-
ビッグマムアンちゃん
¥3,200
ビッグイシューで連載していたマムアンちゃんの4コマ漫画が一冊になりました。開くたびに、とっっっってもやさしい気持ちになれます。 ・・・・・・・・・・・・・・ 著者:ウィスット・ポンニミット 定価:3200円(2909 円+税). ISBNコード:978-4-904515-07-5 仕様:B5 変形 全200ページ(表紙カバー、見返し、帯あり) 発行日:2022年12月3日 発行:有限会社ビッグイシュー日本
-
じゃむパンの日
¥1,980
さすが新・蝶社だ。Yonda?様への警備だけは万全だ。Yonda?様の目はにたーと笑っている。Yonda?様はいつもその目で人々を問い詰めるのだ。呼んだ?呼んだ?わたしを呼んだ? ー『じゃむパンの日』(赤染晶子) ・・・・・・・ 赤染晶子 (著) 時を超えて。生まれ育った京都へのおもい。こぼれだす笑い。 『乙女の密告』で芥川賞を受賞。 2017年に早逝した著者によるエッセイ55 篇。岸本佐知子との「交換日記」併録。 日常を描いていながら、想像が羽ばたき、 ことばで世界を様変わりさせていく。 ここに生きている人たちがいとおしくて、読んでいると、 ふしぎと気持ちがあたたかくなる。初のエッセイ集にして、マスターピース。 出版社 : palmbooks (2022/12/1)
-
モヤモヤの日々
¥2,640
そういえばmixiが好きだった。 今となっては、なんで仕事でもないのにあんなに熱心に日記を書いたり、友だちの日記を読んだりしていたのだろう、とちょっと不思議に思うくらいハマっていたと思う。 そんな事を思い出したのは、この「徹底的な凡人」を自任するフリーライター・宮崎智之さんの日記本を読んだから。なんだか友だちの日記を読んでいるようで、500ページ近くあるのだけど、楽しすぎてここ数日で一気に読んでしまいまいました。 こういう何気ない日々の小さな発見や感動、モヤっとした違和感、フワッとした思考って、あまりに些細なことでなかなか他者と共有することがないけど、実はこういうものこそぼくらの日常を形作っているし、かっちりと論理立てて組み立てられた言葉にはない、きらめきと真理が潜んでいるな、と思いました。 あとこの本は、文章がすごく好き。最近、技巧を凝らした文章とか、文章で人を唸らせてやろうとしてるような野心(?)を感じる文章にちょっとお腹いっぱいになってたので、サラリと等身大に平熱の感情をしっかり伝えてくれて、でも何気にすごくうまいこの文章は、するりと身体に沁みてくる感じがしました。そしてこのユルさは、日々の徒然を愛で文章に書き留めてきた、日本の随筆の伝統にもしっかり連なってるなぁ、とも思いました。 なんだか永遠に読んでいられる一冊でした。年末年始のお供に、ぜひ。 ・・・・・・ 言葉だけで作られた世界は、空間や時間や属性や考え方を超えて誰をもつなげる力を持っている。(…)人間は言葉によって癒され、楽しみ、この世界に親しみを広げていく。 ー『モヤモヤの日々』(宮崎智之) ・・・・・・・・・・・・・・ 宮崎智之 (著) 日記文学の到達点! 私たちが過ごした“緊急事態の日常"を真空パック ――緊急事態宣言におののきながら、マスクに悩み、赤子をあやし、犬と遊び、朝顔を育て、断酒を続け、本を読み、原稿を書く……「徹底的な凡人」を自任するフリーライターが綴るコロナ禍下の日々。平日17時毎日更新で人気を博した連載エッセイ「モヤモヤの日々」(晶文社スクラップブック)全251回分を完全収録。 出版社 : 晶文社 (2022/8/29)
-
貧乏大好き~ビンボー恐るるに足らず (だいわ文庫)
¥880
この世にタダのものは存在するのである。牛丼屋の紅生姜がタダである。立ち食いそば屋の刻みネギがタダである。さっぽろラーメン屋のおろし生にんにくがタダである。(…)ぼくはどういうわけか、こうしたタダのものを眼前にすると興奮するたちである。 ー『貧乏大好き』(東海林さだお) ・・・・・・・・ 東海林 さだお (著) 貧乏が好きな人なんていない。 でも、貧乏に楽しみがないかというと、そんなこともない。 高級フレンチでマナーにおびえ、回らぬすし屋で板前に嘲笑されるより、居酒屋の安酒を、定食屋と牛丼屋の安心至極なうまさを、コンビニの楽しさを、存分に味わいたい。 貧乏とは切れない仲であるのなら、トコトン仲良くするしかない! 貧乏めしの悲喜こもごも、ケチやセコさについての考察、少年期の甘くほろ苦い貧しさ、青年期の荒ぶる貧しさーー。 「ビンボー大好き」と宣言するに至ったショージ君、渾身の一冊! 出版社 : 大和書房 (2022/12/10)
-
高峰秀子ベスト・エッセイ (ちくま文庫 )
¥946
SOLD OUT
「ぜいたくは敵だ」 私にとって、この言葉ほど意味深く、懐かしくもあり、憎らしくもある言葉はない。 ー『高峰秀子ベストエッセイ』 ・・・・・・・・・・・ 高峰 秀子 (著), 斎藤 明美 (編集) 複雑な家庭事情に翻弄され、芸能界で波瀾の人生を歩んだ大女優・高峰秀子。切れるような感性と洞察力で本質を衝いた、おそるべきエッセイを精選。 出版社 : 筑摩書房 (2022/10/13)
-
ケアリング・ストーリー
¥1,980
故郷を遠く離れる、とは、ちょっとまえまで、今生の別れと同義だったのだが、それと同じような状況が生成しつつある。そして、おそらくそのほうが、生きることのリアリティに近いことなのだとみんなわかりつつある。わたしたちは皆、自分の周囲にいる人たちと生きてゆき、そこにいる人たちに囲まれて、この世をさるのだと。 ー『ケアリング・ストーリー』(三砂ちづる) ・・・・・・ 三砂 ちづる (著) ブラジルで子どもを育て、日本で父と夫を看取った疫学研究者が、人生の後半に綴るエッセイ。「父の元気なときは、これ食べすぎちゃ『からだにわるいよ』と言い、認知症になってなにもわからなくなってからは、食べないと『からだにわるいよ』と言ってしまう娘は、どうすればよかったんだろう、と、いまも、わからない」。介護や看取り、家族や夫婦の関係などを、国際母子保健の世界を渡り歩いた経験を交えて浮き彫りにする。誰かを気にかけたり、大切に思うこと=「ケアリング」という言葉から広がった25篇のストーリー。 出版社 : ミツイパブリッシング (2022/12/12)
-
継続するコツ
¥1,760
SOLD OUT
継続は人との比較を無効化します。継続は自分が好きなことをまたもう少しだけ好きになること、興味があることへの興味を、またもう少しだけ広げることにつながります。 ー『継続するコツ』(坂口恭平) ・・・・・・ 坂口 恭平 (著) みなさん、継続することは得意ですか? 得意な人はこの本は手に取っていないと思いますから、おそらくちょっと苦手ですよね。 一方、僕は継続することがむちゃくちゃ得意です。なんか自慢みたいで申し訳ありません。 でもその代わりといってはなんですが、別に質が良いわけではないと思います。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 執筆、絵描き、作詞・作曲、「いのっちの電話」…… どれも20年以上つづけてきた、スランプ知らずの継続マニア・坂口恭平さんが見つけた、 「やりたいこと」をつづけるコツが1冊に! 僕も挑戦している最中です。 最中であればいいんです。継続中ってことですから _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 多くの人は、何かをやろうとして、手をつけはじめて、 無事に完成することができたとしても、 それが売れないだとか、人から評価されないだとか、そういった不遇を味わい、 自信を失い、徒労感ばかりを感じるようになり、いずれはやめてしまうようです。 僕はいつも、もったいない!と思ってしまいます。 だって、作っているときのほうが楽しいですもん。 つまり、何かを継続しているときのほうが、楽しいんです。 この馬鹿みたいに単純なことに、僕は気づいたんです。 出版社 : 祥伝社 (2022/12/1)
-
日々臆測
¥1,760
彼だけのお気に入りスポットまで鉢植をつれていって、一緒に夕日を見るのかな、と思いました。 ー『日々憶測』(ヨシタケシンスケ) ・・・・・・・・ ヨシタケシンスケ (著, イラスト) みだれとべ! 臆測! さえわたれ! 臆測! ヨシタケシンスケはその日、 何を見て、何を思ったのか。その記録。 「臆測でものを言うな」。大人の世界では、よく言われる言葉です。まったくその通りだと思います。しかし、そんなことがよく言われる必要があるくらい、世の中は臆測で満たされているのかもしれません。かくいう私も、日々、臆測ばかりしています。――――本書「はじめに」より 児童文学総合誌「飛ぶ教室」での人気連載「日々臆測」が単行本化! 絵と文で綴られた 臆測の記録 90話と小さいお話たちを一冊にまとめました。臆測派の方々も、そうじゃない方々も、ぜひ。 みだれとべ! 臆測! さえわたれ! 臆測! ヨシタケシンスケはその日、 何を見て、何を思ったのか。その記録。 「臆測でものを言うな」。大人の世界では、よく言われる言葉です。まったくその通りだと思います。しかし、そんなことがよく言われる必要があるくらい、世の中は臆測で満たされているのかもしれません。かくいう私も、日々、臆測ばかりしています。――――本書「はじめに」より 児童文学総合誌「飛ぶ教室」での人気連載「日々臆測」が単行本化! 絵と文で綴られた 臆測の記録 90話と小さいお話たちを一冊にまとめました。臆測派の方々も、そうじゃない方々も、ぜひ。
-
私と言葉たち
¥3,245
文学は、私たちのもっている最善のマニュアルです。私たちが訪れている国の、最も役に立つガイドブックです。その国の名は人生といいます ー『私と言葉たち』(アーシュラ・K・ル=グウィン) ・・・・・・・・・・・ アーシュラ・K・ル=グウィン (著), 谷垣 暁美 (翻訳) 大好きな本、言語、詩、自分が育った家……。2000年代の講演・エッセイや、ディック、レム、アトウッドなど小説書評を集成。 出版社 : 河出書房新社 (2022/12/1)
-
おつかれ、今日の私
¥1,540
SOLD OUT
自分を責めたくなるときは、休みが必要なとき。十分にチャージしたら、またランニングシューズを履いてトラックに戻ればいい。そのときは、休み前よりずっと楽しく頑張れるはずだから。本当に、本当に、毎日おつかれさま。 ー『おつかれ、今日の私。』(ジェーン・スー) ・・・・・・・・ ジェーン・スー (著) 誰にでも ねぎらわれたい夜がある つい頑張っちゃう人 必携の書をお届けします 今日の疲れは、今日のうちにさよなら 自分を慈しむセルフケア・エッセイ48篇 出版社 : マガジンハウス (2022/12/8)
-
大人だって、泣いたらいいよ ~紫原さんのお悩み相談室
¥1,738
何しろ余計なおせっかいというのは本当に余計なもので、相手が求めてもいないのに助けたがるのは、他人から見てあなたは明らかに救いを必要としている、弱者に見えているよ、と言っているに等しいわけで、ともすれば非常に残酷です。 -『大人だって、泣いたらいいよ 紫原さんのお悩み相談室』紫原明子 ・・・・・・・ 紫原明子 (著) 「不思議。悩みを抱えてる自分が、なんだか誇らしく思えてきます」 (ある相談者さん) 恋人がいる人を好きになってしまった、ついイタい友人のSNSを見てバカにしてしまう、暗い自分を変えられない…… どんなあなたでも「ダメ」じゃない! 大人気のイラストレーター・わかるさんによる、おもしろくて癒されるイラストとともに、あなたのお悩みを解決に導く、新感覚のお悩み相談。 「度量が広すぎる」と話題を呼んだ大人気のウェブ連載が、笑いと優しさ増し増しで書籍化。 「誰かのお悩みの中には、普段は律儀にみんなと同じ、大人らしい大人に擬態して生きている私たちが、最後の最後に、どうしても諦めることのできないその人そのものの形が隠れています。…あなたの戦いはあなただけのものでも、あなたのように孤独に戦う同士はこの世界のどこかにたしかにいる。本書でそんな心強さを感じていただけたら、本当に嬉しく思います。」(著者より) 出版社 : 朝日出版社 (2022/11/11)
-
シロかクロか、どちらにしてもトラ柄ではない
¥2,750
SOLD OUT
どうやら、反省とか罪悪感を口に出しておおっぴらにすると、半ば以上の罪の意識はあっけらかんときえてしまうのかもしれない。免罪符である。でなければ、だいたい反省だの罪悪感だのと、そう簡単に言えるものではないだろう。 ー『シロかクロか、どちらにしてもトラ柄ではない』(金井美恵子) ・・・・・・・・・・・ 金井 美恵子 (著), 金井 久美子 (イラスト) 台所に再び参加することになった「木のへら」のこと、『グレーテルのかまど』のこと、白猫と黒トラ猫のこと……。こまごまとした日々の暮しの輝きを描きだす、人気エッセイ第2弾! 雑誌「天然生活」連載の書籍化。 出版社 : 平凡社 (2022/11/28)
-
とりあえずお湯わかせ
¥1,650
SOLD OUT
今、ちょっと会いにくくなっている人がいるすべての読者さんにいいたいのだが、その気持ちがある限り、そして関係を壊したくない慎重さがある限り、絶対に大丈夫なのである。 ー『とりあえずお湯わかせ』(柚木麻子) ・・・・・・・・・・ 柚木 麻子 (著) このエッセイもまた、公開の日記帳だ。前向きで後ろ向きで、頑張り屋で怠け者で、かしこく浅はか、独特な人物の日々の記録だ(前書きより)――はじめての育児に奮闘し、新しい食べ物に出会い、友人を招いたり、出かけたり――。そんな日々はコロナによって一転、自粛生活に。閉じこもる中で徐々に気が付く、世の中の理不尽や分断。それぞれの立場でNOを言っていくことの大切さ、声を上げることで確実に変わっていく、世の中の空気。食と料理を通して、2018年から2022年の4年間を記録した、人気作家・柚木麻子のエッセイ集。各章終わりには書下ろしエッセイも収載。 出版社 : NHK出版 (2022/10/19)
-
いきている山
¥3,520
SOLD OUT
人間は山のことを完全には知りえないし、山との関係における自身についても完全に理解することはできない。どれだけ山を歩いてみても、山は私にとって驚きであり続けている。山に慣れる、などということはないのだ。 ー『いきている山』(ナン・シェパード) ・・・・・・・・・・ ナン・シェパード (原著), 芦部美和子 (翻訳), 佐藤泰人 (翻訳) 〈プラトー(高原)の夏は、美味なる蜂蜜にもなれば、唸りを上げる鞭ともなる。この場所を愛する人々にとっては、そのどちらもが良い。なぜなら、どちらもプラトーの本質をなすものだから。山の本質を知ること。それこそが、ここで私が試みようとしていることにほかならない。すなわち、生命の営みという知をもって理解しようとすること。〉 (「一、プラトー」) スコットランド北東部のケアンゴーム山群。深成岩塊が突き上げられ、氷と水の力により削られてできた約4000フィート(1219m)の山々。プラトーが広がり、湖や池が点在し、泉が湧く。この地にほど近いアバディーンに生を享けた作家ナン・シェパード(1893-1981)は、生涯、この山に通い、この山を愛した。 ナンの登山は、高さや速さを競うものではない。山の「内側」や「奥地」を求めて山に入る。山に会いに行き、山と共に過ごす。ナンは犬のように山々を歩き回る。五感を解放し、いきている山の営み――光、影、水、風、土、岩、木、草花、虫、鳥、獣、雨、雪、人――に出会い直す。 引き出しにしまわれていたこの作品は、時を経て、運命的に、山を愛する人々により見出された。そして今日、詩性溢れる文章で自然と肉体の交感を語るこの書は、あらゆる表現活動に関わる人々に影響を与えている。ネイチャーライティングの名作。 出版社 : みすず書房 (2022/10/19)
-
東京あたふた族
¥1,760
わたしは無理をしたくないオトナだった。無理をしたくないというのは、がんばらないのとはちょっと違う。がんばらないとできないことはあるものだし、がんばることは時に楽しい。けれども無理はツラい。無理はいつでも楽しくない。 ー『東京あたふた族』(益田ミリ) ・・・・・・・・・・・ 益田ミリ (著) あたふた族は、せわしない。 なにを隠そうわたしもその一員である。 デビュー直前までを描いた「上京物語」、 コロナ前と後の日常(朝日新聞連載「オトナになった女子たちへ」)、 「終電後」「のび太と遊んだ空き地」など味わい深い随筆作品… 3部構成で贈る、長編小説のようなエッセイ集。 大人気エッセイ『しあわせしりとり』から3年半、待望の刊行! ミシマ社 (2022/11/15)
-
レモン石鹼泡立てる (散文の時間)
¥1,980
今の私にとって「I love you」の「you」とは、特定の誰か一人のことではなく、「今、目の前にいてくれる人」でいいのだと、刹那主義なのかもしれませんが、人生の一瞬を、真面目にそう思うのです。 ー『レモン石鹸泡立てる』(東直子) ・・・・ 東 直子 (著) 本のなかの世界は、永遠だ。――多忙な日々のかたわらにある本、大好きな作家や歌人たち、そして旅の思い出。なつかしい風景がよみがえる、待望の書評&エッセイ集。 出版社 : 共和国 (2022/10/31)
-
言葉を植えた人
¥1,650
SOLD OUT
現代を生きる私たちに必要なのは、「新しい」ものとは限らない。また、世にもてはやされている者たちが語る言葉ではなく、小さな声で語られた民衆の嘆きのなかに宿るものかもしれないのである。 ー『言葉を植えた人』(若松英輔) ・・・・・・ 若松 英輔 (著) 最大10%還元 本のまとめ買いキャンペーン 〈暗闇にあるとき人は、一つの言葉を抱きしめるようにして生きることもあるだろう〉 ──確かな杖となる言葉を味わうエッセイ集。 ---------------------- 舟越保武、 志村ふくみ、石牟礼道子、吉本隆明、池田晶子、神谷美恵子、北條民雄、宮﨑かづゑ、井筒俊彦……。 言葉にならないものの波打ち際に立って言葉を紡いできた人々の、珠玉の名言と対話するように紡がれるエッセイ集。 ---------------------- 本当の誇りとは、誰かの役に立っていると感じることではおそらくない。 それは愛される者であるよりも、愛する者であることを真に望む、自己への信頼なのである。(本文より) 出版社 : 亜紀書房 (2022/9/27)
-
イリノイ遠景近景 (ちくま文庫 )
¥990
SOLD OUT
藤本 和子 (著) 刊行後即重版! 名翻訳者による、 どこを読んでも面白いエッセイの傑作。 近所のドーナツ屋で野球帽の男たちの話を盗み聞きする、 女性ホームレスの緊急シェルターで夜勤をする、 ナヴァホ族保留地で働く中国人女性の話を聞く、 ベルリンでゴミ捨て中のヴァルガス・リョサに遭遇する…… アメリカ・イリノイ州でトウモロコシ畑に囲まれた家に住み、 翻訳や聞書をしてきた著者が、人と会い、話を聞き、考える。 人々の「住処」をめぐるエッセイの傑作。 解説 岸本佐知子 出版社 : 筑摩書房 (2022/9/12)
-
北欧こじらせ日記
¥1,540
週末北欧部chika (著) 寄り道だらけの人生で見つけた夢は、フィンランドで寿司職人? オールカラー・全編書下ろしコミックエッセイ! ・大人気SNSアカウント「週末北欧部」の書下ろしコミックエッセイ。 ・大好きなものにまっすぐな著者の生き方に、ファン急増中! 北欧好きだけでなく、キャリアや生き方に悩む人にぴったり。 ・北欧好きや雑貨好きにうれしい、糸綴じ製本でおしゃれな装丁。 出版社 : 世界文化社 (2022/2/18)
-
星占い的思考
¥1,650
占い師はまじめな世の中の外側に排除されているが、同時に、大衆の生活のすぐそばにいつづける。人間は少なくともまだ、象徴でできた世界に棲み、運命を生きることをやめられないからだ。 ー『星占い的思考』(石井ゆかり) ・・・・・・・ 石井 ゆかり (著) 人生に迷ったとき、 突き抜けるような孤独を抱くとき その言葉はきっと心に深く届く、優れた文学書のように。 著書売上げ累計420万部! 120万部超のベストセラー「12星座シリーズ」の 著者がおくる 文学の言葉で「占い」を学びほぐす哲学的エッセイ 出版社 : 講談社 (2022/9/5)
-
ここに住みたい (中公文庫 )
¥968
川の幅というのは、その都会の雰囲気をつくりだす要素ではないか?ロンドンのテムズ川は向こう側がかすんで見える。京都の宇治川は向こう側の話し声が聞こえそうな感じ。セーヌがわはそのどちらでもない川幅で、パリにふさわしい。 ー『ここに住みたい』(堀内誠一) ・・・・・・・・・・・ 堀内 誠一 (著) 「安ブドー酒を呑むと少くとも僕は真実に出会った気がするのだ」――絵本作家・アートディレクターとして一時代を築いた堀内誠一が綴る、旅の文とスケッチ。フランスの安宿グルメにハマり、メキシコでおもちゃに散財、ある日はスペインの巨匠ダリと不意に遭遇! 知らない町をぶらぶら歩く日常が染みわたる。新たなイラスト・コラムを収録し、初文庫化。 出版社 : 中央公論新社 (2022/9/21)
-
tattva 7 ( タットヴァ ) もし明日、わたしたちの仕事がなくなるとして
¥2,200
日本企業において女性活躍に注目する意義は、職場が機能不全に陥っていると真っ先に知らせてくれる『炭鉱のカナリア』だからなのです ー『tattva7 特集:もし明日、わたしたちの仕事がなくなるとして』 ・・・・・・・・・・・・ 発行:株式会社ブートレグ A5変形 tattva[タットヴァ]は人々の生活や価値観が多項的に存在するなかで、どのように社会と関係を築いていけばいいのか? 今すぐには答えが出せないことに対峙するため、ビジネス/アート/テクノロジー/ポップカルチャーなど様々な切り口から多様な視点を100ページ以上のボリュームある特集と60ページ以上の連載で、お届けする季刊誌です。 【特集】 もし明日、わたしたちの仕事がなくなるとして どんな産業もいつかは終わる可能性がある。 その度にトレンドの産業に乗り換えて行くわけではなく積み上げた知見や根本的な行動理念を生かしながら 根詰まりした自らの「仕事」を植え替えることはできるか。 根っこがあるから幹はあり、葉があり、花が咲く。 見せかけのリブランディングではなく、本質的なリブランディングは可能か。 企業を例にあげながら集団的アンラーンの可能性を探る。 ●寄稿 ・ペース・レイヤリング_複雑なシステムはどう学び、いかに学び続けるのか? スチュアート・ブランド ・付録:『建物はいかにして学ぶか』要約 村松潔 ・ラグジュアリーを更新する ステラ・マッカートニー ・職場の「炭鉱のカナリア」に耳を傾けろ 国保祥子 ・流行を文化に変えていくためにー復活したアナログレコード市場の未来 本根誠×Licaxxx ・そしてゴトーだけが残ったー後藤青果店の自己変容 後藤浩一 ・未来に通用するものづくりを。シャチハタに流れる「自己否定のDNA」 舟橋正剛 ・よい発注が生むよい循環 矢代真也 ・アトツギたちよ、もっと「探索」に出よう 入山章栄 ・何を残し、何を変え、家業を続けていくか? 加藤幸一郎×柳川範之 ・ジョブ理論から考える「集団的アンラーニング」 津田真吾 ・答えは全て絹糸の中にあった 松井紀子 ・写真連載「How To Go?」_松岡一哲 ●連載 武邑光裕、青柳文子、小谷実由、曽我部恵一、Licaxxx、チョーヒカル 和田彩花、牧貴洋、清水祐介、トリメガ研究所、鈴木謙介、草野庸子他多数 出版社 : 株式会社ブートレグ (2022/10/11)
-
ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日
¥1,980
はっきり言って、こんなにもこの世にあってもなくても大勢に影響のない奇書はない。けれども、僕らは心の底から、無駄、余剰を愛している。だって、無駄や余剰のない世の中ほど息苦しいものはない。 ー『ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日』(パリッコ/スズキナオ) ・・・・・・・ パリッコ (著), スズキナオ (著) 一期一会、偶然の世界。だからこそ、「ご自由にお持ちください」にはロマンがある。 「デイリーポータルZ」の人気企画を厳選し書籍化。〈ただ、酒を飲むだけ〉のユニット「酒の穴」のパリッコとスズキナオによる、上機嫌な対話エッセイ集。「展望飲み」「冷やしアメリカ」「ニセ正月」「弁当将棋」……、いつもより幸せのギアを一段階上に入れて、〈無駄と余剰〉の可能性を追求する全26編。 出版社 : スタンド・ブックス (2022/9/29)
-
融合しないブレンド
¥1,100
自分が得したときは誰かが損をしている。目に見える値引きによって失われているものが確実に存在している。恐ろしく古い考え方だと笑われるかもしれないが、私が一番大切にしているのは義理人情だ。 ー『融合しないブレンド』(庄野雄治) ・・・・・・・・・・・・・ 庄野 雄治 (著) 大人気書『コーヒーの絵本』の著者・アアルトコーヒー 庄野雄治 7年ぶり待望の書き下ろし新作随筆集が完成! 出版社 : サンクチュアリ・パブリッシング (2022/9/29)