
¥1,760
版元: 百万年書房 著:ひらい めぐみ 四六判並製 224ページ 2023年12月刊 20代で転職6回。 「圧倒的成長」をしたくない人のための、ドタバタ明るい転職のすゝめ。 こんな会社ばっかりの世の中なんて終わってる--。 個人誌『おいしいが聞こえる』『踊るように寝て、眠るように食べる』が異例の売れ行きを見せるひらいめぐみ、書き下ろし最新作。 生涯年収やキャリアプランよりも大事にしたいことがある人、転職に悩む人、働き方に悩むすべての人たちに送ります。
-
うたわない女はいない 働く三十六歌仙
¥1,980
版元:中央公論新社 四六版変形上製 203頁 2023年7月刊 食っていけるの?そう笑ってた人たちをシャネルのバッグでいつか撲ちたい――会社員、パート、教師、保育士、精神科医……いま刮目すべき歌人36名による、心撃ち抜く労働短歌&エッセイ! 俵万智×吉澤嘉代子の対談「短歌が変える女たちの現実」も収録。 ◆歌人一覧 浅田瑠衣/飯田有子/石川美南/稲本ゆかり/乾 遥香/井上法子/上坂あゆ美/遠藤 翠/岡本真帆/奥村知世/川島結佳子/北山あさひ/鯨井可菜子/佐伯 紺/櫻井朋子/田口綾子/竹中優子/谷じゃこ/田丸まひる/千原こはぎ/塚田千束/手塚美楽/寺井奈緒美/道券はな/戸田響子/十和田 有(ひらりさ)/西村 曜/野口あや子/橋爪志保/初谷むい/ 花山周子/平岡直子/本多真弓/水野しず/山木礼子/山崎聡子
-
つくる人になるために 若き建築家と思想家の往復書簡
¥2,420
SOLD OUT
生命力のある空間では、身体が勝手に反応します。頭で考えるより前に、皮膚感覚として空間に応答するのです。空間に宿る生命力を感じるほかありません。 ー『つくる人になるために 若き建築家と思想家の往復書簡』(光嶋裕介・青木真兵) ・・・・・・・・ 光嶋裕介 (著), 青木真兵 (著), 青木海青子 (イラスト) 自分にとって大切だと思うことを、思い切って言葉にする。 誰からも必要とされなくても、見向きもされなくても、声を発し続ける。 それが僕にとっての「つくる」ということ。 建築する日々に励みながら、旅先でのスケッチや執筆活動にも精をだす若き建築家と、奈良の山村に私設図書館をつくり、執筆や自主ラジオなど様々な形でメッセージを発信する若き思想家が、些細な日常の出来事や思索をつぶさにみつめて綴った往復書簡。 出版社 : 灯光舎 (2023/7/28) 発売日 : 2023/7/28 言語 : 日本語 単行本 : 260ページ
-
本屋、ひらく
¥1,870
著者:本の雑誌編集部 四六判並製 280ページ 2023年5月刊 「書店が減っている」といわれる中で、新しい本屋を開く人たちがいる。そんな22人がリアルな言葉で綴る、本屋への想いと商いの日々。 [登場書店] 本屋・生活綴方 葉々社 本屋イトマイ ポルベニールブックストア UNITÉ 冒険研究所書店 BOOKNERD PEOPLE BOOK STORE つまずく本屋ホォル 小声書房 NAYABOOKS TOUTEN BOOK STORE 本のお店スタントン 本は人生のおやつです!! 本屋ともひさし 本と、珈琲と、ときどきバイク。 汽水空港 本の轍 BOOKSライデン aru TUGBOOKS バックパックブックス [コラム 本屋について知る] すずきたけし 渡辺佑一(一冊!取引所) 下田裕之(早春書店) 和氣正幸(BOOKSHOP TRAVELLER)
-
住職さんは聞き上手
¥1,870
死にたいと思っているのは頭か。頭だけ思っているなら、頭だけ死ぬか。足の裏はどう思っているか聞いてごらん。 ー『住職さんは聞き上手』(釈徹宗) ・・・・・・・ 釈徹宗 (著) 在家の知恵者たちが仏の前に集結! 厳格な教えを強いる一神教とはちがい、仏教はなんでもござれの世界。どのような思想信条をもつ者に対しても、門戸が開かれ、不届き者の声にも耳を傾けてくれるありがたい宗教。そのような仏様の教えを体現し、どんな相手からもよいお話を引き出せる座談の名人・釈徹宗先生がホストとなった対談集。スポーツ、アート、文学、教育、将棋、人工知能、生命科学などの世界の第一線で活躍する著名人たちとの妥協なき16の語らいを収録。 出版社 : 晶文社 (2023/2/2)
-
ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた
¥1,650
現場で他者と出会い、自らの問題に向き合って「学び捨てる」ことが、新しい人々とのつながりを生み、新しい価値観を作り出すことにつながる。 ー『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』(斎藤幸平) ・・・・・・・・・・・・ 斎藤 幸平 (著) 斎藤幸平、現場で学ぶ。 うちに閉じこもらずに、他者に出会うことが、「想像力欠乏症」を治すための方法である。だから、現場に行かなければならない。(「学び、変わる 未来のために あとがきに代えて」より) 理不尽に立ち向かう人、困っている人、明日の世界のために奮闘する人――統計やデータからは見えない、現場の「声」から未来を考える。 出版社 : KADOKAWA (2022/11/2)
-
いいお店のつくり方 保存版
¥2,200
SOLD OUT
もしも無愛想な主人がビール瓶とコップを黙って目の前に置くような居酒屋だって、グラスや床がきっちりと磨き上げられているならば、お客は間違いなく迎えられていると感じることができる。私が店に求める幸福は、たぶんそういうことだ。 ー『いいお店のつくりかた 保存版』 ・・・・・・・・・・・・・ IN/SECTS編集部 (著), LLCインセクツ (編集), モリスン (イラスト) ふだん何気なく「あそこ、いいお店だから」と口にするけれど、 あらためて、いいお店って?って聞かれたら、なんて答える そもそも、いいお店の“いい"ってなんだろう。 大阪に拠点を構え、地域としてのローカリティだけでなく、感性や共感といった同時代性的ローカリティを軸とした、雑誌「IN/SECTS」。 Vol.6.5(2016年刊)とVol.9(2017年刊)では「いいお店のつくり方」と題して、編集部それぞれがオンリーワンの“いい"と考えるお店を紹介してきました。それは、立ち飲み屋、書店、フランス漁師店、レコードショップ、銭湯など…多岐にわたるお店の、開店までの経緯や店主の秘めたる思いに迫る“いい"をひもとく試みでした。 本書では、そんなVol6.5とVol.9に収録した約6年前の記事とともに、コロナ禍を経た2022年、どのような考え方のもとお店を続けているのか、改めて取材を敢行。当時それぞれの店主が描いていた“いい"は変わったのか、道半ばなのか? それとも以前と変わらぬ思いで働いているのか。 17店のオンリーワンな道のりを、お楽しみください。 出版社 : 合同会社 インセクツ; 初版 (2022/9/9)
-
凜として灯る
¥1,980
荒井 裕樹 (著) 男中心に作られた社会で、女たちも、ずっと不合理な者、価値の劣る者として扱われてきた。だが、障害者や女を切り捨てる男たちは、本当に合理的で生産的な存在なのか。 ー『凜として灯る』(荒井裕樹) その人は『モナ・リザ』にスプレーを噴射した。 理由を知るには人生を語る覚悟がいる。 1974年4月20日、東京国立博物館で開催された『モナ・リザ展』一般公開初日。「人類の至宝」と称されるこの絵画に、一人の女性が赤いスプレー塗料を噴射した。女性の名前は米津知子。当時25歳。「女性解放」を掲げたウーマン・リブの運動家だった。 なぜ、彼女はこのような行動に及んだのか。女として、障害者として、差別の被害と加害の狭間を彷徨いながら、その苦しみを「わたしごと」として生きるひとりの、輝きの足跡。 第15回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞! 出版社 : 現代書館 (2022/6/21)
-
増補 本屋になりたい ――この島の本を売る (ちくま文庫)
¥836
宇田 智子 (著), 高野 文子 (イラスト) 東京の超巨大新刊書店員から那覇の極小古書店主に。島の本を買い取り、売る日々の中で考えたこととは。文庫化に際し1章加筆。解説 小野正嗣 「本屋になりたい」の一念で、東京の巨大新刊書店から沖縄の小さな古本屋へ。この島の本を買い取り、並べ、売る。市場の本屋で、本と人の間に立ち、奮闘する毎日を記した元本より7年を経て大幅加筆。牧志公設市場の建替え、新型コロナ感染症の襲来、激動の日々のなか新たにした決意。なりたい「本屋」の姿とは? ここで働く理由がある 沖縄の市場の真ん中の小さな古書店で 本と人とこの場所についてさらに考えた 出版社 : 筑摩書房 (2022/7/11)
-
古くてあたらしい仕事
¥1,980
版元:新潮社 著:島田潤一郎 四六判変型上製 P223 2019年11月刊 会社をやめてこじんまりと独立した自分の選択を、なんだか子どもじみた道を選んでしまったな、と常々思ってきた。それは「立派な大人というのは、自分の思い通りにならない組織の中で、清濁合わせ飲みながら大きな仕事を成し遂げるべきだ」心のどこかでそんな風に考えていたから。 けれど、ひとり出版社・夏葉社を営む島田潤一郎さんのこの本は、「今、ひとりでやる事」の意義を教えてくれる気がしました。 自分の信じていることを、自分のできる範囲で、すみずみまで自分のやり方でやる。愚直に、誠実に、嘘をつかずにやる。 社会が十分に満たされていて、それでもなお物を売らなくてはいけない/経済を回さなくてはいけない時代だからこそ、ここに描かれる、小さくても実感に満ちた仕事が意味を持つのではないか、これからの仕事のあり方を照らすのではないか。そんな風に思いました。 自分の仕事の足もとを「見つめざるを得なくなる」、そんな一冊だと強く思います。
-
珈琲屋
¥2,750
版元:新潮社 著:大坊勝次、森光宗男 A5判 P174 2018年6月刊 東京・表参道の『大坊珈琲店』と福岡・赤坂の『珈琲美美(びみ)』――国内外で尊敬を集める、同い年で親友のふたり。この東西両雄の対談を「再現」する。豆をどう扱うか。この一杯を淹れる意味は。店には何が必要か? 美術、音楽、訪れるお客さんたち、そして、「生きる」とは。珈琲という共通語でつながるすべての人に贈る。 (出版社紹介より)
-
ちゃぶ台5「宗教 × 政治号」
¥1,760
版元・編集:ミシマ社 四六判コデックス装 224ページ 2019年10月刊 もう、ちょっと政府には頼ってられない。そんな気がする今日この頃。特に、最近繰り返し起きてる大きな自然災害によって、政府の手が及ばない「無政府状態」がいろんな場所に、むき出しになった感もあり。 だからたぶん私たちは、考え方をぐるっと転換しなければいけない。大文字の政治に全てを求めるのではなく、目の前にいる人や中間共同体と助け合い、社会を作り上げていくこと。押し付けられたルールに疑問を持ち、自分の「正しい」を見つめること。 そんな営みにこそ、本書は希望を見出します。 やっぱり、ちゃぶ台はおもしろいなぁ。
-
ちゃぶ台4「発酵×経済号」
¥1,760
版元・編集:ミシマ社 四六判コデックス装 208ページ 2018年10月刊 いつも、これからどう生きればいいか?を照らしてくれるミシマ社さんの雑誌「ちゃぶ台」最新号の特集は、「菌をもっと!」と「やわらかな経済」 一見関係なさそうな両者だけど、ファストな資本主義から離れて、じっくり育て、眠っていたものをよみがえらせ、関係性を結び直す。そんな点でつながってるみたい。 次の時代のヒント、たしかにここにありました。 送料:120円(クロネコDM便)
-
ちゃぶ台2「革命前々夜号」
¥1,650
版元・編集:ミシマ社 四六判コデックス装 192ページ 2016年10月刊 景気や政治や時代にふりまわされることなく育ちつつある「未来の小さな形」を、「食」と「会社」という切り口から追う。 カンパニー(一緒に食べる)、複業・百姓(百の仕事)、地方(じかた)、手作り......希望の「今」がここに。 もともと、会社というのは、以前、鷲田清一先生に教えていただいたように「食をともにする」ために人類が産み出した共同体のはずです。ところが、現状の会社は、株主のほうばかりを向いて、利益、効率が最優先。顧客もそこで働く人たちの気持ちも置いてけぼり。まして、「一緒に食べるために一緒に働いている」なんてことは、はるか遠くに......。 はたして、これから会社はどうなっていくのか? 今が末期とすれば、「次のかたち」は、もうすでに水面下で起きているにちがいない。 (版元紹介より)
-
ちゃぶ台 「移住×仕事号」
¥1,650
版元・編集:ミシマ社 四六判コデックス装 176ページ 2015年10月刊 お金にも政治家にも操られることなく、自分たちの手で、自分たちの生活、自分たちの時代をつくる。そんな、生まれつつある「未来のちいさな形」を、「移住」「仕事(今までにない就活)」「農業」という切り口から追う。台割を作らないという、前代未聞の作り方にも挑戦! 新しい時代の空気を新しい編集法によってつかみ取った、未来の幕開けを予感させる一冊。 特集1 移住のすすめ 特集2 今までにない就活 (版元紹介より)