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職場で傷つく リーダーのための「傷つき」から始める組織開発
¥1,870
「職場で傷つく」ということは、おそらく十中八九起きていることなのに、意図的に口外されない、なきものとされるーーこれはどういうことなのか? ー『職場で傷つく』(勅使川原真衣) ・・・・・・・・・・・・y 著・文・その他 勅使川原 真衣 『「能力」の生きづらさをほぐす』で鮮烈なインパクトを残した気鋭のコンサルタントが、なきものとされてきた「職場の傷つき」に着目し、これからの組織開発のあるべき道筋を探る意欲作。 1ON1、対話、パーパス、人的資本経営、ウェルビーイングなど、目新しい言葉に飛びつく前に、まずその「傷つき」に「気づく」ことから、始まる。 「能力主義」の限界に気づき始めたすべての人へ。 出版社(メーカー名) 大和書房 本体価格(税抜) ¥1,700 発行日 2024/07/20 頁数 304 サイズ(mm) 縦188 × 横130 × 厚さ16 判型 46
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テヘランのすてきな女
¥1,980
版元:晶文社 著:金井真紀 B6変型判並製 320頁 2024年6月刊 おおらかで、温かい。カッコよくて、勇気づけられる。でも気がつくと、ハラハラと涙が出てきて止まらない… そんな、すべてのお客様にゴリ押しでおすすめしたくなる、最高すぎる一冊なのでした。 本書は『パリのすてきなおじさん』や『世界はフムフムで満ちている』などでおなじみ、聞き書きの達人・金井真紀さんによる、テヘランの女たちのインタビュー&スケッチ集。 公共の場ではスカーフの着用が義務付けられていたりと、イランの女性たちの置かれる状況は、日本とは比べ物にならないほど窮屈。 だけどテヘランの女たちは、縮こまってなんかいない。反抗したり、諦めたり、こっそりルールを逸脱し、悲しみを胸に秘めながら、おおらかに生活を楽しみ、ズンズンと人生を前に進めてる。 誰かのせいにしないで、制約の中で精一杯人生を生きる、パワフル&聡明&おおらかな女性たちの姿が、とにかく眩しい。元気が出る。最高〜
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さあ、本屋をはじめよう 町の書店の新しい可能性
¥2,200
版元:P-VINE 監修:和氣正幸 四六判並製 192ページ 2024年6月刊 書店は文化である。今、本屋が熱い! 出版不況が叫ばれる中、独立書店と呼ばれる「新しい形の町の本屋」が次々と開店している。今日も日本中で個性的な魅力のある空間が生み出されている。 そこで本書では18人の書店主たちの貴重な体験の証言により、不況でも情熱とアイデアで本屋を始められる時代に生まれた、現代の “本屋のかたち” を探る。 (登場書店 全18店名) フラヌール書店/なタ書/本屋ルヌガンガ/シカク/ON READING/BOOKSHOP本と羊/機械書房/mountain bookcase/そぞろ書房/twililight/アルスクモノイ/本屋象の旅/FOLK old book store/READAN DEAT/YATO/ひるねこBOOKS/WARP HOLE BOOKS/BOOKSHOP TRAVELLER
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シン・ファイヤー
¥2,200
SOLD OUT
お金って、生きていく手段としていちばんとっつきやすいものではあるから、最初はみんなそこから始める。誰もが通る道なのかもしれない。ただ、それ以外の道が知られてなさすぎて、自分で探さなきゃいけなかった。 ー『シン・ファイヤー』(稲垣えみ子、大原扁理) ・・・・・・・・・・・・ 著・文・その他 稲垣 えみ子 著・文・その他 大原 扁理 出版社(メーカー名) 百万年書房 本体価格(税抜) ¥2,000 発行日 2024/07/01 頁数 352 サイズ(mm) 縦128 × 横188 × 厚さ28 判型 46 家事か地獄か』(稲垣えみ子)??『年収90万円で東京ハッピーライフ』(大原扁理)の最強タッグに学ぶ、シン(真/新)のFIREへの道--。 インフレだ、円安だ、老後不安だ、という「お金の心配」から自由になるための、誰にでもできる、たったひとつの冴えたやり方。
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平熱のまま、この世界に熱狂したい 増補新版
¥968
版元:筑摩書房 著:宮崎智之 文庫判 288頁 注目の文芸評論家、エッセイストによる等身大の言葉で日常を鮮やかに描いた文章集。増補を加えて待望の文庫化。解説 山本貴光・吉川浩満
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波打ちぎわの物を探して
¥1,980
版元:晶文社 著:三品輝起 四六判並製 244頁 2024年1月刊 物とのつきあい方、物を売り買いする感覚が、ここ20年くらいですっかり変わってしまったようだ。『すべての雑貨』『雑貨の終わり』も素晴らしかった、雑貨屋店主・三品さんによる本書を読むと、そのことに否が応でも気付かされる。 音楽は広大なストリーミングの海から見つけ出すものになり、本の並ぶ空間は格好のフォトスポットになり、お店は「文化を守る」ため皆から支援されるべき存在となり、物のあふれる汚部屋は職住一体化したミニマルな映え空間になり、メルカリは所有感覚を一掃してしまった… そんな、すべての空間とすべての時間(可処分時間…)が市場化される世界で失われつつある物とのつながりを、この本は社会学的な視点と、静かな思い出語りを交えながら、ぼんやりと浮き上がらせる。 本の話も多くて、知の巨匠・松岡正剛の壮大な編集空間・松丸本舗での甘美な経験と、その閉店、そしておなじく松岡氏が携わった角川武蔵野ミュージアムで本棚を背景に写真を撮るインスタグラマー達に遭遇する、という一連の流れは、とても残酷で、本もまた「雑貨化」から逃れられないのだ、という思いを強くするなど。 「正当さも芸術性も歴史も文化も欠いた雑貨という物を、せこせこと売るごっこ遊びのごとき感覚が、気づくと世界のいたるところに広がっている気がした。」とか、ほんと、その通りすぎるよ。
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町の本屋という物語 定有堂書店の43年
¥2,420
版元:作品社 著:奈良敏行 編:三砂慶明 46判 240p 2024年3月刊 鳥取の定有堂書店は、いかにして地域の文化拠点となり、日本中から本好きや書店員が足を運ぶ「聖地」となっていったのか。名店の店主が折に触れつづった言葉から、その軌跡が立ち現れる。〈本の力〉が疑われる今まさに、手に取るべき一冊。 鳥取に根を下ろし、一から自分の仕事を作りあげてきた奈良さんの言葉には、時代と地域を超えた普遍がある。それはとてもシンプルなことで、「本が好き、人が好き」。いつの時代も定有堂書店は本と人とのあいだにあり、そうした素朴なスピリットが、その店を全国から人が集う「聖地」たらしめたのだ。 いま、本の力を疑いはじめた人にこそ読んでほしい。本は、本屋は、これからも大丈夫――そのように思わせてくれる一冊である。 本屋「Title」店主・辻山良雄
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決めつけてはいけません、他人を。何より自分を。 気楽さとやさしさの倫理学
¥1,980
版元:夜間飛行 著:秋田道夫 四六判変型判 305ページ 2024年1月刊 今晩から、あなたが自分のことをもっと「大切」にできますように。「世界」は思うより広く、「細部」は思うよりはるかに美しい。機嫌よく働き、日々を過ごすための言葉集。
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転職ばっかりうまくなる
¥1,760
版元: 百万年書房 著:ひらい めぐみ 四六判並製 224ページ 2023年12月刊 20代で転職6回。 「圧倒的成長」をしたくない人のための、ドタバタ明るい転職のすゝめ。 こんな会社ばっかりの世の中なんて終わってる--。 個人誌『おいしいが聞こえる』『踊るように寝て、眠るように食べる』が異例の売れ行きを見せるひらいめぐみ、書き下ろし最新作。 生涯年収やキャリアプランよりも大事にしたいことがある人、転職に悩む人、働き方に悩むすべての人たちに送ります。
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うたわない女はいない 働く三十六歌仙
¥1,980
版元:中央公論新社 四六版変形上製 203頁 2023年7月刊 食っていけるの?そう笑ってた人たちをシャネルのバッグでいつか撲ちたい――会社員、パート、教師、保育士、精神科医……いま刮目すべき歌人36名による、心撃ち抜く労働短歌&エッセイ! 俵万智×吉澤嘉代子の対談「短歌が変える女たちの現実」も収録。 ◆歌人一覧 浅田瑠衣/飯田有子/石川美南/稲本ゆかり/乾 遥香/井上法子/上坂あゆ美/遠藤 翠/岡本真帆/奥村知世/川島結佳子/北山あさひ/鯨井可菜子/佐伯 紺/櫻井朋子/田口綾子/竹中優子/谷じゃこ/田丸まひる/千原こはぎ/塚田千束/手塚美楽/寺井奈緒美/道券はな/戸田響子/十和田 有(ひらりさ)/西村 曜/野口あや子/橋爪志保/初谷むい/ 花山周子/平岡直子/本多真弓/水野しず/山木礼子/山崎聡子
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つくる人になるために 若き建築家と思想家の往復書簡
¥2,420
生命力のある空間では、身体が勝手に反応します。頭で考えるより前に、皮膚感覚として空間に応答するのです。空間に宿る生命力を感じるほかありません。 ー『つくる人になるために 若き建築家と思想家の往復書簡』(光嶋裕介・青木真兵) ・・・・・・・・ 光嶋裕介 (著), 青木真兵 (著), 青木海青子 (イラスト) 自分にとって大切だと思うことを、思い切って言葉にする。 誰からも必要とされなくても、見向きもされなくても、声を発し続ける。 それが僕にとっての「つくる」ということ。 建築する日々に励みながら、旅先でのスケッチや執筆活動にも精をだす若き建築家と、奈良の山村に私設図書館をつくり、執筆や自主ラジオなど様々な形でメッセージを発信する若き思想家が、些細な日常の出来事や思索をつぶさにみつめて綴った往復書簡。 出版社 : 灯光舎 (2023/7/28) 発売日 : 2023/7/28 言語 : 日本語 単行本 : 260ページ
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本屋、ひらく
¥1,870
著者:本の雑誌編集部 四六判並製 280ページ 2023年5月刊 「書店が減っている」といわれる中で、新しい本屋を開く人たちがいる。そんな22人がリアルな言葉で綴る、本屋への想いと商いの日々。 [登場書店] 本屋・生活綴方 葉々社 本屋イトマイ ポルベニールブックストア UNITÉ 冒険研究所書店 BOOKNERD PEOPLE BOOK STORE つまずく本屋ホォル 小声書房 NAYABOOKS TOUTEN BOOK STORE 本のお店スタントン 本は人生のおやつです!! 本屋ともひさし 本と、珈琲と、ときどきバイク。 汽水空港 本の轍 BOOKSライデン aru TUGBOOKS バックパックブックス [コラム 本屋について知る] すずきたけし 渡辺佑一(一冊!取引所) 下田裕之(早春書店) 和氣正幸(BOOKSHOP TRAVELLER)
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住職さんは聞き上手
¥1,870
死にたいと思っているのは頭か。頭だけ思っているなら、頭だけ死ぬか。足の裏はどう思っているか聞いてごらん。 ー『住職さんは聞き上手』(釈徹宗) ・・・・・・・ 釈徹宗 (著) 在家の知恵者たちが仏の前に集結! 厳格な教えを強いる一神教とはちがい、仏教はなんでもござれの世界。どのような思想信条をもつ者に対しても、門戸が開かれ、不届き者の声にも耳を傾けてくれるありがたい宗教。そのような仏様の教えを体現し、どんな相手からもよいお話を引き出せる座談の名人・釈徹宗先生がホストとなった対談集。スポーツ、アート、文学、教育、将棋、人工知能、生命科学などの世界の第一線で活躍する著名人たちとの妥協なき16の語らいを収録。 出版社 : 晶文社 (2023/2/2)
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ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた
¥1,650
現場で他者と出会い、自らの問題に向き合って「学び捨てる」ことが、新しい人々とのつながりを生み、新しい価値観を作り出すことにつながる。 ー『ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた』(斎藤幸平) ・・・・・・・・・・・・ 斎藤 幸平 (著) 斎藤幸平、現場で学ぶ。 うちに閉じこもらずに、他者に出会うことが、「想像力欠乏症」を治すための方法である。だから、現場に行かなければならない。(「学び、変わる 未来のために あとがきに代えて」より) 理不尽に立ち向かう人、困っている人、明日の世界のために奮闘する人――統計やデータからは見えない、現場の「声」から未来を考える。 出版社 : KADOKAWA (2022/11/2)
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凜として灯る
¥1,980
荒井 裕樹 (著) 男中心に作られた社会で、女たちも、ずっと不合理な者、価値の劣る者として扱われてきた。だが、障害者や女を切り捨てる男たちは、本当に合理的で生産的な存在なのか。 ー『凜として灯る』(荒井裕樹) その人は『モナ・リザ』にスプレーを噴射した。 理由を知るには人生を語る覚悟がいる。 1974年4月20日、東京国立博物館で開催された『モナ・リザ展』一般公開初日。「人類の至宝」と称されるこの絵画に、一人の女性が赤いスプレー塗料を噴射した。女性の名前は米津知子。当時25歳。「女性解放」を掲げたウーマン・リブの運動家だった。 なぜ、彼女はこのような行動に及んだのか。女として、障害者として、差別の被害と加害の狭間を彷徨いながら、その苦しみを「わたしごと」として生きるひとりの、輝きの足跡。 第15回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞! 出版社 : 現代書館 (2022/6/21)
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増補 本屋になりたい ――この島の本を売る (ちくま文庫)
¥836
宇田 智子 (著), 高野 文子 (イラスト) 東京の超巨大新刊書店員から那覇の極小古書店主に。島の本を買い取り、売る日々の中で考えたこととは。文庫化に際し1章加筆。解説 小野正嗣 「本屋になりたい」の一念で、東京の巨大新刊書店から沖縄の小さな古本屋へ。この島の本を買い取り、並べ、売る。市場の本屋で、本と人の間に立ち、奮闘する毎日を記した元本より7年を経て大幅加筆。牧志公設市場の建替え、新型コロナ感染症の襲来、激動の日々のなか新たにした決意。なりたい「本屋」の姿とは? ここで働く理由がある 沖縄の市場の真ん中の小さな古書店で 本と人とこの場所についてさらに考えた 出版社 : 筑摩書房 (2022/7/11)
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古くてあたらしい仕事
¥1,980
版元:新潮社 著:島田潤一郎 四六判変型上製 P223 2019年11月刊 会社をやめてこじんまりと独立した自分の選択を、なんだか子どもじみた道を選んでしまったな、と常々思ってきた。それは「立派な大人というのは、自分の思い通りにならない組織の中で、清濁合わせ飲みながら大きな仕事を成し遂げるべきだ」心のどこかでそんな風に考えていたから。 けれど、ひとり出版社・夏葉社を営む島田潤一郎さんのこの本は、「今、ひとりでやる事」の意義を教えてくれる気がしました。 自分の信じていることを、自分のできる範囲で、すみずみまで自分のやり方でやる。愚直に、誠実に、嘘をつかずにやる。 社会が十分に満たされていて、それでもなお物を売らなくてはいけない/経済を回さなくてはいけない時代だからこそ、ここに描かれる、小さくても実感に満ちた仕事が意味を持つのではないか、これからの仕事のあり方を照らすのではないか。そんな風に思いました。 自分の仕事の足もとを「見つめざるを得なくなる」、そんな一冊だと強く思います。
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ちゃぶ台5「宗教 × 政治号」
¥1,760
版元・編集:ミシマ社 四六判コデックス装 224ページ 2019年10月刊 もう、ちょっと政府には頼ってられない。そんな気がする今日この頃。特に、最近繰り返し起きてる大きな自然災害によって、政府の手が及ばない「無政府状態」がいろんな場所に、むき出しになった感もあり。 だからたぶん私たちは、考え方をぐるっと転換しなければいけない。大文字の政治に全てを求めるのではなく、目の前にいる人や中間共同体と助け合い、社会を作り上げていくこと。押し付けられたルールに疑問を持ち、自分の「正しい」を見つめること。 そんな営みにこそ、本書は希望を見出します。 やっぱり、ちゃぶ台はおもしろいなぁ。
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ちゃぶ台4「発酵×経済号」
¥1,760
版元・編集:ミシマ社 四六判コデックス装 208ページ 2018年10月刊 いつも、これからどう生きればいいか?を照らしてくれるミシマ社さんの雑誌「ちゃぶ台」最新号の特集は、「菌をもっと!」と「やわらかな経済」 一見関係なさそうな両者だけど、ファストな資本主義から離れて、じっくり育て、眠っていたものをよみがえらせ、関係性を結び直す。そんな点でつながってるみたい。 次の時代のヒント、たしかにここにありました。 送料:120円(クロネコDM便)
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ちゃぶ台2「革命前々夜号」
¥1,650
版元・編集:ミシマ社 四六判コデックス装 192ページ 2016年10月刊 景気や政治や時代にふりまわされることなく育ちつつある「未来の小さな形」を、「食」と「会社」という切り口から追う。 カンパニー(一緒に食べる)、複業・百姓(百の仕事)、地方(じかた)、手作り......希望の「今」がここに。 もともと、会社というのは、以前、鷲田清一先生に教えていただいたように「食をともにする」ために人類が産み出した共同体のはずです。ところが、現状の会社は、株主のほうばかりを向いて、利益、効率が最優先。顧客もそこで働く人たちの気持ちも置いてけぼり。まして、「一緒に食べるために一緒に働いている」なんてことは、はるか遠くに......。 はたして、これから会社はどうなっていくのか? 今が末期とすれば、「次のかたち」は、もうすでに水面下で起きているにちがいない。 (版元紹介より)
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ちゃぶ台 「移住×仕事号」
¥1,650
版元・編集:ミシマ社 四六判コデックス装 176ページ 2015年10月刊 お金にも政治家にも操られることなく、自分たちの手で、自分たちの生活、自分たちの時代をつくる。そんな、生まれつつある「未来のちいさな形」を、「移住」「仕事(今までにない就活)」「農業」という切り口から追う。台割を作らないという、前代未聞の作り方にも挑戦! 新しい時代の空気を新しい編集法によってつかみ取った、未来の幕開けを予感させる一冊。 特集1 移住のすすめ 特集2 今までにない就活 (版元紹介より)